3月1日(金)第11回卒業式が挙行されました

  3月1日(金)小雨交じりの曇天の中、多くの保護者の方々、来賓の方々、2年生、教職員の隣席の下、第11回卒業式が、落ち着いた雰囲気の中で終始厳粛に挙行され、363名が本校を巣立っていきました。

    卒業生入場、開式の辞、国歌斉唱の後、卒業証書授与が行われ、卒業生は各科毎担任の先生から呼名され、代表者に校長先生から卒業証書が授与されました。

 校長先生は式辞で卒業生に次のようなはなむけの言葉を贈られました。

 「卒業おめでとうございます。本校での多様な学びを通して得た知識、技術、技能等を活かし、各々の分野で更なる研鑽に励み、次代を担う社会人、職業人として自立し成長していくことを期待しています。

 変化の激しい社会の中で自分のキャリアを磨いていくには、先行きの不透明さに正面から向き合いそれを楽しむくらいの心根とゆとりが必要です。母校である本校での学びを礎として主体的に社会とかかわり、生涯にわたって学問を継続することで、有意義で充実した人生を歩んでください。これまでの学校生活で披露してくれた素晴らしい活躍を振り返ると、必ずや明るい未来が待っているものと確信しています。」(抜粋)

 来賓としてPTA会長、後援会会長、同窓会会長から祝辞をいただきました。 

PTA会長祝辞(抜粋):「高校3年間の思い出すべてが財産、いつまでも大切にしまっておいてください。4月からはそれぞれの道に進む、どの道を進もうとも科学技術高校の卒業生である自信と誇り、何よりも責任を持って行動をしてください。そして何か一つでも自分自身で決めた目標に信念を持って日々努力を積みかさねていく、その過程こそが大切。皆さんの努力と頑張り今後の活躍を期待し応援しています。」

後援会長祝辞(抜粋):「人は一人では生きていけない。なんでも話し合える生涯の友となる真の友人は高校時代の3年間に作られます。卒業生の皆さんも良き友を得たと思います。卒業式後の最後のホームルームで互いの顔を見て手を取り合い次の再会を誓ってお別れをしてください。これからも互いに切磋琢磨して生涯の友としてお付き合いをして下さい。」

同窓会会長祝辞(抜粋):「人との触れ合いを大切にしてほしい。これから進路先で多くの人と触れ合い、多く意見を聞いて自分の視野を広げてください。本校の同窓生は44,000人います。困難に直面した時先輩方に相談してください。力になってくれます。そして何年後かは相談される人になっていただきたい。皆さんの活躍を期待すると同時に、早期に同窓会活動に参画していただけることを心待ちしています。」 

 続いて在校生を代表し生徒会長が次のように送辞を述べました。

 「共に過ごした学校生活では先輩方にあこがれ、一日でも早く追いつこうと様々なことに挑戦してきました。部活動、学校行事等を通じ様々なことを学び多くの教えを受けてきました。感謝の気持ちで一杯です。先輩たちは今後、簡単には答えが見つからないことに直面するかもしれませんが、科学技術高校で培ってきた未来を切り開く感性と創造力があれば、どんな困難も乗り越えていけると信じています。在校生も先輩方の後を継ぎ、更に飛躍できるよう残りの高校生活を精一杯過ごしていきます。」(抜粋)

  卒業生を代表し前生徒会長が3年間を振り返り答辞を述べました。

 「3年の月日が過ぎようとしている。さまざまな思い出もつい先日のことのように思われます。授業、学科、部活動、委員会活動等様々な面での先生方からのアドバイスは我々を支え導いてくれました。また暖かい思いやりで包んでくれた家族に感謝の気持ちで一杯です。

 平成最後の卒業生として、夢や目標に向かってそれぞれの進路で精進していきます。悩んだり苦しんだりしたときには科学技術高校で学んだことを思い出し、卒業生であることを誇りに励み試練を乗り越えていきます。」(抜粋)

 最後に校歌を斉唱し閉式となりました。

      

                     【卒業証書授与】

      

          【校長式辞】               【PTA会長祝辞】

      

         【後援会長祝辞】              【同窓会会長祝辞】

      

           【送辞】                  【答辞】