物質工学科で北見工業大学の出前講義が行われました

 6月17日(月)、物質工学科全学年を対象に、北見工業大学の八久保教授により、「エネルギー資源・地球環境問題と天然ガスハイドレート」をテーマに出前講義が行われました。
 天然ガスハイドレートとは天然ガスの原料であるメタンガスが海底下で氷状に固まっている物質のことで、火をつけると燃えるので「燃える氷」と呼ばれており、将来のエネルギー資源として注目されています。
 講義では、メタンハイドレートの分子構造や結晶構造、圧力や温度特性、世界及び日本近海の分布状態や採取方法等動画も交えながら説明していただきました。また事前に準備していただいた人工メタンハイドレートが生徒一人一人に少量づつ配られ、常温常圧下で変化していく様子を観察することができました。
 今まで「燃える氷」程度の知識しかなかったメタンハイドレートについて、多くの知識を得ることができました。