平成31年度入学式が行われました

 校庭の桜も見事に満開となった4月5日(金)午後、平成31年度入学式が行われました。

 開式の辞、国歌斉唱の後、全日制および定時制合わせて388名の新入生が各科ごとに呼名され、校長先生から本校への入学が許可されました。校長先生の式辞では、新入生と保護者の方々に向け、次のようなお話がありました。「急速なグローバルと情報技術の進展が社会に大きな変化をもたらし、今まで経験したことのない新たな事態が生じている。このような時代を生き抜いていくためには、十分な知識技能、思考力・判断力・表現力、学びに向かう力と人間性の3つの能力が必要と考え、本校ではこの3つの能力をバランスよく育んでいく。また科学技術者としてふさわしい品格を身に着けるために、教養を高める取り組みに力入れている。教養を高めるためには一定レベルの知識常識が求められる。情報社会の中における知識とは真に息を吹き込まれた知識であり、これからの学びは習得した知識を相互に関連つけ実際に活用できるようにすることが求められる。学びのスタイルを自ら考える知識探求型に変えていくよう心掛けていってほしい。新入生の皆さんは1日も早く学校生活に慣れ、本校の一員として自己鍛錬に励み、科学する心を育むことで日本の未来の創造に寄与する立派な人間に成長してほしいと願っている。」

 保護者の皆さんに向けては、「生徒の成長を助け、学校一丸となって支援していく。成長を願う思いは同じ、そのためには、学校と家庭の連携が重要、本校の教育活動について理解と協力をお願いします。」

 次いで、PTA会長、後援会会長、同窓会会長から祝辞をいただきました。

 PTA会長(抜粋):3年間の高校生活、たくさんの夢や希望、大きな目標を持っていると思う。実現できるか否かわ自身にかかっている。心身ともに大きく成長し、かなえていってほしい。ゆっくりでもよいから一歩一歩着実に前に進んでいくこと。目標に向け3年間努力を積み重ねていくことをお願いする。高校生活を楽しんでください。

 後援会会長(抜粋):高校生活において、勉強以外にも大切なことがある。一生付き合える真の友達を作ること、一生付き合える友は何事にも代えがたい大きな財産である。新入生諸君のこれから始まる本校での生活が、希望に満ちた素晴らしいものになることを祈念します。

 同窓会会長(抜粋):工業技術の習得と同時に、多くの友達を作るよう努力してください。多くの友との出会いを大切にし、多くの友と語り合うことにより自分を見つけ成長につなげてください。高校時代の友人は一生の支えとなります。 

 最後に新入生代表が、「本校の生徒となった喜びと、これから始まる新たな生活への期待で胸が高まる思いです。これからの3年間新たな仲間と共に、様々な技術や知識を身に着け、社会で活躍できる人材となれるよう日々努力して行くことを誓います。」と宣誓。校歌演奏後、閉会となりました。