2022年8月の記事一覧

着任式が行われました

 8月29日(月)の放課後に、保健体育科 若色先生の着任式が校内放送を通じて行われました。 生徒会長から歓迎のあいさつのあと、若色先生から次のようなお言葉がありました。

若色先生「こんにちは。保健体育科を担当させていただく若色です。皆さんとお会いできることを楽しみにしていました。

 本日は初日ではありますが、廊下ですれ違うと元気よく挨拶してくれる生徒がたくさんいました。そのような素晴らしい環境の中で共にじかんを過ごせることをうれしく思います。緊張している部分は有馬sが、みなさんとできるだけ多くの言葉を交わして、科学技術高校の魅力や伝統に触れていきたいと思います。皆様、これからよろしくお願いします。」

防災訓練が行われました

 8月26日(金)始業式終了後に防災訓練が行われました。今回の防災訓練では、生徒は地区ごとに指定された教室に集合し、

①地震情報発令時における避難を安全かつ迅速に行えるよう、防災意識を高めること

②地区別生徒下校集団の編成を確認すること

を目的に行われ、各学年の学年長と各下校集団の地区長を決めました。
 防災意識を高めることについては、担当の先生も交え、地震情報発令時の帰宅方法の確認や帰宅途中の津波被害や土砂崩れ等の危険個所、公共交通機関が使用できなかった場合の帰宅方法などについて話し合い、災害発生時の動きを共有しました。

壮行会が行われました

 8月26日(金)始業式の後、壮行会が行われました。

 ウエイトリフティング部・ラグビー部の壮行会が行われました。以下に選手の抱負と詳細を掲載します。また、生徒会長と校長先生からそれぞれ激励の言葉をいただきました。

 

ウエイトリフティング部

電気工学科3年 青島さん 61キロ級

機械工学科1年 小野さん 67キロ級

 ウエイトリフティング部の青島さん、小野さんは、7月に行われた県の選考会で選出され、10月に栃木県で行われる、第77回国民体育大会への出場が決まりました。

 

小野さん
「私は、ウエイトリフティング部に入ってまだ半年ですが、ここまで、重量を上げるときのフォームを固めたことと、シャフトを胸に引き付ける といったことを 意識しながら、練習をがんばってきました。

このたび、県の選考会で選ばれ、国体に出場することになりました。

去年の国体は、新型コロナウイルスの影響で 開催できませんでした。

そのため、今回の国体は、先輩と私が一緒に出場できる貴重な機会だと思っています。

先輩は、練習中に、丁寧に教えてくださり、私が上手にできたときにはほめてくださいました。

初めての全国の舞台ですが、練習の成果を発揮して、がんばります。

みなさん、応援よろしくお願いします。」

 

ラグビー部

機械工学科 3年 大石さん

電気工学科 3年 流石さん

ロボット工学科 3年 渋川さん

 8月20日、21日に岐阜県で行われた、国民体育大会 第43回東海ブロック大会 ラグビーフットボール競技会 兼 第77回 国民体育大会 東海地区予選会に、県高校選抜選手として、出場しました。

 

 大会では、優勝した愛知県と1回戦で戦い、惜しくも敗退しましたが、流石さんはフルタイムで出場、大石さんと渋川さんも後半から出場し、善戦しました。

8月26日(金)2学期が始まりました

 新型コロナウイルスの影響により、8月26日(金)始業式が、校内放送を通じて行われ、校長先生から次のようなお話がありました。

「今日から2学期が始まりました。

 新型コロナウイルスの影響が深刻な状況下での2学期の始まりです。これまで以上に感染症対策を徹底し、「うつらない、うつさない」生活を心がけていきましょう。

今年も残り4ヶ月。まもなく就職試験に臨む皆さん、科学技術高校で学んできたことを自信に、筆記や面接で存分に実力を発揮してください。また、進学を目指す皆さん、総合型選抜や学校推薦型選抜がすぐそこまで迫ってきています。それぞれ自分の道を切り開いていってください。1・2年生の皆さんは、3年生の姿をみて、それぞれ2年後・1年後の自分をイメージしながら、有意義な高校生活にしてください。

また、今月3日と4日には、中学生一日体験入学を実施しました。伊豆半島の先端から愛知県との境、他県からも、105校の中学から中学生と保護者の皆様あわせて約2,200人の方々が、参加してくださいました。あと7ヶ月余りで後輩たちが入学してきます。「初心忘るべからず」、本校の生徒になることを目指していたあの頃の気持ちを思い起こしてみましょう。

 

さて、2学期のはじめにあたり、

「 Don't let other people decide what you can do!

  ~ 人に自分の可能性を決めさせない ~ 」という話を紹介したいと思います。

 

8月10日、本校イングリッシュ・サマー・キャンプの事前研修において、アメリカ・ワシントン州在住の前田伸二さんとのオンラインセッションを行いました。

前田伸二さんは、北海道出身の方で、現在、ボーイング社の操縦席エンジニア、飛行教官、NPO団体の代表として活動されていらっしゃいます。

18歳の時に交通事故に遭い、脳挫傷のダメージを受けて生死の渕をさまよい、九死に一生を得ましたが、片方の目の視力を失いました。

日本では、障害者はパイロットになれない、仕事にも就くことができないと言われ、ハンディキャップがあることでの差別を経験されました。

しかし、アメリカにある大学の教授と出会い、片目が見えなくてもパイロットになっている人がいることを教えてもらい、目が見えないからパイロットになれないという先入観は間違っていることを知ります。

この経験から、正しい情報をもつことの大切さ、何をしたいのかわかっているのに、挑戦しないことがいかに不幸であるかを学んだそうです。

前田さん自身の体験から語られる言葉から、サマーキャンプに参加した生徒たちは、「今までの常識を疑うこと、先入観をもたないこと」などのメッセージを受け取りました。

そして、なぜ学校(社会)に行くのかという問いかけに、「『親友』をつくるため」と「『師』と出会うため」という、人との出会いを教えてくださいました。

最終的に前田さんが夢を実現するにあたって、「存在してくれるだけで十分」と寄り添ってくれた友人、「お前の挑戦はまだ始まっていない」と目を覚まさせてくれた先生の存在が非常に大きかったと話されていました。

そして、「大切な人(家族)にもっと話をしよう」と語りかけてくれました。大切なその人たちは、自分を支えてくれる人たちです。自分がどんな思いをもち、またどのように目標に向かっているのかきちんと話し合うことの大切さを教えてくれました。前田さんにとって、大切な家族・お父様が理解を示してくれたことが、今のエンジニア、飛行教官、講演活動に活きているそうです。

最後に、"Don't let other people decide what you can do!" (人に自分の可能性を決めさせない。)というメッセージをくださいました。

 

参加した生徒たちのレポートに書かれていた言葉の一部を紹介したいと思います。

・将来の夢をかなえるために、積極的に挑戦していく気持ちになれた。

・女性だから、ハンディキャップがあるから、〇〇だからとあきらめるのではなく、まず何かやってみる、またそれを実際に口に出して言ってみる。そうすることで、様々な人からアドバイスや助けが得られ、道が開かれていくことがわかった。

・自分のやりたいことをやるために、目の前の課題からも逃げずに解決していきたい。

・勉強もしない、部活も頑張らない、何もしないで夢ばかりをみているのではなく、苦手な課題にも向き合っていきたいと考えられるようになった。

・まだ1年生で、将来の夢が決まっていなくて不安に感じていたけれど、自分の可能性を広げるために積極的に行動していくことで見いだせると思えるようになった。

・2、3年生は、進路は決めているけれど、本当にそれで良いのか不安に感じていて、でも、今日の前田さんの話を聞いて、迷ってなんかいられない、夢を着実にするよう取り組んでいきたい!

・将来、自分が若い人たちに夢や希望を与えられるような大人になりたい。

 

「人に自分の可能性を決めさせない」ことの重要性とともに、

「自分で自分の可能性を決めつけない」ことがもっと大事だと思いました。

 

2学期も「微差は大差」の心構えで、まずは自分のできることから、本気で行動してみよう。きっと「未見の我」が見えてくる。

以上で、講話とさせていただきます。」

 始業式に続き、2学期が始まるのにあたり、教務課と生徒課から諸連絡がありました。
 
 2学期は約4か月と長く、大切な行事も予定されています。新型コロナウイルス対策を意識した行動を心がけましょう。

★令和4年度イングリッシュ・サマーキャンプを行っています★

 令和4年度イングリッシュ・サマーキャンプが8/22月~8/24水・本校を会場に、ネイティブスピーカーを招いて行われています。
 

 もともとは同窓会・後援会の支援を得て、台湾・シンガポールなど海外研修を行ってきましたが、「コロナ元年」である一昨年は中止、昨年は当初から海外研修を中止して、掛川市のつま恋虹の郷で2泊3日のイングリッシュキャンプを行う予定でしたが、直前になって宿泊なし・本校での3日間の研修に変更、今年度は年度当初から校内研修として計画、募集を行いました。来年度以降、コロナの様子を見ながら海外研修が行えるかどうか検討をしていく予定です。

 この研修には1年生から3年生の理数科・工業科の生徒30名が参加、8/10に行われた事前研修を経て、キャンプに臨んでいます。

  

 ネイティブ講師1名(プラス日本人の英語教員)に対し、生徒は15名程度なので英会話をするには最適なクラスサイズと言えます。また、原則オールイングリッシュでレクチャーは行われますので、生徒は普段体験できない英語のシャワーを浴びています。その中でもネイティブが発するオーセンティックな外国語を聞くことは貴重な体験となります。また語学だけではなく、異文化理解という点でも勉強になる実り多い研修になると確信しています。

 私がお邪魔した時には、「プレゼンテーション スキル」の講義の一環として、ディスカッショントピックを選び、自分の意見やその理由、結論を順序だてて英文で組み立てて、それをみんなの前で発表する、という活動をしていました。

 当日は「A place in Japan you recommend」(あなたが推薦する日本の訪れるべき場所)と銘打って、名所とその場所の付帯的な説明、その名所を薦める理由、まとめなどをネイティブや本校研修課職員の指導のもとに下書きし、助言に従って自分で添削をしながらまとめ上げ、発表していました。沖縄、京都、北海道、そして我々の静岡県を取り上げる生徒も多く、多種多様な理由が英語で飛び交っていました。 

 10/29土の文化祭で、研修の成果を展示発表する予定です。

 なお、このイングリッシュキャンプは新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じながら、事前の体調チェック・キャンプ中の体調管理の確認等を十分行って3日間生徒・講師の健康と安全を第一に考えて実施させていただきます。御理解お願いします。
 
 

★清水・静岡地区公立高校合同説明会に参加しました★

 本校は8月19日(金)に静岡市駿河区「ツインメッセ静岡」で開催された「令和4年度 清水・静岡地区公立高校合同説明会」に参加してきました。


 この説明会は地区公立高校校長会が主催するもので、清水・静岡地区では令和2年度に第1回が開催され、昨年度は直前になって中止、今年度は2年ぶり2度目の開催となりました。


 
 当日学校行事がある高校以外、静岡市内のすべての公立高校が参加しました。

 本校からは勝又副校長・石川教務課長・中島総務課長・8学科の学科長で参加しました。全体を三部制として、事前予約制、主にブースを設けての個別相談に応じました。
 

 質問内容としては各学科の特色や将来の進路先、制服の特色、入学時にかかる費用、定時制について、など多岐にわたる質問が多く寄せられました。


 
 たくさんの方が予約をしていただき、相談に見えてくださいましたが、限られた時間の中で十分な回答が出来ず申し訳ありませんでした。また、待ち時間が長くなってしまい、学校案内パンフレットを差し上げるだけになってしまった参加者の方にも深くお詫び申し上げます。
 11月19日(土)に本校でオープンスクールが行われますので、詳細はこのホームページを参考にしてください。
 来場して下さった皆様、ありがとうございました。

★令和4年度秋季高校野球中部大会に出場しました★

 本校野球部が8月20日(土)に静岡県営草薙球場で行われた、令和4年度秋季高校野球大会中部予選に出場しました。

 新チームになって1か月弱、日々練習に精進を重ねて臨んだ試合でした。県立島田高校と対戦、序盤からリードを奪われる苦しい展開、終盤怒涛の追い上げを見せましたがあと一歩及ばず、1点差で惜敗してしまいました。

 残念な結果となりましたが、次の目標に向かってさらに連勝に励んでほしいと思っています。応援ありがとうございました。

 中部予選1回戦 本校 6ー7 島田高校

★ロボット工学科が中学生対象に「ロボット調査隊」を実施しました★

未来の科学者『ロボット調査隊』Part19

 8月5日(金)、本校ロボット工学科は中学生を対象に「未来の科学者『ロボット調査隊』」を開催し、9名の中学生の参加がありました。

 最初に、ロボット工学科の学科長から本校とロボット工学科の概要説明、そのあとに施設や設備の紹介がありました。

 午前中の作業は、ギヤボックスの組立、制御基板・モータ配線のはんだ付け、ロボット組立を行いました。

 午後は、プログラミングを行いました。今回プログラムを、アセンブリ言語でつくり、コンピュータの理解できる機械語に変換し、ロボットに転送し動作を確認しました。その後、課題と自由課題の二種類にチャレンジし、しっかりと動かすことができました。

 最後に、自宅でもロボットを操作できるように、ロボット研究部の生徒が作った赤外線リモコンを使って動作を確認し、持ち帰ってもらいました。

 参加してくださった中学生の皆様、お手伝いいただいたロボット工学科およびロボット研究部の皆様、ありがとうございました。

★電子工学科がマイコンカーものづくり講習会を開催しました★

 2日間の中学生1日体験入学の熱気が冷めやらない中、本校電子工学科は8月5日(金)、マイコンカーものづくり講習会を開催しました。

 事前応募で申し込みのあった小・中学生とその保護者の方々が、マイコンカーづくりに挑戦しました。

 本校電子工学科の生徒たちがマンツーマンでお手伝いし、車体の組み立てやプログラミングを行いました。

各自完成したマイコンカーを走らせ、その走りを競いあいました。黒いラインをトレースしながら高速で走るマイコンカーに満足な様子でした。「とても楽しかった。マイコンに興味を持った。」「夏休みのよい思い出がつくれた。」などの感想を話してくれました。

 本校電子工学科は今年度末で閉科となり、在校生も3年生40名のみとなりました。来年度以降の実施は今のところ未定ですが、後継の電子物質工学科の中で是非とも継続していただきたい事業だと確信しました。



 参加者の皆様、お手伝いの生徒の皆様、ありがとうございました。 

中学生一日体験入学が行われました

 8月3日(水)、4日(木)の二日間、令和4年度中学生一日体験入学が行われ、残暑厳しい中、約2000名の中学校3年生と保護者の方々が来校して下さり、事前に指定した午前午後各2グループずつの4グループに別れ、体験入学が行われました。 

 体験入学の内容は、例年同様全体説明会と工業科の施設見学が行われました。
 全体説明会では、副校長先生から、本校の歴史、特徴、進路実績、授業内容、行事等の学校生活等について説明が行われました。

 工業科の施設見学はグループを7つの班に分け、実習棟の各科の実習室等で9分ずつ各科の説明が行われました。


 また各グループ終了後、理数科の紹介が希望者に対し行われました。

 参加いただきました皆様には、蒸し暑さの中ご来校いただき、またコロナ感染防止対策等本行事へのご協力いただきましたこと、誠にありがとうございました。

★2年生・インターンシップ報告会を行いました★

 令和4年7月29日(金)に、7月26日(火)から28日(木)までの3日間実施された「インターンシップ現地研修」の事後学習および成果報告会が行われました。

 事後学習は、「事前学習で設定した目標を、インターンシップを通して学び、事後学習における振り返りにより、今後身に付けるべき能力・具体的行動計画を設定すること」をねらいとしています。
 午前中は、現地研修の振り返りを行い、気づき、学んだこと、エピソード等をグループワークで話し合い、成果報告会に向けて内容をまとめました。

 

                                    
 午後は、受け入れ企業の方々をご招待し、各部屋に分かれて成果報告会を行ないました。午前中にまとめた資料を5分間で発表し、受け入れ企業の方からのコメントもいただきました。多くの企業様が来校してくださり、最後までご指導・ご支援いただいたことに心から感謝申し上げます。
 最後にまとめ学習を行い、今後の目標設定をして終了しました。

 


 3日間の短いインターンシップでしたが、現場での作業や社員の方々との交流を通し多くのことを学び、進路を考えるにあたり貴重な経験となったことと思います。学んだことを今後の生活に活かし、設定した目標を達成できるようにしてほしいと思います。