【F科】課題研究発表会&3年生の進路

1月16日(木)

3年生による課題研究発表会が行われました。

 

課題研究とは…工業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、専門的な知識と技術の深化、総合化を図るとともに、問題解決の能力や自発的、創造的な学習態度を育てる。(文部科学省より)

今まで学んだことの集大成として、テーマ決め・調査・研究・実験または作品製作までを生徒が主体となって行うものです。

その発表会の様子をご紹介します。

 

ロボット工学科(F科)

ロボット工学科2年生と22名の保護者に参観いただき発表会が行われました。

硬派なロボットの製作から、作って遊んで楽しめるゲーム、実用的なアイディアと39名の生徒が14テーマの発表を行いました。

機械、電気、情報について学んできたので、ほとんどのテーマが動くものをコントロールする内容でした。

 

【3D立体映像装置】

立体映像を再現するもので文化祭でもきれいな映像を投影していました

 

 

【クレーンゲームの製作】

クレーンゲームを制御専用コントローラのPLCで制御したもので、文化祭では子供たちにも大人気でした。

 

【スイートランドの製作】

ゲームコーナーでおなじみの回転皿から景品をすくい取るゲームです。一見単純に見えるのですが、平行リンク機構を用いてArduinoというマイクロコンピュータで制御している機械制御の基礎を盛り込んだ作品でした。

 

【四脚歩行ロボットの製作】

3Dプリンタを使って脚の作成を行いまいした。CADソフトで脚を動かす順番をシミュレーションしてから歩行するプログラムを作りました。

 

ロボットハンドの研究と可能性】

3Dプリンタで作ったハンドを遠隔で制御した研究。文化祭やオープンスクールでも展示したもので、センサから入力された角度の通りにハンドが動きました。

 

【産業用ロボットの機構と制御に関する研究】

ステッピングモータを駆使して5軸(5か所の関節を持つ)ロボットを再現してしまいました。

次年度以降もこのロボットを継続的な課題を持って研究できる精巧な作品でした。

 世の中にはF科の知識でできているものがたくさんあるんだな、と実感した内容でした。

これからはもっと必要とされる分野なのでしょうね。

 

とても実用的で面白い課題研究を行った

今年度のロボット工学科3年生

主な進路先は以下の通りです

~就職~

トヨタ自動車

富士フイルムエンジニアリング

ヤマハ発動機

浜松ホトニクス

三菱電機

タミヤ

静岡市役所

静岡県警 等

 

~進学~

山梨大学

山形大学

広島市立大学

千葉工業大学

東京都市大学

静岡理工科大学

常葉大学 等