学校の出来事

★9月5日(土)の中学生1日体験入学・打ち合わせおよび誘導ルート確認指導がありました★

 8月24日(月)から2学期が始まりましたが、その日の放課後、9月5日(土)に行われる予定の
「中学生1日体験入学」における誘導や運営を手伝ってくれる在校生を集めて、当日の打ち合わせおよび
誘導ルートの確認がありました。
 
 当日在校生の補助生徒は事前に募集を行い、有志で志願してくれた生徒約80名が誘導に携わってくれます。
当日の集合時間や工業科実習棟での誘導ルートの確認、雨天時の対応、そして終了後のアンケート集計の説明
を行いました。
 
 当日手伝ってくれる在校生も1年前、2年前には中学生として本校の体験入学に参加してくれた生徒が
ほとんどである、と聞きました。昔のことを思い出しながら、当日頑張って手伝って欲しいです。
この他にも300名の生徒が工業科実習、学校生活の様子披露、自転車置き場への案内等で手伝ってくれます。
 
 感染症及び熱中症には十分に気を付けながら当日の運営を行っていきたいと思います。

 まだ参加申し込みをしていない中学校3年生および保護者の皆様はこのHPの「学校からのお知らせ」
 の1日体験入学についてのページからGoogle Formを使ってお申し込みください。
 当日参加の皆様も、感染症及び熱中症対策を十分に施してのご参加、よろしくお願いいたします。
 
 (マスクの着用および雑談等の自粛等、ご協力よろしくお願いします)

理数科 夏期勉強会 その2

ソーシャルディスタンスやマスク着用を意識しながらの4日間(夏期勉強会)が終わりました。次に校外で勉強会を実施するのは、令和3年3月22日(月)の予定です。

短い期間でしたが、課題の問題を友人に相談する生徒や休み時間になっても問題を解き続ける生徒が日を追うごとに増えていました。校務の合間に、講義や課題の指導、進路指導に駆けつけた先生方の熱意、高校生への助言や励ましの言葉を届けに来てくれた理数科の卒業生の皆さんの想いが高校生に伝わったからだと思います。

 

◆3日目(8/19)、4日目(8/20)の様子

【1年生(全員)】

これからの高校生活の過ごし方(学習、日常生活、進路の選び方など)を卒業生自身の体験を踏まえた内容で聞くことがができました。

【2、3年生(希望者)】

希望する進路(学部系統)ごとに小集団に分かれ、高校生からの質問に卒業生が丁寧に答えていました。

【卒業生と恩師】

久しぶりの再会に、リモートの大学生活の苦労や大学で学ぶ数学などで会話を弾ませていました。

理数科 夏期勉強会

8月17日から20日までの4日間、理数科の夏期勉強会をグランシップにて行っています。

 

◆1日目(8/17)の様子

【1年生】初めての勉強会です。慣れない場所で自習を行うことにより、持続力や集中力などを養い、学習習慣を確立することを目指して、自学自習しています。体調管理に気をつけ、4日間の勉強会を乗り切ってほしいと思います。

 

【2年生】昨年に比べ、計画的に課題を進めることができています。事前に与えられた問題を解き、解説を受ける講義形式の時間もあります。来年は、さらに成長した姿を期待します。

 

◆2日目(8/18)の様子

【3年生】大学の先生にお越しいただき、出張授業を実施しました。静岡大学の木村雅和先生から「出る杭を伸ばす教育~新・静岡のヒトづくり~」というテーマで講演を受けました。好きなことへ取り組みつづけることが、自分の才能を見出し、磨き上げていく最良の方法であるとの強い励ましの言葉をいただきました。

生徒の感想より

・今、目の前にある目標ではなくて、その先を見越した目標を立て、地域から世界を支える卓越した研究者や技術者を(産学連携で)育成するという教育システムに強く興味を覚えました。

・周りの人を尊重することは、自分自身や社会が豊かになることにつながると思った。

・才能というものは自分で意識して作れるものではなくて、純粋に好きであるという気持ちから育っていくものだと思った。

 

★都市基盤工学科・情報システム科3年生が貯水槽操作法の動画撮影に行きました★

 静岡市が災害時の飲料水確保のため市内に設置している耐震性貯水槽の操作方法を動画で説明する
プロジェクトの一環として、本校都市基盤工学科・情報システム科の3年生が7月31日(金)終業式
終了後、静岡市立清水興津中学校にて操作マニュアルの撮影会を行いました。その模様をご紹介します。

 
  情報システム科・撮影班 準備中          動画のタイトルを伝えるシーン

 

 水道局の方から倉庫のカギをお預かりします      倉庫前でセリフと動作を確認しています

 

                給水栓の説明と謹啓動画撮影風景です
 

 給水栓からコップに水をそそぐシーンです  都市基盤工学科生徒全員で貯水槽から汲んだ水を飲むシーンです

 

  給水栓とホースを倉庫にしまうシーンです     本日の撮影終了後の記念撮影です

 動画は情報システム科3年生が編集し、12月ごろの完成を目指しています。来年1月の課題研究発表会
でその成果を皆様に報告します。

    

1学期の終業式が行われました

 7月31日(金)1学期の終業式が、コロナ感染防止のため、校内放送を通じて行われました。
 先ず校長先生から以下のようなお話がありました。
「コロナ禍での1学期がようやく終わろうとしています。種々の行事が中止となり、部活動等での充実感・達成感は例年より低いのかもしれませが、皆さんは、さまざまな制約の中でも大いに頑張ってきたと思います。
 暗く不安なニュースばかりが目立った1学期でしたが、日本の科学技術に関わる分野で理化学研究所と富士通が共同で開発・整備を進めているスーパーコンピュータ「富岳」が、世界のスーパーコンピュータの4つの性能ランキングにおいて、世界第1位を獲得したという明るいニュース報道がありました。既にコロナウィルス感染拡大防止のための飛沫のシミュレーションや、数あるコロナウィルスワクチンの中から可能性のあるワクチンの割り出しを行う等、早速社会に役立つ利用が行われているようです。
 本校の話題では、電子工学科と物質工学科を発展的に統合し、電子物質工学科を設置すると発表しました。これまで電子工学科でマイクロコンピュータはじめとする半導体をいかに利用するかという事に挑戦してきましたが、新しい電子物質工学科ではなぜそうなるかなど、物性レベルまで掘り下げて学ぶ学科となり、高校では全国的にも珍しい学科になります。
 3週間程度の短い夏休み、コロナの感染拡大下、いつもの夏休みのように開放的な気分にはなりませんが、これを機に、御家族や地元の親せき、友人との語らいの中で、自分自身の進路や将来のことを考えてみてはいかがでしょうか? また、自身の命と等しく他のものの命を大切にするすなわち、「自他の命を大切にする」ことを約束してください。お願いします。
 8月24日(月)2学期始業式ですが、体育館で全員そろって始業式を迎えることは、まだできませんが、皆さんが元気に登校でき2学期を始められることを期待しています。」
 続いて、教務課、生徒課から夏休み中の諸注意がありました。
教務課:体調管理をしっかり行い2学期に備えること。コロナウイルス拡大下十分留意して行動すること。1,2年生は2学期始業式当日の課題テストへの対応をしておこと。 等
生徒課:コロナウイルスへの基本的対策を徹底して生活すること。無断アルバイト禁止必ず届け出すること。トラブルを起こさないよう交友関係は慎重に行動すること。「いじめは絶対許さない」を胸に行動すること。交通マナー・ルールをしっかり守ること。 等
 例年より短い夏休みですが、規則正しい生活を心がけ、本校生徒としての自覚をもって過ごしてください。
              

      

 

令和2年度5月から7月までの表彰者をお知らせします

 令和2年度5月から7月までに開催された各種大会等で、校内表彰の対象となった生徒の皆さんの活動成果をお知らせします。なお、全校集会が行われないため、表彰に代わり本HPで紹介いたします。

囲碁部 第44回静岡県高校囲碁選手権大会兼第44回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権
     静岡県予選大会  中部地区予選・・・団体戦 優勝 ロボット工学科3年   増子 
                              電子工学科3年          長島
                                                                                                       電気工学科2年          河村
                                                                              個人戦   5位    電子工学科3年          長島
                                                                                    6位    電気工学科3年          鈴木 
                                                                                            7位    ロボット工学科3年   増子
陸上部 第73回静岡県高等学校陸上競技対校選手権大会   
                                                                   800m   5位    都市基盤工学科2年   池田
ウエイトリフティング部
   令和2年度静岡県高等学校総合体育大会代替大会兼ウエイトリフティング記録挑戦会
                                                                          55kg級   1位  物質工学科3年      望月
                                                                                 2位     電子工学科3年         西澤
                                                  3位     電気工学科3年         長島
                      61kg級   1位  ロボット工学科3年  増田
                                                                                         2位  機械工学科3年    花井
                       67kg級  1位     機械工学科3年         古川
                                                                                            2位    ロボット工学科3年   嘉藤
                       73kg級  1位  ロボット工学科3年   原田
                       81kg級  1位     都市基盤工学科3年   藤木
                     89kg級  1位    ロボット工学科3年   高砂
                                                                                                                                      以上

 

★本校図書室に閲覧台・展示台等を寄贈していただきました★

 本校卒業生も多数就職しているプラスチック加工興和(株)(静岡市駿河区中吉田)様からこのほど
本校に図書室の備品5点を寄贈していただき、7月30日(木)午前中に本校にて、松村校長から感謝状の
贈呈がありました。またこの寄贈に際しましては(株)清水銀行様にもご尽力いただいたため、贈呈式
にも出席していただきました。
 
 寄贈していただいた備品は、新聞閲覧台・コイル展示台・傾斜ラック・傾斜ブックスタンド・
透明アクリル展示スタンドの5点です。
 


 本校は新聞を4紙定期購読しており、静岡新聞をこの閲覧台に置いています。
またコイル展示台は本校図書課が定期的に行っている「旬のコーナー組」の本を置いています。
ブックスタンドやラックは図書課発行の冊子や出版社が発行する情報誌、または新着の書籍を置いて
目立つような仕掛けをしています。
 

 誰もが必ず立ち寄る図書室で幅広く生徒の皆様に還元していきたいと思っています。

 贈呈式には、本校から椙山副校長、小林事務長、藤田図書課長、鈴木進路課長、中島総務課長、
興和様からは土屋社長、鷲巣取締役、清水銀行様からは築地草薙支店長などが出席して下さりました。
土屋社長から、松村校長の代理として杉山副校長に目録贈呈があり、そのあと副校長から社長に感謝状の
授与が行われました。
  

 

 プラスチック加工興和(株)様、素晴らしいものを寄贈していただきありがとうございました。
 大切に使っていきたいと思っています。
 

進路に関する2年生の学年集会が行われました

 7月21日(火)授業終了後、2年生は進路に関する学年集会が行われました。まず学年主任の先生から、生徒の様子を見守ってきた中で感じた3つの不安について、次のような話がありました。
 ①苦しい道と楽な道があったら苦しい道を選ぶ:大変な思いをせずに大学に行きたい、あるいは遊びたいから大学進学する、勉強したくないから就職というような声が聞こえてきた、これは間違った考えであり楽な道に走ること、進学してしっかり勉強する、就職して世の中のためになる製品開発をする等、決して楽な道を選択しないこと。
 ②仲間を信じる:苦しい道を選んでも、仲間を信じ、クラス全体でお互いに高めあい、いいクラスにしていってほしい。
 ③説明する力:社会に出ると自身の行動や考えを説明することが問われる、説明する力をつけること。
 この後、進学希望者と就職希望者にわかれ、各々進路課の先生から話がありました。
 進学希望者に対し:この夏に行うこととして、進路をしっかり考え、志望大学について試験日程や試験科目を調べ、そのうえで後悔しない科目選択を夏休み明けに行うこと。
 就職希望者に対し:現段階で就職希望者に伝えることは、①3年生になるまでに希望する企業を複数決めておくこと。②企業が求める人物像を意識すること。③今後の学校生活を充実させること。の3項目。
 各先生方からお話しいただいた内容を振り返り、夏休み前の10日、夏休み3週間を進路について真剣に考える期間として有効に利用するとよいと思います。

               

      

             

 

 

「Futureしずおか」による課外授業が行われました

 7月17日(金)のLHRの時間、2年生は「Futureしずおか」による課外授業が行われました。
 「Futureしずおか」とは、高校生に地域企業で働く、地域で暮らす魅力を発信する静岡新聞社が主催するプロジェクトで、その活動の一つである課外授業は、静岡の企業で働く魅力を生の声で伝えるために、講師は県内企業の経営者や社員が努めることになっています。
 本校での課外授業では、8社1団体の方々が来校し、2年生の各クラスで1回20分、2回ガイダンスを行いました。ガイダンスでは、会社説明、業務内容や製品、本校出身者情報、社会貢献等の紹介を始め、本校卒業生による、志願理由、担当業務内容、仕事へのやりがいや厳しさ等の就労体験、高校生に向けて今後のキャリア考える上でのアドバイス等、持ち時間の中で各社各様な説明が行われました。
 進路については、まだはっきり決めかねている生徒が多々いると思います。今回の課外授業が、真剣に進路を考えるきっかけになればと思います。

       

物質工学科2年生を対象に出張授業が行われました

 7月14日(火)物質工学科2年生を対象に、静岡大学農学部 応用生命科学科 与語  圭一郎 准教授による「細胞の分化:生物の仕組みを理解し応用につなげる」をテーマに、出張授業が行われました。
 本題に入る前に、農学とはどんな学問か、何について学ぶのか、農学の研究対象の説明、また静岡大学農学部で行っている研究内容について紹介いただきました。
 先生の研究内容の講義では、「哺乳類の精子の分化(おおもとの細胞から精子ができるまで)の分子メカニズムやどのような仕組みで受精が起こるのかの解明について」、研究成果やその社会的意義についてお話しいただきました。お話は非常に専門性が高く高校2年生が理解するのはなかなか難しい内容でしたが、不妊を精子の側から研究していく過程の中で、対象の観察、疑問を持ち、解明し、目的に一歩一歩近づけていくプロセスや研究成果の応用の可能性については理解できたと思います。
 今回の先生のお話は生物学的研究についてでしたが、研究の進め方については他分野にも共通している内容であり、進学を考えている生徒には、大学で行われている研究の一端を知るよい機会だったと思います。