2020年1月の記事一覧

丸長鍍金の方が来校されました

機械工学科3年の課題研究のテーマで、2班は「グロッケンシュピールの製作」に挑戦しました。鋼鉄製の鍵盤の加工、音程調整は学校内でできますが、錆止めのためのメッキ処理は学校内で難しく、どうしても校外に依頼する必要がありました。そのような中、静岡市清水区にある丸長鍍金さんにメッキ処理をお願いしたところ、快く協力して下さいました。
本日(1月23日(木))、完成品を撮影するために丸長鍍金様が来校されました。

丸長鍍金様、御協力ありがとうございました。

完成したグロッケンシュピール 鍵盤がメッキでピカピカしています。
勿論、箱も生徒が作りました。

★1/23木:機械工学科・課題研究発表会が行われました★

 1月23日(木)、本校視聴覚室において、機械工学科3年生の「課題研究発表会」が行われました。
 

「課題研究」とは、本校工業科3年生及び理数科2年生が、週3時間全員履修する科目で、
大学の「研究室」「ゼミ」のようなものです。各学科内で、研究テーマに沿って教員の指導のもと
少人数で研究を続け、その成果を年度末に発表します。また発表会では、来年「課題研究」を履修する
2年生も聴講し、来年度の研究イメージをふくらませます。
発表会の進行を生徒が務めるのも、この課題研究の特色となっています。今回の司会は、機械工学科3年生の平野君が務めました。

 機械工学科の研究発表を紹介します。(すべての発表の写真が載せられず申し訳ありません。)
1班は、レーザー加工機を使って韮山反射炉や静鉄電車の模型などをCADで設計・製作した成果を発表した
    『アクリル造形』
 

 

2班は、鍵盤打楽器「グロッケンシュピール」をCADで設計、フライス盤を使って製作し革製のケースまで作った
    『グロッケンシュピールの制作』
 

3班は、CADで時計を設計、レーザー加工機で加工、ケースも設計して時計を完成させた、
    『時計の制作』
 

4班は、技能検定3級機械加工・機械検査、同2級機械加工、ワープロ検定準2級、危険物取扱者乙種四類
    など、難関資格の取得に日々精進した、『難関資格に挑戦』
5班は、卒業式前日に表彰がある「ジュニアマイスター」特別表彰を目指し、旋盤の資格・危険物乙種・
    計算技術検定の資格取得、時には金属折り紙の製作も行った、『検定取得』
6班は、難関資格取得を目指し、検定で培った技術を応用しながら笛・キーホルダーの製作を行った、
    『検定取得・笛、キーホルダー作成』
7班は、毎年出場している「全国高校生コマ大戦」での上位入賞を目指して、旋盤・フライス盤・ボール盤
    等の工作機械を駆使し、「勝つためのコマ」を製作した、『コマの製作』

 以上、7つの班の熱意あふれる発表会に、会場も盛り上がりました。
 保護者の方々も聴講に来てくださり、本当にありがたかったです。
 
 

 来週月曜日27日には、情報システム科(10:35-12:25 東実習棟3階アプリケーション実習室)、
 物質工学科(10:35-12:25,13:10-14:00 視聴覚室)の発表会が行われます。
    

第39回建設論文表彰式が行われました

 1月22日(水)、静岡県建設業協会が募集した第39回建設論文「わたしの街をこうしたい」に応募し、優秀な成績を収めた建築デザイン科および都市基盤工学科の生徒9名に対する表彰式が本校応接室にて行われ、静岡県建設業協会副会長市川様より表彰状および記念品が授与されました。

  受賞者のみなさん、おめでとうございます。

 

 優秀賞  3年 川口さん

 佳作   2年 石原さん

 努力賞  2年 今戸さん 須賀さん 西谷さん 白鳥さん

      1年 中村さん 市川さん 神谷さん

 また本校自体も、建設論文募集事業への協力に対し感謝状を頂きました。

      

               

 

電気工学科 第一種電気工事士資格試験の合格発表!

電気工学科では、第二種電気工事士の資格取得だけではなく

第一種電気工事士の資格取得に力を入れています。

 

令和元年度第一種電気工事士資格試験の合格発表が今月行われ

2年生9名、3年生3名 合計12名が 第一種電気工事士に合格

することができました。

 

この試験に合格をすると、就職試験や大学入学試験で、

自己PRをする内容が増えるだけではなく

卒業後の実務経験を経て、第一種電気工事士の免状が発行されると、

将来 ビルや工場などの電気工事を担当することができます。

でんきこうじれんしゅうふうけい

 

 

 

 

 

(放課後 技能練習の風景)

 

★都市基盤工学科3年生・課題研究「かまどベンチ」完成!!★

 工業科3年生が全員履修する必修科目「課題研究」の授業が、今週末と来週にかけて行う発表会に向けて佳境に差しかかっています。

 都市基盤工学科3年生7名が受講する「青木研究室」(青木ゼミ)では、来週の発表会で披露する「かまどベンチ」が、本日完成しました。
 

 この「かまどベンチ」は、1年間にわたって制作をしてきたもので、普段はベンチとして公園などで使用することできます。腐りにくい木(レッドウッド・ホワイトウッド)などを使用、その下に炉を格納し、生コンから成型したコンクリートで重く安定した脚部を作りました。(写真左)
 ベンチの座面を開けると、45リットルの寸胴が2つ収納でき、その下には薪置きも設置されていて、災害時には煮炊きをすることできます。(写真左)

 

 本校の都市基盤工学科では、土木分野だけではなく、災害時の迅速な復興への手助けも、大切な学習項目として
位置付けられています。

 この日は、本校が所在する長沼地区自治会の方々も様子を見に来てくださり、生徒へのアドバイスと今後このベンチの設置場所を検討してくださいました。
 
 

 1995年の「阪神・淡路大震災」から今年で25年、「東日本大震災」からも9年が経過しようとしています。
災害はいつ起こるかわかりません。過去の災害を教訓にして、我々も学習・研鑽を続けていかなければ
なりません。また、来週の発表会での成果発表が楽しみです。

 なお、都市基盤工学科の課題研究発表会は、来週28日(火)午後1時10分から3時まで、
本校視聴覚室で行われます。