学校の出来事

1年生 交通安全教室

 

4月18日(金)

1年生を対象にLHRの時間を使って

交通安全教室が行われました。

 

 

毎年、5月~7月は自転車の事故が多くなる時期だそうです。

新学期になり、生活の変化に少し慣れ始めて緊張感がなくなってきたり、新学期の生活の疲れが出てきて、集中力が続かなくなってくるころです。

ニュースを見ていると自転車がかかわる痛ましい事故を目にすることもあります。

生徒が自転車事故を起こすと、学校に事故報告書の提出をしなければなりません。

昨年度は計11件の報告があり、今年度もすでに2件の報告が上がっているそうです。

決して他人事にはできません。

 

自転車には、【自転車安全利用五則】というものがあります。(静岡県警や警視庁のホームページにも載っています)

1 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3 夜間はライトを点灯
4 飲酒運転は禁止(ルールを守ろう)
5 ヘルメットを着用

 

自転車は軽車両の分類になります。

道路を見渡すと、様々な標識が見えてきます。

道路標識の意味をしっかり理解して、ルールやマナーを守って運転しましょう。

 

そして、科学技術高校には生徒の命を守るための独自の交通ルールも設定されています。

生徒手帳にも記載されていますので、今一度確認をしてみましょう。

なぜダメなのか?→反対側に十分な待機場所がないから。

 

自転車はもちろん、歩行者も通行禁止です。

 

 

校地内での自転車の通行は左側通行を厳守しましょう。

1年生と2,3年生では駐輪場の場所が異なるため、朝や帰りの時間帯は校内の見通しの悪い箇所ですれ違う頻度が高くなります。

公道ではよく見かけるカーブミラー、校内にも見通しの悪い場所には設置されています。

対向から自転車や歩行者、車が来る可能性を考えて、しっかりと減速・確認をしましょう。

≪かもしれない運転≫が事故を減らします。

 

ルールを守らずに自転車を運転した場合、交通指導員さんから自転車安全指導カード(通称イエローカード)をもらうことがあります。

イエローカードをもらったら、すぐに担任の先生に提出・報告をしましょう。

イエローカードをもらうような危険なルール違反を繰り返すと…↓

平日に授業を欠席し、5,700円を払って自転車運転者講習を受講しなければなりません。

そんなことにならないよう、普段からルールを守って運転しましょう。

 

もし、自分が事故の加害者になってしまったら。

大したことがないと思っても、後でトラブルになることを防ぐために必ず相手と連絡先を交換し、学校・保護者・警察に連絡をしましょう。

また、自分が被害者になった場合も同じ対応をしましょう。

被害者になってしまった場合、事故直後はアドレナリンが出て痛みなどを感じにくく、時間が経ってから症状が出ることがあります。

安易に「大丈夫です」とは言わないようにしましょう。

 

数年前からヘルメットの着用が努力義務となっています。 

本校でも着用して登下校する生徒が増えてきました。

事故が起きてからでは遅いのです。

ぜひ、ヘルメットの着用を検討してみてください。

 

 

 最低限のルールを守り

自分の命を自分で守れるよう心がけましょう!