学校の出来事

★English Summer Camp(夏の語学研修)の説明会が行われました★

 令和3年5月13日(木)午後6時30分から本校・視聴覚室で夏休みに行われる「English Summer Camp 2021」の説明会が行われました。当日は参加に興味がある生徒・保護者が集まり本校・研修課国際化推進室の説明を聞きました。

 

 例年海外研修を行っていて平成27年から平成30年まではシンガポールへ、令和元年は台湾に研修に行きましたが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止、今年度は国内に研修先を変えてえ「英語漬け」の3日間を送る予定です。

 

 日程は8月23日(月)から25日(水)までの3日間、静岡県掛川市の「つま恋リゾート彩の郷」で2泊3日の研修を行います。スピーキングや異文化理解もグループワーク、プレゼンテーションなどを行います。ネイティブスピーカーにも参加していただき、日本に居ながらオーセンティックな語学研修が出来るプログラムとなっています。

 生徒参加費の半額を本校同窓会のご厚意でご支援いただけることになっております。また本校後援会からも教員引率旅費・運営費などを援助していただいています。



 まだ定員まで若干の余裕がありますので、興味のある方は是非お申し込みください。

0402科学技術高等学校 募集要項.pdf   参加申込書・応募理由書R3.docx


 

★HR DAY(遠足)レポート第3弾 M1・E2・E1・U2★

  遠足レポート第3弾です。

 機械工学科1年生は、富士宮市で研修を行いました。まず旧芝川町の富士川流域でラフティングを行いました。
そのあと農場トラクター試乗を行い、朝霧高原で食事、帰りに白糸の滝に寄って研修を行いました。


  

  

  


 電気工学科2年は掛川市の「ならここの里」で研修を行いました。

  

  

 電気工学科1年生は掛川市の「つま恋リゾート」でスポーツレクリエーションの研修を行いました。


 

 

 

 

  都市基盤工学科2年生は、久能山経由で日本平ホテルに行き、日本平ホテルでフランス料理を食べながらテーブルマナー講座を受け、そのあと日本平山頂で研修を行いました。

 

 

お祝い 高校生ものづくり競技大会シーケンス部門

 準優勝

高校生ものづくり競技大会シーケンス制御部門

5月8日(土)本校視聴覚室にて開催

ロボット研究部 西野大夢君(情報システム科3年)が、見事準優勝しました。

今後8月20日に開催される、プレ東海大会へ出場します。

ご声援ありがとうございました。

配線作業 プログラミング作業

 

 

★HR DAY(遠足)レポート第2弾 F1・J3・B3・S1★

 HR DAYレポート第2弾です。

ロボット工学科1年生はまず浜松市中区にある「航空自衛隊 浜松広報館 エアパーク」で研修を行いました。


 

そのあと、袋井市にある「静岡理工科大学」の見学・研修を行いました。

 

情報システム科3年生は伊東市にある「伊豆シャボテン動物公園」で研修を行いました。

 

 

物質工学科3年生も伊東市の「伊豆シャボテン動物公園」で研修を行いました。


 

今年度新設された電子物質工学科(S科)の1年生は特急ふじかわ号に乗って、山梨県の身延山に研修に行きました。
 

 

他のクラスも後日レポートさせていただきます。 

 

 

★HR DAY(遠足)レポート第1弾 J1・J2・E3・R3★

 5月11日(火)に全校行事として2年ぶりにHR DAY(遠足)が行われました。天気に恵まれて絶好の遠足日和でした。今回から数回に分けて各クラスの様子をご紹介します。

 なお、このHR DAYは感染症対策を十分実施したうえで細心の注意を払って行いました。

 情報システム科1年生は、静鉄・県立美術館前駅に集合して日本平へハイキングに行ってきました。帰りは東静岡駅まで戻ってきて解散となりました。

 

 情報システム科2年生は山梨県の富士急ハイランドに行きました。ジェットコースター前での全体写真撮影です。
 
 

電気工学科3年生も富士急ハイランドに行ってきました。さまざまなアトラクションを楽しんだ様子が分かります。


 

 


 理工科3年生も同じく富士急ハイランドで研修を行いました。本校から多くの学科が富士急ハイランドに行ったため、クラスの枠にとらわれずさまざまな学科の生徒とも交流できたことも大きかったと思います。

 

 

 まずは以上、4クラスの報告をさせていただきました。

★HR DAY (遠足)に出発しました★

 令和3年5月11日(火)全校生徒が遠足に出発しました。富士急ハイランド、エアパーク、伊豆シャボテン公園、三島スカイウォーク、沼津深海水族館、遠いクラスは静岡空港からFDAを使って出雲空港へ、そこから出雲大社に出かけました。この遠足は開校以来、毎年12月に行われていましたが、年度当初の人間関係を早めに構築したいという趣旨から平成30年度より春先5月に移行しました。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止、3年生のみ12月に行いました。全校生徒で行くのは2年ぶりとなります。
 

 この遠足は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を十分に施して行われています。

  

 後日、全クラスの様子をHPでご紹介する予定です。
 

 

 

PTA役員会が行われました

 5月6日(月)に、5月25日(火)開催予定のPTA総会に先立ちPTA役員会が行われました。PTA役員110名中100名が出席と多くの役員の方に参加していただき、コロナウイルス感染対策を徹底した上で行われました。

 まず最初にPTA会長から以下のような挨拶がありました。

 「昨年度は高校総体など多くの行事が中止となってしまい子供のこころが心配だったが、皆気持ちを切り替えて前を向いて3年生も卒業していくことができた。今年度はすでに高校総体も始まっていて、県大会出場を決めている部活もある。また、静岡県ものづくり大会で本校生徒が優勝し、東海大会で技量を奮ってくることを楽しみにしている。1年生は生活が変わって体調が心配になると思いますが、優しく声をかけていただきたい。」

 

 次に校長から次のような挨拶がありました。

 「必ずしも視界がいいとは言えないコロナ禍の中、ふじのくに基準に則りながらできるところで子供達の活動を有意義なものにしていきたいと思う。本校は、ものづくり競技など技術面、県高校総体、自然科学の分野では生徒研究や企業と連携しての研究など、様々な活躍するフィールドがある。人間力を兼ね備えた社会に貢献できる科学のスペシャリストの育成に向けて、コロナ禍の中だが全力を尽くしていきたい。」

 

 その後、教務課・生徒課・進路課からの話や「令和3年度事業計画」について説明が行われ、文化祭などの事業において新型コロナウイルス感染症の拡大状況を確認しながら進めていくことを確認しました。

1年生を対象に交通安全教室が開催されました

 4月30日(金)LHRの時間、生徒課の交通係の先生が講師を務め、1年生を対象に主に自転車通学に関する交通安全教室が開催されました。
 内容としては、交通事故を起こしたとき問われる3つの責任、自転車安全5則、知っておきたい道路標識等の一般的な注意事項。更に本校周辺の交通ルール。事故を起こしたとき加害者の立場、被害者の立場での対応方法。について話しがありました。
 高校生の自転車交通事故が多く、中でも1年生の事故が顕著との報道がありました。本校では全校生徒の約90%が通学に自転車を使っており、1年生はまだ自転車通学に慣れていないため、通学途上事故に巻き込まれる可能性が高いと思われます。
 生徒の皆さんは、今回の交通安全教室での注意事項をしっかり守り、安全に通学して欲しいと思います、また保護者の皆さんも交通安全について、お子様に声掛けをお願いいたします。

            

★第9回静岡県ものづくり競技大会・旋盤部門が行われました★

 令和3年4月24日(土)に本校にて「第9回静岡県ものづくり競技大会 旋盤部門」が行われました。
 

 本校から機械工学科3年・佐野君と2年・伊藤君の2名が参加しました。
 

 午前9時の受付後、試し削りを行い、開会式を経て競技に移りました。この大会の上位3名の選手が東海大会への出場権を獲得できます。
 

 感染症対策のため、マスクを着用しての競技となりましたが、どの選手も真剣そのもののまなざしで旋盤に向かっていました。本校代表の佐野君も伊藤君も全力を出し切れたと感想を述べてくれました。
 

 最終結果は後日ものづくり競技大会全体でまとめて報告させていただきます。
 

★第9回静岡県ものづくり大会高校生の部・旋盤部門の公開練習が行われました★

令和3年4月24日(土)に本校をメイン会場として、「第9回静岡県ものづくり競技大会 旋盤部門」
(若年者ものづくり競技大会静岡県予選・高校生ものづくりコンテスト静岡県大会)が本校で行われます。 この大会は、令和2年1月30日に実施予定でしたが、コロナウイルス感染拡大により延期となりまり、下記の日程で開催されることとなりました。
 

 

旋盤部門
 (1)準備・前日練習
  日時:令和3年4月23日(金)12:30から終日  会場:機械加工実習室
 (2)大会
  日時:令和3年4月24日(土)9:00~12:30   会場:機械加工実習室

本校からは、高校生の部・旋盤部門に機械工学科3年生・佐野君と2年生・伊藤君の2名が参加します。
 

 この「ものづくり大会」は、工業高校・専門学校等で技能の習得に取り組む生徒等を対象とした競技大会で、静岡県のものづくり産業を支える若い技能者の技能向上を図る目的であるとともに、次の東海大会への出場権を賭けた大会でもあります。

  4月23日(金)午後から会場準備が始まり、出場選手は公開練習を始めました。「旋盤部門」の公開練習の一コマを掲載させていただきます。真剣なまなざしにご注目ください。
  残念ながら今回は無観客開催となっております。

 

 

 

一斉委員会が行われました。

 本校の行事や日常の活動を顧問の先生の指導の下、生徒が主体的にかかわり運営していくために、各クラスの代表による13の委員会が設けられています。各委員会が4月19日(月)から4月22日(木)の期間に一斉に開催されています。


 初日は評議委員会、視聴覚・放送委員会、図書委員会、ボランティア委員会、保健委員会、編集委員会が行われました。


 各委員会では、委員長、副委員長の選出、今年度の活動計画等についての確認が行われ、生徒が前に立ち意見を取りまとめる姿や、積極的に意見を述べる姿が見られました。

  

 

対面式が行われました

 4月16日(金)のLHRの時間に、校内放送を使い対面式が行われました。


 まずは生徒会長から新入生に向けてメッセージが送られました。

「部活動や宿題など忙しく大変に感じることが多いかもしれません。困ったときは3年間ともに過ごすクラスメイトや周りの先生方など、周囲の人がきっと支えになってくれるはずです。日々を大切にし、科学技術高校での生活を楽しんでください。」

 

 続いて、新入生代表から入学にあたっての抱負が述べられました。

「これからの3年間、先輩方のように夢に向かって何事にも全力で取り組み、この場所から産業用ロボットを設計するという夢に向かって進んでいこうと思います。まだまだ不安はありますが、先生方のご指導を受けながら、先輩方を見本にして一歩ずつ成長していきたいと思います。」


 最後に、各クラスにおいて、生徒会役員から1年生の各クラスの代表に、記念品の文具セットが贈呈され終了しました。


 

ニュートンのリンゴの木に花が咲きました

 正門のシンボルでもあるニュートンのリンゴの木に花が咲きました。まだ咲き始め、一つの枝に5,6輪の開花ですが、しばらくすると、他の枝も多くの花をつけ、見ごろになると思います。

         

進路に関する3年学年集会が行われました。

 4月9日(金)のLHR、3年生に対し進路に関する学年集会が行われました。
 まず全員が体育館に集合し、新たに3年生の指導をしてくださる先生方の紹介が行われました。

 

 

 次に学年主任の先生から下記のような話がありました。


「あと1年で卒業するにあたり準備が必要。就職するのか進学するのか不安に感じることがあると思うが、周りにいる友人、先生、一緒に過ごしてきた"仲間"と支えあって進路実現に向け頑張りましょう。」

 この後、進路課長のお話があり、理数科はクラスで、工業科は体育館で就職希望者と進学希望者に別れ、各々進路課の先生から進路実現に向けた準備の話をしていただきました。

 

 

 

4月9日(金)1年生LHRの様子

 4月9日(金)1年生は7時限目のLHRの時間に自転車点検を行いました。ブレーキのかかり具合、ベル、スタンドなど確認し、合格した人からシールを貼っていきました。

 また、放課後の時間を使い、移動スタジオの中で写真撮影を行いました。

 

        

 

1年生第1回学年集会が行われました。

 4月8日(金)に、1年生は体育館において第1回の学年集会が行われました。

 まず学年主任の先生から、2点お願いがありました。

①教室で8:20のチャイムを落ち着いて聴けるようにしてほしい。保護者の方が朝早くお弁当を作ってくれているので、不注意で間に合いませんでしたということがないようにしてほしい。

②各クラスの顔と名前を覚えて、友達を作ってください。同じ中学校から来た人がいると心強いが、新しく科学技術高校の生徒になったので、新しい友達を作って学校生活を充実させてほしい。

 

        

 

 引き続き各課の先生方から、学校生活における注意事項等、下記のような話がありました。

【生徒課】

 「中学校とは生活が大きく変わる。入学のしおりと生徒手帳にルールが書いてあるので、しっかり読んで確認してほしい。頭髪については決まりがある。いろいろな企業や大学の方が話しに来てくださる。また、実習等で機械や薬品を扱うので、安全面でも髪の長さに気をつけてほしい。」

 また、スマートフォン使用上の注意、私物の管理、いじめへの対応について説明がありました。

 

【進路課】

 「進路通信を配布したが、もう読んだでしょうか。入学してからの進路選択や部活動についてかいているので、まだ読んでいない人がいたらまず読んでほしい。今後の進路についてまだ決めていない人もいると思うが、科目選択もあるので家の人と相談して進路を決めてほしい。」

 また、勉強と部活を両立し高校生活を充実させることや、土曜講座の申し込みについて、自分の進路を考慮して決めてほしいと話がありました。

 

【教育相談室】

 「高校生になって楽しいこともあり良い面もあるが、大きな変化はみなさんにストレスがかかる。つらくなった時やしんどくなった時に皆さんを助けるのが教育相談室。”しんどい” とか ”少しおしゃべりしたい” と思ったら教育相談室(愛称:オアシス)にぜひ来てください。」

 また、教育相談室の先生の紹介や、スマートフォン使用上の注意について話がありました。

 

【研修課】

 「英検の申し込み用紙をもらっていると思うが、ぜひ1年生のうちから挑戦してほしい。進学や就職にも役立つし、英語力を高めることができる。また、海外研修について、昨年度から新型コロナウイルスの感染防止のため海外に行くことができないが、今年度は国内でイングリッシュサマーキャンプを行い、アウトドア要素も取り入れ楽しく英語研修をする。興味がある人は、説明会もあるのでぜひ参加してほしい。」

 

【教務課】

 「成績について、テストだけでなく授業態度も考慮し評価するが、著しく結果が良くないと1年生から進級できない(原級留置)ことがあるので、常に勉強をし続けてほしい。」

 

入学式の後、後援会・PTA入会式、学校からの説明が行われました。

 入学式の後、新入生は各クラスに移動しホームルーム指導が行われ、保護者には後援会・PTAの入会式、学校からの説明が行われました。 
 後援会・PTAの入会式では各々の会長から次のような挨拶がありました。
 後援会会長:「これからの3年間、勉強をするだけでなく、大人になる前の多感な時期、
   利害関係にとらわれずなんでも遠慮なく話すことができ、一生付き合えるよき友を多
   く作ってほしい。」ということを保護者の皆様からお子様に達に伝えてください。
 PTA会長:「本校では普通の勉強に加え、社会に出て役立つより専門的な知識・技術・
   技能を学ぶため、子供の負担が大きくなることがある。保護者の皆様には、お子様の
   変化に気づいていただきたい、そして優しく声をかけて欲しい。この学校に入学でき
   たことを誇りに思う3年間にしてほしいと思う。」

 学校からの説明は、教頭先生から成年年齢が18歳に引き下げられることによる変化点と本校の対応について。及び欠席遅刻連絡方法について説明が行われた後、分掌各課から各課の役割と関連諸連絡が行われ、最後に学年主任の先生から保護者の皆様へ次の二つのお願いの話があり終了となりました。
 ①朝のショートホームルームの時間に間に合うよう、お子さんを送り出して欲しい。
 ②お子さんの変化に気づいて欲しい。ちょっとした気になる変化があった時、家庭で抱え
  るだけでなく、学校と連絡を取り相談しながら、成長を見守て行けたらと思う。
 3年後に笑顔で卒業式を迎えられるよう、学校全体でサポートしていきたいと思います。

       

      

令和3年度 着任式・始業式が行われました

 4月6日(火)令和3年度 着任式・始業式が事前に撮影した映像配信にて行われました。
 着任式では、着任された22名の職員について、校長先生から一人一人紹介いただきました。
 引き続き始業式では、校長先生から次のような式辞をいただきました。
 『令和2年度第3学期の終業式では、持続可能な開発目標(SDGs)を踏まえ、三つの課題、「地球温暖化」、「人口爆発と食糧」、「プラスチックス汚染」について話をしました。そのうえで、年度が替わる春休みに、持続可能な社会を支える市民としてまた、未来の科学者・技術者として、これらのことについて、自分はどう思うかまた、何ができるかなど考えていただきたいと話をしました。実はこれらのことはとりたてて特別なことではなく、私たちの日常の生活においても、すでにレジ袋の有料化については、「便利さ求めるか」「環境への負荷を減らすか」という事を、また食品ロスという言葉については、ずいぶん前から日本には、元々「もったいない」とか、「いただきます」の言葉に表れているように自然の恵みに感謝し無駄にしないという文化がありました。
 持続可能な開発目標の達成に向けて、皆さんが今学んでいる知識や技術を、社会に還元することはできないでしょうか?二つの例を紹介します。一目は、この3月の情報システム科の卒業生が、明日の食料にも事欠いている方々が増えている現実と、食品ロスという矛盾したニつの課題に取り組んでいるNPO法人のホームページを、課題研究を通じて一新したこと。ニつ目は都市基盤工学科と放送映像研究部が静岡市水道局の依頼で、災害用貯水槽の操作方法動画を作成した取組があります。
 皆さんが学習や部活動の延長上で、地域の課題を解決したり、SDGsに取り組む人々を支援したりする事は、皆さんが既に社会の担い手になっていることをあらためて自覚しますし、学ぶこと・探究することの意欲に繋がるのではないでしょうか?今年度も工業科3年生や理数科2年生で履修する課題研究に期待しています。
 コロナウイルス感染拡大防止については、皆さん一人一人に引き続き感染防止への協力をお願いします。今年度も教育活動の一部に、制約を受けることになることが予想されます。そのような状況でも、与えられた環境の中で精一杯、がんばりましょう。』

 最後に生徒課と教務課から諸連絡として次のような話があり、始業式が終了しました。
 生徒課:コロナウイルス感染対策(マスク着用・消毒・3密の回避・大声を出さない等)の徹          
     底。礼儀正しく挨拶をしっかりする。社会の一員学校の生徒としてルールを守る
     こと。スマートフォンの使用にあたっては、学校のルールを守ること。通学時交
     通安全に細心の注意を払うこと。
 教務課:高校での勉強の目標は、中学校や今までの生活の中での点の知識や経験を線で結
     んでいくこと、それをどれだけ太くしていくかである。学校の生徒であるだけで
     なく、社会に参加する意識を含め、自ら知識の向上に努めること。授業の開始に
     当たり、健康を維持し学校生活に支障がないよう心掛けること。

       

 

新1年生 本校での高校生活がスタートしました

 入学式から一夜明けた4月7日(水)、1年生の本校での高校生活がスタートしました。
 本日は身体測定、視力・聴力検査、頭髪検査、また各種委員会のクラス委員等クラスとして活動するために必要な決め事が行われました。
 明日4月8日(木)は課題テストが行われ、4月9日(金)から授業が始まります。

      

      

       

                

         

令和3年度の入学式が行われました

 4月6日(火)の午後、令和3年度の入学式が行われました。新型コロナウイルス感染予防のため、昨年に引き続き例年より時間を短縮し行われました。

 まず今年度の新入生(全日制321名、定時制13名)が起立、校長先生から入学の許可をいただきました。

 続いて校長先生の式辞があり、新入生に向け次のようなメッセージが送られました。 

 

 「中学3年生であった昨年度は、新型コロナウイルス感染症の流行拡大で様々なことが制限され、厳しい一年間を経験されました。そして、新しい生活様式だと、世の中が大きく変化したことを実感したことでしょう。このコロナ禍においても、ただじっと通り過ぎるのを待つのではなく、変化に応じた新しい挑戦をしてほしいと思います。持続可能な社会の実現も、異業種や世界の国々がともに作る競争も、新たな価値の創造も、コロナ禍に生きる私たち共通の課題でもあります。皆さんには科学技術高校において技量に裏打ちされた技術を習得するとともに、批判意識を持った科学者・技術者を目指し、実り多い高校生活を送っていただきたい。新入生の皆さんにとって本校での高校生活が充実し、輝かしいものであることを願います。」

 

 最後に新入生代表による次のよう宣誓が行われ、入学式は終了しました。

 「本校の生徒となった喜びと、これから始まる高校生活への期待で胸がいっぱいです。これからの3年間新たな仲間とともに、勉学に励み、本校の生徒にふさわしい知識や技術を身に付け、今日から本校で過ごすかけがえのない一日一日を、大切にしたいと思います。今までと違う新しい生活様式の中で始まる新たな学校生活を、新入生一同それぞれが見据える目標に向かって、日々精進していくことをここに誓います。」

 

  

 

 

★2年生の進路ガイダンスが行われました★

 4月6日に始業式・入学式が行われ、令和3年度新学期が始まりました。翌7日は新入生が身体測定や学校案内を、
2・3年生は各クラスでLHR(ロングホームルーム)を行いました。
 

 その中で、2年生は「進路室ガイダンス」を行いました。これは2年部が生徒の進路意識を高めるために企画したもので、各学科(クラス)が順番に進路室の使い方や求人票の見方、進路資料の探し方などを学びました。この日は電気工学科・ロボット工学科・機械工学科・物質工学科の生徒を対象に行い、残りの学科も1学期中に行う予定です。
 

 学年の先生や進路課の先生の指導のもと、進路資料室や進路閲覧室、会議室を使ってガイダンスを受けました。生徒の目は真剣そのもので、来年度に控える進路決定を前に、1年前から上手な進路室の活用法、求人票からの情報検索、そして進路資料や雑誌からの情報収集を体験しました。
 


 今後の進路決定に役立てて欲しいです。

離任職員とのお別れの会が行われました

 3月30日(火)新コロナウイルス感染防止のため、体育館での教職員および在校生による離任式の代わりに、職員室において、退職および異動される教職員とのお別れの会が行われました。
 校長先生から離退職される先生方へ、本校発展のためにご尽力いただいたことに対する感謝、また離任される先生方には「本校での経験の中で培ったものを胸に赴任先でのご活躍を」、任期満了で退職される先生方には「第二の人生、力づよく熱くしていただければ」とのお言葉がありました。
 この後本校を離任される先生方お一人お一人から、お別れの言葉をいただきました。
 なお生徒達には放送を通じ、校長先生から離任される先生方、定年退職後引き続き本校で教諭として勤務される先生方の紹介がありました。

            

            

            

       


          

令和2年度の終業式・壮行会が行われました

 3月19日(金)令和2年度の終業式・壮行会・諸連絡が放送を通じ行われました。
 終業式では校長先生から次のような式辞をいただきました。
「コロナ禍により今まで経験したことのないような令和2年度が終わろうとしています。いろいろな制約の中ここまで頑張ってきました。この1年間の中で主に3つのことを話しました。第一に『皆さん一人一人の頑張りが、一緒に生きる周囲の者に勇気を与える』。二つ目は『逆境の中でも今私たちができること、その歩みは小さくても、立ち止まらずやっていこう」。三つ目は「頑張ることのできる源は人の役に立ちたいという思い。未来は科学技術を学ぶ皆さんの知識・技術・思いやりをきっと待っている」。
 今年度1年皆さん一人一人はよく頑張り努力し続けました。また3年生も素晴らしい結果を残しました、皆さんも先輩に続き先輩を超えて行きましょう。
 令和3年度それぞれ学年が進み、新たな階段を上る皆さんに、これから歩む社会の課題についてその一部でも考えていただき、新しい年度を迎えたいと思います。
 持続可能な開発目標(SDGs)については、多くの教科で取り上げられているところかと思います。これら目標の達成に関連してNHKで放送された、「2030 未来の分岐点」という番組の中で取り上げられた3つのテーマの内容について紹介します。
 ・地球温暖化:今後温暖化が進んだ場合に発生が予想されるすさまじい台風による被害。北極圏の永久凍土が溶け
  出し、これまで封印されてきたウイルスの活動が始まることへの危惧。
 ・人口爆発と食糧:世界の人口77憶人のうち8憶人の人々が飢餓状態であるといわれている。これには先進国が
  途上国の環境に負荷を与えながら生産し加工した食品を食べているだけでなく、多くの食品を廃棄している実態
  がある。
 ・プラスチックス汚染:処理されず埋め立てられた廃棄プラスチックスが分解されず、マイクロプラスチックスと
  なり河川や海に流れだし、魚などの食物連鎖の過程で人の体内に取り込まれ、さらに細かくナノプラスチックス
  のレベルになれば空気中を漂い、私たちの肺に取り込まれることになる。
 短い春休みではありますが、年度が替わり新しい科目を学ぼうとするこの時期に、持続可能な社会を支える市民として、未来の科学者・技術者としてこれからのことについてどう思うか、何ができるのかなどを考えていただきたい。4月6日(火)に全員がそろって元気に登校し、始業式を迎えられる日を楽しみにしています。」

 続いて、昨年11月に行われた新人戦で上位の成績を収め、第24回全国高等学校少林寺拳法選抜大会に出場する3名について、生徒会主催による壮行会が行われました。
 選手代表から選手3名の出場種目が紹介され、「日頃の成果を発揮し、本校のそして静岡県の代表として皆さんの期待に応えられるよう、妙妙とした演武を行い優秀な成績を収めるよう努力してまいります」との抱負が述べられました。
 生徒会長から「自分の力を信じ、今まで積み上げてきた練習の成果を存分に発揮してきてください。生徒一同応援しています」。
 校長先生からは「全国大会では思う存分これまでの練習成果を発揮するとともに、それぞれ課題を見つけ、次の大会へのステップとなるような機会としてください」。
との激励の言葉をいただきました。 

 最後に教務課と生徒課の先生から諸連絡がありました。
  教務課:この学年末高い評価を得た生徒が例年になく多く、前向きな姿が感じられる。本日通知表が渡されるが
      年間の個々の結果をかえりみて、来年度をどのように過ごしていくか、この春休みに考えてください。
  生徒課:春休みは次の学年につながる大事な時期、次のようなことに注意し、トラブルが無いようお願いする。
      コロナウイルスについては基本的感染予防の徹底。本校の良い伝統である挨拶を積極的にかわすこと。  
      スマホの使用にあたっては、マナーやルールを守ること。交通関係については、ちょっとした不注意や
      違反が大きな事故につながる。マナーやルールを遵守すること。この春休み、学習面,生活面やるべきこ
      とをしっかり行い、新年度よいスタートが切れるようしっかり準備をしてほしい。

                                

令和2年度の2年生保護者会が開催されました

 3月19日(金)の午後、延期されていました2年生の保護者会が座席間隔を十分とる等のコロナ感染対策を行い開催されました。
 まず全体会が行われ、PTA副会長より次のような挨拶がありました。
「本格的な進路に向けての活動が始まっています。生徒本人・保護者・学校と三位一体になり目標に向かって突き進んでいただけたらと思います。進学にしろ就職にしろ生徒全員が第一志望を勝ち取ることを願っています。本日の保護者会を是非有意義なものにしていただけたらと思います。」
 次に学年主任の先生から、1年間の生徒の様子を振り返りながら、挨拶がありました。
 「今年度はコロナウイルス感染予防で4月5月は休業になり、オンラインによる教科指導等を行いましたが、不安な日々を送りました。5月末再開後、生徒は授業を頑張りました。残念ながら一部の行事や部活動の大会等が中止や代替大会等形を変えての実施となりましたが、2年の最大の行事である修学旅行は、行き先を当初の予定とは変更しましたが、無事実施することができました。平和学習では非常に熱心に取り組む生徒達の姿が見られました。
 学習面では進学者対象の土曜講座の出席率が高く、熱心に学習に取り組んでいる姿が見られ、その結果学年末成績で多くの成績上位者がでました。
 資格取得にも多くの生徒がチャレンジしています。やらされ感でなく、主体性をもって取り組み、創造性や柔軟な思考力を身につけて欲しいと思います。
 来年度は進路希望をかなえる1年となり、生徒は進路選択の決断やより一層の努力が必要になります。保護者の皆さんには優しくも厳しく生徒を支えていただけたらと思います。学校もいっしょになって協力していきます。高校生活3年間頑張ったことが成果となって表われる1年になってくれることを期待しています。」
 最後に進路課長より令和2年度の進路状況の説明、来年度の進路指導の流れ、注意事項等の説明が行われました。なお理数科は別室にて進学に関する説明会が行われました。
 全体会終了後、クラス懇談会が行われ、クラスの様子や各科毎の進路状況等について、担任の先生からの説明や懇談が行われました。

         

         

         

★建築デザイン科生徒が特別支援学校2校の名盤を作りました★

 本校・建築デザイン科2年生が県立特別支援学校の改編に伴い名称変更した学校の名盤を作成し、3月23日本校で贈呈式が行われました。
  

 製作したものは「静岡県立伊豆の国特別支援学校 伊豆下田分校」と「静岡県立伊豆の国特別支援学校 伊豆松崎分校」の2枚です。今年度まで「静岡県立東部特別支援学校」の分校でしたが、来年度から「静岡県立伊豆の国特別支援学校」の分校となるため、依頼を受けた本校生徒が制作を行いました。
 
  
 板材は、2枚ともケヤキを用いて制作しました。 伊豆の国特別支援学校の分校である2校という事で、大きな一枚板の材料から2枚を木取り、双子のような意味合いを持たせました。ケヤキは堅木であり、彫刻には根気がいりましたが、何度も彫刻刀やノミを研磨し彫り進めました。沈め彫りという技法です。
 

  塗装は、漆を用いました。彫りあがった銘板の全体に生漆をすり込み、木固めをしたのち、文字に黒漆を塗っていきました。漆の乾燥はムロの中で行われますが、銘板のサイズに合うものがなく恒温室で乾燥させました。乾燥の条件は室温25℃前後、湿度75%~85%を維持しなくてはならないため、冬場の時期の乾燥は容易ではありませんでした。ガスヒーターと加湿器を持ち込みその環境を整えました。
 

 製作期間4か月ほどかかってようやく贈呈の日を迎えることができました。生徒たちも普段触れることのできない材料や経験を積み素晴らしい経験ができたことに感謝していました。
 当日は東部特別支援学校の副校長先生が来校されて、贈呈式が行われました。

 今回関わった生徒は、高校生ものづくりコンテスト木材加工部門に出場を志願している生徒です。

 建築デザイン科2年 岡田 君、沖山 君、宮本 さん、安本 さん、山中 さん、渡邊 さん 
 

 

令和3年3月の表彰者をお知らせします

 令和2年12月末から令和3年3月までに開催された各種大会等において、校内表彰の対象となった生徒の皆さんの活動成果をお知らせします。なお、本表彰は終業式で行う予定でしたが、全校集会が行われないため、本HPで紹介いたします。

 自然科学部    山崎賞               2年 高林さん   加藤さん 望月さん
             山崎賞               2年 宮崎さん   壬生さん  

情報処理研究部  静岡県ものづくり競技大会 総合の部
                                     ITネットワークシステム管理部門  1位 1年 櫛田さん
                                                      2位  2年 小岩井さん
                                                      3位  2年 友田さん 

建築研究部 静岡県交通基盤部主催 第2回土木・建築フォトコンテスト   優秀賞   1年 園田さん
                                                                                                  静岡県建設業協会長賞   1年 植松さん

      愛知産業大学主催 第18回建築コンペティション B部門    優秀賞  2年  吉田さん   
                                                                                                                            優秀賞   1年  杉山さん

令和2年度教養力テスト(1年)                       1位       稲森さん
                                                   市川さん
                                                                                 3位  宮崎さん
                                                 宮本さん
                                             5位       海野さん
                                                 別府さん
                                             7位       竹内さん
                                                 萩原さん
                                             9位       粂野さん
                                                 内藤さん
                                                 植村さん
                                                                                                小川さん
                                                 松下さん

           (2年)          1位    塚本さん
                                                   栗田さん
                                                                                  3位    植原さん
                                                 遠藤さん
                                              5位    鈴木さん
                                                 宮本さん
                                              7位    植松さん
                                              8位    岡﨑さん
                                                 中村さん
                                           10位      岡田さん

                                                                                      以上

 

★情報システム科3年・石田君が感謝状を授与されました★

 先日本校を卒業した、情報システム科3年の石田君が、認定NPO法人「フードバンクふじのくに」のホームページをスマホ対応にするために全面的なリニューアルを行いました。
 

 きっかけは一昨年・令和元年秋に起きた台風19号で被害を受けた長野県で災害ボランティアで家屋の土砂出し等のボランティアを行っていた時に「フードバンクふじのくに」のスタッフと出会い、本校情報システム科の協力のもと、石田君が無償で同法人のホームページのリニューアル作業を行うこととなりました。

 

 

 情報システム科で学んだスキルを駆使し、立派にリニューアル作業を完了し、石田君自身もその成果を課題研究発表会で論文発表しました。

 このたび、同法人理事・事務局長 望月様、同じく事務局長・加藤様立会いのもと、副理事長の池冨様から石田君本人と本校情報システム科(代表:増田学科長)に感謝状が授与されました。
 


 石田君は四月から県外公立大学の大学生となります。新天地でもさらにスキルアップして、頑張っていって欲しいです。

新学年への準備が始まりました

  3月15日(月)学年末試験の答案返却が終わり、1,2年生の新学年への準備が始まりました。
  3月16日(火)と17日(水)の2日間にわたり、写真撮影・身体測定(視力・体重・身長)・自転車点検・小論文模試がクラス毎重ならないよう時間調整しながら行われました。小論文模試では、クラスごとに小論文作成指導の動画を見た後、与えられたテーマに関して小論文作成が行われました。
 3月19日(金)に終業式が行われ1年が終了します。新学期に向けて準備をしていきましょう。

        

        

                 

      

令和3年度入学者選抜検査合格者が発表されました

 3月12日(金)令和3年度入学者選抜検査合格者の受験番号が発表されました。
 昨年はコロナウイルス感染防止のため、校内での合格者の受験番号掲示は行われませんでしたが、今年は感染症対策を行った上で校内に掲示し、更にウエブ発表も実施されました。
 本校では受験生本人や保護者の方々が発表30分ほど前から集まり始め、正午に全日制322名、定時制13名の合格者の受験番号が生徒ホールに貼り出されました。
 ウエブで確認できることからか、本校を訪れた方は従来より少なかったようですが、掲示板を背に写真撮影、スマホで家族に合格を知らせる等、従来と同様な喜びの光景が見られました。
 合格者の皆様、保護者の皆様おめでとうございます。入学式は4月6日(火)です。新1年生の登校を在校生、教職員一同心待ちにしております。
 なお、ウエブ発表は、試験時に受験生に配布した、専用ウエブページのURLやQRコード、個別IDとパスワードの入力により閲覧可能です。

      

 

 

 

進路に関する2年生の学年集会が行われました

 3月8日(月)学年末試験の終了後、2年生は進路に関する学年集会が行われました。
 先ず学年主任の先生から1年間を振り返り、次のような話がありました。各行事がコロナ禍の影響を受けたこと。これに関連しインターンシップや大学のオープンキャンパス等直接体験する機会が少なかったことが心配である。また進路については自身のことなので主体的に考え取り組むこと。
 次に進路課の先生から、先ず本年度の進路活動の状況として、新型コロナウイルスの影響、進学においては、さらに入試制度改革の影響を受けたとの話の後、来年度の進路活動に向け、進学、民間企業への就職、公務員試験の3つの進路活動について、各々ルールや注意点について重要かつ詳細な説明がありました。
 進学について:今年から始まった入試制度の変更点。これからすべきこと。大学4年間にかかる費用、その他進学活動に対する注意事項。
 民間企業への就職について:就職活動の日程とこれにかかわる注意点。この時期にしておくべきこと。求人票の見方について等。
 公務員試験について:民間企業への就職活動との違いや注意点。
 今回の学年集会で、進路に関して良い結果を得るためのスタートは既に切られているというお話がありました。学年末試験以降の時間を使い、進路に関する情報収集等の活動を、主体的に行っていくことが望まれます。

               

        

 

★機械工学科3年生2名が「アート作品コンクール」で優秀賞を受賞しました★

  静岡県溶接工業協同組合主催の令和2年度 「アート作品コンクール」作品募集に、本校機械工学科3年の生徒7名が3つの班に分かれ3作品を応募しました。

 県内7校、計21作品の応募があり、本校機械工学科3年の杉山君、山森君が作成した、「Metallic fish」が優秀賞を受賞しました。ここに紹介させていただきます。
 

 生徒は課題研究のテーマを溶接アートとし、3年間の実習で習った、溶接加工・レーザー加工・旋盤加工・手仕上げ(やすりがけ)等により作品を製作しました。各実習や各検定の内容を活用した3年生ならではの作品が完成し、充実した時間となりました。

 宇佐美君、武田君、松下君が作成した「天下とるトンボ」、
 

成田君、山本君が作成した「カブ&クワ」も紹介させていただきます。
 


《参考・このコンクールの募集要項》
作品テーマ
・「昆虫」または「動物」で作品中に「溶接加工」をしてあるもの。
・作品の大きさは、500mm×500mm×500mm以内とし、10kg以内であるもの。

第13回卒業証書授与式が行われました

 3月1日(月)第13回卒業証書授与式がコロナ禍の中、二部構成で行われました。
 第一部は放送を通じ全科共通で行われました。まず副校長先生による開式の辞の後、学年主任の先生により、本年度の各科の卒業生数及び総数が356名であることが紹介され、その代表者が呼名されました。そして卒業生の代表に校長先生から卒業証書が直接授与されました。続いて、校長先生による式辞、2年生の代表による送辞は録音が放送され、卒業生代表による答辞の後、教頭先生による閉式の辞となりました。最後に学年主任の先生から保護者の皆さんと卒業生に向け挨拶があり、第一部が終了しました。校長式辞、送辞、答辞、学年主任挨拶の要約を以下に記します。

【校長式辞】卒業おめでとうございます。今年の卒業生が在籍した3年間は、地球温暖化によるものと思われる自然災害等、これからの生き方価値観に大きな影響を与える出来事がいくつかありました。また、2020年は新型コロナウイルス感染リスクが、私たちの日常生活に大きな影響を与えました。このような多発する自然災害に代表される環境問題や、新型コロナウイルスへの対応は、持続可能な社会の開発目標に向けて、世界が協動して取り組まなくてはなりません。皆さんはこのような社会に羽ばたいていくことになるのです。看過できない多くの課題を抱える中で、様々な思惑が渦巻く社会を生き抜くためには、持続可能な社会の実現に向けての多角的視野、自分軸での思考、逆境に立ち向かう勇気と発想が求められ、若い科学者技術者への期待は膨らむばかりです。胸を張り自信を持って自分の道を歩んでいって欲しいと思います。皆さんの限りない発展、幸多からん事を祈念しています。

【送辞】3年生の皆様卒業おめでとうございます。初対面の対面式から共に過ごした日々を思いだし、部活動で学んだ立場の異なる人々個々の気持ちを考えて行動することや、また蒼穹祭で学んだ盛り上げようという熱い思い等を、私達が受け継いでいきます。
 今年度はこれまでの日常が一転し、様々な異なること経験がないことがおこる年となりました。このような時においても、皆さんは先輩として、私たちの一歩前を歩きお手本となり、引っ張ってくれ心強い毎日でした。
 これから歩む道でも思いがけないことがあった場合には、本校での日々を思い出してください。高校時代の経験が未来を切り開く力になるはずです。私たちは先輩が築いてくれた思いを受け継ぎ発展させ後輩に繋いでいきます。

【答辞】期待と不安に胸を膨らませ正門をくぐったあの日からの3年の日々はあっという間に過ぎていきました。1年では多くの友達ができ打ち解けあい、先輩と共に体育祭を思い切り楽しみました。2年では後輩もでき、先生や先輩の支えもあり確実に先輩として成長していく事ができました。修学旅行では平和学習を通して平和の尊さ感じ、また友と過ごした時間は一生忘れられない思い出です。最後の1年間、コロナ禍により長期休みから始まり、体育祭は中止となりましたが、開催された蒼穹祭ではクラス一丸となって取り組みました。この時感じた喜びと深い絆は鮮明な記憶として残るでしょう。
 今日卒業の日を迎えることができたのは、先生方の指導、日々支えてくれた家族のおかげです。感謝しています。在校生の皆さんは、科学技術高校の伝統を次の世代に繋いでいってください。これまでまたこれからできる思い出を大切に、楽しい高校生活を送ってください。
 これからそれぞれの進路に向かって羽ばたいていきます。苦難や困難も科学技術高校で学んだ事を思い出し乗り越え、また友と思いでを大切に未来の形を作っていきたいと思います。 

【学年主任挨拶】卒業おめでとうございます。保護者の皆さまには様々な形でのサポートありがとうございました。生徒の皆さん3年間楽しいことつらいことが多々あったかと思います。勉強の内容は忘れてしまうかもしませんが、学校生活でチャレンジし続けた経験やそのとき抱いた感情の起伏は精神の根幹を担う核心の礎となり、その後の人生を生きていくうえで少なからぬ力となります。困難を自らの力で乗り超えていくことは大事ですが、それ以上に心身共に健康を維持しながら人生をおくることが大事です。教職員も皆さんの幸せを願ってます。困ったことがあったら相談に来てください。一人で抱えきれないときは、遠慮することなく頼ってください。
 努力なしに大きな成功が得られることはありません。コロナ禍で迎える新しい生活の中で人生の舵をきっていく姿をいつまでも見守っています。

      

      

               

 

 卒業証書授与式の第二部は、各科毎に行われ、生徒全員に卒業証書授与され、その他証明書等配布、表彰、教職員の卒業生に対するお祝いの挨拶等が行われました。

      

        【機械工学科】                【電気工学科】

      

         【ロボット工学科】              【電子工学科】

      

         【情報システム科】              【建築デザイン科】

      

         【都市基盤工学科】               【物質工学科】

      

         【理工科】

卒業式の練習、各種表彰、また放送を通じて同窓会入会式が行われました

 2月26日(金)3年は、各クラスごとに卒業証書授与の練習と各種表彰、また放送を通じて同窓会入会式が行われました。
 卒業証書授与の練習では、作法と動線の確認が行われました。表彰では高校生活3年間の活動で、顕著な成果を上げた生徒に対し、表彰が行われました。なお表彰については、卒業式と合わせて行うクラスもあるようです。
 同窓会入会式では会長から「本校の同窓会は約45,000人の会員を擁し、多くの分野で活躍している。今年の卒業生はコロナ禍を乗り越え大変な苦労をしてきた、この経験は貴重な財産となると確信している。今後新しい生活様式により、人との接触が制限されるが、コロナ対策に万全を期し、友人との交流を続け友情を育んでください。」との挨拶の後、各クラス1名の同窓会賞受賞者が呼名され、代表の生徒に賞状と記念品が贈呈されました。
 卒業後も3年間を共に過ごした友との絆を大切に、また同窓生の一人として先輩方と協力し、地域社会に貢献できる人材を目指してほしいと思います。

      

 

3年生が久しぶりに登校しました

 3年生は学年末試験後家庭学習日となっていましたが、2月25日(木)2週間ぶりに登校し、高校生最後の行事である、2月26日(金)の各種表彰式、同窓会入会式、3月1日(月)の卒業式に備え、頭髪服装指導、各種配布物配布や諸連絡が行われました。
 久しぶりのクラスメートとの再会に、和気あいあいと会話を交わす姿や、担任の先生に進路に関する報告する姿が見られ、3年のクラスがある階に活気が戻りました。

      

 

 


 

 

 

 
 

 

 

★電気工学科2年生選択授業「ピンポン玉をとる有線リモコンのマシン」競技大会開催報告★

 2月24日(水)6、7時間目、本校・電気工学科2年生 選択実習受講者35名(普通科目選択者除く)が昨年9月より科目「選択実習」で製作してきた「ピンポン玉をとる有線リモコンのマシン」の競技大会を行いました。この行事は毎年電気工学科2年生を対象に行われている行事です。優勝・準優勝・特別賞は自家製の盾が送られます。今年度はコロナ禍のもと、保護者への見学呼びかけは自粛させていただきました。 

 

 裁断機を用いたアルミ板の切断、折り曲げ、電動ドリル加工、タッピング加工やCADで図面を描きアクリル板を用いたレーザー加工、ハンダコテを用いた2方向スイッチの取付など機械工作機器や電気配線処理などを学んできたものを生かした実践競技大会です。毎年かなりの盛り上がりを見せる大会ですが、今年も大いに盛り上がりました。
 

 トーナメント方式で行われ、ピンポン玉を数多く取った生徒が勝ちとなります。
  

白熱した戦いが続きました。
 

 今年度学んだことを最上級生となる来年度さらに生かして、学業に励んでほしいです。
 

★理数科の課題研究発表会が行われました ≪後編≫★

 理数科課題研究発表会の後編です。

 8班は物理班、「リニアモーターカーをモデルとした装置の作製」。日本でも2027年度に開通が予定され、静岡県も通る予定のリニア新幹線で身近になりつつある、リニアモーターカー。最近は大井川の水問題に関してニュースで取り上げられているのも聞きます。車体の超電導電磁石とレールに取り付けられた電磁石間で発生する引力と反発力を利用して前進することはよく知られているが、その原理を活用して電磁石を使って車体を加速していく装置の製作を行った研究です。

  

 9班は地学班、「おいしい水を求めて」という水の研究。ミネラルウォーターでの研究はよく聞くが、この班は「水道水」に目を付けて、班員3人の自宅の水道水や公園の水道水、本校の水道水を陽イオンクロマトグラフィーとキレート滴定で水の硬度を調べ、プリミティブな方法ではあるが利き水で味と臭気を調べ、その結果を発表した研究となった。結論としては「おいしい水=飲みやすい水」ということになりました。
 

 10班は物理班、「非弾性ボールはなぜ跳ねないのか」という研究。非弾性なのだから跳ねないのは当たり前だが、跳ねないのはなぜ?という疑問を抱き、解明するために研究を行った。エネルギーの変化に着眼し、力学的エネルギーが熱エネルギーに変化していくのでは、という仮説を立て、それを証明すべく研究を進めたものです。何が反発係数の減少につながっているのか、を追求した研究でした。
 

 11班は数学班、「47都道府県の最短経路を調べる」という全員が地理を履修している理数科らしい研究。まずは「最短経路は交差しない」という仮定を立てそれを証明、そのあとexcelの関数とソルバー機能を活用して最短距離を求めた研究を行った。日本で初めて地図を作った伊能忠敬を思わせる研究の発想、VLOOKUP関数を使うなどして直線状の最短距離を求めました。やはり内陸の都道府県をどう巡回するか、が決め手となったようです。
 

 12班は物理班、「振動による物体の移動」。携帯電話のバイブレーション機能など、振動する物体は振動以外の外力を加えずとも移動するということに目を付けて、携帯電話の振動モーターを実際に取り出して実験を行った意欲的な研究を発表しました。sin, cos, tanという三角関数を用いて解明していたのが印象的でした。
 

 13班は生物班、「植物の生育に適した肥料の分量について」の研究。店頭に並んでいる植物用肥料の内容物が、同じ植物銘柄を対象としたものなのに、分量に違いがあることに疑問を抱き、生育に最適な分量比率はどれなのかを解明していく研究を行いました。サニーレタスを用いて、植物の生育に必要な三大栄養素、窒素(N),リン酸(P)、カリウム(K)をどれだけ多く含んでいるのかを探求しました。
 

 14班は物理班、「条件による糸のほつれ方について」の研究。普段の生活で糸がよくほつれる経験から、どのような条件下で糸がほつれていくのかを研究実験。ここまでであれば家庭科などの課題研究となるが、布に糸を一本縫い、上部は固定して下部にバネばかりをつけて引っ張って、糸の切れた時の力の測定を行う物理の研究を行いました。
 


 どの研究も非常に興味深く、きちんと理路整然と証明されており、とても高校二年生の研究とは思えないハイレベルなものでした。

 この研究成果を来年度の大学受験に生かしていって欲しいです。

 保護者も多数聴講に来てくださいました。ありがとうございました。

 

★理数科の課題研究発表会が行われました ≪前編≫★

 本校理数科(理工科)の「課題研究発表会」が令和3年2月17日(水)午後、本校視聴覚室で行われました。

 先月、工業科8学科すべての発表会が行われましたが、今月は理数科の発表会です。工業科は3年生が課題研究を行いますが、理数科は2年次に「課題研究」週1時間、「総合的な学習の時間」週2時間行っています。

 理数科2年生40名が「生物班」「物理班」「化学班」「地学班」「数学班」など14の班に分かれ、発表を行いました。

 多くの班があるため、≪前編≫≪後編≫の2回に分けて紹介します。

 1班は生物班、「イソチオシアネートの抗菌作用について」研究を行いました。キャベツはなぜ日が経つと苦くなるのかという疑問が研究のきっかけとなり、イソチオシアネートと呼ばれる物質が影響していることを知り、その成分効果の一つである抗菌作用について研究を行いました。
 

 2班は化学班、「塩分濃度による麺の重さと長さの関係」の研究。ラーメンやそば、パスタに欠かせない塩。ゆでる際の塩分濃度を変化させることにより、麺の長さ・重さ・太さ・強度の違いを研究、麺の重さの変化は太さによってではなく、長さによって変わるということを導き出しました。

 

 3班は生物班、「美味しいコーヒーを飲もう」と題し、コーヒーが苦手な人でも美味しく飲めるコーヒーを研究しました。コーヒー豆の粒の大きさ、水の温度、入れ方を変えることにより美味しいコーヒーが作れることが分かりました。実験はお手軽なペーパードリップのものと抽出機器であるフレンチプレスを使って実験、結果としてはペーパードリップを使って水270ml, コーヒー豆10g, お湯の温度90℃で作ったコーヒーが一番おいしく感じられました。また若者に人気のカフェオレの場合はフレンチプレスを用いて、上記と同条件で牛乳130mlを加えたものが美味しく感じられたという結果を発表してくれました。
 

 4班は化学班、「コンクリートにできる結晶」の研究。散歩中にコンクリート塀から白いものが出ていることに疑問を抱き、その原因がエフロレッセンス(白華現象)によるものだとわかり、研究を進めて、その正体がカルシウムを主成分とする結晶であることを確かめた研究です。この研究は化学の先生だけでなく、「セメント」や「コンクリート」の専門家である都市基盤工学科の先生方からの指導も受けました。
 

 5班は地学班、「消波ブロックの効力の研究」。都市基盤工学科の課題研究でも研究題目になった消波ブロック(テトラポッド®)に興味を持ち、その歴史や目的を研究、三保松原海岸(羽衣公園)を参考にした実験も行いました。消波ブロックとは1949年にフランスで火力発電所の護岸工事のために作られ、その後特許を譲り受けた日本テトラポット(現 不動テトラ)が設立されました。研究の結論として、消波にはセメントを用いるのが一番効果的とのことでした。
 

 6班は数学班、「各学年の理数科の特徴」をデータを用いて研究。本校創設と同時に設置された理数科。本校は全国でも珍しい工業科と理数科の併置校。現在在籍している理数科120名にアンケートを行い、その結果を全国の高個性と比較分析、相関・分散・標準偏差を求め分析、統計学の知識を駆使しての研究となりました。学習時間と睡眠時間との相関係数(2つの確率変数の間にある線形な関係の強弱を測る指標)など創意あふれる研究となりました。
 

 7班は生物班、「無胃魚と有胃魚の内臓の違い」の研究。胃がない生物がいることなど知らなかった人も多いと思いますが、無胃魚の代表例はサンマ・コイ・メダカ・イワシ・トラフグ。今回は無胃魚・サンマとそれに似た環境に生息している有胃魚(アジ・アユ・イサキ)を解剖、3週間にわたる解剖作業の中で細胞の組織が壊れないように永久プレパラートを作り、細胞をすりつけて光学顕微鏡・電子顕微鏡で観察して得られた結果を発表しました。

 
 
   以下、後編に続きます。

2年生の学年体育大会が行われました

 2月5日(金)のLHRの時間、グラウンドにて2年生の学年体育大会が行われました。競技種目は
①八の字(縄とび)②長縄 ③クラス対抗リレーの3種目です。
 体育科の先生の開催宣言の後、各クラス委員長の代表が「選手一同、今日の体育大会、精一杯頑張ることを誓います」と宣誓し、①八の字(縄とび)②長縄 ③クラス対抗リレーの順番に競技が行われました。
 各競技の1位から3位および総合順位1位から5位までは下記通りです。

    競技種目   ①八の字(縄とび)  ②長縄                 ③クラス対抗リレー

        1位   建築デザイン科    ロボット工学科     都市基盤工学科                          2位   情報システム科    情報システム科             建築デザイン科                    
                       建築デザイン科
                        3位   機械工学科                 電気工学科

               総合順位  1位:建築デザイン科  2位:機械工学科・ロボット工学科
                                    4位:情報システム科     5位:電気工学科

  今回の体育大会は、クラス内の団結を見なおすよい機会になったんではないでしょうか。

                 

      

   

   

     

   

      

 

★令和2年度第2回学校評議員会が行われました★

 2月8日(月)午前10時より、本校応接室にて「令和2年度第2回学校評議員会」が行われました。
 

 
学校評議員会とは、平成12年1月の学校教育法施行規則の改正により、地域住民の学校運営への参画の仕組みを制度的に位置付けるものとして学校評議員制度が導入され、平成12年4月から実施されているものです。
 今年度の本校学校評議員は次の5名の方々です。

・谷  俊雄 様(静岡科学館「る・く・る」次長)
・山本 雅弘 様(静岡県発明協会事務局長)
・松永 泰弘 様(静岡大学教育学部教授、静岡大学教育学部附属特別支援学校長)
・小池 澄男 様(長沼二区町内会長)
・大石 恵子 様(元本校PTA副会長、元学校後援会理事)
 

 学校側からは、松村校長、椙山副校長、松永教頭、鴨藤定時制教頭、小林事務長、中島総務課長が出席しました。

 第1回は昨年5月に開催され、その時は学校の概要説明や校舎・施設案内をしました。今回は主に今年度の報告と年度末の学校評価についてご助言をいただきました。
  

 今後学校評議員の方の意見・助言等を参考にしながら、円滑な学校運営を行っていきたいと思います。

 なお、来年度の学校評議員会は令和3年5月と4年2月の予定です。

3年生最後の学年集会が行われました

 2月4日(木)、3年生は学年末定期テスト終了後、工業科が2月5日(金)から家庭学習日を迎えるのにあたり、最後の学年集会が行われ、生徒課の先生と学年主任の先生から次のようなお話がありました。
 生徒課の先生から:学年末試験も終わりほっとした気持ちが油断となり、事故やトラブルに巻き込まれないようにすること。まだ卒業したわけではない。科学技術高校生であることを意識して生活すること。とくに、バイク・自動車の事故。友人同士集まった際の行動。SNSに関連したトラブル。無許可アルバイト。身だしなみ。等々に注意し、健康な生活を送ること。
 学年主任の先生から:家庭学習日の目的は、新しい生活への準備であるが、その前にノート・課題・レポート等が未提出の者は卒業認定を受けるために登校してもらう。やるべきことをすましてから新しい生活への準備が始まる。
 進学者でこれからまだ試験が控えている人は、時間を大切に頑張ってください。進学が決定している人は、学力の足りないところを補うような勉強をしてください。就職する人は、社会に出た際、周囲の人ときちんと会話ができるように、新聞や本を読む等、いろいろな物事を知ることに努めてください。卒業式までの約1か月間落ち着いて生活をしてほしい。
 卒業を迎えても、本校に籍があるまで科学技術高校生であることを自覚し、お話しいただいた内容に基づき、新しい生活への準備をしていきましょう。

      

 

★1年Ⅱ類・来年度電子工学科生徒による校内マイコンカーラリー大会が行われました★

 1年生Ⅱ類(13HR,14HR,15HR)生徒で、来年度電子工学科を選択した生徒40名による「校内マイコンカーラリー大会」が2月5日(金)午前に、実習棟・電子機器実習室で行われました。
 


 来年度から、電子工学科と物質工学科が発展的に統合され「電子物質工学科」が新設されることとなり、「電子工学科」「物質工学科」の募集も停止することになります。したがって、今年度Ⅱ類に入学し、選科で電子工学科を選んだ1年生は「最後の電子工学科生徒」となります。前身の静岡工業高校は昭和33年度に電子工学科を設置(清水工業高校も開校した昭和36年度から「電子機械科」を設置)して以来、60年以上の古き良き伝統を持つ本校電子工学科も令和5年3月をもって65年の歴史で閉科することとなり、この1年生対象のマイコンカーラリーも今回が最後の開催となります。

 

 2時間目から4時間目まで3時間を使って行われた大会では、生徒は真剣そのもの、先日課題研究発表会で3年生が披露したスキルには及びませんが、1年間、電子工学とⅡ類(ロボット工学・情報システム)で学んだ知識と技術を駆使してマイコンカーを走らせていました。まず2時間目に1度走行を行い、3時間目はその試走を反省しての調整タイムに充てられ、4時間目に2度目の走行を行いました。

 

 生徒たちは誕生月ごとにグループ分けを行い、試走タイムの一番速いチームが優勝となり、副賞も与えられたようです。
 

一番の難所は写真左・コースチェンジと写真右・クランクです。脱輪カーも何台か見かけました。
 

 このあとの2年間で専門知識の研鑽に励んで、2年後の課題研究発表会やロボット競技大会では結果を残せるよう頑張って欲しいと思っています。そして伝統校の流れを受け継ぐ科学技術高校最後の電子工学科生徒としての誇りを持って日々勉学に精進して欲しいと思っています。

 

★工業科3年生の学年末テストが行われています★

 2月1日(月)から4日(木)までの4日間、工業科3年生の学年末テストが行われています。
生徒たちは「高校生活の有終の美」を飾るべく、熱心に取り組んでいます。

 最終日4日は終了後学年集会を行い、翌5日(金)から3年生は家庭学習日に入ります。
その後、25日(木)、26日(金)の登校日を経て、3月1日(月)の卒業式に臨みます。

 テストもあと2日間ありますので、最後まで全力で頑張って欲しいです。
 

 なお、理数科3年生は特別時間割で授業を行っています。5日の家庭学習日以降も補習授業が行われます。

進路体験報告会が行われました

 1月29日(金)工業科各科ではLHRの時間を利用し、進路決定した3年生の一部の生徒が、1,2年生に自己の進路決定までの活動状況を話す機会が設けられました。
 話の内容は、就職(企業または公務員)、進学(大学または専門学校)等の進路選択のいきさつ、進路実現に向けて取り組んだこと(筆記や面接試験に向けての対策や準備)、注意事項等について、後輩へのアドバイスがありました。
 1年先、2年先には求人や入学試験の内容等変化していくでしょうが、選択した進路に対しどのような準備をしたか、モチベーションをどう高め維持したか参考にしてもらえばと思います。

      

 

★電子工学科3年生・課題研究発表会が行われました★

 今回は電子工学科の課題研究発表会の様子をお知らせします。

1月28日(木)に会議室にて行われ、前半は生徒の研究成果のプレゼン発表、後半は生徒が制作したマイコンカーの試走を行いました。

 まずは前半のプレゼン発表をご紹介します。
 


 1班は「前輪駆動 レーンチェンジについて」。「報われない俺たちの努力」という副題も添えながら、とにかくカーブに強い、クランクに強い前輪駆動車を作った軌跡が紹介されました。練習時の最高タイムは19.54秒だったにもかかわらず大会本番では記録なし。努力もマイコンカーも「壁」にぶつかった感じでした。1班の第2グループはその「限輪駆動の曲げについて」詳細に研究、車名を研究生徒名にもじって「前輪須藤」として低重心かつスーパーシリコンを使用、CPU基板とモータードライブ基板を結合して作りました。「サーボモーターの曲げ角」および「左右モーターの出力差」、この二つの要素が大事になることが分かりました。
 2班の発表はマイコンカーラリーに出場した車名で発表「イケメン松川」号は全長43.1cmで後輪駆動が特徴、ユニバーサル基板を使っているため強度はなかなかのものでした。しかしながら県大会では試走2回とも記録なし、左クランクはモーターの左右出力差が大きかったため内輪が脱輪、その結果をきちんと冷静に分析し発表していました。第2グループは「直線でのモーター出力による走行速度の違い」を研究しました。
 

 3班の研究も車体名。沖縄っぽい名前の「ちんすこう」号は低重心で先読みを意識したセンサーバーを長めに設計、入念に準備をしまさに「人事を尽くして天命を待つ」感じであったが、当日「車検が通らない」という致命的な失敗に気が付きました。実際の自動車でもあることですが、センサーバーが坂道で地面についてしまったり、電池ボックスが登坂で地面についたりと、水平でない道路での走行で車高の低さが露見してしまった結果となりました。その後接続部分にナットを差し込み高さを確保するなどすぐに改善策を工夫するなど、その危機管理能力の高さは今後の人生でも生きていくことだと思います。「車検」という我々にも身近な話題でとても聞きやすかったです。第2グループの「DAISUKE」号は逆にそのセンサーバーを基準より短くして曲がりに強くする創造力豊かな作品に仕上げました。県大会ではそれが功を奏し、県内2位の21.90秒を記録、結果を残しました。 
 4班「GLOW」号は前輪駆動。カメラ部門での前輪駆動は初の試みでした。大会での結果はレースチャンジで脱輪、記録を残せませんでしたが後日原因を詳細に分析、今後に生かして行けそうです。「亜人夢」はカメラの処理速度と車の速さの相関関係を研究して作りました。大会ではレースチェンジで脱輪したり坂を登り切れなかったりと結果は残せなかったが、結果分析で処理速度(割り込み間隔)を速くすると判定しやすくなることが分かり、後輩にアドバイスを送っていました。
 

 5班は「青島みかん号」と「漫号」を製作。班をグループ分けせず、共同で進めることでお互いの負担を減らす工夫がなされていました。ともに重心を低くした設計の前輪駆動車、難所となるコーナーで安定した走行が出来るよう工夫されていました。それぞれ研究のポイントを「モーター」「タイヤ」「車体の強度」「プログラム」に定めて独自に創意工夫をしていました。青島みかん号はサーボモーターの可動域を広げる工夫をして後輪のシリコンテープの面積を減らして摩擦を少なくしていました。漫号は前輪タイヤのぐらつきをなくすためタイヤとモーターのシャーシを接着剤で固定していました。努力が報われ「青島みかん号」が県大会3位入賞しました。
 6班第1グループは「MC950R号」、後輪駆動方式で他のマシンよりも軽いのが特徴、加速力に優れるメリットとスピードが落ちにくいデメリットと背中合わせでの戦いとなりました。工夫をしすぎた結果からか当日の車検が通らず、さらにレースチェンジもうまくいかず記録なし、しかしながら研究で培った「忍耐力」「探求心」「協調性」は今後に生きていくはずです。第2グループ「トマホークGT」号は後輪駆動のアッカーマン機構。アッカーマン機構の特徴はブレても修正力が強く、その反面修正するための曲げ角とモーターの出力調整が難しいといういわば諸刃の剣でもあります。こちらも車検に通らすが当日大幅な軌道修正を余儀なくされて、レースも脱輪のため記録なし。そのような中でも得たものも多く、後輩たちに適切なアドバイスを送っていました。
 

 後半はそれぞれの愛車を実際のコースで試走しました。リラックスした雰囲気の中で出来た影響か、どの車もいい走りをしていました。
 

 

 

 

 

 多くの保護者の方々も見学に来てくださいました。皆様、ありがとうございました。


 

 

 

★機械工学科3年生・課題研究発表会が行われました★

3年生工業科課題研究発表会のトリを飾るのは機械工学科と情報システム科、電子工学科。

 今回は機械工学科の課題研究発表会の様子をご覧いただきます。
 1月28日(木)午後に視聴覚室で行われました。

 1班は文化祭でも展示発表した「FRPカウルの製作」。自動車部が新しく製作している省エネカー用FRP製のカウルを製作、制作にあたってはCADを使って設計しました。班員をカメラ担当、技術担当などに分け、小型スチロールカッターの製作やアクリル製テンプレートのCAD設計、大型スチロールカッターの製作、タキロンプレートと呼ばれる車体下のプレート製作など樹脂や硬化剤用いて事前準備を入念に行い、文化祭後に本格的なカウルの製作に取り組み、発表にこぎつけました。
 

 2班は「スターリングエンジンの熱変換効率の向上」。既存のスターリングエンジン(外部から加熱・冷却し体積の変化から仕事を得る外燃機関)をさらに効率よく、速く回転させたいという思いから研究を行いました。外気との温度差を活用して空気を収縮・膨張させ、ピストン運動させるという発想にびっくりしました。また「フライス盤」「旋盤」「溶接」「シャンクドリル」など機械系の専門用語が多く飛び出し、まさに「ザ・機械」という論文発表となりました。
 

 3班は「機械加工~歯車を用いた天体模型の作成~」。身近に使われている「歯車」というものに素朴な疑問を抱き、その歯車がどのような機構で動作し機能しているか気になったことが研究のきっかけ。かみ合うための割合や直径、各歯車との距離などを計算し、その精密さと動作のしくみを研究しました。初めて触るレーザー加工機、加工したことがないアクリル板など新しいことにあふれた研究から得たものは大きかったはずです。「天体の周期」という概念を歯車を用いてまわす研究は素晴らしかったです。
 

 4班は「マイコン(micro:bit)を利用した自作自動販売機の制御」。こちらも身近な自販機に目を付けて、制御のためのプログラムを組みながら、プログラミングの難しさや実際に作動させるための機構の複雑さを実感したはずです。海外に行ってもほとんど自販機を見かけることはありません。日本の治安の良さも影響していると思いますが、日本が誇る大発明の一つを高校生が詳細に研究したことに価値があるのではないでしょうか。
 

 5班は「アルディーノを用いた自動販売機の製作」。こちらの班も自販機に目を付けました。電気工学科の課題研究でも活用されたアルディーノ(Arduino)とは、ハードウェアの「Arduinoボード」、およびソフトウェア「Arduino IDE」から構成されるシステムで、今回モーターを回転させるためのプログラムを作成するのに活用しました。今回はお金投入・お釣りの部分までは研究が及ばず、商品を保管しボタンを押したらその商品が出てくる機能を搭載するのにとどまりましたが、十分時間と手間がかかっている印象を受けました。研究論文の副題も正直に「おつりの出ない自販機」と銘打ちました。世界に類を見ない、上から目線の自販機もいいですよね。
 

 6班は「精密鋳造」。ロストワックス精密鋳造法を利用した作品製作を通して、鋳造の手法や特徴を研究しました。ロストワックス鋳造法とは、ロウ(ワックス)を利用した鋳造方法の一種で、ロウで原型を作り、周りを鋳物砂や石膏で覆い固め、加熱により中のロウを溶かし出して除去することにより出来た空洞に溶かした金属を流し込むと原型と同じ形をした鋳物が出来上がる鋳造法です。ロウを使って石膏で固め、加熱してロウを流し出すという工程を目の当たりにして感動しました。ちなみに「鋳造」は「ちゅうぞう」と読みます。
 

 7班は「資格取得と溶接アート」。初級CAD検定の資格取得に向けて勉学に励んだ成果により、班員全員が合格したことの報告とその講習課程の発表がありました。また静岡県溶接工業協同組合が主催する「令和2年度溶接アートコンクール」に作品提出をするために3班に分かれて、旋盤・溶接・手仕上げを行い溶接アートを完成させました。作品の条件内に「昆虫」または「動物」で作品中に「溶接加工」を施してあるもの、とあり、今回は「トンボの製作」(廃材使用)、「魚の製作」(鋼鉄板使用)、「カブトムシとクワガタの製作」(アルミ使用)をつくりました。魚の作品はタイにもエビにも見えますが、「架空の魚類」ということでクリエイティブな作品に仕上がりました。
 

 どの班からも熱意が伝わってきて、一年間この研究にいかに集中したかが分かりました。この研究で得た成果と課題を今後の人生で生かしていって欲しいです。

 これで工業科8学科すべての課題研究発表会が終わりました。

 理数科(2年生)は2月17日(水)午後0時50分から視聴覚室で課題研究発表会を行います。


 

★情報システム科3年生・課題研究発表会が行われました★

 3年生工業科課題研究発表会のトリを飾るのは機械工学科と情報システム科、電子工学科。

 まずは情報システム科の課題研究発表会の様子をご覧いただきます。司会は酒井君が務めました。


 1班は「Minecraft内のデータを現実化させる研究 ~The World of Minecraft Is in Reality~」。まず、この班で驚かされたのは研究論文が日本語・英語の2か国語で書かれていること。よく、冒頭のAbstract(概要)のみ英語で、という高校生の論文は見かけますが、この論文はA3サイズの用紙すべて英語。Summary(要約)、Discussion(議論)、Reference(参考文献)すべて英語で書かれています。情報のテクニカルタームを駆使しながら、自分たちの意見や研究結果をきちんと英語で述べられていたことには驚かされました。もちろん日本語の論文も完成度が高いです。海外で使われている「Minecraft(マインクラフト)」というプログラミング教材を使って、今年度から小学校で導入されている「プログラミング教育」を意識しながら深く考察していた研究でした。
 

 2班はその「マインクラフト」を用いてのゲーム作成を研究した「マインクラフトを用いたゲームの作成」、驚かされたのは一人でこの研究を行い論文を書いたことでした。

 3班は「Unityによる周囲環境反映型ゲームの制作」。湿度や温度などのセンサーを活用して周囲の環境変化をゲームに反映させることにより、今までにない体験や楽しみ方が出来るアクションゲームを作りました。
 

 4班は「電子ドラムを用いた音楽ゲームの制作」。「情報工学」の一歩手前からものを見たい、という発想コンセプトから「情報を楽しむ」というテーマのもとに電子ドラムを使った音楽ゲームの作成に取り組んだ研究でした。
 

 5班はハードウェア・ソフトウェア両方の技術・知識向上を目的とし、バッティングマシンを製作し、それをコンピュータで制御する研究を行った「バッティングマシンの製作」。製作されたバッティングマシンは文化祭で体験ブースを作って大盛況、その様子も最終的には研究成果に反映させました。新型コロナウイルス感染症拡大で今年度当初学校が休校、部活動も出来なくなった時に思い付いた発想だということです。
まさに「Necessity is a mother of invention. 必要は発明の母なり」
 

 6班は「DCモーターの無線制御に関する研究」。上記のバッティングマシン研究班と協力しながらDCモーターを無線制御する方法を研究しました。

 7班は今年度からの小学校プログラミング教育必修化により、注目を浴びている教材「Scratch」でどのような学習・教育が出来るかを研究、トランプゲームの一種であるクロンダイク(ソリティアのようなもの)の製作を行った「Scratchを用いたトランプゲーム製作」。

 8班はMicrosoft社から発売されている身体の動きのジェスチャーや音声認識によってゲーム機、コンピュータ操作が出来るデバイス「Kinect」を使って、モーションキャプチャー(現実の人物や物体の動きをデジタル的に記録する技術、スポーツおよびスポーツ医学に用いられる)を表現する研究を行った「Kinectを用いたモーションキャプチャー」。
 

 9班は「NPO法人 フードバンクふじのくに」から頂いたwebサイト作成依頼書をもとに、クライアントの要望を吟味しながら公式サイトのリニューアル事業という大きなプロジェクトを手がけた「フードバンク ふじのくに ウェブサイト制作」。
 
 
 10班は名探偵コナンが乗っている電動スケートボードにあこがれを抱き、本校で磨いたスキルを生かしながら電動スケートボードの製作にチャレンジした「電動スケートボードの製作」。きっかけかまさに高校生らしく、夢とロマンがあふれていました。11班もプログラミングの研究。この班は視点を変えて音楽業界で使われる音響に特化した言語「サウンドプログラミング言語」をメディアアートの形で研究した「サウンドプログラミングの研究」。
 

 12班はゲーム開発エンジンUnityと統合型3DCGソフトウェアBlenderを使ってパソコンゲームの開発にチャレンジした「Unityを利用したPCゲーム開発」。
 

 すべての班の写真が載せられず申し訳ありませんでした。どの班も1年間の研究成果を限られた時間で発表できたと思います。研究した生徒諸君、そして指導教官の皆様、ありがとうございました。

課題研究発表会が開催されています

 本校工業科各科では3年生が課題研究を行っており、今年度の成果発表会が1月22日(金)から1月28日(木)まで各科毎に開催されています。
 1月25日(月)には物質工学科の発表会が視聴覚室にて行なわれました。昼食をはさんだ3,4,5限を使い、24テーマの研究成果を報告しました。発表した生徒達は若干緊張の様子が見られましたが、自分たちの成果を時間内(1テーマ5分)にまとめ報告できたと思います。
 なお例年1,2年生も出席し、先輩たちの発表を聞き、1年後又は2年後自分たちが課題研究に取り組む際の参考にしてもらっておりましたが、今年はコロナ禍感染防止上蜜になるのを避け、3年生と参加を希望された保護者のみでの開催となりました。

   

   

 

2年学年体育大会実施に伴う事前練習が行われました

 2年部では、2月5日(金)のLHRの時間に本校グラウンドにおいて、学年体育大会を、全員参加のクラス対抗戦にて行う予定です。種目は①長縄②長縄八の字③クラス対抗リレーの3種目を予定しています。
 大会に向け1月22日(金)LHRの時間を利用し練習が行われました。練習に先立ち学年主任の先生から、「今年度はクラスで対抗するような機会がなく残念に思っていたが、体育委員会で本企画を作った。各クラス協力してのぞんでください」との激励、また体育科の先生から競技説明と注意の後、クラスごとに練習が開始されました。どのクラスもチームワークが特に必要になる長縄の練習に力が入っていたようです。
 2月5日(金)の大会では、各クラス団結力見せてほしいと思います。頑張ってください。

 なお1年生については同様な大会を昨年の11月13日(金)のLHRの時間に実施しました。(本ブログにて紹介しました。)

      

      

 

★電気工学科3年生・課題研究発表会が行われました★

 昨日25日(月)の物質工学科に続き、本日1月26日(火)は都市基盤工学科と電気工学科の課題研究発表会が行われました。保護者の皆様もたくさん見に来てくださいました。

 電気工学科は毎年、7~9名程度の生徒ごと大きなグループに分けて「班」をつくり、研究を行っています。今回も5班に分けて活動しました。便宜上指導教官の名前に班をつけて分類、活動しています。

 1班は森学科長が指導する「森教官班」。班の中で3つのテーマに分けて研究発表しました。「技能向上を目指した電気工事作品製作」「太陽熱を利用したペルチェ素子での温度差発電」「太陽光熱を利用したスマホ充電器」の3テーマでした。特に「スマホ充電器」は1度に10台まで充電できる機能を持ち、防犯機能も兼ね備え、扉が開いている間は防犯アラームが鳴り続ける設定となっておりびっくりしました。
 

 

 
 
 2班は山田先生が指導する「山田教官班」。この班も2テーマに分けての活動となりました。一つ目は「Arduinoの応用」、複雑なプログラミングを組み立て、Arduino言語を用いてスマホから文字を送り、LCDに文字を表示しました。もう一つは「防災ラジオの研究 Part 2」と題して第一部は「オルタネータ発電の研究」、「オルターネータ」とは自動車内で使われる電気を生み出すためのパーツです。自転車を固定するための実験土台も作成しました。第二部は「ハブダイナモ発電の研究」を行いました。
 

 

 

 3班は青野先生が指導する「青野教官班」の「感震ブレーカーの製作」。設定された震度以上の地震が起きると装置が作動し、ブレーカーが落ちて電気が消えて火災を防ぐ仕組みになっています。入゛んが複雑でとても大変だったということでした。実演もしてくれました。
 

 

 



 4班は加賀美先生が指導する「加賀美教官班」。2テーマに分けて、「ドローン製作」と「Arduinoによるドローン制御」の研究を行いました。当初段ボール製によるドローン製作を試みましたが、材質が紙であるため耐久性が低く、さらに加工が困難であることも判明、その後発砲スチロール・ざる・アクリルなど素材を変えて試みたがモーターの重量に耐えられず、結局ドローンを購入することとなり、ドローンの仕組みや法的なことや資格などを研究することになりました。道路交通法・航空法などにも規制があり、資格も必要になってくるため、今回はこれか法や資格の適用外(200g以下)となる134.1gのドローンを安全に飛ばす研究を行いました。
 

 

 5班は川根先生が指導する「川根教官班」。「太陽光発電装置を利用した新多機能防災システム2号」の研究。
先輩方が作った「1号」の老朽化やさらなるバージョンアップを試みたことが研究のきっかけで、持ち運びの利便性およびペルチェ素子の制御問題などに重点を置き、防災システムに電気エネルギーをどう活用するかというテーマのもと電気・電子・建築・都市基盤工学など工業知識を有機的におりまぜての研究となりました。

 

 

 

 どの班も熱心に研究発表を行っていました。寸暇を惜しんでの研究には頭が下がる思いでした。
この熱意を今後の進路先での活動にも生かしていって欲しいです。

★都市基盤工学科3年生・課題研究発表会が行われました★

 昨日25日(月)の物質工学科に続き、本日1月26日(火)は都市基盤工学科と電気工学科の課題研究発表会が行われました。保護者の皆様もたくさん見に来てくださいました。

 都市基盤工学科は毎年、7~9名程度の生徒ごと大きなグループに分けて「班」をつくり、研究を行っています。今回も5班に分けて活動しました。発表会は視聴覚室で行われました。
 司会は松浦さん・守田さんが務めました。

 1班は「谷津山の山道整備とベンチ製作」。本校北側に大きくそびえる谷津山。ハイキングコースとしても本校の部活のトレーニングコースとしても親しまれていますが、もっと散策しやすくできないかという発想からベンチづくりと並行して可能な範囲で山道の整備を行った「一大プロジェクト」を発表しました。山道整備のために測量を行い、ベンチ製作では竹を切るのが大変だったという苦労話を聞きました。
 

 

 2班はこのホームページでも何回か取り上げさせていただいた「災害用貯水槽の操作を動画で作成」。
昨年6月に本校・情報システム科とともに静岡市上下水道局水道部水道事務所(静岡市清水区旭町)からの依頼を受けて「静岡市水道事業災害対策に伴うマニュアル動画制作」をおこなうことになり、まずは校内でレクチャーを受け、7月下旬には静岡市立清水興津中学校にて操作マニュアルの撮影会を行いました。その後情報システム科と協力しながら動画を作成してこのたび完成、そこまでに至る過程を説明してくれました。何度か静岡新聞の取材も受けたことも生徒たちの士気を上げたと思います。近日「ユーチューブ」でも公開予定です。


 3班は「模型製作」。模型製作を「ダム班」「橋班」に分けて、ダム班は静岡県浜松市天竜区・佐久間ダムの模型を作成、コンクリートを使って作り、発泡スチロールを使って軽量化を図りましたが、型枠から脱型させる工程に苦慮したそうです。(株)木内建設様の御協力も頂きました。橋班は画家としてだけではなく、土木工学・建築学者としても数多くの研究をしたレオナルド・ダ・ヴィンチが作った接着剤や釘などを使わずに、たった2つの要素「摩擦」「重力」だけを利用したシンプルな仕組みが採用されている「ダヴィンチの橋」を作りました。また「トラス橋」のジオラマ模型も作りました。
 

 

 4班は「土木を伝える」。本校都市基盤工学科は前身の静岡工業高校時代は「土木科」という名称で、本校創設時に「都市工学科」、平成24年度から現在の「都市基盤工学科」となりました。「土木」という懐かしい響きの言葉に魅せられた生徒たちがさらに世代を超えて老若男女に幅広く「古き良き土木」を伝えていく研究を行いました。またセメントとコンクリートを用いて作成し、文化祭でも販売した「消波ブロック」も紹介しました。セメント・シリコンを使ったレゴ・テトラポット作りです。セメント・砂・水の配合割合が決まるまでが特に苦労したようです。

 

 

 5班は「木材加工技術の学習・利用」。シンプルに「木材」を用いて作ったものを見せてくれました。コロナ対策で対面接客時に飛沫拡散防止のために用いられる「アクリル製のパーティション」(進路室で使用されています)、都市基盤実習室で使われている「木製の実習机」、都市基盤研究室に置かれている課題提出用のポストなどを披露してくれました。なかなか垂直に組み立てられずボンドを使ったりと悪戦苦闘したようです。3作品とも耐久性を意識してものづくりを行うということを特に強く学んだそうです。
 

 


 どの研究もじっくり時間をかけてた完成度の高いものだったと思います。
 この研究の成果を進学先・就職先でも生かしていって欲しいと思っています。

 明後日28日(木)午後は「機械工学科」「電子工学科」「情報システム科」の課題研究発表会が行われます。

★建築デザイン科3年生・課題研究発表会が行われました★

 昨日1月21日(木)のロボット工学科に続き、本日1月22日(金)午後、本校・建築デザイン科製図室にて、建築デザイン科3年生の課題研究発表会が行われました。保護者の皆様もたくさん見に来てくださいました。

 
 
建築デザイン科は毎年、9~10名程度の生徒ごと大きなグループに分けて「班」をつくり、研究を行っています。今回も「CAD班」「コンペ班」「模型班」「木工班」に分けて活動しました。
 司会は小川君、川崎君が務めました。

 1班「CAD班」は男女10名で成り立っていて、青山剛昌先生の名作アニメ「名探偵コナン」の家や映画「ハリーポッター」に出てきたホグワーツ城を3DCADで紹介しました。
 

 2班「コンペ班」は1年間で参加したコンペ(competition)作品の数々を紹介してくれました。建築デザイン科は作品を数多くコンペに出品し評価をいただいています。A科ならではの課題研究題目ではないでしょうか。日本大学のコンペに出品した際の作品を作ったときの苦労話は特に印象に残りました。
  

 

 


3班「模型班」は今年度の文化祭でも展示した、ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」に出てきたラプンツェルの塔の製作秘話を交えた作品公開をしてくれました。製作のきっかけは「ラプンツェル」が高校3年生の生徒たちと同い年だということと、塔に閉じ込められたラプンツェルの姿が今年度コロナ禍や休校でステイホームをせざるを得なかった自分たちの姿と重なったということでした。「背景班」「土台班」「塔班」などに分かれて製作、建築デザイン科創設以来初めての「架空の建築物の製作」に取り組みました。下の写真は完成品です。
 

 

 

 

 4班「木工班」は製作した傑作家具を紹介したり、技能検定での資格取得にまつわる苦労話もしてくれました。それぞれの必要用途に応じて各人が「本棚」「戸棚」「テレビ台」「椅子」「ハンガーラック」などを作りました。中には「〇〇するのが面倒だから〇〇を自分で作りたい。」という正直な発想もあり、まさにLaziness is a mother of inventions. (怠惰は発明の母なり)ということでしょうか。中には野球部の部室にあった折れかけのバットでくつべらを作ったという作品もありました。また難関資格・2級大工技能検定に挑戦した苦労話もあり、非常に興味関心をひきました。

 

 

 

 

 

 
 
 すべての班の写真を掲載できず申し訳ありませんでした。

 日々作品の提出期日に追われながら、立派な作品を完成させている生徒たちの努力に頭が下がる思いでした。最後に坂下建築デザイン科学科長より好評をいただきました。是非本校で培ったものを卒業後の進路先でも生かしていって欲しいと思っています。

 

 次回は来週25日(月)10:35~物質工学科、26日(火)10:35~都市基盤工学科・電気工学科の課題研究発表会を予定しています。

★ロボット工学科3年・課題研究発表会が行われました★

 令和3年1月21日(木)に本校工業科の先陣を切って、ロボット工学科の「課題研究発表会」が行われました。

 「課題研究」とは、本校工業科3年生及び理数科2年生が、週3時間全員履修する科目で、大学の「研究室」「ゼミ」のようなものです。各学科内で、研究テーマに沿って教員の指導のもと少人数で研究を続け、その成果を年度末に発表します。また発表会では、来年「課題研究」を履修する2年生も聴講し、来年度の研究イメージをふくらませます。また多数の保護者も見学に来てくださいました。発表会の進行を生徒が務めるのも、この課題研究の特色となっています。
 これから数回に分けて、各学科の課題研究の様子をご紹介します。
 すべての研究班の作品をご紹介は出来ませんが、出来る限り多くの作品を取り上げたいと思います。

今回の司会は、ロボット工学科3年生の紅林君が務めました。

 ※すべての発表の写真が載せられず申し訳ありません。

1班は、電子音ではなくピアノ音が鳴るように、さらには和音(2つ以上の音を同時に鳴らして合成された音)が出来るように工夫され、さらに低価格で完成度高く製作された『大型電子ピアノの作製』。
 
2班は、昨今発展・普及が目覚ましく、各社こぞって新作を発売するようになった自動掃除ロボットを、低価格で作製し、かつより滑らかに移動するよう工夫された『自動掃除ロボット「オオタ君2号」の製作』。オオタ君とはこの研究班のリーダー生徒から由来した名前だそうです。このグループは昨年12月に掛川市で行われたロボット大会にも参加し、その様子も伝えてくれました。

3班は、ラズパイ(ラズベリーパイ)を使ってカメラが手の動きを認識することで、撃ったか撃っていないか判別して射的を楽しむ『ラズパイによる射的』。
 

 

4班は、LED52個を使って信号機を制御する模型を製作した『PLC制御を用いた信号機模型』。
信号機にLEDを通して、土台と信号機を金具で取り付け、端子台とPLCに配線して組み立てました。
 
5班は、先述したラズパイで制御され、スマートフォンを使って前後左右の操作が可能、車体前面についたクイックルワイパーでお掃除してくれる自動掃除ロボットを製作した『ラズパイお掃除ロボットの制作』。まずはラズベリーパイとは何か、そこの説明から入ってくれて聞いている側にはわかりやすかったです。
 
6班は、実用化されている3DCADのドローンを出来る限り忠実に再現しながら、安全性を重視し、外殻はオリジナルのものを作った『3DCADを用いたドローンの製作』。実際に飛んでいる場面の動画も見せてくれました。終始低空飛行になってしまったことが反省点だったようです。
 

 

7班は、船舶に興味を持った班員たちが、3年間本校で学んだ電子・情報・機械分野の知識に加えて新たに船舶工学も学習し、小型船舶模型を作った『遠隔操作小型船舶模型の製作』。
 

8班は、新型コロナウイルス感染症拡大に世界が苦しみ続ける昨今、特に飲食業界では感染防止が重要な課題となっていて、その解決策の一助として感染防止機能を備えた新しい生活様式に沿ったドリンクサーバーを製作した『ウイルス感染防止機能付きドリンクサーバーの製作』。ドリンクサーバーにグラスを置くと光センサーがグラスを感知し深紫外線LEDが照射されグラスを殺菌、好きな飲み物のパネルに手をかざすと(触れません!!)センサーが反応し出力信号がポンプモーターに送られてボトルから空気圧で飲み物が押し出され、一定量グラスに入るという画期的なサーバーです。(画像がなくて申し訳ございません。)

9班は、誰しもが子供のころ食べた(株)やおきんの大ヒット商品・うまい棒の自販機を出来るだけ再利用の材料を使いながら製作、文化祭等で来場者に楽しんでもらうコンセプトで作った『うまい棒専用自動販売機』。

10班は、こちらも掃除ロボットの製作ですが、この班は階段掃除のロボット。非常に難しい機能を搭載せざるを得ない状況になり、階段を登る機能に重点を置いて作った『階段掃除ロボットの製作』。

11班は、コロナ禍で3密を避けるため今まで以上に人間の代わりとして重宝されるであろう産業用ロボットであるが、普及がなかなか進捗していかない一因として挙げられる「ティーチング(教示作業)への理解が深まらないこと」について、米津玄師さんの「パプリカ」の振り付けをデータ化してロボットに覚えさせて楽曲に合わせて踊らせるなど様々な特色や機能、または短所なども研究した『産業用ロボットによるパフォーマンスの研究』。

 どの発表も非常にクオリティーが高く、目の付け所が違うものが多かったです。

 この様子は図書室のモニターにもライブ配信されて、3年生が仲間の発表を間見守っていました。
 

 この研究を卒業後の進学先・就職先でも生かしていって欲しいです。

 次回の研究会は、建築デザイン科、1月22日(金)午後になります。

★第40回建設論文で本校建築デザイン科1年生8名が入選しました★

(一社)静岡県建設業協会が主催する「第40回建設論文」コンクールに本校建築デザイン科1年生が応募し、2名が佳作、6名が努力賞を受賞、この度本校で表彰式がありましたのでご報告します。
建築デザイン科の生徒は夏季休業中の課題として1年生が全員取り組みました。
 コンクールの概要は次の通りです。

      主催: 一般社団法人 静岡県建設業協会 
   論文テーマ:『災害に強い街づくり(わたしの街をこうしたい)』400字詰め原稿用紙3~5枚程度 
     参加校:6校 
     作品数:262作品の応募 総入賞数:19名

1月20日(水)放課後、(一社)静岡県建設業協会昭和会代表幹事 平井敏晃様が来校し、
受賞者に賞状を渡してくださりました。

  佳 作    入江 さん    黒田 さん 

  努力賞    大石 くん    宮本 さん

         佐々木くん    園田 さん 

         山下 さん    向島 さん


また本校にも感謝状が贈られました。         
      
 
 
受賞者の方々、おめでとうございます。これを励みにますます勉学に頑張ってください。

 

お祝い 静岡県教育長賞受賞!

静岡県高等学校工業教育研究会 生徒研究発表会

教育長賞受賞

1月13日(水)クリエート浜松にて、静岡県高等学校工業教育研究会主催の生徒研究発表会が開催されました。

県内の各工業高校の代表が発表し、本校ロボット工学科3年「産業用ロボットによるパフォーマンスの研究」が、静岡県教育委員会教育長賞(最優秀賞)に選ばれました。この研究は、産業用ロボット(ファナック製)をパブリカの音楽に合わせて踊らせるもので、多くの人に感動を与えました。

 ロボット工学科3年 白鳥夏輝、増田泰杜、中原健斗、原田紘汰

 

 

大学入学共通テスト受験者への激励会が行われました

 1月15日(金)放課後、理数科および工業科の大学入学共通テストを受験する生徒に対し激励会が行われ、校長先生から次のような激励の言葉を頂きました。
 「センター試験に代わり新しく始まる大学入学共通テストの第一期生である3年生は、当初予定されていた英語の民間試験の活用や記述式問題の導入が見送りとなり、2年生の秋ようやく試験内容が決まるという試練、また新型コロナウイルスの影響で春には臨時休校、最近では新型コロナウイルスの感染拡大による試練をうけている。このような中、本校では毎日7時間授業や土曜講座等を実施し、共通テストで求められる「思考力・判断力・表現力」に対する準備をしてきた。        
 共通テストを受験する生徒の中には、共通テストの結果を使い進学を目指す真剣勝負の人と、自分の客観的な立ち位置を知ろうとする人がいる。いずれも自分の実力を知ることは重要。自分の力を知り、不十分な部分を大学入学までに補っておくこと。
 共通テストでは、これまでの学習で蓄えてきたものをすべて出し切って、自己実現につなげてくれればよいと考えている。頑張ってください。」 

 最後に進路課の先生から、試験当日の持ち物、気持ちの持ちよう等のアドバイスや注意があり、解散となりました。
 共通テストの2日間はこれから歩む人生を左右するうえで重要となります。持っている力を発揮できるよう頑張ってください。

      

      

 

 

★情報処理研究部でwebサイト制作講習会が行われました★

 令和3年1月8日(金)に本校でweb制作会社である(株)Bonds(静岡市葵区御幸町)様との共同企画である
「かっとば瀬名」のwebサイト制作講習会が行われました。
 


 「かっとば瀬名」は静岡市葵区瀬名地域の地域活性化を目的としたwebサイト制作プロジェクトです。

 

 webサイトには瀬名地域にある飲食店を紹介するページがあり、一般的な店舗紹介とは異なって、
高校生の視点で紹介するページを制作しています。

 今回はすでに事前に取材したお店をwebページにする部分が行われました。(株)Bonds様のデザイナーの方々の
指導をもとに、本校情報処理研究部の生徒は事前に準備していただいたインターネット上にある
WordPress(CMSの一つ)に取材内容を登録する作業を行いました。


 

 生徒たちは自分たちで取材してまとめた内容がネット上のwebページになる工程を体験することが
出来ました。

 当日は静岡あさひテレビ様の取材も入りました。後日、この様子がテレビで紹介される予定です。

3学期の始業式が行われました

 1月4日(月)3学期の始業式と生徒会任命式がコロナウイルス感染防止のため、放送を通じて行われました。
 始業式では校長先生から以下のようなお話を頂きました。
 2学期の終業式では「何かを実現しようとする気持ちを持ち続けることが大事」という話をしましたが、3学期始業にあたり、次々と希望をかなえ、まだまだ希望の種を育てている、筑波大学教授で大学発ベンチャー企業 サイバーダインの社長 山海嘉之氏について紹介します。
 山海教授は筑波大学大学院を修了するとき、工学が情報とか電気・機械など各分野縦割りで研究が行われている中では、社会の課題を解決することは出来ないと考え、工学全般だけでなく医療や生物など様々な分野の学習をし、それらを統合した新たな学習領域サイバニクスを起こすとともに、これからの少子高齢化社会などの社会問題を解決しつつ、それを産業として起こしていくという、自分の将来のグランドデザインを3年間で構築しました。先生はこのグランドデザインに基づき、脳神経や生体機能の様々な分野の専門家達と、脳卒中や頸椎損傷などで、神経が麻痺し足腰を動かすことが出来なくなった方へのサポートに利用できる医療用ロボットHALを社会に送り出しました。先生の希望の種は、まだまだ続くようで、人工小脳の開発や、つくば市にサイバニックシティをつくり、ロボットと人間が共存するコミュニティを作るなど尽きません。
 山海教授は希望を実現するために、必要なら会社の作り方を学び、縦割り行政の中で日本では認可が下りないとみれば海外に出て実績作りをし、ルールがなければ作る。そのパワーの源は、人のために役立ちたいという思いと、実現するためには多少強引でも手段を選ばなかったとのことです。教授は約30年かけてこれだけの偉業を果たしました。誰でも出来ることではありませんが、科学技術高校の全ての生徒が社会のために立ちたいという思いを持っていますし、学ぶ環境にある、何よりそのような資質・能力に恵まれた生徒達ばかりです。どうか、皆さんにも、人や社会が求める未来から産業を創出出来るような技術者・研究者になって欲しいと思います。

 続いて12月18日の新生徒会選挙で信任された正副会長3名の任命式が行われ、校長先生から代表の新生徒会長に辞令が交付されました。また新生徒会長から「皆さんの期待に応えられるよう考え行動していきます。今年は今までとは違う生徒会にしていきます。まずは委員会活動を活発化させます。ご協力お願いします。」との挨拶がありました。 

 最後に諸連絡として教務課、生徒課から次のような話がありました。

【教務課】
 ・コロナウイルス関連について:軽率な行動を慎み、他人に迷惑をかけないようしっかりと規律を守った生活をすること。
 ・3学期の過ごし方について:3年生は新しい生活に向けて覚悟を決める。1,2年生は新入生を迎える先輩として準備をすること。
【生徒課】
 ・コロナウイルス関連について:マスク着用、手指消毒、3密の回避等基本的対策を徹底すること。
 ・挨拶について:朝の「おはようございます」の挨拶が減っているような気がする。挨拶は人間関係づくり、学校の雰囲気づくりに大切、進んで挨拶をかわし、よい雰囲気づくりをしてほしい。
 ・学校生活におけるルール・マナーについて:スマートフォンの使用、頭髪、服装、私物 管理、自転車の乗り方等、学校生活にはルールやマナーがあるが、それらにはしっかりした理由がある。ルール無視や身勝手な行為は、他の人の迷惑や嫌な思いをさせることになる。みんなが生活しやすいよう守っていってほしい。

      

      

 

12月28日・部活動の活動納めが行われました★

 本日12月28日(月)は御用納め、ほとんどの部活動も年内の活動日はこの日が最後だったようです。

 剣道部は引退した3年生が胸を貸しに道場に出向いて、1,2年生と対抗戦をやりました。結果は現役生の
勝利に終わったそうです。

 バドミントン部・バレー部は前日27日が練習納め、練習後バスケ部とともに体育館第一アリーナの大掃除を
行いました。

 バスケットボール部は28日が練習納め、「部活内対抗1on1対決」を行い、バスケットの醍醐味である、
1対1の総当たりリーグ戦を全部員で行いました。1年の野川君と2年の時田君が14勝で同率1位となりましたが、直接対決で時田君が勝っているので、時田君の優勝となりました。最後にシャトルランを全員で全力で行い、
年内の練習を行いました。新年は4日から練習を行います。(写真は星取表です)


 陸上競技部も28日が練習納め、部員全員で50メートル走を「108本」行いました。除夜の鐘の数と
同じ本数を行い、練習納めとなりました。
(写真は50m走前の入念なアップ風景です)

 

 新年は1月4日(月)から3学期が始まります。短い冬休みとなりますが、ゆっくり体を休めて、
与えられた課題等こなして、元気な姿で1月4日に登校して欲しいです。

 皆様も良いお年をお迎えください。

2学期の終業式が行われました

 12月25日(金)2学期の終業式が、コロナウイルス感染防止のため、放送を通じて行われました。
 校長先生からお話しいただいた内容の要約を下に記します。
 コロナ禍で様々な活動が制限され、多くの全国規模の大会が中止になる中、秋以降、様々な感染症対策がなされ開催された大会の1つ、第100回全国高校ラグビー静岡県大会準決勝での本校ラグビー部の頑張りが印象に残りました。
 準決勝の相手は昨年・一昨年と、この大会を連覇している王者、聖光学院です。結果は69対3の完敗でしたが、最後まで戦い抜いた彼らの姿には胸が熱くなりました。この試合で最後まで希望をもつということを考えさせられました。
 労働経済学者の玄田有史氏は「希望のつくり方」という著書の中で、希望とは「行動によって何かを実現しようとする気持ち」と述べています。コロナ禍の閉塞感に満ちた世相の中で、あらためて何かを実現しようとする気持ちを持ち続けることが大事であると感じます。希望は実現できない事が多いのですが、そこで努力した人は失望や挫折から学び、新たな希望を得ることが出来るからです。これから皆さんが生き抜く未来を予想するときに、達成できないかも知れない希望に対して挑戦する心、打たれ強い強靱な心身を育むことが、今、皆さんに求められています。
 10月から始まった3年生の進路活動では、大きな壁に阻まれている者も少なくありませんが、これまでの努力は次の希望の種です。落ち着いて地道な努力を続け、希望を持ち続けましょう。そのためには、環境も大切です。皆さんを応援してくれる厳しくも暖かい先生方や励まし合う友人が、ふとしたことで支えになってくれるはずです。
 1月3日まで1週間ほどの、短い冬休みですが、久しぶりに会う中学時代の友人やいとこなどの緩い結びつきを持つ人達が、希望の作り方の示唆を与えてくれるかも知れません。良いお年をお迎えください。
                                      以上 

 終業式後の教務課、生徒課、進路課の先生方からのお話を抜粋し以下に記します。
 教務課:この1年間何が変わったと感じているか、この先1年間何を変えようと考えていく    
     か、冬休みにじっくり考え目標を立てて下さい。また軽率な行動をひかえ、新学
                  期には元気に登校してださい。
 生徒課:コロナウイルス感染防止について、基本的な対策を継続してください。交友関係
     においては、お互いに思いやる気持ちを持ち接触してください。交通関係では安
     全確認をしっかり行い、事故が無いようにしてください。
 進路課:8割以上の進路が決定した現在、進路活動の結果を重視するのでなく、取り組み
     方やプロセスを重視していく考え方は、今後の人間成長に大きな影響を与えると
     思っている。またこのような考え方の最も大切なことは、進路実現に当たって支
     えていただいた人たちへの感謝の気持ちを抱くことができることにある。
      この話は3年生に向けてのメッセージだが、1,2年生はこのような時期がすぐ
     にやってくることを自覚し、今できることに一生懸命に取り組んでください。

      

 

 

 

12月の表彰者をお知らせします

 令和2年度10月中旬から12月までに開催された各種大会等において、校内表彰の対象となった生徒の皆さんの活動成果をお知らせします。なお、本表彰は終業式で行う予定でしたが、全校集会が行われないため、本HPで紹介いたします。

          静岡県公立高校PTA連合会善行賞      人命救助 3年 柴田さん 
                                    3年 大井さん
                                       3年 望月さん
少林寺拳法部    静岡県新人戦県大会     男子規定組演武  2位 1年 杉山さん
                                    1年 鈴木さん
弓道部       静岡市弓道連盟秋季弓道大会          優勝 2年 高橋さん
                                第3位 2年 粉間さん
     静岡県高等学校中部地区新人弓道大会  男子団体の部   優勝 2年 井柳さん
                                    2年 石部さん
                                    2年 粉間さん
                        男子個人の部   優勝 2年 井柳さん
                                第5位 2年 粉間さん
         静岡県高等学校新人弓道大会  男子個人の部  第7位 2年 井柳さん
体操部      静岡県新人戦県大会      男子団体    第3位 2年 成岡さん
                                    2年 櫟原さん
                                    2年 寺尾さん
自然科学部    静岡県学生科学賞   県科学教育振興委員会賞  団体 3年 浅谷さん
                                    3年 三宅さん
                                    3年 大石さん
                                    3年 山口さん
                                 個人 2年 宮崎さん
        静岡県生徒理科研究発表会県大会        最優秀賞 2年 高林さん
                                    2年 加藤さん
                                    2年 望月さん
図書課  第66回静岡県青少年読書感想文コンクール「高等学校の部」入選 1年    宮本さん
                                    2年 岡村さん
                                    3年 大石さん
                                    3年 才茂さん
建築研究部 星槎道都大学主催 17回高校生住宅設計コンクール   優秀賞   3年 安井さん
      国土交通省及び建設産業人材確保・育成推進協議会主催
              令和2年度 高校生の作文コンクール   優秀賞   1年 吉田さん
      修成建設専門学校主催 第12回修成建築設計競技
                   日本建築士事務所協会連合会会長賞 2年 沖山さん
      星槎道都大学主催 第2回高校生インテリアデザインコンクール
                                最優秀賞   1年 小澤さん
バドミントン部 令和2年度バドミントン新人大会県大会 学校対抗戦 第3位   2年 中野さん 
                                   2年   井上さん
                                       2年 後藤さん
                                     2年 川嶋さん
                                     2年 北沢さん
                                     2年 田村さん
                                     1年 永野さん
家庭科        静岡県中部農林事務所主催 高校生による和の給食コンテスト
                             審査員奨励賞     3年  岩城さん
                                        3年  紅林さん
                                      3年  狩谷さん
      令和2年度静岡県高等学校新人大会 なぎなた競技 男子個人試合の部
                                 第3位  1年  中澤さん

           
                                         以上

 

選挙に関する出前授業が行われました

 12月21日(月)LHRの時間、高等学校における主権者教育として、2年生を対象に選挙に関する出前授業が行われました。講師は静岡市葵区選挙管理委員会事務局および静岡市議会事務局調査法制課の職員の方にお願いしました。
 内容は、まず葵区選挙管理委員会事務局の方から、選挙に関する歴史。投票をする意義。年齢別投票率や投票者数の現状。候補者選択の際の情報収集方法。投票所入場券の見方。投票所での実際の投票方法と注意事項。選挙運動に関する禁止事項等について、お話しいただきました。
 次に静岡市議会事務局の方から、市長と市議会と市民との関係や各々の役割について。静岡市議会の概要(議員数、男女比、定例会・臨時会・常任委員会等の会議体、活動内容等)について紹介がありました。
 最後に生徒代表によるお礼の言葉をもって終了となりました。
 今回の出前授業により、自分達の世代向けの政策を実現するには、投票に行くことが重要であることが理解できたと思います。来年度は県知事選挙、衆議院総選挙が予定されており、有権者となる生徒が出てきます。有権者となったらぜひ投票所に向い一票を投じてほしいと思います。

       

      

生徒会の正副会長選挙が行われました

 12月18日(金)次期生徒会の正副会長選挙が行われました。今回の選挙はコロナウイルス感染防止のため、立会演説会と投票共に各クラスで行われました。
 立会演説会では、会長立候補者1名、副会長立候補者2名に対する応援演説と立候補者により事前録画された演説動画が流されました。立会演説終了後、投票上の注意が放送され、各クラスにて投票が行われました。
  今回の選挙は正副会長の立候補者が定数のため信任投票となりました。
 投票の結果候補者は各々信任され、会長の鹿内さん、副会長の河村さん、伊東さんの3名が次期生徒会を担っていくことになりました。
 信任された新生徒会長・副会長は立会演説会で訴えたことの実現を目指し、活躍されることを期待しています。

      

1年生の学年集会が行われました

 12月11日(金)のLHR、1年生は学年集会が行われました。
 最初に、11月13日(金)のLHRの時間に行われた学年体育大会3種目と総合順位の上位3チーム(下記参照)に対する表彰式が行われました。 

   競技種目          1位      2位      3位

①ロープジャンプEX    物質工学科    都市基盤工学科  13HR

②八の字タイムアタック   建築デザイン科  物質工学科    13HR

③クラス対抗リレー     建築デザイン科  都市基盤工学科  14HR

総合順位  優勝:建築デザイン科  2位:都市基盤工学科    3位:物質工学科 

  続いて学年主任の先生から、県内の高校1年生6,000人と県内事業所で働く労働者約1,000人に実施された「高等学校に関するニーズ調査」結果において、同じ質問に対する高校生と労働者のニーズの差異について紹介がありました。この調査結果は、これから社会に出るにあたり、どんなことが求められているかを考えるきっかけになり、今回の学年集会の目的である「自分の進路に向き合うきっかけを作る」につながることと思う。との話がありました。
 最後に教務課より2学期の成績処理について。進路課より今年の進路活動の状況について。生徒課よりスマートフォンの利用に関する注意事項について。学習時間調査係より第3回定期試験前9日間の学習時間調査結果について、話がありました。
 今年度の学習期間も残り約10週、2年生への進級を見据え、今一度学習への取り組みを含む生活習慣の見直しが望まれます。

      

 

令和2年度静岡県高校生ロボット競技大会MCR部門

静岡県高校生ロボット競技大会MCR部門

12月12日(土)

 静岡県総合教育センター(掛川市)において開催されました。コロナウイルス感染症対策のため、学校ごとに出走が区切られるという今までにない方法での開催となりました。

 本校からは電子工学科3年生課題研究といて、Basic部門10台(センサで色を識別して走行)とCamera部門2台(カメラでコースを判別して走行)に参加しました。Camera部門では残念ながら完走はできませんでしたが、Basic部門では4位までが本校のマシーンが独占しました。

Basic部門

優勝 前輪須藤   20秒49

2位 DAISKE 21秒90

3位 青島ミカン  23秒23

4位 ちんすこう  24秒37

9位 天才松川   28秒89

マシーンの準部車検Basic部門走行Basic部門走行 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Camera部門走行

NEW 高校生ロボット競技大会自律制御ロボット部門

高校生ロボット競技大会 自律制御ロボット部門

 12月12日(土) バッテリーの日

 例年、「静岡科学館る・く・る」で多くの来場者の前での大会ですが、静岡県総合教育センター体育館(掛川市)で開催されました。また、コロナウィルスの影響で学校ごと時間を区切り、1台ずつ動かし計測しました。

 本校からは、ロボット研究部4台、ロボット工学科課題研究班1台のロボットが参加しました。

 ロボットが、制限時間3分以内にブロックをゴールへ運ぶ個数で順位が決まります。同数の場合は、1個目のゴールへ置く時間の速い方が上位になります。

 計測結果(チーム名 個数 1個目時間)

  3年 愉快なKG   6個  16秒

  3年 アステロイド  2個  11秒

  2年 FJ      0個  マシントラブル

  1年 接点t     4個  42秒

  課研 KGR2020     3個  24秒

 

 

アステロイド 

 

 

 

 

 

 

 

★建築デザイン科・理工科で出張講座が行われました★

 12月11日(金)7時間目のLHR(ロングホームルーム)の時間に建築デザイン科と理工科(理数科)で講師の先生を招いて出張講座が行われました。

 建築デザイン科は3年生を対象にHR教室で「建築業と資格」という演題のもと、総合資格(株)静岡支店の石井様(総合資格学院静岡支店長)を講師に招いて行われました。演題が示す通り、建築業界にはさまざまな資格があり、働きながらさらなる資格取得に励む方々も多く、本校生徒も就職・進学後にさらなるキャリアアップを狙って学業に精進する生徒も多いです。各資格の説明や取得方法、場合によっては何年かの実務経験が必要になるものもあり、生徒たちはいつも以上に熱心に耳を傾けていました。

 

 

 

 理工科は1年生を対象に第一会議室で「国際協力と現場」という演題のもと、静岡県立大学国際関係学部の古川光明教授を講師に招いて行われました。古川先生は発展途上国における国際協力の現場でどのような支援・援助が行われているかを2011年建国された世界で最も新しい国・南スーダンの事例などを用いて紹介してくださいました。10人のうち3人程度しか文字の読み書きが出来ない国の話を聞き、今自分が暮らしている日本との違いや様々な比較文化についても話がおよび、生徒は熱心にメモを取りながら傾聴していました。

 

 

 この講座で見聞きした知識を今後の勉強・研究に生かしていって欲しいです。

 

ロボット工学科3年課題研究(現場研修)

 三明機工株式会社様の協力により、ロボット工学科3年「課題研究」で、生徒4人が現場研修を行いました。

 実際に現場で使われている産業用ロボットを貸していただき、社員の方から直接技術指導を受けました。

 本校文化祭で披露した、パプリカの曲に合わせて踊るロボットプログラムを改良し、実際の産業用ロボットでも実演することができました。

 

<ラダー図の指導>

 

<ロボット制御プログラム指導>

 

<パプリカの曲に合わせたダンス>

静岡県立大学の出張講義が行われました

 12月8日(火))物質工学科2年生を対象に、静岡県立大学 食品栄養科学部食品生命科学科(食品蛋白質工学研究室) 伊藤創平准教授により、テーマ「プログラミングで作る未来の酵素」について出張講義が行われました。
 先生は未来型酵素・蛋白質の設計手法の開発・検証に関する研究を行っており、本講義では研究の基本的な知識として、食と健康は深い関わりがあり、健康を保つためには食・運動等の生活習慣が大切で、そのキーワードは細胞の新陳代謝や免疫力であること。また人類は多様な生物の遺伝子資源を活用してきており、未来型酵素・蛋白質の設計においては、遺伝子の配列情報・構造情報をベースに再設計を行う。それを実現するには、膨大な遺伝子資源の情報をプログラムで解析、有用な情報を引き出す技術がもとめられている。等、非常に難しい内容を高校生にもわかるように、平易にかみ砕いた講義をしていただき、先生の研究の一端に触れることができました。

      

 

★情報システム科が「技芸を磨く実学の星」育成事業を行っています★

 情報システム科は静岡県教育委員会が主催する「技芸を磨く実学の星」育成事業を行っています。

 

 12月10日(木)放課後に第2回(全3回)が行われました。今回は静岡市葵区の(株)フューチャーイン
静岡支店システム技術課の木村様を講師に迎え、生徒はネットワークシステムのイメージを講師から
与えられて、それを各自クリエイティブにパソコン上で表現していく作業を行いました。
 

 参加者は情報システム科4人(1年1人、2年2人、3年1人)で、この事業で培った情報技術を
来年のものづくり競技会で活用していきます。
 来週、最終回(第3回)が行われます。
 
 
科学技術高校には多くの学科があり、それぞれ特色ある教育活動を行っています。
 また他の学科も順次紹介させていただきたいと思います。 

★2年生修学旅行記 Part 5最終回★建築デザイン科・機械工学科★ 

 5回に渡って紹介した2年生修学旅行記の最終回、建築デザイン科と機械工学科をご紹介します。

 建築デザイン科は静岡駅から新幹線で岡山駅へ、瀬戸大橋を渡っていざ四国香川県へ。金刀比羅宮を散策し、
遊歩道渦の道、大塚美術館で研修を行い、初日は高松市のホテルに泊まりました。

 41人手作りの修学旅行のしおり


 2日目は高松港から宇高連絡船フェリーを使って岡山県の宇野港へ。途中直島で電動チャリクルージングを
行いました。そのあと電車で広島県に移動し、世羅の旅館に泊まりました。

 

   高松港をバックに男子全員ジャンプ        同じく女子全員ジャンプ

 

   高松港での集合写真               直島電動チャリクルージング
 
 3日目は広島にて平和学習。平和祈念資料館や原爆ドームで研修を行った後、フェリーで宮島へ。
世界遺産・厳島神社を見学したのち、広島から岡山に向かい、倉敷アイビースクエアに宿泊しました。
 広島平和記念資料館にて集合写真

 
 最終日は倉敷美観地区での班別研修。建築学やデザイン学を学ぶ生徒たちにとってこれほどの
生きた教材はなかったと思います。岡山駅から新幹線に乗り、19:37静岡駅に戻ってきました。

 倉敷アイビースクエアで早朝41人思い思いのポーズで

 

 最後の紹介となる機械工学科は東静岡駅からバスで羽田空港へ出発、
羽田から「日本初の海上空港」長崎空港に飛び立ち、そのままバスで長崎市内へ、
原爆資料館や平和公園で平和学習を行い、夜は稲佐山夜景観賞を行い、初日は長崎に泊まりました。

 
     長崎平和祈念公園にて             原爆資料館での研修

 
     稲佐山夜景観賞                初日「稲佐山観光ホテル」での夕食

2日目は軍艦島上陸ツアー、午後は長崎市内班別研修を行い、通称・カステラ通りやオランダ坂を
訪れました。その後、佐賀県の武雄温泉に泊まりました。

 
                軍艦島にて

 
        オランダ坂            武雄温泉「なかます旅館」での夕食風景

 3日目は佐賀県のアリタセラ・くらわん館で有田焼体験研修を行った後に、長崎・佐世保に移動、
班別研修を行い、最後の夜は古湯温泉に宿泊しました。

 

    有田焼体験学習                   波佐見焼

 

    佐世保市内班別研修            古湯温泉「ONCRI」での夕食風景

 最終日は佐賀に戻り唐津城下町を散策、昼食はハパフォーマンス付きのステーキだったようです。
博多駅から新幹線に乗り19:37に静岡駅に着きました。

 
       唐津城下町 散策            唐津市内でのステーキパフォーマンス昼食

 以上で、各学科の修学旅行紹介を終わります。

 来月から2年生の3学期に突入します。いわゆる「3年のゼロ学期」とも言われ、進路準備が本格化
してくる時期です。コロナ禍で体験したこの修学旅行で培ったものを生かして頑張っていって欲しいです。

 




 

 

 

★2年生修学旅行記 Part 4★電気工学科★ 

 2年生修学旅行記 Part 4は電気工学科です。 

 電気工学科は朝6時に東静岡駅集合、羽田空港に行って長崎行きの飛行機に乗りました。そのままハウステンボスへ。
他のクラスより1便早かったので、昼間のハウステンボスも楽しめました。夕食はハウステンボス内で各自食べて、
初日は稲佐山のホテルに泊まりました。

 

               ハウステンボスにて  昼間のハウステンボスもなかなかいいですね

 ハウステンボス内で各自夕食を食べました。

 2日目は長崎で平和学習。原爆資料館や平和祈念公園で研修を行い、そのまま長崎市内班別研修を
行いながら主に中華街で昼食を食べました。皿うどんや長崎ちゃんぽんを堪能した後、午後は軍艦島に上陸、
夜は佐賀県の武雄温泉に泊まりました。

 

  長崎平和祈念公園での集合写真             長崎中華街にて昼食

 

   軍艦島上陸ツアー 上陸直前の一コマ       2日目武雄温泉での夕食風景

 3日目は佐賀県で有田焼体験学習を行い、再び長崎県に戻って佐世保市内で昼食を食べながら班別研修。
そのあと佐世保の九十九島パールシーリゾートで研修を行い、佐賀県の古湯温泉に宿泊しました。

 

                    有田焼体験学習の様子と完成品

 

   佐世保市内班別研修               佐世保市内での昼食の様子

 

               九十九島パールシーリゾートにて

 古湯温泉 ONCRIにて 夕食風景

 最終日は佐賀県の唐津に行き、唐津城下町を散策、博多駅から新幹線で18:37静岡駅に到着しました。

 

 次回、建築デザイン科と機械工学科を紹介して最終回とさせていただきます。

★2年生修学旅行記 Part 3★ロボット工学科★ 

 2年生修学旅行記の第3弾、ロボット工学科です。

 ロボット工学科は東静岡駅からバスで羽田空港に向かい、長崎空港に着いてからまずは長崎市内で
平和学習を行いました。

 

    羽田空港での搭乗手続き風景          観光ガイドによる長崎平和学習

 初日は稲佐山のホテルに宿泊、夜には夜景見学に行きました。

 

  初日 稲佐山観光ホテルでの夕食風景         稲佐山夜景観賞

 2日目は午前中に軍艦島上陸ツアーを行い、そのあと長崎市内班別研修、そして夕方から「ハウステンボス」
に行ってイルミネーションを堪能、そしてハウステンボス内の「ウォーターマークホテル」に泊まりました。

 

  軍艦島上陸ツアー                 軍艦島での集合写真

 

  長崎市内班別研修                  ハウステンボスにて

 3日目は長崎から一路熊本へ。熊本城・水前寺公園で研修を行い、午後から阿蘇火山博物館・草千里浜
なども見学し、そこから大分県へ。別府のホテルに泊まり、夜は別府タワーを見学しました。

 

  宿泊ホテル「ウォーターマーク」出発前         ウォーターマークホテルでの朝食風景

 
 熊本城にて(復興の様子がよくわかります)       水前寺公園

 
   草地浜                       別府タワー

 最終日は午前中別府温泉班別研修。地獄めぐりで足湯に浸かった班もありました。小倉駅から新幹線に
乗って18:37静岡駅に着きました。

 
 別府亀の井ホテルでの食事風景             別府温泉地獄めぐりでの足湯

 
 別府温泉地獄めぐり 鬼とともに            小倉駅にて、新幹線乗車前

★3年生HR DAY(遠足)旅行記 PART3★最終回★

 12月4日(金)の3年生HR DAY(遠足)旅行記の最終回となります。

 ロボット工学科は裾野市のスキー場、イエティでスキー体験を行いました。インストラクターの指導のもと、短い時間ではありますがスキーの楽しさを満喫しました。

 

 

 

 都市基盤工学科は最初に伊東市の伊豆シャボテン動物公園で研修を行いました。植物観賞だけでなく、動物ともたわむれる貴重な体験をしました。

 

 


 午後は「世界一長いつり橋」のCМでもおなじみ、三島市の「三島スカイウォーク」に行き、実際渡って見ました。下を見ると目がくらむくらいの爽快感を体験出来てよかったと思います。

 


 最後となりましたが、機械工学科を紹介します。学校からバスで浜松市浜北区・静岡県浜北森林公園内にある「浜北アスレチック」で様々なアスレチック活動を行い、体を動かしました。

 

 

 

 

 

 アスレチックで十分身体を動かした後、同じく浜北区の「プレ葉ウォーク浜北」に移動、「牛角」にて焼き肉を食べました。体を動かした後の食事は最高で、とても美味しかったです。
 

 

 以上で3回に分けて行ったHR DAY旅行記を終わらせていただきます。
 卒業まであと2か月余り、それぞれの目標に向かって頑張っていって欲しいです。

 保護者の皆様方も、御声援・御協力よろしくお願いいたします。

★情報システム科で高大連携事業が行われました★

 令和2年12月8日(火)10:20~12:25に本校アプリケーション実習室にて、情報システム科2年生を対象に「令和2年度 高大連携事業」が行われました。

 
 
 講師に静岡県立大学・経営情報学部の湯瀬裕昭教授をお迎えし、「ネットワーク社会と情報システム」という題目のもと講演を行っていただきました。


 

 「情報とは何?」という問いかけから始まり、「情報」と「データ」の違いや情報化社会への経緯を歴史的な事象も交えて講演していただきました。
 途中、小型ドローンの実演やネット上の情報を提示していただくなど、生徒の興味を引き出した内容となりました。
  
 

★2年生修学旅行記 Part 2★ 

 前回に続いて、各学科の修学旅行の様子をご紹介します。

 電子工学科は静岡駅から新幹線に乗り岡山駅で下車、瀬戸大橋を渡って四国に入りました。

 
     新幹線車内                   瀬戸大橋を渡って四国上陸

 香川県の金刀比羅宮周辺を散策して善通寺でも研修を行いました。夜は高松のホテルに泊まりました。

 

     香川名物「讃岐うどん」を食べました       金刀比羅宮にて

  
  善通寺をバックに                   初日 高松のホテルでの夕食風景

 2日目は広島県に渡り、大和ミュージアムと鉄のくじら館を見学、その後宮島にフェリーで渡り世界遺産「厳島神社」をお参りしました。この日は広島県世羅のホテルに泊まりました。

 
  鉄のくじら館                     厳島神社

 3日目は広島で平和学習。そのあと班別研修を行って広島から電車で岡山駅へ。岡山城を見学し、
最後の夜は倉敷アイビースクエアに宿泊しました。

 

 平和学習にて  被爆体験者の講話の後で       最終日宿泊ホテル 倉敷アイビースクエア

 最終日は倉敷美観地区の散策、中にはレンタル着物を着て散策する風情のある生徒もいました。
散策後、岡山駅から新幹線に乗車し、18:37静岡駅に帰着しました。

 
                    倉敷美観地区散策からの一コマ


 情報システム科は静岡駅から新幹線に乗って博多駅下車、そのままバスで長崎市内へ向かい、
原爆資料館や平和公園で平和学習を行い初日は長崎のホテルに泊まりました。

 

  長崎平和記念公園前にて集合写真           

 

  長崎街並み グラバーロード頂上      佐賀より、夜明け前の対馬海峡  左の島は宝当神社

 2日目は軍艦島上陸ツアー、午後は長崎市内班別研修を行い、佐賀県唐津市のホテルに泊まりました。

 
     長崎端島(軍艦島)にて            軍艦島全景

 3日目は博多駅から新幹線で広島へ、午後から広島市街班別研修を行い、その中でどの班も平和祈念資料館を訪問し、平和学習を行いました。広島城やてつのくじら館で研修を行った班もありました。

 

     広島城                   げんばくのこの像

 最終日は広島市内班別研修を行いました。呉市にも足を延ばした班もあったようです。終了後新幹線で19:23静岡駅に着きました。

 

     呉での班別研修                 てつのくじら館

残りのクラスも順次掲載させていただきます。

★2年生修学旅行記 Part 1★

 12月1日(火)から4日(金)まで3泊4日で2年生の修学旅行が行われました。コロナ禍で出発前日まで
実施が危ぶまれましたが、保護者の御理解の上実施することが出来ました。そして4日金曜日の夜、無事
帰着しました。御理解・御協力ありがとうございました。
 今回から3回に分けて、「修学旅行記」として報告させていただきます。

 まずは理数科(理工科)。静岡駅を出発して新幹線で新神戸へ。淡路島SAで昼食休憩を取りながら
いざ四国へ。鳴門渦潮および大塚美術館を見学、初日は高松のホテルに泊まりました。
2日目は亀老山展望台をへて中国地方へ。広島・呉市の大和ミュージアム見学、呉市散策をして
2日目は広島県世羅のホテルに泊まりました。

 
  明石海峡大橋にて                 亀老山展望台

 3日目は広島で平和学習。原爆ドーム見学、広島平和記念資料館では原爆講話を聴きました。
午後は広島市内研修を行い、そのまま岡山県倉敷市へ。倉敷のアイビースクエアに泊まりました。

 
  亀老山展望台                   広島・原爆ドーム

最終日は倉敷美観地区をじっくり班別研修して、岡山駅で新幹線乗車、19:37に静岡駅に着きました。

 
        平和講話後被爆者の方と撮影       倉敷美観地区

 物質工学科は新幹線で博多駅まで行き、バスで長崎へ。原爆資料館や平和記念公園で平和学習を
行いその日は長崎のホテルに泊まりました。

 
  平和祈念公園

 
  原爆資料館                    長崎のホテルでの夕食風景

 2日目はデジタルミュージアムに立ち寄り、世界遺産・
軍艦島へ上陸。帰着後長崎市内班別研修を行いその日のうちに佐賀県へ、唐津のホテルに泊まりました。

 
  軍艦島                      唐津のホテルでの夕食風景
 
 3日目は再度博多駅へ移動して新幹線で広島へ。広島平和記念公園でも平和学習、これで広島・長崎
という2か所での平和学習を行うという貴重な経験が出来ました。広島市内研修後、世羅のホテルに
泊まりました。

  
  広島平和記念公園                広島のホテルでの食事風景

  最終日も広島市内班別研修を行い、広島駅から新幹線で19:37静岡駅に着きました。

 都市基盤工学科は静岡駅で新幹線に乗り博多駅下車、そのまま長崎県に入り平和学習を行いました。
夜は稲佐山夜景観賞を行い、そのまま長崎に泊まりました。

長崎平和祈念公園にて

 2日目は軍艦島上陸ツアーを行い、午後は長崎市内班別研修、夜はハウステンボスに行って夕食も
食べて、ハウステンボス内の「ウォーターマークホテル」に泊まりました。

 3日目は熊本県に向かい、熊本城や水前寺公園、阿蘇火山博物館、草千里浜で研修を
行い、大分県別府のホテルに向かい、夜は別府タワーに行きました。

 

   熊本城                      水前寺公園

  最終日は別府温泉で班別研修を行い、小倉駅から静岡駅に新幹線で戻り、19:23に到着しました。

 残りのクラスも順次、掲載させていただきます。


 

★3年生HR DAY(遠足)旅行記 PART2★

 3年生のHR DAY旅行記PART2です。

 物質工学科は掛川市のつま恋リゾートに行きました。「つま恋 軽スポーツ大会」と銘打って班別対抗を行いました。「キャッチング・ザ・スティック・ドンパ」「シャフル・ボード」「BOXホッケー」「ローンボール」の4種目で対抗戦を行い、「緑色チーム」が優勝しました。
 寒い日でしたが、生徒たちは熱気と喜びできっと熱くなったはずです。
 

 

  

 建築デザイン科は伊東市の城ケ崎海岸に行き散策したのち、「川奈ホテル」でフランス料理のコースランチを食べながら、テーブルマナー講座を受講しました。川奈ホテルと言えば1998年に当時の橋本龍太郎首相とロシアのエリツィン大統領が首脳会談を行ったことで有名なホテルです。超一流ホテルの美味しいフレンチに舌鼓を打ちながら、1日堪能できたようです。

 

 


 電気工学科はバスで学校を出発、浜松に向かいました。まずは浜松航空自衛隊の浜松広報館(エアパーク)に行って戦闘機やヘリコプターなどを見学しました。
  

 

昼食は東名・浜松インター沿いの「うなぎの松葉」で「うな重」を食べました。
 

 そのあと、市野イオンと同じ敷地にある「ラウンドワンスタジアム浜松店」に行きました。静岡市にもラウンドワンはありますが、最大の特色は「スポッチャ」があること。怪我に気を付けながら身体を十分に動かして、学校に帰ってきました。
 

残りのクラスは後日ご紹介させていただきます。

★3年生HR DAY(遠足)旅行記 PART1★

 令和2年12月4日(金)に3年生がHR DAY(遠足)を行いました。当初全学年を対象に5月初旬を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で学校が休校になり中止、しかしながら3年部の先生方のご尽力により、3年生のみとなりましたが実施することとなりました。

 今回から数回に分けて、その様子を簡単ではありますがご紹介させていただきます。

 理数科(理工科)はまだ大半が進路が確定していない状況という現状を考慮し、校内および近隣でHR DAYを行いました。午前中、体育館・運動場でバドミントンやミニサッカーなど軽い運動をしたあと、全員で近所の護国神社まで散策・お参りをしてきました。体調に気を付けて、まずは来月の「共通テスト」に万全な形で備えて欲しいです。

 

  


 電子工学科は裾野市にある「スノーパークイエティ」に行きました。学校からバスで出発し、現地でインストラクターの方のレクチャーを受けながら、スキー体験を行いました。昼食ではカレーを食べました。とても美味しそうです。怪我なく無事に学校に帰ってきました。
  

 

 

 情報システム科は掛川市のつま恋リゾートに行きました。現地インストラクターの指導のもと、「軽スポーツ大会」を開催しました。写真は「キャッチング・ザ・スティック・ドンパ」の一コマです。
 

 

 慣れない競技だったとは思いますが、楽しくレクリエーション出来たと思います。

 残りのクラスも随時紹介させていただきますので、今しばらくお待ちください。

 

★2年生が修学旅行から帰ってきました★

 12月1日(火)に出発して3泊4日で行われた修学旅行から、12月4日(金)夜、無事2年生が静岡駅に
到着しました。

 まずは18:37静岡駅着の新幹線で、電気工学科・ロボット工学科・電子工学が帰ってきました。
お土産をいっぱい抱えて、満足感と安堵感の表情で降り立ってきました。
 

 

 

 続いて19:23静岡駅着の新幹線で、情報システム科と都市基盤工学科が帰ってきました。
新大阪から「こだま」で戻ってきた影響か若干の疲れも見えましたが、それでも楽しさと充実感
に満ち溢れていました。
 

 

 静岡駅北口竹千代像前で、添乗員さんへのお礼を兼ねた開催式も行われました。
 

 最後に19:37着の新幹線で戻ってきたのは、機械工学科・建築デザイン科・物質工学科・そして
理数科でした。こちらも表情から旅行や研修の達成感が十分伝わってきました。
 

 

 

 

 
 保護者の方々も多数お迎えに来ていただき感謝しております。

 コロナ禍で開催そのものが危ぶまれた修学旅行も、保護者の皆様の御協力で無事終えること
が出来ました。学校全体としてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 月曜日からは通常授業が始まります。土日は部活動もあるかとは思いますが、まずはゆっくり
体を休めて、研修旅行で培ったものをこれからの学校生活に生かして欲しいと思います。


★電子工学科でポリテクカレッジ浜松の出張講座が行われました★

 本校1年生Ⅱ類(13~15HR)生徒で来年度電子工学科に所属する予定の生徒40名を対象に
12月4日(金)午後に本校電子工学科実習室にてポリテクカレッジ浜松による出張講義を開催されました。
 

 この事業は、浜松職業能力開発短期大学校(浜松市南区・通称ポリテクカレッジ浜松)から講師を招き、
毎年開催されている講座で、今年度は昨年度までと内容を変えて、「LEDハンドスピナー」
(ボールベアリングを内蔵した玩具 fidget spinner )の製作を行いました。

 

 生徒たちはポリテク浜松の講師・秋山先生、谷道先生の説明・実演に熱心に耳を傾けてハンドスピナー
の制作に熱心に取り組んでいました。
 

 

 ピンセットを使って非常に小さい部品をはんだこてで留めていく作業を行いましたが、神経を使う細かい
工程で、生徒たちは全神経を目と手元に集中させていたのが印象に残りました。

 

 

 開校以来形を変えながら電子工学科1年生を対象に行ってきた本事業も、本校の学科改編により来年度
から電子工学科の募集を停止するため、今年度が最後の講座となりました。

 

 

 

 

★3年生がHR DAY(遠足)に出発しました★

 令和2年12月4日(金)、本校3年生がHR DAY(ホームルームデイ・遠足)に出発しました。
  


 当初、5月上旬に全校で予定されていた行事でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で学校が休校、
中止となってしまいました。その中でも3年生は第3回テストの日程を1日短くするなど日程を工夫して
実施することとなりました。
  



 各クラス、学校または東静岡駅からバスで出発していきました。写真は学校から出発したクラスです。
  

 目的地は機械工学科が浜北森林公園アスレチック(浜松市)、電気工学科が航空自衛隊エアパークと
ラウンドワン浜松(浜松市)、ロボット工学科・電子工学科はスノーパークイエティ(裾野市)、
情報システム科はつま恋リゾート(掛川市)と法多山尊栄寺(袋井市)、建築デザイン科は伊東城ケ崎海岸
(伊東市)、都市基盤工学科は伊豆シャボテン公園(伊東市)と三島スカイウォーク(三島市)、
物質工学科はつま恋リゾート(掛川市)、理数科は受験を控えた生徒が多いことを考慮して、校内での
レクリエーションおよび護国神社(静岡市)散策です。

  

  

  

 高校生活最後の思い出として、楽しい1日を過ごして欲しいです。
  
 
 後日、遠足の様子を旅行記として紹介いたします。
  

 なお、1年生は定期テスト最終日、2年生は18時半~19時半頃修学旅行から静岡駅に帰ってくる
予定です。また修学旅行帰着の様子および旅行記をHPで紹介します。

★1,3年生・第3回定期テストが始まりました★

 12月1日に本校2年生が山陽・四国・北九州方面に向かって修学旅行に出発しましたが、学校では
1,3年生の第3回定期テストが始まりました。日頃の学習の成果を発揮すべく、どの生徒も最後まで
真剣に取り組んでいました。

 

 1年生は4日間、3年生は3日間で行われます。生徒諸君の健闘を期待しています。


 
 

 なお、修学旅行に出発した2年生は11/25~11/30に第3回定期テストを終えています。
(本ホームページに出発の様子を掲載させていただきました。)

★2年生が修学旅行に出発しました Part 3★

  修学旅行出発の様子、最終回は東静岡駅に戻って機械工学科・ロボット工学科の出発風景の写真を掲載しましたので是非ご覧ください。

 機械工学科は長崎市街・軍艦島・佐世保・唐津(佐賀)に研修に向かう予定です。東静岡駅から羽田空港へバスで出発しました。
 バスに乗車前、きちんと検温を行い、さらにはバス内も換気を十分に行い、コロナ対策がきちんと施されていました。

 

 

 

 

 

 最後に出発したのが、ロボット工学科。
 長崎市街・ハウステンボス・熊本城・阿蘇火山博物館・別府温泉(大分)・小倉などを研修する予定です。東静岡駅からバスで羽田空港に出発しました。

 

 

 

  

 機械工学科・ロボット工学科ともに予定通り、午前8時に東静岡駅を出発、バスで羽田空港に向かいました。

 

 高校生活最大のイベント・修学旅行。コロナ禍で大変な時期の研修旅行となりますが、感染対策を十分行いながら健康に気を付けて行うつもりです。保護者の皆様も御理解・御協力よろしくお願いします。
  帰着は12月4日(金)午後6時半頃から7時半頃にかけて静岡駅に到着、改札で解散予定です。
 充実した研修を行い、想い出もたくさん作って、無事静岡に戻ってくることを心待ちにしています。帰着の様子も、後日ホームページで紹介します。

 来週から各クラスの旅行記をホームページで公開していく予定です。是非ご覧ください。

 修学旅行の実施に関しまして、保護者の皆様に御理解いただきましたことを改めて感謝申し上げます。

★2年生が修学旅行に出発しました Part 2★

 12月1日(火)に出発した2年生修学旅行の集合・出発の様子写真の第2弾です。

 理工科・建築デザイン科が静岡駅から出発した直後、駅北口には電子工学科・情報システム科・都市基盤工学科・物質工学科の生徒が集まってきました。

 電子工学科は静岡駅集合で新幹線で岡山駅まで向かいました。金刀比羅宮(香川)・善通寺・高松市街・大和ミュージアム(呉市)・宮島/厳島神社・岡山城・倉敷美観地区などを研修する予定です。

 

 情報システム科は静岡駅から新幹線で博多駅に向かいました。広島平和学習・軍艦島・長崎市街・唐津などを研修する予定です。

 

 

 都市基盤工学科は静岡駅から新幹線で博多駅に出発しました。長崎市街・軍艦島・ハウステンボス・熊本城・水前寺公園・別府温泉・小倉を研修する予定です。

 

 

 物質工学科も静岡駅から新幹線で博多に向かいました。長崎市街・軍艦島・広島市街を研修する予定です。

 

 

 みんなの様子もマスク越しではありますが、修学旅行に行ける喜びに満ち溢れていました。

 次回は最終回、Part 3 機械工学科・ロボット工学科です。

★2年生が修学旅行に出発しました Part 1★

 令和2年12月1日(火)朝、2年生9クラスが山陽・四国・九州地方に向けて修学旅行に出発しました。
 コロナ禍で最後でまで実施できるか何度も協議を重ねた結果、保護者の方々の御理解を得て本日の出発となりました。

 出発の様子を写真におさめましたので是非ご覧ください。時系列に3回に分けて掲載します。

 一番早く集合・出発したのが電気工学科。朝6時東静岡駅集合。羽田空港に向かいました。
長崎空港に降り立ち、ハウステンボス・長崎市街・軍艦島・佐世保・武雄温泉(佐賀)・唐津などを研修する予定です。出発風景はまだ暗い中の写真です。
 

 

 

 次に集合・出発したのが、建築デザイン科と理工科。朝6時30分に静岡駅に集まりました。

 建築デザイン科は静岡駅から新幹線で岡山駅に向かいました。金刀比羅宮・大塚美術館(徳島)・広島平和学習・宮島・倉敷美観地区などを研修する予定です。

 

 

 理数科(理工科)は静岡駅から新神戸駅に向かって出発しました。鳴門渦潮見学(徳島)・大塚美術館・亀老山展望台(愛媛県今治市)・多々羅しまなみ公園・大和ミュージアム・呉市街・広島平和学習・倉敷美観地区などを研修する予定です。

 

 

 Part 2では、都市基盤・情報システム・電子工学・物質工学各学科の様子をお届けします。

修学旅行の結団式が行われました

 11月30日(月)2年生は第3回定期試験終了後体育館に集合し、修学旅行の結団式が行われました。
 まず副校長先生から、①コロナ禍の中、修学旅行が実施できることに感謝すること。②最も重要なことは健康管理。全員元気に帰ってくることを願っている。③しおりに書かれている3つの目的と3つの心構えを常に意識し、充実した修学旅行にすること。以上3項目に加え、最後に集団行動において友達とお互いの違いを認め合い絆を深めること。人間が生きていくうえに必要なコミュニケーション能力を培ってほしい。との激励の言葉がありました。
 次に学年主任の先生から、①コロナ対策の徹底、また睡眠時間を確保する等健康管理をしっかり行うこと。②公共交通機関を利用するので時間を守ること。の2つの注意がありました。
 最後に添乗員の方から、施設毎に実施されるコロナ対策(検温、消毒等)の徹底への協力依頼がありました。
 コロナ禍の中、感染防止に十分注意しながらも、思い出に残るような修学旅行になるといいと思います。

      

               

 

都市基盤工学科における公務員受験結果の中間報告について

 本校の都市基盤工学科は、例年、公務員の道に進む生徒が多く、昨年は7名(全校では18名)が国土交通省や静岡市などに就職し現在活躍しています。今年度は未だ2名が発表待ちですが、中間報告として、以下に示す自治体から7名の生徒が合格内定(全て第一希望)をいただいています。
 本校では公務員試験対策の講座はなく、それぞれの生徒が授業を大切に受け、自立し頑張ることで採用試験に合格しています。入学時には誰かの助けを必要としていた生徒が大きな進歩をします。もちろん、公務員試験の合否は筆記試験だけの判断ではないため、生徒が学校生活の中で良好な人間性を身につけて育ったことも大きいといえます。


【合格内定した自治体(人数)】
  国土交通省[中部地方整備局]・・・・・・・(1名)
  静岡県[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
  静岡市[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(3名)
  静岡市[水道技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
  焼津市[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)

★2年生女子全員を対象に女子キャリア教育講演会が行われました★

 11月27日(金)に令和2年度女子キャリア教育講演会を開催しました。
 この講座は今回初めて実施する講座で、キャリア教育の充実および生徒のより良い人生設計のために、
2年生女子(54名)を対象として計画した教育講演会です。

  
 本校は5月1日現在、全校生徒1086名中、女子生徒が170名、全体の15%程度となっています。
 進路決定学年となる3年生への進級を控えた2年生に限定し、育児休業期間をマネジメント能力開発の機会とする活動を行っている静岡県立大学経営情報学部准教授 国保祥子(こくぼ あきこ)先生の講演をWebで聴講しました。
また、この講座は感染拡大防止対策を十分行った上で実施しました。

  

 目的として、女性は結婚・出産に伴って仕事面での選択に直面する人が多く、その際に職業や社会について
正しい知識を持ち、主体的に納得した選択が出来るようにキャリア教育を行うこととしました。

  
 生徒たちも比較的身近な話題だったこともあり、熱心に講義を傾聴していました。
国保先生ご自身の学生時代の経験や、当時と現在の心境の変化も話してくださったところも
生との印象に残ったと思います。

  
 来週火曜日から2年生は修学旅行に出発します。あと1日定期テストも残っていて、テストの準備・
修学旅行の準備とあわただしい日々が続きますが、計画的に準備を行って欲しいです。

  

オープンスクールが開催されました

   11月21日(土)オープンスクールが開催され、コロナ禍のため参加者を中学生とその保護者1名に限定させていただいた中、約670名もの方々に来校していただきました。
 今年の開催内容は、午前中に授業参観、午後は部活動公開、午前から午後にかけて、視聴覚室で学校・学科紹介DVD上映と会議室で個別相談会が行われました。
 一日体験入学や蒼穹祭とは異なり、オープンスクールでは本校の日常を見ていただけたと思います。また個別相談会では、本校への入学を考えておられる方々の相談が寄せられました。
 本オープンスクールへの参加によって、本校志願に関する情報が得られたことと思います。

      

      

      

 

新技術交流イベント in Shizuoka 2020 出前講座について(都市基盤工学科)


 本日、都市基盤工学科3年生を対象に出前講座を実施しました。生徒は、就職先の仕事で活用できるようVR体験を行いました。


 1 日 時  11月25日(水) 5,6時限目

 2 会 場  ・講義(第一会議室)
        ・体験学習(実習棟西側2階 製図室)

 3 内 容  【講義】 デジタルツインに関する講演 
        【体験学習】VRゴーグルを用いたデジタルツイン体験

 4 参加者  都市基盤工学科3年生(38名) 

 5 協 力  静岡県交通基盤部 建設技術企画課

 

ICTに関する現場見学会の開催について(都市基盤工学科)

 本日、都市基盤工学科1年生を対象にICTに関する現場見学会を実施しました。生徒は最先端技術を興味深く聞き、熱心に体験をしました。


 1 日 時  11月25日(水) 2,3,4時限目 
 
 2 会 場  2時限目・・・講義(視聴覚室)
        3,4時限目・・・麻機遊水地にて体験学習

 3 内 容  【講  義】 土木分野におけるICT技術 
        【体験学習】 ドローン測量・ICT建機による掘削

 4 参加者  都市基盤工学科1年生(40名) 

 5 協 力  静岡県交通基盤部

 

薬学講座が行われました

 11月20日(金)のLHRの時間、3年生を対象に薬学講座が行われました
 内容は、まず清水税関支署に御用意いただいた「薬物乱用の恐ろしさと税関の仕事について」のDVDを視聴し、違法薬物の種類、薬物乱用による身体的な影響、薬物を使用していない人への誘惑にどのように対処をしたらよいかについて等学びました。
 次に学校薬剤師の秋山先生から、たばこの害、お酒(アルコール)の害、医薬品の適正使用についてお話しいただきました。
 最後に生徒代表がお礼の言葉を述べ終了となりました。
 3年生は4月には社会人や大学生として社会に出ていくことになりますが、今回の講座で、薬物の乱用は絶対しないことを自覚したことと思います。

      

      

 

★本校電気工学科生徒が県高P連から高校生善行表彰を受けました★

 この度、本校電気工学科3年・柴田君が静岡県公立高校PTA連合会から「令和2年度高校生善行表彰」
を受け、この度本校校長室で授与式が行われました。
 
 柴田君は令和2年9月14日に発生した交通事故において負傷者の安全確保及び救護、事故車の撤去など
迅速な救助救援活動を行ったことが善行表彰に値すると評価され、今回の受賞となりました。

 表彰式は11月21日(土)午後、本校校長室で行われ、まずは小川PTA会長から推薦書が
読み上げられ、続いて松村校長先生より県高P連・関会長からいただいた賞状と盾、副賞のクリアファイル
を授与していただきました。柴田君の善行は称賛に値するとても素晴らしいことだと思います。
 
 私たちももしこのような状況に遭遇したら出来る限り力になって社会貢献したいと思っています。

 なお、この表彰式はマスクを着用して行われましたが、写真撮影のため一部マスクを外して撮影しています。
 

「ふじのくにジュニア防災士養成講座」の開催について(都市基盤工学科)

 本日、都市基盤工学科2年生を対象に、地震のメカニズムや万が一への対応を理解する目的で、下記の通りふじのくにジュニア防災士養成講座を開催しました。

 
 1 日 時  令和2年11月20日(金)2,3,4時限目
 2 会 場  視聴覚室
 3 内 容  防災講話(2時限目)
        HUG訓練(3,4時限目)
 4 講 師  静岡県危機管理部危機情報課情報班  上田 記也 氏
 5 受講者  都市基盤工学科2年生(40名)

 

 

 

機械工学科 自由砥石の取り換え講習会実施

機械工学科より

 ハンドグラインダーの砥石や両頭砥石の事故防止の安全教育を行うため、希望者に研削砥石等の取替講習を熟練講師を招いて行いました。

 砥石の取扱、両頭グラインダーの砥石バランスの取り方、ドリル研削、超硬バイト研削などを学びました。

 最後は、各自の超硬バイトを使って、旋盤で旋削して仕上げを確認して終了しました。12月には、別のグループで開催予定。

       写真1 講義の様子

    写真2 両頭グラインダーについて

  写真3 ドリル研削の様子

1年生学年体育大会が行われました

 11月13日(金) LHRの時間に1年生学年体育大会が行われました。クラス対抗戦にて行われた種目の結果は以下の通りです。

                1位      2位       3位

①ロープジャンプEX     物質工学科   都市基盤工学科  13HR

②8の字タイムアタック     建築デザイン科  物質工学科    13HR

③クラス対抗リレー     建築デザイン科   都市基盤工学科  14HR

総合順位  優勝:建築デザイン科  2位:都市基盤工学科    3位:物質工学科 

    最後に学年主任の先生から「勝ったチームも勝てなかったチームも一生懸命やる姿に感動した。クラスの団結力を高めたと思います。大成功だった。」との講評をいただき終了しました。 
 例年春の体育祭によってクラスの団結が図られますが、今年はコロナ禍で体育祭が行われなかったため、今回の学年体育大会がクラス団結を図るよい機会だったと思います。

      

       

      

★建築関係の貴重な書籍を寄贈していただきました★

 令和2年11月17日(火)、静岡市葵区在住の青島清一様が本校に来校し、建築関係の大変貴重な書籍8冊を本校に
寄贈してくださいました。
 
 青島様はかつて静岡市の古庄自治会長や静岡県建具工業組合理事長を務められた方で、この度
「数寄屋建築集成 数寄屋門」(中村昌生監修 小学館発行)など8冊の建築関係書籍を寄贈していただき
ました。

 今後本校の図書室または建築デザイン科研究室に常置し、授業や研究に活用し生徒に還元して
行きたいと思っています。
 青島様、貴重な書籍をありがとうございました。

機械工学科 JIS溶接評価試験に向けた技術講習会を行いました。

JIS溶接評価試験に向けた技術講習会を行いました。

溶接熟練技能者を招いて、講習を行いました。

被覆アーク溶接では、微妙な手の動きや溶接棒の傾きなどが求められます。それら伝わりにくい技術を講師の方から学ぶことができました。

今回は1年生中心に新型コロナ対策のため、小人数で行っています。

今後は、さらに練習して本番の検定試験に向けて臨みます。

指導説明の様子

実技指導の様子

作業の様子

課題作品

実際の検定課題寸法より、スケールを小さくして溶接しています。

機械工学科資格検定対策 ものづくりマイスターによる講習会実施しました。

機械工学科1・2年生技能検定希望者向けに講習会を実施しました。

厚生労働省のものづくりマイスター制度を利用して、技能検定3級機械検査作業の講習会を行いました。

令和2年前期技能検定は中止となり、後期は受験希望者が多くいます。その中で、消毒・換気などの感染対策の上、講習会を実施しました。

  測定実践の様子

  実習の様子1

  実習の様子2

  実習の様子3

 測定は、精密加工の基本であり、1年生の工業技術基礎で機械工学科の生徒は学んでいますが、いつもと違う雰囲気で緊張しながら実習作業を行いました。今後続きの講習会を行い、合格を目指します。

 

理数科 物理と数学の教科横断的連携授業

理数科3年の物理選択者を対象に、物理と数学の連携授業を行いました。

物理の授業でコンデンサの充電・放電に関する実験を行いました。時間経過とともに、コンデンサの端末間電圧を測定しグラフを描き、いくつかの考察を行いました。

その後、数学の授業で、コンデンサの回路の微分方程式を考え、それを解きました。計算で得られたコンデンサの端末間電圧の時間変化のグラフが実験のグラフと一致することを確認し、いくつかの考察を行いました。

本校の理数科ならではの、魅力ある授業が展開され、教員からの発問が生徒たちの思考力を見事に育んでいました。

 コンデンサの充電・放電を確認する様子

 

 コンデンサの回路の微分方程式を解く生徒たち

 

【生徒の感想】

・電圧と電流を式で表すことで、自分が立てて予想を式から考えることができ面白かった。

・物理で出てくる他の現象もこのように微分方程式で考えてみたくなった。

・実験して得た結果と計算して得た結果がほとんど同様になっていて微分方程式の便利さが分かった。