2020年4月の記事一覧

動画配信に関する研修会が開催されました

   新コロナウイルス感染防止のため休業中、生徒とコミュニケーションをとる方法としてクラウドミーテイングアプリの活用によるSHRの実施ついて先に紹介をしましたが、自宅学習に対する支援として、同じくインターネットを利用した動画配信に関する研修会が4月28日(火)開催されました。
    研修会では。既に動画配信を利用している先生の授業の動画を見た後、動画を利用した授業の進め方、動画の作り方、配信方法及び配信する際の注意事項等についてお話いただきました。
 本研修会にも多くの先生が参加され、実際に自身が行うことを想定した質疑応答も交わされました。
 動画配信による自宅学習を行うために、生徒の各家庭のインターネット環境の調査も行われており、回答は生徒が行うことになっていますが、保護者の皆様のご指導よろしくお願いいたします。

      

 

インターネットによる双方向通信アプリを使用しSHRが行われました

 新コロナウイルス感染防止のため休業中ですが、インターネットによる双方向通信が可能なクラウドミーテイングアプリを使用し、理数科3年生のクラスにおいてSHRが行われました。
 初回は4月17日(金)、クラス全員を対象に一斉に行われました。2回目は4月28日(火)、発言しやすいように小集団に生徒を分け、各々15分程度行われました。
 学校と休業中の生徒がネットを介し繋がり、担任の先生から生徒達に、健康状態や家庭学習の進捗状況等の確認、日々の生活の様子、困りごとや要望等の質問、生徒達からの近況報告等短時間でしたが、生徒達とネット上でコミュニケーションをとることができました。
 このような試みは本校では最初のことであり、多くの先生も教室に集まり、興味をもって様子を見守っていました。

      

 

令和元年度末から令和2年度4月までの表彰内容についてお知らせします

 令和元年度末から令和2年度4月までの校内表彰の対象となった活動成果をお知らせします。

  物質工学科 クールジャパン高校生ストーリーコンテスト 優秀賞

        物質工学科3年 寺田さん 大石さん 坂本さん 嶋田さん 永井さん

  機械工学科 第4回全国人工衛星・探査機模型製作コンテスト 各務原市長賞

        機械工学科3年 岩崎創さん 岩崎翔さん 越前谷さん 花井さん

        電子工学科3年 長谷川さん

 上記2件の受賞につきましては各々3月30日、4月3日に本ブログにて報告済ですが、本校休業中のため開催できない校内表彰に代え、改めて本ブログにてお知らせいたしました。

 

★情報システム科が3Dプリンターフェイスガードを製作しました★

 先日は機械工学科の3Dプリンターマスクの記事を紹介しましたが、今回は情報システム科の3Dプリンター
「フェイスガード」を紹介します。

 本校・情報システム科は、インターネット上のフリー素材データを使って主に医療用として用いられる
フェイスガードを製作しました。新型コロナウイルスが国内でも蔓延し、医療崩壊寸前の状況が深刻化し
ている昨今、マスクだけでなく主に医療従事者に対して患者からの感染を防止する観点で用いられる
フェイスガードも不足しているという報道を聞き、何か役に立てればという思いで作成しました。

 また政府や首長の記者会見時に見かける手話通訳の方は手話だけでなく表情も使って相手に伝えていくため、
マスクを着用しにくいのが現状であると聞き、手話通訳の方にも活用していただけると思っています。


 素材データは神奈川大学の道用(どうよう)教授が作成したフリーデータを使用、3Dプリンターを使ってフィラメント樹脂を加工して骨組みを作成。正面のパンチ穴部分にラミネートフィルムを装着、後ろにゴムバンドをつけて完成です。

 今回は試験的に作成しましたが、今後はさらなる改良を模索しながら、将来的に医療機関への寄贈も視野に
入れて検討いるところです。
 また学校再開後、このノウハウを授業・課題研究を通して生徒にも伝達講習していきたいです。

※先日の3Dプリンターマスクは、静岡新聞・中日新聞・毎日新聞・朝日新聞・読売新聞各紙から
 取材を受けました。順次後日掲載される予定です。是非ご覧ください。



 

★機械工学科が3Dプリンターを使ってマスクを作成しました★

 機械工学科では、インターネット上のフリー素材データを使ってマスクを製作しました。
新型コロナウイルスの関係でマスク不足が深刻化している昨今、環境にやさしい使い捨てでないマスク作りが
注目を浴び、先日も大手県内薬局が同様に3Dプリンターで作成し、社員に支給したニュースが報道されました。
 素材データは3Dプリンターを使い3時間30分程度で成形可、鼻と口を覆う部分を3Ⅾプリンターで成形します。


そして、成形したマスクにゴム紐とガーゼを取り付けて完成です。材料のフィラメントは1000gで10,000円とすると20g使用するため、200円程度で成形できます。マスクは繰り返し使用することが可能です。


完成作品はこちら。市販のマスクゴムと裏面にガーゼを装着して完成です。
 

 

機械工学科の先生にモデルになって、着用してもらいました。着け心地もなかなか良いようです。
 

 このようにクリエイティブなものづくりを実践できるのも本校の強みだと自負しています。