カテゴリ:理数科/理工科

進路講演会が開催されました

 7月1日(金)の放課後に理数科3年生を対象とした進路講演会が開催されました。

 河合塾の講師の方から大学合格のために必要なことや高校3年生の夏の取り組み方について話がありました。

 

理数科 夏期勉強会(1日目)

 8月10日(火)から13日(金)までの4日間、理数科の夏期勉強会をグランシップにて行っています。慣れない場所で自習を行うことにより、持続力や集中力などを養い、学習習慣を確立することを目指して、自学自習しています。

 

 【1年生】初めての勉強会です。体調管理に気をつけ、4日間の勉強会を乗り切ってほしいと思います。

 スタディサプリの数学講師(山内恵介さん)の講演会がありました。これからの社会に必要な学び方を「意識して」授業を受けることや友人との対話の大切さを伝えてくださいました。

 

 【2年生】昨年に比べ、課題に取り組む姿勢が力強く見えます。すでに課題を終えて、夏休み明けの課題テストに向けて苦手な科目の振り返りをする生徒もいました。7月の模擬試験の結果やこれまでの学習状況を先生方と振り返り、夏休み以降の生活を見つめ直す機会となっています。

 

 

理数科2年生の授業の様子 その2

9/11(金)出張授業

講師:静岡県立大学 薬学部 菅敏幸 先生

演題:「自然に学ぶクスリづくり」

薬学部の仕事(研究)の対象は、薬を適切に使うこと、効果のある薬を探し出すことなど様々なものであること、たくさんの分野の研究者と協力して、人々の健康や命を守ることに使命を感じていることをお伝えくださいました。

アイスブレイクとして、先生曰く「周期表を旅する」時間を作ってくださり、生徒たちは周期表の元素を通して、最先端の化学の見識や技術にも触れることができました。

生徒の感想より

【1年生の感想】

有機化学について自分は初めて知ったので、なぜ「嫌われ者」なのかわからない程おもしろいと思いました。その講義の中で最も印象的だったのは、ノーベル賞を受賞した大村先生の研究についてです。僕はこの講義を受けて、ノーベル賞についての印象が変わりました。研究は、自分の自己満足の為ではなく、たくさんの人を助けることができる可能性を持っていて、世界に貢献できることを学びました。

まず、身近な物(土)などからでもいろいろな発見ができる。これは僕たちの可能性を広げてくれました。そして2年生で行う研究の参考になりました。ある病気が流行った時に薬学部として「みんなで共同で人を助ける」菅先生のこの言葉はすごく心にきました。医師という立場でなくても、人を助けるという思いがある人の考えで、そんな考えを持ち人のために役に立てる人になりたいと思いました。

【2年生の感想】

大学で薬学を学んで、研究などでなく調剤をするとずっと思っていました。しかし、話を聞いて有機化学を始めとして科学分野の知識を生かして薬の研究がたくさんされてきたと分かりました。また、薬の発明は身近なところでの発見がつながって、それらを使えるものに合成して使われていることに驚きました。今回の話を聞いて、今まで以上に薬学について興味を持ちました。

薬学部の仕事というのは、単に薬の研究をするのではなく、薬をつくりその薬を届ける、また、自然のものから薬をつくる等色々な役割があるんだな、と思いました。私は研究も共同でやり、一人で人々を助けるのでなくみんなで一緒に助けていく、ということがとても心に残りました。私は将来、薬剤師になりたい、人々の心と体をちゃんと助けることができる薬剤師になりたいと思いました。

 

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理数科2年生の授業の様子

 理数科2年生では、水曜日の5~7限に探究活動を目的とした授業「課題研究・科学的探求入門」を実施しています。前期は、物理、化学、生物、地学、数学、物質工学の6つの基礎実験講座を経験します。後期は、グループ研究を実施します。下の写真は、物理講座の様子です。物質工学科の電子顕微鏡にて、各自が作製した試料を観察しています。

 

 下の写真は、理数物理の授業風景です。力学的エネルギー保存の法則を確かめる実験をしました。実験装置は本校で作製したものです。グループで協力して、正確な値を求める工夫をしています。実験、観察を通して、位置エネルギーが運動エネルギーに変換されることを理解しました。

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