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2024年3月の記事一覧

3月1日 卒業証書授与式 ⑦

3月1日(金)、令和5年度第16回卒業証書授与式を挙行しました。

 

学科ごとの卒業式を終えて、記念写真を撮りあう姿があちこちでみられました。

「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」

☆科学技術高校☆

3月1日 卒業証書授与式 ⑤

3月1日(金)、令和5年度第16回卒業証書授与式を挙行しました。

 

各学科での卒業式を終えて、卒業生と保護者の皆さまが1階の生徒ホールに移動してきました。

開式前に体育館で上映した作品を含め、科学技術高校での高校生活を振り返る映像作品4本を、3台のモニターで上映し、大勢の皆さまにご覧いただきました。

「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」

☆科学技術高校☆

3月1日 卒業証書授与式 ⑥

3月1日(金)、令和5年度第16回卒業証書授与式を挙行しました。

 

学科ごとの卒業式を終えて解散後、友人や保護者の方々と記念写真を撮影していました。

PTA2年部役員の皆様が、記念写真撮影のお手伝いをしてくださっています。

「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」

☆科学技術高校☆

3月1日 卒業証書授与式 ④

3月1日(金)、令和5年度第16回卒業証書授与式を挙行しました。

 

体育館での卒業証書授与式の後、各学科ごと卒業式が行われました。

「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」

☆科学技術高校☆

 

3月1日 卒業証書授与式 ③

3月1日(金)、令和5年度第16回卒業証書授与式を挙行しました。

 

式終了後、学年保護者会として、3年部職員を代表して学年主任から挨拶しました。

保護者代表の方からの謝辞

「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」

☆科学技術高校☆

3月1日 卒業証書授与式 ②

3月1日(金)、令和5年度第16回卒業証書授与式を挙行しました。

校歌を斉唱しました。

卒業生 退場

開式時にはまだ曇っていた空が青空に変わり、陽光が差し込んできました。

「『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」

☆科学技術高校☆

3月1日 卒業証書授与式 ①

3月1日(金)、令和5年度第16回卒業証書授与式を挙行しました。

 

早朝、卒業生・保護者の皆さまの入場を待つ会場

 

 午前9時開式です。

開式前、3年前の入学式から科学技術高校での高校生活をふりかえる映像をご覧いただきました。

 

校長式辞

はじめに、本年一月一日に発生した能登半島地震で被災された方々に、お悔やみとお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧と復興を願いたいと思います。こうして日常を過ごせることの幸せ、当たり前のことが当たり前にできるという有難さを、あらためて考え、感謝して日々を大切にしていきたいと思います。

 

朝晩の寒さは厳しいものの、日差しのぬくもりに、春の息吹が感じられる季節となりました。本日、静岡県立科学技術高等学校、令和五年度 第十六回卒業証書授与式を挙行するにあたり、鈴木PTA会長様竹中同窓会長様、杉浦後援会長様、小池学校評議員様、御来賓の皆様には、御多忙のなか、ご臨席を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。 

また、保護者の皆様におかれましては、お子さまの御卒業、誠におめでとうございます。三年間にわたり、本校の教育活動に多大なる御理解と御支援をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。

卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。緊張した面持ちで科学技術高校に入学してから、はや三年の月日が経ちました。皆さんが中学三年生の頃、世界中が新型コロナウイルスによる混乱に陥いり、学校では、新年度が始まって早々、臨時休校措置がとられ、授業や部活動など、以前は当たり前であったことがかなわず、各種大会や発表の場、様々な学校行事等も中止や制約を受け、大変残念な思いをしたことでしょう。頑張ってきたことや地道な努力の積み重ねは、絶対に無駄にはなりません。そうした大変厳しい状況のもと、皆さんはいつも輝いていました。私は時間の許す限り、校内を歩き回って、授業や課題研究、部活動など、皆さんの学校生活の様子を見させていただいてきました。カメラを片手に撮った写真の枚数は、まもなく九万枚になります。「自分もこんな授業を受けてみたかった。科学技術高校で高校生活を送りたかった」と、とても羨ましく感じながら、シャッターをきっては、その光景を学校HPのブログで紹介することを毎日の日課にしてきました。新型コロナの影響で学校行事等が思うように実施できず、保護者の皆様にご覧いただく機会が少なくなってしまったことから、生き生きとした学校生活の様子をお見せしたいと考え、開式前に上映した映像を、大学へ進んで本格的に映像制作を学ぶ生徒とともに作らせていただきました。その写真を選ぶ作業の最中、真剣に取り組む生徒の皆さんの様子が思い出され、胸が熱くなり、自然と目頭が熱くなりました。大変な状況のなか、卒業生のみなさんは、本当に輝いていました。そして、互いの心のなかでいつまでも輝き続けると思います。

さて、これから皆さんが漕ぎ出そうとする社会は、ほんの少し先でも予測することが困難な、これまでの概念が通用しない状態で、どのように生きていくかが問われます。進学や就職、それぞれの道を歩き出そうとするみなさんへ贈る言葉として、「微差は大差」ということをあらためてお話したいと思います。

「微差は大差」とは、「ほんの少しの違いが、大きな結果の差につながる」という意味です。たとえば、もし、あなたが日本で一番高い場所に立ちたかったら、富士山に登ればいい。富士山の頂上に立てば、日本一の高さに立っていることになります。しかし、例年大勢の人々が、富士山に登っていますから、ただ立っただけでは日本一にはなれません。

「微差は大差」という言葉を私に教えてくださった方は、脚立を担いで富士山へと登られました。富士山頂・剣ヶ峰で脚立に上れば、「日本一」の高さに立てるというわけです。普段の生活においても、「自分からあいさつする」「ゴミが落ちていたら拾い、身の周りをきれいにする」「他の人より少しだけ早く職場や学校へ着くようにする」「自分のやることに少しのこだわりを持って取り組む」等々、ひとつひとつは決して難しいことではありませんし、誰にもできることです。ですが、こうした「微差」を積み上げていくと、やがて大きな成果を生み出すことになります。最初からいきなり大きなことを成し遂げようとしなくとも、まずは、こつこつと、自分にできる「微差」を積み上げていってください。

また、困難な場面に突き当たることもあるでしょう。ある植物学者の本の中に紹介されていた言葉で、「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。」というものがあります。人類の進化をたどれば、私たちは常に弱者でした。弱者は常にさまざまに工夫し、戦略的に生きることを求められます。そして、他の生物が嫌がるような変化だからこそ、弱者にチャンスが宿るのです。皆さんは、この科学技術高校で、様々な学びや経験を積み重ねてきました。培ってきた「ほんものの力」を生かし、「ピンチをチャンス」に変えることができると思います。常に「笑顔と感謝の心」を忘れずにいれば、きっと乗り越えることができるはずです。

「微差」の積み重ねを発揮して、「未見の我」と出会い、「新しい景色」を見に行きましょう。私たちは、これからも皆さんにエールを送り続けます。

最後になりましたが、御来賓の皆様方に、重ねてお礼を申し上げます。今後とも、本日巣立っていく科学技術高校生をあたたかく見守っていただくとともに、これまでと同様、本校への御支援をよろしくお願いいたします。保護者の皆様、お子さまは卒業しますが、今後とも本校の教育活動に御理解、御支援くださいますよう、お願いいたします。

本日、科学技術高校を卒業する皆さんの人生が、最幸に素晴らしいものになることを祈念して、式辞といたします。

鈴木PTA会長様 祝辞

在校生代表 送辞

アフターコロナにおける新しいかたちの卒業式として、静岡朝日テレビとSBS静岡放送の2局が取材に来てくださいました。

「 『可能性の扉を開く鍵』がきっと見つかる」

☆科学技術高校☆

3月1日 科学技術高校 朝風景

3月1日(金)、昨晩からの雨があがり、曇り空のおだやかな朝をむかえました。今朝の科学技術高校の様子を一部紹介します。

富士山は雲に包まれていました。

のちほど天気が回復し、雪化粧の富士山が美しく見えることでしょう。

今日は令和5年度第16回卒業証書授与式を挙行します。

 

今日も最幸の一日に。

☆科学技術高校☆