5月25日(月)授業が再開されました

 5月25日(月)約2か月にわたる臨時休業が明け、学校に生徒が戻ってきました。
 授業再開にあたり、生徒達に向け校長先生から次のようなお話がありましたので、抜粋して掲載します。
「臨時休業となり、事前に配布した課題や、HPで指示した課題に取り組んでもらっている中、全国高校総体や全国高校野球夏の甲子園大会、その予選としての静岡県大会・地区大会をはじめ、多くの大会が中止となりました。このため、大会や発表の場を失ったことも去ることながら、仲間と、同じ時間を共有することができない、この期間の非日常の方がつらいことだったかもしれません。
 今は明日、明後日が不安であるかもしれませんが、皆さんには希望に満ちた未来があります。目標をたてその達成を目指して頑張ることは、これまで一緒に頑張ってきた仲間や、応援してくださった方々を大いに励ますことになります。どうか、今悔しい思いをしている皆さんも、前を向いて自分のできることを考えてみてください。
 東京オリンピックを前に白血病でその夢を絶たれ、トップアスリートとしてのすべてを失った水泳競泳の池江璃香子さんも、病気を克服できた今、自分ができることは泳ぐことを見せることで、どん底まで落ちた人間がここまで頑張れる姿を見せたい。と頑張っている姿が報道されました。
 学校は再開することができましたが、新型コロナウイルスがなくなったわけではありません。学校で学び活動できる喜びを感じつつ、この生活を守るためにも、自分の周りの人々を大切にする新しい行動をしましょう。そして、これからの科学技術高校での学校生活の中で、頑張る生徒の輪をつくり、互いに互いを勇気づけましょう。」

                                    以上