静岡県立大学の出張講義が行われました

 12月8日(火))物質工学科2年生を対象に、静岡県立大学 食品栄養科学部食品生命科学科(食品蛋白質工学研究室) 伊藤創平准教授により、テーマ「プログラミングで作る未来の酵素」について出張講義が行われました。
 先生は未来型酵素・蛋白質の設計手法の開発・検証に関する研究を行っており、本講義では研究の基本的な知識として、食と健康は深い関わりがあり、健康を保つためには食・運動等の生活習慣が大切で、そのキーワードは細胞の新陳代謝や免疫力であること。また人類は多様な生物の遺伝子資源を活用してきており、未来型酵素・蛋白質の設計においては、遺伝子の配列情報・構造情報をベースに再設計を行う。それを実現するには、膨大な遺伝子資源の情報をプログラムで解析、有用な情報を引き出す技術がもとめられている。等、非常に難しい内容を高校生にもわかるように、平易にかみ砕いた講義をしていただき、先生の研究の一端に触れることができました。