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10月28日 「蒼穹祭」一般公開

10月28日(土)、「蒼穹祭」一般公開の様子を一部紹介します。

「校長のタカラモノ ~世界で集めた地理教材~」と題して、304教室を会場に展示をさせていただきました。午前9時の歓迎門での一般公開開始セレモニーの後、展示会場を開けてから、終了時刻まで、大勢の来場者の皆様が訪れてくださり離れることができず、とうとう校内をまわることができなくなってしまいました。

 

「見て、触れて、着て、演奏して、、、世界を感じてください!」

同窓会役員の三枝様が来場してくださいました。「蒼穹祭」来場者の(おそらく)最高齢・96歳でいらっしゃいます。

民族衣装を試着されたご主人の写真を撮っていました。

「駿河湾流木研究所」コーナー

展示の趣旨

「大学では地理学を専攻する傍ら、「探検部」で主に洞窟探検の活動に力を注いできました。人類未踏の巨大洞窟を調査するため、中華人民共和国南部カルスト地帯の未開放区において外国人初の遠征調査隊として探検したり、アジア・アフリカを中心として、バックパックの一人旅で訪れ、世界の民族に関する地理学的研究を重ねてきました。

高校地理の教員となってからも、世界の国や地域を旅し、その見聞等を地理の授業に取り入れてきました。また、富士山の世界遺産登録にあたり、静岡県の世界遺産学術調査スタッフとして、海外類似資産との比較分析研究のため、主にアジア・オセアニア地域の現地調査等を担当し、ユネスコへ提出する推薦書作成に携わらせてもらいました。

こうして訪ねて歩いた世界の各地で、私の心を捉えた様々なモノをコレクションしてきました。

ようやくコロナ禍から脱しつつある今、実際に訪ねられる日を夢みて、世界を感じてみてください!」

 

【来場された方々から寄せられた主な質問について】

〇なぜこういうコレクションがあるのですか?

 私は地理の教員で、「生徒の皆さんが世界への興味関心を持つきっかけになれば」と、毎時間、なにかしら教室に持ち込んで授業をしていました。世界を旅するようになった学生時代から約40年、いつのまにか増えていました。

〇これは私物ですか?

 はい、私物です。現地で見つけたり、入手した際(民族衣装をオーダーメイドしたり、値切ったり、日本へ持ち帰るのに苦労したり等)のエピソードや思い出がつまっています。ただし一部、知人からお土産等としていただいたりしたものがあります。

〇普段はどこに置いてあるのですか?

 自宅の部屋等に置いています。ひとつひとつ形や大きさも異なり、整理して収納することが難しいです。

 

【追記】

展示会場の準備から運搬、そして片付けまで、バドミントン部の生徒のみなさんが手伝ってくれました。こうしたサポートが無ければ出展できませんでした。本当にありがとうございました。

 

今年度の「蒼穹祭」一般公開は、コロナ対策による制限を設けない開催としました。天候にも恵まれ、本当に大勢の方々に来場していただき、感謝申し上げます。

「蒼穹祭」一般公開の様子は、当学校HPのトップページ記事をご覧ください。

 

 

「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」

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