学校の出来事

「携帯電話・スマートフォン マナー講座」が開催されました

 7月10日(金)のLHRは、全校生徒を対処に「携帯電話・スマートフォン マナー講座」が開催されました。
 作年度までは外部講師を招聘し講演いただいておりましたが、今年度は事前に電話会社の方に指導を受けた各クラスの生活委員が中心となって、生徒が主体的に取り組むクラス単位での伝達講習が行われました。各クラスにおいてネット使用時の問題点の抽出やその結果に対する話し合いを通して、携帯・スマホの使用に際し、相手を思いやった行動をとることや、加害者や被害者にならない使い方を考えた行動がとれるよう学びました。また最後に担任の先生から、本講座に関連した意見や感想等お話しいただき終了となりました。
 従来とは異なり、携帯・スマホの使用に関し生徒自身が考え.気付くことにより、人に迷惑をかけない等、携帯・スマホの使用のマナーが向上することを期待します。

      

      

 

 

★3年生の英語の授業で「あなたが選ぶノーベル賞受賞者」の創作・発表活動を行いました★

 本校3年生(工業科・理数科)は第1回定期テスト終了後、テスト返却を経て、コミュニケーション英語Ⅲ
の授業を使って、「自分の考えを英語を使って紙面および口頭で表現して相手に伝える」活動を行いました。
≪お断り≫ 普段は生徒はマスクを着用して授業を受けていますが、このスピーチ活動では、破擦音・摩擦音
など英語独特の音声を生かす特性から、マスクを外して発表しています。ご了承ください。
 
 具体的にはテスト前に教科書で学習したアルフレッド・ノーベルと文法事項「仮定法」の復習として、

If you were Alfred Nobel, who would you like to give the Nobel Prize? 
(もしあなたがアルフレット・ノーベルだったら、誰にノーベル賞をあげたいですか?)
という問いに、I would like to give Mr./Ms.      人名      the Nobel    賞の種類  Prize. I have some reasons.
 (私は〇〇さんにノーベル〇〇賞をあげたいです。理由はいくつかあって、・・・) 
で答え、人名・賞の種類・受賞の理由を英語で表現し、クラスメイトの前で発表するという活動です。

 1回目の授業では、状況説明とノーベル賞6種類(文学・平和・経済・物理・化学・生理医学賞)の確認と
    人物の選定及びその業績の調べ学習
 
 2回目の授業では、英語で受賞者の業績及び理由を書く活動、

 3回目(最終回)では、クラスメイトの前で全員が発表、終了後「振り返りシート」の記入をして
    反省および今後の抱負を確認しました。
 

 比較的、このような活動の場合、人選・理由付けがしやすい文学賞や平和賞に集中しがちなのですが、
 「理系のスペシャリスト」を育成する本校では果敢に理系三分野(物理・化学・生理医学)に挑戦する
 生徒も多く見られました。
 また、現在まで28名の日本人および日本出身のノーベル賞受賞者がいますが、いまだに日本人が受賞
 したことのない唯一の賞が「ノーベル経済学賞」。日本人初のノーベル賞受賞者を生み出そうとして、
 経済面で影響を与えた日本人を探して発表した生徒もいました。

  英語で書くだけではなく、話し手にもきちんと伝わるように難しい専門用語は書き換えたり、
 音のつながりを意識するあまり早口になって逆に気持ちが伝わらなくなってしまうことを避けるような
 指導も授業を通じて行いました。

  活動を始めるときには教員側・生徒側お互いに不安を抱えながらのスタートでしたが、活動を通じて
 普段の授業だけでは味わえない独特の緊張感や和やかな雰囲気、終了後には達成感が得られたと思っています。

 一例として生徒が発表で挙げた人名を記載したいと思います。(敬称略)
    文学賞: 与謝野晶子、福沢諭吉、松尾芭蕉、JKローリング、夏目漱石、池井戸潤 など
    平和賞: 黒柳徹子、グレタ・トゥーンベリ、М・ジャクソン、О・ヘップバーン、F・マーキュリーなど
    経済学賞: ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブス、伊能忠敬、渋沢栄一、秋元康 など
    物理学賞: ドップラー、ニュートン、アインシュタイン、ガリレオ、オーム など
    化学賞: エジソン、ワット、シャルル、ドミトリ・メンデレーエフ(周期表提案)など
    生理医学賞: キュリー夫人、ナイチンゲール、メンデル、ロザリンド・フランクリン(DNAの結晶構造)など

 

1年生の学年集会が行なわれました

 7月6日(月)第1回定期テスト終了後、1年生の学年集会が行なわれました。
 まず学年主任の先生から次のような話がありました。
 「第1回定期テストが終わったが、次回の定期テストに向け、明日から高校生としてどう授業に向かっていくか考えてほしい。また部活動も本格的になり体力的にもきつく、またこの時期天候面でも辛くなるので、体調管理が大切になる。夏休みまでの約1か月、少しでも成長できるよう頑張ってほしい。」
 この後、教務課、進路課、生徒課の各先生から話がありました。
 教務課の先生から:2年生から始まる普通科目と工業科目選択の概要として、共通科目の内容、選択の基本的な考え方、科目選択登録の日程、注意事項等
 進路課の先生から:1年生から始まる進路ロードマップに関する説明。「進路のしおり」の活用について、進路について考えること。
 生徒課の先生から:携帯電話の校内での使用ルールに関する注意事項。学校での活動に不要なものは持ってこないこと。自分からあいさつをする習慣を身に付けること。
 約2か月の休業があったものの、本校の生徒となって3か月、校風にも慣れてきたと思います、本校生徒としての自覚をもって高校生活を送ることを期待します。

       

3年生の学年集会が行なわれました

 7月6日(月)第1回定期テスト終了後、3年生は、これから本格化する進路活動に関する学年集会が行なわれました。
 まず学年主任の先生から次のような話がありました。
 「就職に関しては、7月1日に求人票の受付が開始され順調な出だしである。これは本校生への期待の表れである。是非その期待に応えるような人材となってほしい。
 進学に関しては、受験情報が出揃ってはいないが、受験勉強だけではなく目の前の授業を大切にしてほしい。偏りのない広い分野の知識をもつ学生が求められている。
 7月31日の終業式に向け、不安な気持ちにもなるかとは思うが、後輩たちの模範となるよう落ち着いた学校生活をしてほしい。」
 この後は就職組と進学組に別れ、進路課の先生から各々話がありました。
 就職希望者に対しては、就職試験が1か月遅れることによる就職活動の日程の変更と、各活動に関する注意事項の説明。
 進学希望者に対しては、今年は2か月間の休業があったため、例年と異なり7月末まで授業が行われる。この期間は、授業を受けつつ受験勉強を計画的に進めること。半年後の姿を思い描き、自分に厳しく行動すること。
 進路に関する活動を本格的にスタートする時期になりました。各自が希望する進路が実現するよう、ここからが踏ん張り時です頑張りましょう。

      

 

★第1回定期テストが始まりました★

 7月1日(水)に第1回定期テストが始まり、6日(月)までの4日間行われます。

初日の1日は大雨となり、全日程を午後にスライドして行われました。
2日目は晴天に恵まれ、予定通りの日課で行われました。
 
1学期の成績に大きく影響する定期テストですので、是非しっかりと勉強をして日頃の成果を十分に発揮して
欲しいです。

生徒総会が開催されました

 6月27日(金)、防災訓練終了後、生徒総会が、コロナウイルス感染防止のため、校内放送を通じて行われました。議題は、昨年度の生徒会決算報告と今年度の予算案説明、および事前に録音された本年度の各専門委員会の活動予定説明が行われました。各議題の承認については、例年会場での拍手で確認していましたが、本年度は、各クラスでの拍手の状況を各HR委員長が承認・否認を判断し、全クラスの結果をまとめ、後日発表することになりました。各専門委員会では委員長を中心に予定通りの活動を実施することを期待します。

      

   

 

科学技術基礎(理数科1年)の様子 その3

理工科の1年生は、金曜日の5、6限に科学技術基礎の授業があります。この授業は、少人数で工業科の実習を経験し、科学技術のスペシャリストに必要な知識や技術を習得します。

建築デザイン科では、マイホームデザイナー(PC用の住宅デザインソフト)を利用して、住宅の平面図や外構を描きました。

【生徒の感想より】

「はじめて間取りの意味を考え、自分の家と比較し、将来住んでみたい間取りなどを考えた。家具の種類や色も考え、できるだけ統一感を出せるように、モノトーンにした。」

「部屋に窓やドアを付ける時はそれぞれの部屋と調和したものを選ぶように意識した。」

「パソコンのアプリを使って考えるのに(思っていたより)たくさん時間がかかった。本当に住む家だったら、もっと何倍も悩むんだなと思った。」

 

理数科 特別講座

6月20日(土)の土曜補講の後に、「感染症の広がりを数理モデルで考えよう!」をテーマとした特別講座を理数科生徒(希望者)を対象に本校パソコン室にて実施しました。

参加生徒は、数学Bで学習する「数列」の「漸化式」を用いて, 感染症が伝播する数理モデルを作りました。(写真上)

また、得られた漸化式をExcelを使ってシミュレーションし, 感染する割合や治癒する割合を変化させると,伝播の様子がどのように変化するかグラフで表現し解釈を行ないました。(写真下)

【参加生徒の感想】

「非感染者(S)は0になるまで減り続け、感染者(I)と回復者(R)は増え続けると予想していたが、0もしくは100ではない値に収束した。」
「SIRモデルを使うことで、ピークが訪れる時期、収束し始める時期が予測できることに驚いた。」
「今回は100人という限られた人数での動向観察だったが、実際には、人数の変化や潜伏期間、亡くなった人のことも条件として加えることで、より正確に予測できると思った。」

授業ノート(感染症の変動を数列で表す)

 

表計算ソフトへ入力、感染症伝播のグラフを作成

 

 

★卒業生が本校に次亜塩素酸水とハンドジェルを寄付してくれました★

 6月19日(金)午後、本校卒業生(電気工学科1期生・平成20年度本校卒)の大石様が来校され、
本校に次亜塩素酸水とハンドジェルを寄贈してくれました。
 
 大石様は、焼津冷蔵(株)に出向き、次亜塩素酸水を提供してもらい、その塩素散水を本校に寄贈して
下さいました。また、ハンドジェルはご本人が購入して寄贈してくださいました。

 合わせて、後輩にあたる在校生へのメッセージもいただき、その中には「先の見えないこの状況に大きな
恐怖を感じられて、皆様のご心労、ご心痛は如何ばかりと察するに余りありますが、強い気持ちでこの苦難を
乗り越えてください。」という心温まるメッセージが書かれていました。

 本校を代表して、膳亀保健課長が消毒液等を受け取りました。
 大石様、ありがとうございました。

3年生の夏季保護者会が開催されました

 6月16日(火)午後3年生の進路に関する夏季保護者会が開催されました。
 先ず全体会が行われ、PTA副会長の挨拶の後、学年主任の先生から次のような話がありました。
「コロナウイルス感染対策のための休校が終わり4週間、学校全体の様子は遅刻や欠席がほとんどなく、授業に真剣に取り組んでいる姿が見られる。また休業による遅れを取り戻そうと頑張っている。今後生徒や保護者の皆様には次の4項目を心にとめて欲しい。①子供任せ、親任せにならないようにしてください。②勉強を最後まで頑張るよう励まして欲しい。③卒業まで勉強を頑張らせてください。④ルールを守らせてください。」
 引き続き、生徒課の先生から運転免許の取得について取得条件、注意事項について説明が行われた後、就職希望と進学希望にわかれ、各々進路課の先生から説明がありました。
 就職に関しては、求人活動へのコロナウイルスの影響。今後の流れとして、求人から就職試験までの流れ等について。
 進学については、大学入試改革の概要。入試に関する心構え等について。
 最後にクラス懇談会が行われ、担任からクラス毎に進路に関して話がありました。