S科 静岡大学による出前授業

★電子物質工学科★

 

2月18日(火)

電子物質工学科2年生のクラスで

静岡大学による出前授業が行われました。

講師は、静岡大学 工学部 電気電子工学科の二川教授。

【半導体集積回路の作り方とセンサ素子・駆動回路に関する事例紹介】

という内容で講義をしてくださいました。

電子の分野と物質の分野の両方を学んでいる電子物質工学科

半導体はその両分野を活かしたもので、様々な製品に使用されています。

半導体の実物も持ってきてくださいました。

生徒たちも半導体が物質(化学)の知識を基礎に成り立っていることが理解できたのではないでしょうか。

授業で習った内容が出てきて、うなずきながら聞いている生徒もいました。

 

講義後半では二川教授が生徒たちに問題を出し、生徒たちは周りの友達と話し合いながら、ワークシートに回答していました。

昨今では大量生産が可能になったため安く手に入る製品も多くなりましたが、最初の1個を作るには莫大なお金と企業努力が必要であったことが分かったのではないでしょうか。

そうしてできた半導体は、今や多種多様な分野で活用されています。

 

二川教授は現在、企業と共同で新たな半導体を研究開発しているそうです。数年後には世に出回るようになるかもしれません。

 

最後に二川教授から大切にしたいアドバイスをいただきました。

もうすぐ3年生になる生徒たち。

進路選択や課題研究の参考になったのではないでしょうか。

 

二川教授ありがとうございました。