学校の出来事

3年生が久しぶりに登校しました

 3年生は学年末試験後家庭学習日となっていましたが、2月25日(木)2週間ぶりに登校し、高校生最後の行事である、2月26日(金)の各種表彰式、同窓会入会式、3月1日(月)の卒業式に備え、頭髪服装指導、各種配布物配布や諸連絡が行われました。
 久しぶりのクラスメートとの再会に、和気あいあいと会話を交わす姿や、担任の先生に進路に関する報告する姿が見られ、3年のクラスがある階に活気が戻りました。

      

 

 


 

 

 

 
 

 

 

★電気工学科2年生選択授業「ピンポン玉をとる有線リモコンのマシン」競技大会開催報告★

 2月24日(水)6、7時間目、本校・電気工学科2年生 選択実習受講者35名(普通科目選択者除く)が昨年9月より科目「選択実習」で製作してきた「ピンポン玉をとる有線リモコンのマシン」の競技大会を行いました。この行事は毎年電気工学科2年生を対象に行われている行事です。優勝・準優勝・特別賞は自家製の盾が送られます。今年度はコロナ禍のもと、保護者への見学呼びかけは自粛させていただきました。 

 

 裁断機を用いたアルミ板の切断、折り曲げ、電動ドリル加工、タッピング加工やCADで図面を描きアクリル板を用いたレーザー加工、ハンダコテを用いた2方向スイッチの取付など機械工作機器や電気配線処理などを学んできたものを生かした実践競技大会です。毎年かなりの盛り上がりを見せる大会ですが、今年も大いに盛り上がりました。
 

 トーナメント方式で行われ、ピンポン玉を数多く取った生徒が勝ちとなります。
  

白熱した戦いが続きました。
 

 今年度学んだことを最上級生となる来年度さらに生かして、学業に励んでほしいです。
 

★理数科の課題研究発表会が行われました ≪後編≫★

 理数科課題研究発表会の後編です。

 8班は物理班、「リニアモーターカーをモデルとした装置の作製」。日本でも2027年度に開通が予定され、静岡県も通る予定のリニア新幹線で身近になりつつある、リニアモーターカー。最近は大井川の水問題に関してニュースで取り上げられているのも聞きます。車体の超電導電磁石とレールに取り付けられた電磁石間で発生する引力と反発力を利用して前進することはよく知られているが、その原理を活用して電磁石を使って車体を加速していく装置の製作を行った研究です。

  

 9班は地学班、「おいしい水を求めて」という水の研究。ミネラルウォーターでの研究はよく聞くが、この班は「水道水」に目を付けて、班員3人の自宅の水道水や公園の水道水、本校の水道水を陽イオンクロマトグラフィーとキレート滴定で水の硬度を調べ、プリミティブな方法ではあるが利き水で味と臭気を調べ、その結果を発表した研究となった。結論としては「おいしい水=飲みやすい水」ということになりました。
 

 10班は物理班、「非弾性ボールはなぜ跳ねないのか」という研究。非弾性なのだから跳ねないのは当たり前だが、跳ねないのはなぜ?という疑問を抱き、解明するために研究を行った。エネルギーの変化に着眼し、力学的エネルギーが熱エネルギーに変化していくのでは、という仮説を立て、それを証明すべく研究を進めたものです。何が反発係数の減少につながっているのか、を追求した研究でした。
 

 11班は数学班、「47都道府県の最短経路を調べる」という全員が地理を履修している理数科らしい研究。まずは「最短経路は交差しない」という仮定を立てそれを証明、そのあとexcelの関数とソルバー機能を活用して最短距離を求めた研究を行った。日本で初めて地図を作った伊能忠敬を思わせる研究の発想、VLOOKUP関数を使うなどして直線状の最短距離を求めました。やはり内陸の都道府県をどう巡回するか、が決め手となったようです。
 

 12班は物理班、「振動による物体の移動」。携帯電話のバイブレーション機能など、振動する物体は振動以外の外力を加えずとも移動するということに目を付けて、携帯電話の振動モーターを実際に取り出して実験を行った意欲的な研究を発表しました。sin, cos, tanという三角関数を用いて解明していたのが印象的でした。
 

 13班は生物班、「植物の生育に適した肥料の分量について」の研究。店頭に並んでいる植物用肥料の内容物が、同じ植物銘柄を対象としたものなのに、分量に違いがあることに疑問を抱き、生育に最適な分量比率はどれなのかを解明していく研究を行いました。サニーレタスを用いて、植物の生育に必要な三大栄養素、窒素(N),リン酸(P)、カリウム(K)をどれだけ多く含んでいるのかを探求しました。
 

 14班は物理班、「条件による糸のほつれ方について」の研究。普段の生活で糸がよくほつれる経験から、どのような条件下で糸がほつれていくのかを研究実験。ここまでであれば家庭科などの課題研究となるが、布に糸を一本縫い、上部は固定して下部にバネばかりをつけて引っ張って、糸の切れた時の力の測定を行う物理の研究を行いました。
 


 どの研究も非常に興味深く、きちんと理路整然と証明されており、とても高校二年生の研究とは思えないハイレベルなものでした。

 この研究成果を来年度の大学受験に生かしていって欲しいです。

 保護者も多数聴講に来てくださいました。ありがとうございました。

 

★理数科の課題研究発表会が行われました ≪前編≫★

 本校理数科(理工科)の「課題研究発表会」が令和3年2月17日(水)午後、本校視聴覚室で行われました。

 先月、工業科8学科すべての発表会が行われましたが、今月は理数科の発表会です。工業科は3年生が課題研究を行いますが、理数科は2年次に「課題研究」週1時間、「総合的な学習の時間」週2時間行っています。

 理数科2年生40名が「生物班」「物理班」「化学班」「地学班」「数学班」など14の班に分かれ、発表を行いました。

 多くの班があるため、≪前編≫≪後編≫の2回に分けて紹介します。

 1班は生物班、「イソチオシアネートの抗菌作用について」研究を行いました。キャベツはなぜ日が経つと苦くなるのかという疑問が研究のきっかけとなり、イソチオシアネートと呼ばれる物質が影響していることを知り、その成分効果の一つである抗菌作用について研究を行いました。
 

 2班は化学班、「塩分濃度による麺の重さと長さの関係」の研究。ラーメンやそば、パスタに欠かせない塩。ゆでる際の塩分濃度を変化させることにより、麺の長さ・重さ・太さ・強度の違いを研究、麺の重さの変化は太さによってではなく、長さによって変わるということを導き出しました。

 

 3班は生物班、「美味しいコーヒーを飲もう」と題し、コーヒーが苦手な人でも美味しく飲めるコーヒーを研究しました。コーヒー豆の粒の大きさ、水の温度、入れ方を変えることにより美味しいコーヒーが作れることが分かりました。実験はお手軽なペーパードリップのものと抽出機器であるフレンチプレスを使って実験、結果としてはペーパードリップを使って水270ml, コーヒー豆10g, お湯の温度90℃で作ったコーヒーが一番おいしく感じられました。また若者に人気のカフェオレの場合はフレンチプレスを用いて、上記と同条件で牛乳130mlを加えたものが美味しく感じられたという結果を発表してくれました。
 

 4班は化学班、「コンクリートにできる結晶」の研究。散歩中にコンクリート塀から白いものが出ていることに疑問を抱き、その原因がエフロレッセンス(白華現象)によるものだとわかり、研究を進めて、その正体がカルシウムを主成分とする結晶であることを確かめた研究です。この研究は化学の先生だけでなく、「セメント」や「コンクリート」の専門家である都市基盤工学科の先生方からの指導も受けました。
 

 5班は地学班、「消波ブロックの効力の研究」。都市基盤工学科の課題研究でも研究題目になった消波ブロック(テトラポッド®)に興味を持ち、その歴史や目的を研究、三保松原海岸(羽衣公園)を参考にした実験も行いました。消波ブロックとは1949年にフランスで火力発電所の護岸工事のために作られ、その後特許を譲り受けた日本テトラポット(現 不動テトラ)が設立されました。研究の結論として、消波にはセメントを用いるのが一番効果的とのことでした。
 

 6班は数学班、「各学年の理数科の特徴」をデータを用いて研究。本校創設と同時に設置された理数科。本校は全国でも珍しい工業科と理数科の併置校。現在在籍している理数科120名にアンケートを行い、その結果を全国の高個性と比較分析、相関・分散・標準偏差を求め分析、統計学の知識を駆使しての研究となりました。学習時間と睡眠時間との相関係数(2つの確率変数の間にある線形な関係の強弱を測る指標)など創意あふれる研究となりました。
 

 7班は生物班、「無胃魚と有胃魚の内臓の違い」の研究。胃がない生物がいることなど知らなかった人も多いと思いますが、無胃魚の代表例はサンマ・コイ・メダカ・イワシ・トラフグ。今回は無胃魚・サンマとそれに似た環境に生息している有胃魚(アジ・アユ・イサキ)を解剖、3週間にわたる解剖作業の中で細胞の組織が壊れないように永久プレパラートを作り、細胞をすりつけて光学顕微鏡・電子顕微鏡で観察して得られた結果を発表しました。

 
 
   以下、後編に続きます。

2年生の学年体育大会が行われました

 2月5日(金)のLHRの時間、グラウンドにて2年生の学年体育大会が行われました。競技種目は
①八の字(縄とび)②長縄 ③クラス対抗リレーの3種目です。
 体育科の先生の開催宣言の後、各クラス委員長の代表が「選手一同、今日の体育大会、精一杯頑張ることを誓います」と宣誓し、①八の字(縄とび)②長縄 ③クラス対抗リレーの順番に競技が行われました。
 各競技の1位から3位および総合順位1位から5位までは下記通りです。

    競技種目   ①八の字(縄とび)  ②長縄                 ③クラス対抗リレー

        1位   建築デザイン科    ロボット工学科     都市基盤工学科                          2位   情報システム科    情報システム科             建築デザイン科                    
                       建築デザイン科
                        3位   機械工学科                 電気工学科

               総合順位  1位:建築デザイン科  2位:機械工学科・ロボット工学科
                                    4位:情報システム科     5位:電気工学科

  今回の体育大会は、クラス内の団結を見なおすよい機会になったんではないでしょうか。

                 

      

   

   

     

   

      

 

★令和2年度第2回学校評議員会が行われました★

 2月8日(月)午前10時より、本校応接室にて「令和2年度第2回学校評議員会」が行われました。
 

 
学校評議員会とは、平成12年1月の学校教育法施行規則の改正により、地域住民の学校運営への参画の仕組みを制度的に位置付けるものとして学校評議員制度が導入され、平成12年4月から実施されているものです。
 今年度の本校学校評議員は次の5名の方々です。

・谷  俊雄 様(静岡科学館「る・く・る」次長)
・山本 雅弘 様(静岡県発明協会事務局長)
・松永 泰弘 様(静岡大学教育学部教授、静岡大学教育学部附属特別支援学校長)
・小池 澄男 様(長沼二区町内会長)
・大石 恵子 様(元本校PTA副会長、元学校後援会理事)
 

 学校側からは、松村校長、椙山副校長、松永教頭、鴨藤定時制教頭、小林事務長、中島総務課長が出席しました。

 第1回は昨年5月に開催され、その時は学校の概要説明や校舎・施設案内をしました。今回は主に今年度の報告と年度末の学校評価についてご助言をいただきました。
  

 今後学校評議員の方の意見・助言等を参考にしながら、円滑な学校運営を行っていきたいと思います。

 なお、来年度の学校評議員会は令和3年5月と4年2月の予定です。

3年生最後の学年集会が行われました

 2月4日(木)、3年生は学年末定期テスト終了後、工業科が2月5日(金)から家庭学習日を迎えるのにあたり、最後の学年集会が行われ、生徒課の先生と学年主任の先生から次のようなお話がありました。
 生徒課の先生から:学年末試験も終わりほっとした気持ちが油断となり、事故やトラブルに巻き込まれないようにすること。まだ卒業したわけではない。科学技術高校生であることを意識して生活すること。とくに、バイク・自動車の事故。友人同士集まった際の行動。SNSに関連したトラブル。無許可アルバイト。身だしなみ。等々に注意し、健康な生活を送ること。
 学年主任の先生から:家庭学習日の目的は、新しい生活への準備であるが、その前にノート・課題・レポート等が未提出の者は卒業認定を受けるために登校してもらう。やるべきことをすましてから新しい生活への準備が始まる。
 進学者でこれからまだ試験が控えている人は、時間を大切に頑張ってください。進学が決定している人は、学力の足りないところを補うような勉強をしてください。就職する人は、社会に出た際、周囲の人ときちんと会話ができるように、新聞や本を読む等、いろいろな物事を知ることに努めてください。卒業式までの約1か月間落ち着いて生活をしてほしい。
 卒業を迎えても、本校に籍があるまで科学技術高校生であることを自覚し、お話しいただいた内容に基づき、新しい生活への準備をしていきましょう。

      

 

★1年Ⅱ類・来年度電子工学科生徒による校内マイコンカーラリー大会が行われました★

 1年生Ⅱ類(13HR,14HR,15HR)生徒で、来年度電子工学科を選択した生徒40名による「校内マイコンカーラリー大会」が2月5日(金)午前に、実習棟・電子機器実習室で行われました。
 


 来年度から、電子工学科と物質工学科が発展的に統合され「電子物質工学科」が新設されることとなり、「電子工学科」「物質工学科」の募集も停止することになります。したがって、今年度Ⅱ類に入学し、選科で電子工学科を選んだ1年生は「最後の電子工学科生徒」となります。前身の静岡工業高校は昭和33年度に電子工学科を設置(清水工業高校も開校した昭和36年度から「電子機械科」を設置)して以来、60年以上の古き良き伝統を持つ本校電子工学科も令和5年3月をもって65年の歴史で閉科することとなり、この1年生対象のマイコンカーラリーも今回が最後の開催となります。

 

 2時間目から4時間目まで3時間を使って行われた大会では、生徒は真剣そのもの、先日課題研究発表会で3年生が披露したスキルには及びませんが、1年間、電子工学とⅡ類(ロボット工学・情報システム)で学んだ知識と技術を駆使してマイコンカーを走らせていました。まず2時間目に1度走行を行い、3時間目はその試走を反省しての調整タイムに充てられ、4時間目に2度目の走行を行いました。

 

 生徒たちは誕生月ごとにグループ分けを行い、試走タイムの一番速いチームが優勝となり、副賞も与えられたようです。
 

一番の難所は写真左・コースチェンジと写真右・クランクです。脱輪カーも何台か見かけました。
 

 このあとの2年間で専門知識の研鑽に励んで、2年後の課題研究発表会やロボット競技大会では結果を残せるよう頑張って欲しいと思っています。そして伝統校の流れを受け継ぐ科学技術高校最後の電子工学科生徒としての誇りを持って日々勉学に精進して欲しいと思っています。

 

★工業科3年生の学年末テストが行われています★

 2月1日(月)から4日(木)までの4日間、工業科3年生の学年末テストが行われています。
生徒たちは「高校生活の有終の美」を飾るべく、熱心に取り組んでいます。

 最終日4日は終了後学年集会を行い、翌5日(金)から3年生は家庭学習日に入ります。
その後、25日(木)、26日(金)の登校日を経て、3月1日(月)の卒業式に臨みます。

 テストもあと2日間ありますので、最後まで全力で頑張って欲しいです。
 

 なお、理数科3年生は特別時間割で授業を行っています。5日の家庭学習日以降も補習授業が行われます。

進路体験報告会が行われました

 1月29日(金)工業科各科ではLHRの時間を利用し、進路決定した3年生の一部の生徒が、1,2年生に自己の進路決定までの活動状況を話す機会が設けられました。
 話の内容は、就職(企業または公務員)、進学(大学または専門学校)等の進路選択のいきさつ、進路実現に向けて取り組んだこと(筆記や面接試験に向けての対策や準備)、注意事項等について、後輩へのアドバイスがありました。
 1年先、2年先には求人や入学試験の内容等変化していくでしょうが、選択した進路に対しどのような準備をしたか、モチベーションをどう高め維持したか参考にしてもらえばと思います。

      

 

★電子工学科3年生・課題研究発表会が行われました★

 今回は電子工学科の課題研究発表会の様子をお知らせします。

1月28日(木)に会議室にて行われ、前半は生徒の研究成果のプレゼン発表、後半は生徒が制作したマイコンカーの試走を行いました。

 まずは前半のプレゼン発表をご紹介します。
 


 1班は「前輪駆動 レーンチェンジについて」。「報われない俺たちの努力」という副題も添えながら、とにかくカーブに強い、クランクに強い前輪駆動車を作った軌跡が紹介されました。練習時の最高タイムは19.54秒だったにもかかわらず大会本番では記録なし。努力もマイコンカーも「壁」にぶつかった感じでした。1班の第2グループはその「限輪駆動の曲げについて」詳細に研究、車名を研究生徒名にもじって「前輪須藤」として低重心かつスーパーシリコンを使用、CPU基板とモータードライブ基板を結合して作りました。「サーボモーターの曲げ角」および「左右モーターの出力差」、この二つの要素が大事になることが分かりました。
 2班の発表はマイコンカーラリーに出場した車名で発表「イケメン松川」号は全長43.1cmで後輪駆動が特徴、ユニバーサル基板を使っているため強度はなかなかのものでした。しかしながら県大会では試走2回とも記録なし、左クランクはモーターの左右出力差が大きかったため内輪が脱輪、その結果をきちんと冷静に分析し発表していました。第2グループは「直線でのモーター出力による走行速度の違い」を研究しました。
 

 3班の研究も車体名。沖縄っぽい名前の「ちんすこう」号は低重心で先読みを意識したセンサーバーを長めに設計、入念に準備をしまさに「人事を尽くして天命を待つ」感じであったが、当日「車検が通らない」という致命的な失敗に気が付きました。実際の自動車でもあることですが、センサーバーが坂道で地面についてしまったり、電池ボックスが登坂で地面についたりと、水平でない道路での走行で車高の低さが露見してしまった結果となりました。その後接続部分にナットを差し込み高さを確保するなどすぐに改善策を工夫するなど、その危機管理能力の高さは今後の人生でも生きていくことだと思います。「車検」という我々にも身近な話題でとても聞きやすかったです。第2グループの「DAISUKE」号は逆にそのセンサーバーを基準より短くして曲がりに強くする創造力豊かな作品に仕上げました。県大会ではそれが功を奏し、県内2位の21.90秒を記録、結果を残しました。 
 4班「GLOW」号は前輪駆動。カメラ部門での前輪駆動は初の試みでした。大会での結果はレースチャンジで脱輪、記録を残せませんでしたが後日原因を詳細に分析、今後に生かして行けそうです。「亜人夢」はカメラの処理速度と車の速さの相関関係を研究して作りました。大会ではレースチェンジで脱輪したり坂を登り切れなかったりと結果は残せなかったが、結果分析で処理速度(割り込み間隔)を速くすると判定しやすくなることが分かり、後輩にアドバイスを送っていました。
 

 5班は「青島みかん号」と「漫号」を製作。班をグループ分けせず、共同で進めることでお互いの負担を減らす工夫がなされていました。ともに重心を低くした設計の前輪駆動車、難所となるコーナーで安定した走行が出来るよう工夫されていました。それぞれ研究のポイントを「モーター」「タイヤ」「車体の強度」「プログラム」に定めて独自に創意工夫をしていました。青島みかん号はサーボモーターの可動域を広げる工夫をして後輪のシリコンテープの面積を減らして摩擦を少なくしていました。漫号は前輪タイヤのぐらつきをなくすためタイヤとモーターのシャーシを接着剤で固定していました。努力が報われ「青島みかん号」が県大会3位入賞しました。
 6班第1グループは「MC950R号」、後輪駆動方式で他のマシンよりも軽いのが特徴、加速力に優れるメリットとスピードが落ちにくいデメリットと背中合わせでの戦いとなりました。工夫をしすぎた結果からか当日の車検が通らず、さらにレースチェンジもうまくいかず記録なし、しかしながら研究で培った「忍耐力」「探求心」「協調性」は今後に生きていくはずです。第2グループ「トマホークGT」号は後輪駆動のアッカーマン機構。アッカーマン機構の特徴はブレても修正力が強く、その反面修正するための曲げ角とモーターの出力調整が難しいといういわば諸刃の剣でもあります。こちらも車検に通らすが当日大幅な軌道修正を余儀なくされて、レースも脱輪のため記録なし。そのような中でも得たものも多く、後輩たちに適切なアドバイスを送っていました。
 

 後半はそれぞれの愛車を実際のコースで試走しました。リラックスした雰囲気の中で出来た影響か、どの車もいい走りをしていました。
 

 

 

 

 

 多くの保護者の方々も見学に来てくださいました。皆様、ありがとうございました。


 

 

 

★機械工学科3年生・課題研究発表会が行われました★

3年生工業科課題研究発表会のトリを飾るのは機械工学科と情報システム科、電子工学科。

 今回は機械工学科の課題研究発表会の様子をご覧いただきます。
 1月28日(木)午後に視聴覚室で行われました。

 1班は文化祭でも展示発表した「FRPカウルの製作」。自動車部が新しく製作している省エネカー用FRP製のカウルを製作、制作にあたってはCADを使って設計しました。班員をカメラ担当、技術担当などに分け、小型スチロールカッターの製作やアクリル製テンプレートのCAD設計、大型スチロールカッターの製作、タキロンプレートと呼ばれる車体下のプレート製作など樹脂や硬化剤用いて事前準備を入念に行い、文化祭後に本格的なカウルの製作に取り組み、発表にこぎつけました。
 

 2班は「スターリングエンジンの熱変換効率の向上」。既存のスターリングエンジン(外部から加熱・冷却し体積の変化から仕事を得る外燃機関)をさらに効率よく、速く回転させたいという思いから研究を行いました。外気との温度差を活用して空気を収縮・膨張させ、ピストン運動させるという発想にびっくりしました。また「フライス盤」「旋盤」「溶接」「シャンクドリル」など機械系の専門用語が多く飛び出し、まさに「ザ・機械」という論文発表となりました。
 

 3班は「機械加工~歯車を用いた天体模型の作成~」。身近に使われている「歯車」というものに素朴な疑問を抱き、その歯車がどのような機構で動作し機能しているか気になったことが研究のきっかけ。かみ合うための割合や直径、各歯車との距離などを計算し、その精密さと動作のしくみを研究しました。初めて触るレーザー加工機、加工したことがないアクリル板など新しいことにあふれた研究から得たものは大きかったはずです。「天体の周期」という概念を歯車を用いてまわす研究は素晴らしかったです。
 

 4班は「マイコン(micro:bit)を利用した自作自動販売機の制御」。こちらも身近な自販機に目を付けて、制御のためのプログラムを組みながら、プログラミングの難しさや実際に作動させるための機構の複雑さを実感したはずです。海外に行ってもほとんど自販機を見かけることはありません。日本の治安の良さも影響していると思いますが、日本が誇る大発明の一つを高校生が詳細に研究したことに価値があるのではないでしょうか。
 

 5班は「アルディーノを用いた自動販売機の製作」。こちらの班も自販機に目を付けました。電気工学科の課題研究でも活用されたアルディーノ(Arduino)とは、ハードウェアの「Arduinoボード」、およびソフトウェア「Arduino IDE」から構成されるシステムで、今回モーターを回転させるためのプログラムを作成するのに活用しました。今回はお金投入・お釣りの部分までは研究が及ばず、商品を保管しボタンを押したらその商品が出てくる機能を搭載するのにとどまりましたが、十分時間と手間がかかっている印象を受けました。研究論文の副題も正直に「おつりの出ない自販機」と銘打ちました。世界に類を見ない、上から目線の自販機もいいですよね。
 

 6班は「精密鋳造」。ロストワックス精密鋳造法を利用した作品製作を通して、鋳造の手法や特徴を研究しました。ロストワックス鋳造法とは、ロウ(ワックス)を利用した鋳造方法の一種で、ロウで原型を作り、周りを鋳物砂や石膏で覆い固め、加熱により中のロウを溶かし出して除去することにより出来た空洞に溶かした金属を流し込むと原型と同じ形をした鋳物が出来上がる鋳造法です。ロウを使って石膏で固め、加熱してロウを流し出すという工程を目の当たりにして感動しました。ちなみに「鋳造」は「ちゅうぞう」と読みます。
 

 7班は「資格取得と溶接アート」。初級CAD検定の資格取得に向けて勉学に励んだ成果により、班員全員が合格したことの報告とその講習課程の発表がありました。また静岡県溶接工業協同組合が主催する「令和2年度溶接アートコンクール」に作品提出をするために3班に分かれて、旋盤・溶接・手仕上げを行い溶接アートを完成させました。作品の条件内に「昆虫」または「動物」で作品中に「溶接加工」を施してあるもの、とあり、今回は「トンボの製作」(廃材使用)、「魚の製作」(鋼鉄板使用)、「カブトムシとクワガタの製作」(アルミ使用)をつくりました。魚の作品はタイにもエビにも見えますが、「架空の魚類」ということでクリエイティブな作品に仕上がりました。
 

 どの班からも熱意が伝わってきて、一年間この研究にいかに集中したかが分かりました。この研究で得た成果と課題を今後の人生で生かしていって欲しいです。

 これで工業科8学科すべての課題研究発表会が終わりました。

 理数科(2年生)は2月17日(水)午後0時50分から視聴覚室で課題研究発表会を行います。


 

★情報システム科3年生・課題研究発表会が行われました★

 3年生工業科課題研究発表会のトリを飾るのは機械工学科と情報システム科、電子工学科。

 まずは情報システム科の課題研究発表会の様子をご覧いただきます。司会は酒井君が務めました。


 1班は「Minecraft内のデータを現実化させる研究 ~The World of Minecraft Is in Reality~」。まず、この班で驚かされたのは研究論文が日本語・英語の2か国語で書かれていること。よく、冒頭のAbstract(概要)のみ英語で、という高校生の論文は見かけますが、この論文はA3サイズの用紙すべて英語。Summary(要約)、Discussion(議論)、Reference(参考文献)すべて英語で書かれています。情報のテクニカルタームを駆使しながら、自分たちの意見や研究結果をきちんと英語で述べられていたことには驚かされました。もちろん日本語の論文も完成度が高いです。海外で使われている「Minecraft(マインクラフト)」というプログラミング教材を使って、今年度から小学校で導入されている「プログラミング教育」を意識しながら深く考察していた研究でした。
 

 2班はその「マインクラフト」を用いてのゲーム作成を研究した「マインクラフトを用いたゲームの作成」、驚かされたのは一人でこの研究を行い論文を書いたことでした。

 3班は「Unityによる周囲環境反映型ゲームの制作」。湿度や温度などのセンサーを活用して周囲の環境変化をゲームに反映させることにより、今までにない体験や楽しみ方が出来るアクションゲームを作りました。
 

 4班は「電子ドラムを用いた音楽ゲームの制作」。「情報工学」の一歩手前からものを見たい、という発想コンセプトから「情報を楽しむ」というテーマのもとに電子ドラムを使った音楽ゲームの作成に取り組んだ研究でした。
 

 5班はハードウェア・ソフトウェア両方の技術・知識向上を目的とし、バッティングマシンを製作し、それをコンピュータで制御する研究を行った「バッティングマシンの製作」。製作されたバッティングマシンは文化祭で体験ブースを作って大盛況、その様子も最終的には研究成果に反映させました。新型コロナウイルス感染症拡大で今年度当初学校が休校、部活動も出来なくなった時に思い付いた発想だということです。
まさに「Necessity is a mother of invention. 必要は発明の母なり」
 

 6班は「DCモーターの無線制御に関する研究」。上記のバッティングマシン研究班と協力しながらDCモーターを無線制御する方法を研究しました。

 7班は今年度からの小学校プログラミング教育必修化により、注目を浴びている教材「Scratch」でどのような学習・教育が出来るかを研究、トランプゲームの一種であるクロンダイク(ソリティアのようなもの)の製作を行った「Scratchを用いたトランプゲーム製作」。

 8班はMicrosoft社から発売されている身体の動きのジェスチャーや音声認識によってゲーム機、コンピュータ操作が出来るデバイス「Kinect」を使って、モーションキャプチャー(現実の人物や物体の動きをデジタル的に記録する技術、スポーツおよびスポーツ医学に用いられる)を表現する研究を行った「Kinectを用いたモーションキャプチャー」。
 

 9班は「NPO法人 フードバンクふじのくに」から頂いたwebサイト作成依頼書をもとに、クライアントの要望を吟味しながら公式サイトのリニューアル事業という大きなプロジェクトを手がけた「フードバンク ふじのくに ウェブサイト制作」。
 
 
 10班は名探偵コナンが乗っている電動スケートボードにあこがれを抱き、本校で磨いたスキルを生かしながら電動スケートボードの製作にチャレンジした「電動スケートボードの製作」。きっかけかまさに高校生らしく、夢とロマンがあふれていました。11班もプログラミングの研究。この班は視点を変えて音楽業界で使われる音響に特化した言語「サウンドプログラミング言語」をメディアアートの形で研究した「サウンドプログラミングの研究」。
 

 12班はゲーム開発エンジンUnityと統合型3DCGソフトウェアBlenderを使ってパソコンゲームの開発にチャレンジした「Unityを利用したPCゲーム開発」。
 

 すべての班の写真が載せられず申し訳ありませんでした。どの班も1年間の研究成果を限られた時間で発表できたと思います。研究した生徒諸君、そして指導教官の皆様、ありがとうございました。

課題研究発表会が開催されています

 本校工業科各科では3年生が課題研究を行っており、今年度の成果発表会が1月22日(金)から1月28日(木)まで各科毎に開催されています。
 1月25日(月)には物質工学科の発表会が視聴覚室にて行なわれました。昼食をはさんだ3,4,5限を使い、24テーマの研究成果を報告しました。発表した生徒達は若干緊張の様子が見られましたが、自分たちの成果を時間内(1テーマ5分)にまとめ報告できたと思います。
 なお例年1,2年生も出席し、先輩たちの発表を聞き、1年後又は2年後自分たちが課題研究に取り組む際の参考にしてもらっておりましたが、今年はコロナ禍感染防止上蜜になるのを避け、3年生と参加を希望された保護者のみでの開催となりました。

   

   

 

2年学年体育大会実施に伴う事前練習が行われました

 2年部では、2月5日(金)のLHRの時間に本校グラウンドにおいて、学年体育大会を、全員参加のクラス対抗戦にて行う予定です。種目は①長縄②長縄八の字③クラス対抗リレーの3種目を予定しています。
 大会に向け1月22日(金)LHRの時間を利用し練習が行われました。練習に先立ち学年主任の先生から、「今年度はクラスで対抗するような機会がなく残念に思っていたが、体育委員会で本企画を作った。各クラス協力してのぞんでください」との激励、また体育科の先生から競技説明と注意の後、クラスごとに練習が開始されました。どのクラスもチームワークが特に必要になる長縄の練習に力が入っていたようです。
 2月5日(金)の大会では、各クラス団結力見せてほしいと思います。頑張ってください。

 なお1年生については同様な大会を昨年の11月13日(金)のLHRの時間に実施しました。(本ブログにて紹介しました。)

      

      

 

★電気工学科3年生・課題研究発表会が行われました★

 昨日25日(月)の物質工学科に続き、本日1月26日(火)は都市基盤工学科と電気工学科の課題研究発表会が行われました。保護者の皆様もたくさん見に来てくださいました。

 電気工学科は毎年、7~9名程度の生徒ごと大きなグループに分けて「班」をつくり、研究を行っています。今回も5班に分けて活動しました。便宜上指導教官の名前に班をつけて分類、活動しています。

 1班は森学科長が指導する「森教官班」。班の中で3つのテーマに分けて研究発表しました。「技能向上を目指した電気工事作品製作」「太陽熱を利用したペルチェ素子での温度差発電」「太陽光熱を利用したスマホ充電器」の3テーマでした。特に「スマホ充電器」は1度に10台まで充電できる機能を持ち、防犯機能も兼ね備え、扉が開いている間は防犯アラームが鳴り続ける設定となっておりびっくりしました。
 

 

 
 
 2班は山田先生が指導する「山田教官班」。この班も2テーマに分けての活動となりました。一つ目は「Arduinoの応用」、複雑なプログラミングを組み立て、Arduino言語を用いてスマホから文字を送り、LCDに文字を表示しました。もう一つは「防災ラジオの研究 Part 2」と題して第一部は「オルタネータ発電の研究」、「オルターネータ」とは自動車内で使われる電気を生み出すためのパーツです。自転車を固定するための実験土台も作成しました。第二部は「ハブダイナモ発電の研究」を行いました。
 

 

 

 3班は青野先生が指導する「青野教官班」の「感震ブレーカーの製作」。設定された震度以上の地震が起きると装置が作動し、ブレーカーが落ちて電気が消えて火災を防ぐ仕組みになっています。入゛んが複雑でとても大変だったということでした。実演もしてくれました。
 

 

 



 4班は加賀美先生が指導する「加賀美教官班」。2テーマに分けて、「ドローン製作」と「Arduinoによるドローン制御」の研究を行いました。当初段ボール製によるドローン製作を試みましたが、材質が紙であるため耐久性が低く、さらに加工が困難であることも判明、その後発砲スチロール・ざる・アクリルなど素材を変えて試みたがモーターの重量に耐えられず、結局ドローンを購入することとなり、ドローンの仕組みや法的なことや資格などを研究することになりました。道路交通法・航空法などにも規制があり、資格も必要になってくるため、今回はこれか法や資格の適用外(200g以下)となる134.1gのドローンを安全に飛ばす研究を行いました。
 

 

 5班は川根先生が指導する「川根教官班」。「太陽光発電装置を利用した新多機能防災システム2号」の研究。
先輩方が作った「1号」の老朽化やさらなるバージョンアップを試みたことが研究のきっかけで、持ち運びの利便性およびペルチェ素子の制御問題などに重点を置き、防災システムに電気エネルギーをどう活用するかというテーマのもと電気・電子・建築・都市基盤工学など工業知識を有機的におりまぜての研究となりました。

 

 

 

 どの班も熱心に研究発表を行っていました。寸暇を惜しんでの研究には頭が下がる思いでした。
この熱意を今後の進路先での活動にも生かしていって欲しいです。

★都市基盤工学科3年生・課題研究発表会が行われました★

 昨日25日(月)の物質工学科に続き、本日1月26日(火)は都市基盤工学科と電気工学科の課題研究発表会が行われました。保護者の皆様もたくさん見に来てくださいました。

 都市基盤工学科は毎年、7~9名程度の生徒ごと大きなグループに分けて「班」をつくり、研究を行っています。今回も5班に分けて活動しました。発表会は視聴覚室で行われました。
 司会は松浦さん・守田さんが務めました。

 1班は「谷津山の山道整備とベンチ製作」。本校北側に大きくそびえる谷津山。ハイキングコースとしても本校の部活のトレーニングコースとしても親しまれていますが、もっと散策しやすくできないかという発想からベンチづくりと並行して可能な範囲で山道の整備を行った「一大プロジェクト」を発表しました。山道整備のために測量を行い、ベンチ製作では竹を切るのが大変だったという苦労話を聞きました。
 

 

 2班はこのホームページでも何回か取り上げさせていただいた「災害用貯水槽の操作を動画で作成」。
昨年6月に本校・情報システム科とともに静岡市上下水道局水道部水道事務所(静岡市清水区旭町)からの依頼を受けて「静岡市水道事業災害対策に伴うマニュアル動画制作」をおこなうことになり、まずは校内でレクチャーを受け、7月下旬には静岡市立清水興津中学校にて操作マニュアルの撮影会を行いました。その後情報システム科と協力しながら動画を作成してこのたび完成、そこまでに至る過程を説明してくれました。何度か静岡新聞の取材も受けたことも生徒たちの士気を上げたと思います。近日「ユーチューブ」でも公開予定です。


 3班は「模型製作」。模型製作を「ダム班」「橋班」に分けて、ダム班は静岡県浜松市天竜区・佐久間ダムの模型を作成、コンクリートを使って作り、発泡スチロールを使って軽量化を図りましたが、型枠から脱型させる工程に苦慮したそうです。(株)木内建設様の御協力も頂きました。橋班は画家としてだけではなく、土木工学・建築学者としても数多くの研究をしたレオナルド・ダ・ヴィンチが作った接着剤や釘などを使わずに、たった2つの要素「摩擦」「重力」だけを利用したシンプルな仕組みが採用されている「ダヴィンチの橋」を作りました。また「トラス橋」のジオラマ模型も作りました。
 

 

 4班は「土木を伝える」。本校都市基盤工学科は前身の静岡工業高校時代は「土木科」という名称で、本校創設時に「都市工学科」、平成24年度から現在の「都市基盤工学科」となりました。「土木」という懐かしい響きの言葉に魅せられた生徒たちがさらに世代を超えて老若男女に幅広く「古き良き土木」を伝えていく研究を行いました。またセメントとコンクリートを用いて作成し、文化祭でも販売した「消波ブロック」も紹介しました。セメント・シリコンを使ったレゴ・テトラポット作りです。セメント・砂・水の配合割合が決まるまでが特に苦労したようです。

 

 

 5班は「木材加工技術の学習・利用」。シンプルに「木材」を用いて作ったものを見せてくれました。コロナ対策で対面接客時に飛沫拡散防止のために用いられる「アクリル製のパーティション」(進路室で使用されています)、都市基盤実習室で使われている「木製の実習机」、都市基盤研究室に置かれている課題提出用のポストなどを披露してくれました。なかなか垂直に組み立てられずボンドを使ったりと悪戦苦闘したようです。3作品とも耐久性を意識してものづくりを行うということを特に強く学んだそうです。
 

 


 どの研究もじっくり時間をかけてた完成度の高いものだったと思います。
 この研究の成果を進学先・就職先でも生かしていって欲しいと思っています。

 明後日28日(木)午後は「機械工学科」「電子工学科」「情報システム科」の課題研究発表会が行われます。

★建築デザイン科3年生・課題研究発表会が行われました★

 昨日1月21日(木)のロボット工学科に続き、本日1月22日(金)午後、本校・建築デザイン科製図室にて、建築デザイン科3年生の課題研究発表会が行われました。保護者の皆様もたくさん見に来てくださいました。

 
 
建築デザイン科は毎年、9~10名程度の生徒ごと大きなグループに分けて「班」をつくり、研究を行っています。今回も「CAD班」「コンペ班」「模型班」「木工班」に分けて活動しました。
 司会は小川君、川崎君が務めました。

 1班「CAD班」は男女10名で成り立っていて、青山剛昌先生の名作アニメ「名探偵コナン」の家や映画「ハリーポッター」に出てきたホグワーツ城を3DCADで紹介しました。
 

 2班「コンペ班」は1年間で参加したコンペ(competition)作品の数々を紹介してくれました。建築デザイン科は作品を数多くコンペに出品し評価をいただいています。A科ならではの課題研究題目ではないでしょうか。日本大学のコンペに出品した際の作品を作ったときの苦労話は特に印象に残りました。
  

 

 


3班「模型班」は今年度の文化祭でも展示した、ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」に出てきたラプンツェルの塔の製作秘話を交えた作品公開をしてくれました。製作のきっかけは「ラプンツェル」が高校3年生の生徒たちと同い年だということと、塔に閉じ込められたラプンツェルの姿が今年度コロナ禍や休校でステイホームをせざるを得なかった自分たちの姿と重なったということでした。「背景班」「土台班」「塔班」などに分かれて製作、建築デザイン科創設以来初めての「架空の建築物の製作」に取り組みました。下の写真は完成品です。
 

 

 

 

 4班「木工班」は製作した傑作家具を紹介したり、技能検定での資格取得にまつわる苦労話もしてくれました。それぞれの必要用途に応じて各人が「本棚」「戸棚」「テレビ台」「椅子」「ハンガーラック」などを作りました。中には「〇〇するのが面倒だから〇〇を自分で作りたい。」という正直な発想もあり、まさにLaziness is a mother of inventions. (怠惰は発明の母なり)ということでしょうか。中には野球部の部室にあった折れかけのバットでくつべらを作ったという作品もありました。また難関資格・2級大工技能検定に挑戦した苦労話もあり、非常に興味関心をひきました。

 

 

 

 

 

 
 
 すべての班の写真を掲載できず申し訳ありませんでした。

 日々作品の提出期日に追われながら、立派な作品を完成させている生徒たちの努力に頭が下がる思いでした。最後に坂下建築デザイン科学科長より好評をいただきました。是非本校で培ったものを卒業後の進路先でも生かしていって欲しいと思っています。

 

 次回は来週25日(月)10:35~物質工学科、26日(火)10:35~都市基盤工学科・電気工学科の課題研究発表会を予定しています。

★ロボット工学科3年・課題研究発表会が行われました★

 令和3年1月21日(木)に本校工業科の先陣を切って、ロボット工学科の「課題研究発表会」が行われました。

 「課題研究」とは、本校工業科3年生及び理数科2年生が、週3時間全員履修する科目で、大学の「研究室」「ゼミ」のようなものです。各学科内で、研究テーマに沿って教員の指導のもと少人数で研究を続け、その成果を年度末に発表します。また発表会では、来年「課題研究」を履修する2年生も聴講し、来年度の研究イメージをふくらませます。また多数の保護者も見学に来てくださいました。発表会の進行を生徒が務めるのも、この課題研究の特色となっています。
 これから数回に分けて、各学科の課題研究の様子をご紹介します。
 すべての研究班の作品をご紹介は出来ませんが、出来る限り多くの作品を取り上げたいと思います。

今回の司会は、ロボット工学科3年生の紅林君が務めました。

 ※すべての発表の写真が載せられず申し訳ありません。

1班は、電子音ではなくピアノ音が鳴るように、さらには和音(2つ以上の音を同時に鳴らして合成された音)が出来るように工夫され、さらに低価格で完成度高く製作された『大型電子ピアノの作製』。
 
2班は、昨今発展・普及が目覚ましく、各社こぞって新作を発売するようになった自動掃除ロボットを、低価格で作製し、かつより滑らかに移動するよう工夫された『自動掃除ロボット「オオタ君2号」の製作』。オオタ君とはこの研究班のリーダー生徒から由来した名前だそうです。このグループは昨年12月に掛川市で行われたロボット大会にも参加し、その様子も伝えてくれました。

3班は、ラズパイ(ラズベリーパイ)を使ってカメラが手の動きを認識することで、撃ったか撃っていないか判別して射的を楽しむ『ラズパイによる射的』。
 

 

4班は、LED52個を使って信号機を制御する模型を製作した『PLC制御を用いた信号機模型』。
信号機にLEDを通して、土台と信号機を金具で取り付け、端子台とPLCに配線して組み立てました。
 
5班は、先述したラズパイで制御され、スマートフォンを使って前後左右の操作が可能、車体前面についたクイックルワイパーでお掃除してくれる自動掃除ロボットを製作した『ラズパイお掃除ロボットの制作』。まずはラズベリーパイとは何か、そこの説明から入ってくれて聞いている側にはわかりやすかったです。
 
6班は、実用化されている3DCADのドローンを出来る限り忠実に再現しながら、安全性を重視し、外殻はオリジナルのものを作った『3DCADを用いたドローンの製作』。実際に飛んでいる場面の動画も見せてくれました。終始低空飛行になってしまったことが反省点だったようです。
 

 

7班は、船舶に興味を持った班員たちが、3年間本校で学んだ電子・情報・機械分野の知識に加えて新たに船舶工学も学習し、小型船舶模型を作った『遠隔操作小型船舶模型の製作』。
 

8班は、新型コロナウイルス感染症拡大に世界が苦しみ続ける昨今、特に飲食業界では感染防止が重要な課題となっていて、その解決策の一助として感染防止機能を備えた新しい生活様式に沿ったドリンクサーバーを製作した『ウイルス感染防止機能付きドリンクサーバーの製作』。ドリンクサーバーにグラスを置くと光センサーがグラスを感知し深紫外線LEDが照射されグラスを殺菌、好きな飲み物のパネルに手をかざすと(触れません!!)センサーが反応し出力信号がポンプモーターに送られてボトルから空気圧で飲み物が押し出され、一定量グラスに入るという画期的なサーバーです。(画像がなくて申し訳ございません。)

9班は、誰しもが子供のころ食べた(株)やおきんの大ヒット商品・うまい棒の自販機を出来るだけ再利用の材料を使いながら製作、文化祭等で来場者に楽しんでもらうコンセプトで作った『うまい棒専用自動販売機』。

10班は、こちらも掃除ロボットの製作ですが、この班は階段掃除のロボット。非常に難しい機能を搭載せざるを得ない状況になり、階段を登る機能に重点を置いて作った『階段掃除ロボットの製作』。

11班は、コロナ禍で3密を避けるため今まで以上に人間の代わりとして重宝されるであろう産業用ロボットであるが、普及がなかなか進捗していかない一因として挙げられる「ティーチング(教示作業)への理解が深まらないこと」について、米津玄師さんの「パプリカ」の振り付けをデータ化してロボットに覚えさせて楽曲に合わせて踊らせるなど様々な特色や機能、または短所なども研究した『産業用ロボットによるパフォーマンスの研究』。

 どの発表も非常にクオリティーが高く、目の付け所が違うものが多かったです。

 この様子は図書室のモニターにもライブ配信されて、3年生が仲間の発表を間見守っていました。
 

 この研究を卒業後の進学先・就職先でも生かしていって欲しいです。

 次回の研究会は、建築デザイン科、1月22日(金)午後になります。

★第40回建設論文で本校建築デザイン科1年生8名が入選しました★

(一社)静岡県建設業協会が主催する「第40回建設論文」コンクールに本校建築デザイン科1年生が応募し、2名が佳作、6名が努力賞を受賞、この度本校で表彰式がありましたのでご報告します。
建築デザイン科の生徒は夏季休業中の課題として1年生が全員取り組みました。
 コンクールの概要は次の通りです。

      主催: 一般社団法人 静岡県建設業協会 
   論文テーマ:『災害に強い街づくり(わたしの街をこうしたい)』400字詰め原稿用紙3~5枚程度 
     参加校:6校 
     作品数:262作品の応募 総入賞数:19名

1月20日(水)放課後、(一社)静岡県建設業協会昭和会代表幹事 平井敏晃様が来校し、
受賞者に賞状を渡してくださりました。

  佳 作    入江 さん    黒田 さん 

  努力賞    大石 くん    宮本 さん

         佐々木くん    園田 さん 

         山下 さん    向島 さん


また本校にも感謝状が贈られました。         
      
 
 
受賞者の方々、おめでとうございます。これを励みにますます勉学に頑張ってください。