★都市基盤工学科3年生:国土交通省・静岡県・静岡市・大学生との「渓流点検訓練・合同意見交換会」参加報告★

  11月18日(月)、国土交通省中部地方整備局・静岡河川事務所(静岡市葵区田町)で行われた、
「渓流点検訓練 合同意見交換会」に本校都市基盤工学科3年生5名が参加し、過去の土砂災害の事例を通して、
「情報の展開・共有」および「二次災害防止の対策」等を中心に意見交換を行ってきました。
この事業には国土交通省(中部地方整備局)・静岡県・静岡市の職員に加えて、本校生徒や静岡大学農学部
の学生(11名)も招待され、さまざまな立場から積極的に意見交換が行われました。

合同意見交換会は、各機関混成で1班8名程度に構成したワークショップで議論する形式を取り、
与えられたテーマは「災害時の緊急対応を考える」というやや抽象的なものでしたが、さまざまな
状況をシミュレーションしながら多種多様な意見が交わされていました。

 本校の参加者5名は、日頃の学習を振り返りながら積極的に意見交換を行ってくれました。
卒業後は国交省や近隣の市役所の土木技術者として従事することになっているため、
今回の学習が実際の仕事と重なる内容であり、これらの実体験が今後に生かせる有益な研修となりました。

 翌日に実施された渓流調査・レーザー測量・UAV操作訓練等の現地実習は、授業の関係で参加できません
でしたが、参加生徒から翌日も是非参加したいと強い要望があり、本校生徒の意識の高さと知的好奇心旺盛な
意欲に改めて感心させられました。