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3月19日 3学期終業式

3月19日(火)、令和5年度3学期終業式を行いました。

校長講話(要旨)

「令和5年度3学期の終業式にあたって、お話をさせていただきます。今年度を振り返ってみると、依然として新型コロナやインフルエンザなどの感染症による影響を受けているものの、新型コロナが5類に移行され、徐々にではありますが、様々な活動ができるようになってきました。しかしながら、今年元旦に発生した能登半島地震の被災地では、今なお不自由な避難所生活を余儀なくされている方々が大勢いらっしゃいます。また、世界に目をむければ、戦争や紛争によって生命の危機にさらされている方々も大勢いらっしゃいます。当たり前の日常を過ごすことができることに感謝し、日々を大切にしていきたいものです。こうして、全員が体育館に集まって終業式を行えることは本当にありがたいものだと思います。

さて、令和6年度入学者選抜試験を行い、先週、合格者を発表しました。入試の面接において、志望理由を話したもらったところ、「科学技術高校の先輩方が生き生きと学校生活を送っている様子をみて、自分もそうなりたい。」「体験入学や学校説明会で接してくれたときの雰囲気がとてもよかった。」という声を多数聞き、大変ワクワクしました。 

厳しい関門を乗り越えて合格した後輩たちが、科学技術高校での高校生活に期待をふくらませて入学してきます。みなさんは、それぞれ、2年生、3年生として進級し、新年度を迎えます。

3月1日、本校を巣立っていた皆さんの先輩である3年生は、コロナの影響を大きく受けながらも、科学技術高校での学びを深め、それぞれの夢を実現させていきました。生き生きとした学校生活の様子を振り返り、保護者の皆さまにも御覧いただきたいと思い、大学に進学して映像芸術を学ぶ生徒が制作してくれたムービーを、卒業式が始まる前に上映しました。もうあと数日後には、就職や進学先で、それぞれの道を歩み始める先輩たちの高校生活の様子を、約8分間弱上映させてもらいます。

1年生はあと2年、2年生はあと1年を切った高校生活を充実したものにして、晴れ晴れとした気持ちで卒業式を迎えて欲しいと思います。

『時間は有限、夢は無限』、こつこつと微差を積み重ねて、それぞれの『未見の我』と出会い、大きく羽ばたいていかれることを願っています。」

スクリーンに映る先輩たちの姿に、自分自身を重ね合わせているようでした。

「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」

☆科学技術高校☆