校長より

2月27日 科学技術高校 風景② 

2月27日(月)、3年生が登校し、同窓会入会式を行いました。

同窓会長の竹中様からご挨拶をいただきました。

「一雨ごとに冬の寒さが和らぎ、春の気配が感じられるようになってきました。本日ここに350名の卒業生を同窓会にお迎えすることとなりました。皆さん、卒業おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。全員が同窓会に入会していただきましてありがとうございます。これだけの入会者を迎えられるのは残念ながら今年が最後です。同窓会にとりましては大きな転機になる入会式だと思っています。コロナ禍の中、昨年に引き続き同窓会入会式が開催できましたこと、大変嬉しく思います。御尽力いただきました関係者に感謝申し上げます。

皆さんは、入学当初から新型コロナウイルスの感染拡大という困難に遭遇し、友の顔も素顔で見ることよりマスク姿が多かったと思います。この三年間、コロナとの戦いに明け暮れたと言っても過言ではありません。大変な御苦労があったことと思います。この経験は皆さんの今後の生活にきっと役立つことと確信しています。

皆さん三年間同じ思いを共有した同級生とは、今後も交流を続けてください。進路先で多くの友人・知人を得て活動の輪を広げてください。異なる価値観を持った人との出会いが多いほど可能性が広がると言われております。新たな環境の中で生活する同級生、違った環境で生活してきた人たちのことば一つ一つが人生の糧になり支えとなります。人間は元来一人では生きていけません。知識は一人で習得できますが、人間の知恵は多くの人との交わりの中から会得されます。皆さんには多くの人たちと交流することをお勧めします。人との繋がりを大事にしてください。

今、皆さんはマラソンで例えると、4万2千195メートルの4万2千メートル付近、もうすぐゴールですが、未だ完走してはしていません。今日は早く帰宅して、お世話になった家族に感謝の気持ちを伝え、明日に備え早く休んでいただきたいと思っています。結びに、皆さんの今後の活躍を期待すると同時に、同窓会への御理解・御協力をお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。」

 

「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」

☆科学技術高校☆