2019年9月の記事一覧

☆物質工学科で、静岡県立大学教授による出前授業が行われました

 9月4日(水)物質工学科の1,2年生を対象に、静岡県立大学食品栄養科学部 原清敬教授により「微生物によるものづくり」をテーマに出前授業が行われました。
 発酵と腐敗についての考察、発酵食品の特徴から始まり、発酵のレシピ(RECIPE)として、資源(Resource)、エネルギー(Energy)、細胞(Cell)、遺伝子(Information)、生産物(Product)、環境(Environment)の切り口から微生物を用いたものづくりについて、各々例をあげて説明していただきました。
 微生物を用いたものづくりの技術の核は遺伝子工学であり、細胞内で酵素の情報を付け足したり書き換えたりすることにより、人工的に目的とする物質を容易に生成することができるようになってきたとのことでした。また細胞内で起きる反応にもエネルギーが必要であり、エネルギー源となる物質とその物質からエネルギーを得るメカニズムについてお話しいただきました。
 現在主流の化石燃料を用いた物質生産に対し、生物を使った物質生産(バイオプロダクション)は持続可能な社会を構築することが可能であり、重要度が大きく将来性のある分野として注目されているとのことでした。
 微生物の工業的利用についていろいろな話を聞くことができ、新たな知識を得ることができました。

               

      

 

卒業生による大学説明会(工業科対象)が行われました

 8月31日(土)に工業科(土曜講座受講者)の全学年を対象に卒業生による大学説明会を実施しました。この行事は毎年行われているもので、本年度も国公立大学・高専に進学した20名の卒業生が講師として来校してくれました。

 3年生は受験が間近に控えているため、入試対策や受験に対するモチベーションの保ち方など、卒業生と積極的な意見交換ができていました。1,2年生からは勉強と部活動の両立、大学生活についてなどの質問が多く出ていました。この行事に関して卒業生は多大な時間をかけて準備にあたってくれました。分かりやすく、在校生の目線に立ったメッセージがとても印象的でした。この場をお借りして、厚く御礼を申し上げます。

 本校からはAO入試や推薦入試を利用して進学する生徒が多くいます。卒業生からのメッセージを聞いていると、日ごろの高校生活を大切にしていくことの重要性がよくわかりました。在校生は、先輩からの熱いメッセージを糧に目標実現のために頑張ってください。

 

 

 

 

 

 

 

土地家屋調査士会の方々による出前授業が行われました。

9月2日(月)、静岡県土地家屋調査士会の方々を講師にお招きし、建築デザイン科の2年生を対象とした出前授業が行われました。

「土地家屋調査士」は、土地・建物を測量して登記する業務を行っており、現在、静岡県内には約590名いらっしゃいます。本校の卒業生も数多く活躍しているそうです。

午前は、4班に分かれてGNSSネットワーク型RKT法による埋設物の探索や測量方法による面積誤差の確認を実習しました。

また、午後は、土地家屋調査士の仕事内容や土地登記事項証明書・地籍測量図見方などを教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

本日はありがとうございました。