理数科 物理と数学の教科横断的連携授業

理数科3年の物理選択者を対象に、物理と数学の連携授業を行いました。

物理の授業でコンデンサの充電・放電に関する実験を行いました。時間経過とともに、コンデンサの端末間電圧を測定しグラフを描き、いくつかの考察を行いました。

その後、数学の授業で、コンデンサの回路の微分方程式を考え、それを解きました。計算で得られたコンデンサの端末間電圧の時間変化のグラフが実験のグラフと一致することを確認し、いくつかの考察を行いました。

本校の理数科ならではの、魅力ある授業が展開され、教員からの発問が生徒たちの思考力を見事に育んでいました。

 コンデンサの充電・放電を確認する様子

 

 コンデンサの回路の微分方程式を解く生徒たち

 

【生徒の感想】

・電圧と電流を式で表すことで、自分が立てて予想を式から考えることができ面白かった。

・物理で出てくる他の現象もこのように微分方程式で考えてみたくなった。

・実験して得た結果と計算して得た結果がほとんど同様になっていて微分方程式の便利さが分かった。