学校の出来事

★課題研究発表会8(物質工学科・後半)工業科最終回★

 物質工学科後半です。

 13班は「カビと薬の研究」。8班も題材にしましたが、我々の永遠の敵・カビについてもっと深く研究したい、対策を講じたいという思いからの研究となりました。

 

 14班は「ガラスの作成と着色」。学科名にもあるように広く深く「物質」を研究する物質工学科らしい題材、化学だけにとらわれることなく、物質・素材に特化した研究でした。

 

 15班は「ドクダミの殺菌作用」。爽健美茶や十六茶にも含まれているドクダミ、そのドクダミの葉に殺菌作用があるのか、そしてあれば消毒液に利用できるのではという好奇心からの研究となりました。

 

 16班は「生地と染料の染まり方の違い」。本校制服のクリーム色のブラウス・ワイシャツがどのように染まっているか、どのような染料で染められているか、また染料から染色まで自分たちでも実践することが出来るのかも含めて、記事と染料の関係について研究しました。

 17班は「糖の種類によるアルコール発酵の違い」。いろいろな糖に酵母を作用させて、糖の種類によるアルコール発酵の仕方の違いを調べ、そのアルコール発酵の二酸化炭素の発生量の違いから考察、近年注目されている持続可能な開発目標(SDGs)の観点からも研究を進めていました。

 

 18班は「人工宝石・ビタミンC」。リンゴ・みかん・レモンを使って果物に含まれているビタミンC量の違いに興味を持って調べました。ビタミンCの少ない順に、リンゴ・メロン・パイン・みかん・イチゴ・レモンと続いた実験結果がとても参考になりました。

 19班は「ネズミの骨格」。壬生さんの単独研究となりました。骨格標本を作製し、飼育されていたハツカネズミと野生のアカネズミの骨格の違いを比較研究した意欲作でした。

 20班は「生物季節観測の継続の検討」。これも宮崎さんの単独研究。生物季節観測とは、生物季節現象を観測して確認できた日を記録する観測方法、長年気象庁がこの方法で記録を取り続けてきたが、時代に合わなくなり一昨年に廃止されたが、時代にそぐわないという理由だけでの廃止に疑問を感じ、継続して記録を取り続けることへの検討を研究しました。

 

  他の学科と違い、基本的に2名程度の少人数グループでの研究となったことが特徴的でした。

 以上で工業科8学科が終了しました。

 理数科は2年生が2月10日(木)8:35-11:25に視聴覚室で課題研究発表会を行います。

★課題研究発表会8(物質工学科・前半)工業科最終回★

 1月31日(月)に視聴覚室にて工業科の最後を飾る物質工学科の課題研究発表会が行われました。

 1班は「お茶の殺菌作用」の研究。お茶に含まれるカテキンは殺菌作用があると聞きます。その効果のほどを対照実験で検証しました。
 

 2班は「透明骨格標本の作成」。出来るだけ制作費用を抑えながら、使用薬品や酵素にも気を配り、透明骨格標本を作製してみました。

 

 3班は「結晶構造の研究と合金の作製」。雑誌やテレビで見かける結晶の美しさに魅了されて、なぜそのような構造が出来るのか科学的な知見から研究をしました。

 4班は「ペニシリンの単離」。ペニシリンとはイギリスの細菌学者フレミングによって発見された治療薬として最初に使われた抗生物質。ペニシリンを使って自分たちで薬の生成が出来ないか研究しました。

 

 5班は「根粒菌の利用」。生物で学習したマメ科植物に共生する根粒菌を用いて植物と微生物の共生の在り方を研究しました。特にシロツメグサ根に共生した根粒を使いました。

 

 6班は「燃料電池の作成」。まさにエコな研究。大気汚染や地球温暖化の原因となる物質を排出しない(または少ない)エネルギー・クリーンエネルギーを生み出すため身近で環境にやさしい燃料電池を作成しました。

 

 7班は「ミドリムシの生態と利用方法」。今よく言われている「燃料資源の枯渇」の対策案としてバイオマスエネルギーに着目して、ミドリムシを使っての研究をしました。プラスチック袋の代わりに脚光を浴びているバイオマスを使ったことも特徴です。

 

 8班は「身近なカビについて」。誰しも悩まされているカビ。新型コロナウイルス感染症の流行の関係で手指消毒など徹底されてきたがなかなか撲滅は難しいカビ。次亜塩素酸ナトリウムやアルキルエーテル硫酸を使って除菌の精度や効果を分析しました。

 

 9班は「チョーク作成から使い終えた新たなチョークの使用法」。我々教員も常に新しいチョークを使いたがり、短いチョークはすぐに処分してしまいます。そんなチョークに含まれる成分を利用し、工業排水に含まれる事がある銅イオンなどの有害物質を除去することが出来るかを調べました。

 

 10班は「熱気球による学校撮影」。全体を通して4つの熱気球を製作し、対照実験を試みて熱気球完成後、カメラを搭載し3年間過ごした本校の校舎撮影を行いました。

 

 11班は「身近のもので水質浄化」。水質浄化・水質研究をメインに、浄化方法としてペットボトル浄化装置・炭を使った浄化を行いました。検査方法は酸化還元滴定、パックテストを使って検査を行いました。最近、スーパー銭湯などでも浴槽や水風呂に炭が入れられて、浄化の一役を担っているのを目にします。巴川や庵原川に実際出向き、水を採集して分析した結果をおりまぜていました。

 

 12班は「豚骨による物質の吸着について」。ラーメンなどで大人気の豚骨。その豚骨の排気量が年間75億トンにものぼる。豚骨は今、安価で高性能な有害金属の吸着剤になると注目を浴びており、それを追究した研究となりました。豚骨についているコラーゲンを取り除くために時間をかけて煮込んでから実験に取り組んだ意欲作でした。

 

 以下、後半に続きます。

 

★課題研究発表会6(電子工学科3年生)★

 1月27日(木)に第1~3会議室にて電子工学科の課題研究発表会が行われました。

 電子工学科は基本的にすべての班がロボット競技会のひとつである「マイコンカーラリー」(マイクロコンピュータを搭載したロボットがコースを自律制御で走り、タイムを競う競技会)に出品したマイコンカーの特性や性能、協議会の結果等を報告するスタイルを取っています。各班・グループがそれぞれ作ったマイコンカーの特色等明記しながら簡単にご紹介しています。

1班-1「ユウ号R」は重心が低い後輪駆動、なるべく速度を落とさずにカーブやクランクを曲がるようにプログラムを組みました。シリコンテープで脱輪を防ぐなどの工夫が施されました。
2「ガッキー2号」は重量626gの後輪駆動、低重心で安定感が増していました。スーパーシリコンを付けたことも特徴です。結果、東海大会で3位の成績を収めました。もう一台の「チャリオット」は東海大会2位、全国大会出場権を獲得しました。残念ながらコロナの影響で全国大会は中止となってしまいました。

2班は車体名「α」と「202」。αは東海大会5位、202は12位の成績を収めました。ミニマイコンカーとはセンサーの数(ミニは4、マイコンカーは8)やサーボの有無などが変わってきます。この班の発表は下級生にもより分かりやすくをモットーに車体の作り方マニュアルや組み立て時の創意工夫、プログラムについての概略、そして留意点や後輩に伝えたいことを丁寧に網羅していたことが印象に残りました。

  

3班の発表は他の班と違い、マイコンカーラリーの概略、部門・コースについて、ルールの説明、コースレイアウト、PWM周期の説明、カーブ最適化・センサ感度による変化・クランク安定化の研究などを詳細に触れながら、最後にマシンの紹介と大会結果に触れていた丁寧な説明が印象に残りました。最後にコース清掃車を製作した研究発表もあり、全国大会出場は成りませんでしたが、論文発表は十分全国レベルに達していたと思っています。

4班の発表は車体名「AtsutoMark」と「しんえり」。研究テーマとして動くカメラと動かないカメラ、しきい値と読み取り距離に論点を置き、しきい値(白と黒の境目を区別する値のこと)の調整に苦労したプログラミングの話などの話を混ぜながら発表、互いに東海大会で1・2位を独占した成果も発表してくれました。

 



5班はホイールベースが短く、後輪駆動の「プリウス零式」と後輪駆動、全長450mmの「よく走る車」を製作した備忘録を発表、プログラミングやクランク対策、レーンチェンジへの対応、使用タイヤの選考過程などクリエイティブな発想の発表をしてくれました。

 

 発表を見ていた電子工学科の最後の生徒たち(現二年生)も参考になったはずです。

 

★課題研究発表会5(情報システム科3年生)★

 今回は、1月27日(木)に行われた情報システム科の課題研究発表会の様子をお知らせします。来年課題研究を履修することになる2年生も聴講しました。

 1班は「体感型アトラクションの製作」。オブジェクトツールで人型の型取りを行い、ブレンダーを使って3Dモデルを稼働させてアニメーションを生み出しました。またボーン(骨)を使って物体にジョイント部分をつけて対応、一つ一つ細かい部分まで動かせるようにしました。またキネクト(kinect)というセンサーを搭載させ、人の動きを感知してunityを使って動きをプログラミングしました。

 2班は「Unityを使用したゲーム制作」。Unityというソフトを使って建物をマップ化、プログラムを独自に制作しゲームを作ってみました。

 3班は「Arduinoを用いたお掃除ロボットの製作」。Arduinoとは機械工学科のところにも出てきましたが、プログラミングチップでカイロ自体を制御するハードウェア。後ろのスポンジを回してごみを回収、箱もついていてその中にごみを入れることも出来ます。段差や障害物、壁にも対応できるセンサを搭載しています。

 

 4班は「科学技術高校を舞台としたRPGの制作」。学校の校内配置図を埋め込み本校を地理的に再現したロールプレイングゲームを作りました。製作動機は本校は敷地内がとても広く、校舎の構造も複雑で先生方も生徒も把握しきれない現状を何とかしたいということから研究を始めたそうです。使用したソフトウェアはRPGツクールMV、ドラクエのような対戦型RPGに見られる「ターン制コマンド選択バトル」では飽きが来るのも早いので、現在進行形・リアルタイムでボタンを押した後に起こる出来事を楽しんでもらいたいという創意がなされています。特にカメラワークに熱を入れたようです。

 

 5班は「Minecraftを用いたゲーム制作」。いわゆるブロック積み立てゲーム、コマンドの指示によってブロックを流し込み、主人公はそれを避けてゴールに進んでいきます。「Flame」はその名の通り「炎」、炎を流してダメージを避けて行きます。

 6班は「Unityを用いた3Dインベーダーゲームの制作」。インベーダーゲームと言えばアーケードゲームの定番、もちろん2Dの平面ゲームであるが、それを立体3Dで作ってみようという画期的な意欲研究。

 7班は「WordPressを用いた課題研究サイトの制作」。仮想サーバ(ネットワーク上での仮想経由地)上でWordPress(webサイト作成ソフト)を稼働させてカスタマイズ、本校の情報システム科のwebサイトを作成しました。情報システム科に特化したwebサイト作りを目指し、webデザインやどのパソコンからサイトを見てもきちんと見やすいレイアウトを保てる工夫がなされています。質疑応答でも出ましたが、なぜ「仮想サーバ」なのか、実際のサーバを使うとコストがかかってしまうからです。

 

 8班は「WebARに関する研究」。名作・ポケモンGoのようにある空間にポケモン(モンスター)がいるかのように出現させる仕組みである拡張現実(AR)や仮想現実(VR)を駆使した研究です。都市基盤工学科のところでも紹介した「フォトロゲイニング」の班との共同研究も行いました。

 

 9班は「音声認識を用いた教室案内」。これは原田君による単独研究です。音声認識プログラムを作りだし、しゃべると音声で場所を案内してくれます。例えば本校は大学科「理数科」小学科「理工科」略称「R科」、さまざまな呼び方がありますが事前にプログラミングすることで「理数科」「理工科」「R科」どの音声を発しても同じ場所を認識してくれる利口なシステムに仕上げました。

 10班は「次世代サバイバルゲームの制作」。昔懐かしいサバイバルゲームを土台にして、実際にBB弾を使うと危険が伴うため、BB弾を赤外線に変えて体に当てる仕組みにしました。銃の引き金を引くと赤外線が発光され、的に赤外線センサーがあたった回数で競うまさに画期的な次世代ゲームに仕上がりました。

 11班は「Live 2Dを用いたアバダーの制作」。アバダーとはキャラクターの投影先を表します。事前にイラストを用意し、Live2Dというアプリを活用、動作の基準を設定し、webカメラで人の動きを感知するように設定、動きを忠実に再現させました。表情も微笑みや瞬き、体の揺れまで再現できる優れモノでした。

 

 皆さんの発表のレベルの高さにびっくりしました。ありがとうございました。


 31日には、物質工学科が課題研究を行います。

★課題研究発表会4(ロボット工学科3年生)★

 1月27日(木)にはロボット工学科、建築デザイン科、情報システム科で3年生の課題研究発表会がありました。まずは、ロボット工学科の課題研究発表会の様子をお知らせします。

 ロボット工学科は平成24年度の学科改編で「制御工学科」から「ロボット工学科」に変わって、今回の卒業生が第8期生となります。

 1班は「自動ごみ箱の製作」。赤外線距離センサーを使い、人が近づくと信号が反応しサブモーターが稼働、ふたが開き、ごみを入れるとフォトトランジスタ・赤外線ダイオードが光軸に触れて反応、ふたが閉まるという高度な仕組みのものです。
 

 2班は「Arduinoによる電子ピアノ制御」。Arduino(アルドゥイーノ)とは、(ハードウェアの)「Arduinoボード」、および(ソフトウェアの)「Arduino IDE」から構成されるシステムです。アニメ「エバンゲリオン」のテーマ曲「残酷な天使のテーゼ」のリズムに合わせてLEDを光らせて、その光った鍵盤を押していくと曲が演奏できるというハイテクな仕組みです。

 

 3班は「潜水艦・水中ドローン製作」。タイトルを見て驚いた方もいると思いますが、ドローンと言えば空を飛ぶものが一般的ですが、実際に水中ドローンというものがあるのを知った生徒たちはその動作原理に興味を持って実際作ってみようと思った研究です。スクリューやギアボックスを3Dプリンターで出力してみたものの、熱で形がゆがんだり、0.1mmまでの精度がないため、3Dプリンターは大きい物や精度を要するものには使わない方がいいと気付いたことは収穫だったと思います。

 4班は「エレベーター自動ドアの製作」。実用化されているものを再現してみたい、実習で学んだ知識を生かしたい、という飽くなき探求心から研究を始めたそうです。自動ドアの機構(機械の構造)製作に時間がかかったそうです。自動ドアの仕組みにバネを用いているのも特色です。

 

 5班は「自動運搬流通システムの研究」。工場の自動化(Factory Automation)が進み、各企業もロボットの開発に力を入れる昨今、その新規ロボット開発がいかに大変なのかを知りたいと思ったきっかけで研究を始めたそうです。自動運搬車やアームロボット、ベルトコンベアの製作を通じてその苦労を実感し、作ったロボットをロボット大会に出場させたそうです。運搬→流通、という一連の動きの自動化で自動運搬流通システムを高度に再現しています。

 

    6班は「遊星歯車機構を用いたコーヒーカップの製作」。遊星歯車機構( planetary gear mechanism)とは太陽歯車を中心として、複数の遊星歯車が自転しつつ公転する構造を持った歯車機構です。遊園地にある「コーヒーカップ」の遊具をイメージし、3DCADやレーザー加工機を使って作ってみました。よく「歯車がかみ合わない」などという表現も使いますが、内歯車と外歯車が上手くかみ合うことでその遊星歯車の上に乗せたコーヒーカップがグルグル回っていきます。宇宙の恒星(太陽)と惑星との自転・公転の原理を活用しています。製作には3DCADを活用しました。

 

 7班は「ホバークラフトの製作」。ホバークラフト(hovercraft 別名・エアクッション艇)は、水面や地面に向けて空気を高圧で噴出し、浮揚して進む乗り物で、平坦な面であれば地上、水上、雪原の区別無く進むことができます。簡単な例えで言い換えればゲームセンターなどにある「エアホッケー」の原理だそうです。作りやすさを優先し、形を円型にして自転車のチューブを活用、その上にホバーの本体を乗せました。車体の制御にはラジコンの制御信号を送信する装置・プロポ(プロポーショナルシステム)を活用しました。

 

 8班は「ドローンの研究」。どの科の課題研究でも定番のテーマですが、この班は小型ドローンを製作し、ピッチの角度に研究の力点を置き、角度を変えることによってドローンにどんな動作がなされるかを研究しました。

 

 9班は「モノホイール駆動 車輪型模型の製作」。モノホイール(mono-wheel)とは一輪のタイヤに人が乗り、重心を一定に保って移動できる乗り物です。1輪のタイヤの内側にもう1輪のタイヤを入れて、内輪・外輪の間にベアリングを使って中に鉄球を入れることにより、外輪はまわって内輪はまわらない仕組みを作りだします。自動車学校でも「内輪差」「外輪差」などという言葉を習いますね。

 10班は「自動販売機の製作」。外型はアルミフレームを使って作り、コインを入れてボタンを押すとベルトコンベアが稼働し、ジュースを押し出して商品が出てくる仕組みです。PLCという制御装置を活用しています。PLCとはProgrammable Logic Controllerの略で、リレー回路の代替装置として開発された制御装置です。工場などの自動機械の制御に使われるほか、エレベーター、自動ドア、ボイラー、テーマパークの各種アトラクション(遊具)など、身近な機械の制御にも使用されています。

 11班は「階段昇降ロボットの製作」。当初はお掃除ロボットを製作する予定でしたが、挫折して階段昇降ロボットに変更したそうです。ステッピングモーターを活用しています。大畑君一人での研究です。

 12班は「立体ゾートロープの製作」。ゾートロープとは、回転のぞき絵とも言い、静止画を素早く入れ替えることで、あたかも動いているかのように見せる器具です。円柱の内側にアニメーション、外側に隙間を作り回転させることによって動いているように見える仕組みです。曽根君一人での研究です。

 13班は「無線2足歩行ロボット」。サーボモーターを3個活用し、バルス幅をいじると角度が制御され、プログラムを入力するとトワイライト無線機で信号を送り、サーボモーターが稼働、重心移動して前進していく仕組みになっています。この研究も富田君単独研究です。

 14班はAIロボット。まさに「ザ・ロボット工学科」とも言える研究。AI(人工知能 Artificial Intelligence)を駆使して、声で動く自動車を製作、制御装置にはラズベリーパイを使いました。音声認識ソフトはジュリアス(Julius)、声を認識し言葉の波形を読み取ることによってそれに応じて動くプログラムを入力しました。また画像認識ソフトはパイソン(Python)を使用、プログラム言語を打ち込んで、今回はじゃんけんの「グー・チョキ・パー」を認識するようにプログラミングし、それぞれ違う信号を送るようにしました。

以上です。
 
 31日(月)には物質工学科が発表会を行います。なお、理数科は2月に2年生が行います。

★課題研究発表会4(建築デザイン科3年生)★

 先週の機械工学科に続いて、1月25日(火)には都市基盤工学科、電気工学科で3年生の課題研究発表会がありました。今回は、1月26日(水)に行われた建築デザイン科の課題研究発表会の様子をお知らせします。建築デザイン科の製図室にて、模型班 CAD班 コンペ班 造形班 検定班 工芸班に分かれて発表を行いました。来年課題研究を履修することになる2年生も聴講しました。

 まずは「模型班」の発表。「住宅公園」と「旧清水市立図書館」に分かれての発表がありました。住宅公園は41軒の住宅を作り、それを一体の住宅公園として完成させました。特にこだわったのは芝生でスポンジを利用、如実に再現しました。
 

 

 図書館は現在の「清水中央図書館」の模型を製作、窓や空間も出来るだけ再現し、屋上の吹き抜け部分も出来るだけ再現するよう努力しました。この図書館は8割が婉曲部分で製作に苦慮したという苦労話も聞けました。

 

 

 続いて「CAD班」。「有名建築を知ろう」のテーマで研究、旧帝国ホテルの玄関部分の見学報告と作品発表がありました。旧帝国ホテルは今から半世紀ほど前に取り壊され、現在は愛知県の明治村に保管されています。夏休みに実際に明治村まで出向いて目で確認してきました。寸法を調べてCADを使って設計、CAD担当・玄関担当・装飾担当等に役割分担をしながら出来る限りの再現を試みました。

 

 「造形班」は「友達のフィギアを作る」のテーマで作品発表、班員同士、お互いの特徴を捉えた3頭身のデッサンを作りました。サッカーに励む姿、応援指導に打ち込む姿などきちんと友達を観察して製作した跡が見えました。また粘土ウサギも制作しました。お互いのいいところを作品の中におりまぜる工夫がなされていました。

  

 

 休憩を挟んで続いては「コンペ班」の発表。出品したコンペに分かれて、「建築甲子園」「秋田県立大学コンペ」「個人コンペ」に分かれて発表しました。建築甲子園に出品した作品は奨励賞を受賞しました。秋田県立大学のコンペのテーマは「どうぞの建築」。「どうぞ」という抽象的な言葉からイメージすることを考えるところから始め、そのコンペのコンセプトをとことん突き詰めていった姿を見せてもらいました。2グループが出品しました。その他大学コンペは日本工業大学、国士舘大学、日本大学などへの出品を紹介してくれました。

 

 

 最後に「木工班」。「技能検定」「ものづくり大会」「ものづくり班」に分かれての発表でした。8月に行われたものづくりコンテストに木造作品を出品したグループ、木造の作品を仕上げたものづくりグループ、「松やにたっぷりの天板の椅子」を仕上げ、大工検定2級を目指したグループ、どこも精力的な姿を見ることが出来ました。 

 27日には、ロボット工学科・情報システム科・電子工学科が課題研究発表を行います。


★課題研究発表会3(電気工学科3年生)★

 先週の機械工学科に続いて、1月25日(火)には都市基盤工学科、電気工学科で3年生の課題研究発表会がありました。今回は、電気工学科の課題研究発表会の様子をお知らせします。

 1班は「太陽光発電を利用したコーナーセンサー」。車を買う時にどのオプションを付けるか悩ましいところ。バックモニターとともにこのコーナーセンサーも人気のオプション。車のコーナーにセンサーを取り付け、車庫入れや切り替えし、左折・右折時に物や人に当たりそうになった時に反応して音で知らせてくれる便利物。至近距離の時には特に大きな音や短い間隔で危険を知らせてくれます。それを太陽光発電を利用して製作しました。
 

 2班は「安全についての研究発表」。電気を学習、そして仕事としていく中で、安全性に関しては切っても切れない関係にあります。安全に電気を扱うための研究を行いました。危険予知活動などを行い、安全に電気を扱うためにはという「基本のキ」の部分を改めて発表してくれました。 

 3班は「Bluetooth speakerとIHヒーター」。Bluetooth(ブルートゥース)とは数メートルの近距離を無線で通信する規格のことで、主にパソコンのマウスやキーボードなどの「近い距離(数センチから数メートル)での無線通信」に利用されています。親機となる機器と子機となる機器がどちらもBluetoothに対応していれば、無線で接続することができます。すでに皆様にもおなじみですよね。IHとは電磁誘導加熱(Induction Heating)、つまり電磁調理器を意味し、 電流を流した「コイル」から発生する「磁力線」が、ヒーター面(トッププレート)に密着した鍋を通る際に「うず電流」となり、鍋そのものを発熱させるしくみです。「我が家はアイエイチ」など、すでに日常会話でもよくつかわれていますよね。発表では電気工学に馴染みのない一般の方々が聞いてもわかりやすい説明を心掛けてくれました。

 

 4班は「ESP32ラジコンカー」。ESP32シリーズは Wi-FiとBluetoothを内蔵する低コスト、低消費電力なSoCのマイクロコントローラです。 ESP32は、上海に拠点を置くEspressif Systemsが開発し、TSMCの40nm工程で製造されています。使用した初心者向けのマイコンボード、Arduinoについても詳細な説明がありました。実際のラジコンカーを掲載してあります。当日はどりか一番カッコいいか人気投票も行いました。

 

 5班は「電動力ブランコとリニアモーターバー」。我々もはるか昔に物理で学習したフレミング左手の法則(磁界・力・電流)を活用して、電動力を駆使したブランコとリニアモーターで動くバー(棒)を作りました。

 

 6班は「直流モーター」。直流(Direct Current, DC)とは、時間によって大きさが変化しても流れる方向(正負)が変化しない「直流電流」のことです。5班同様、フレミング左手の法則を活用して作った直流モーターの試作品も見せてくれました。実際うまく回らなかったようですが、取り組む姿勢は評価できるものでした。

 7班は「3連ハブダイナモ発電機の研究」。ハブダイナモとは、ハブに内蔵されたダイナモ(発電機)のことでハブとは車輪の中心にある回転部分で、自転車では最も重要なパーツです。それらを使って作った自転車の試作品も登場しました。

 8班は「アンプ回路とスピーカーボックスの製作~Bluetoothで音楽を聴こう~」。最近よく高校生でもBluetoothを使って音楽を鑑賞しているのを目にします。アンプは、アンプリファイヤ(amplifier)の短縮形であり、漢字表現では増幅器、電圧や電流の波で表現されることが一般的な信号を増幅するもののことです。その回路とスピーカーボックスの製作を行いました。
 

 以上です。どの研究発表も一生懸命1年間をかけて学習した成果が伝わってきました。
 
 27日(木)に情報システム科、ロボット工学科、建築デザイン科が発表会を行います。

★課題研究発表会2(都市基盤工学科3年)★

 先週の機械工学科に続いて、1月25日(火)には都市基盤工学科、電気工学科で3年生の課題研究発表会がありました。まずは、都市基盤工学科の課題研究発表会の様子をお知らせします。

 1班は「静岡GO」。昨年7月に熱海市で発生した土砂災害などの例を取り上げながら、「静岡県に発生した自然災害」を取り上げて、その被害状況や原因分析等を行いました。この発表は昨年12月に本校の防災訓練でも全校生徒で視聴し、みんなで災害の様子や防災への取り組みについて話し合う教材にさせていただきました。久能算東照宮に出向き現地視察をした時の様子も披露してくれました。 

 2班は「ウーブンシティ・未来の都市づくり」。ウーブン・シティとは裾野市に建設中の実験都市のことで、東日本大震災後に東北地方での事業を拡大したトヨタ自動車東日本が、2020年年末に東富士工場の閉鎖を決定、その跡地にて、トヨタ自動車が建設予定の実証都市で2021年2月23日着工されました。先日の裾野市長選でも選挙の争点となった関心事項、都市基盤工学の視点で未来の都市づくりについて研究しました。市長選でも市民の声として上がっていましたが、ウーブンシティについてはなかなか情報が出てきていなくて、裾野市の都市未来計画の土木面での発表をもとに研究を進めました。ウーブンとはwoven とはweave(織る)の過去分詞系形容詞、主体となっているトヨタ自動車のルーツとなる豊田自動織機から来ています。

 

 3班は「防災と減災、何が違うの?」。コロナでも「ゼロコロナ」か「ウィズコロナ」、とちらを目指すべきかわかれるところですが、防災か減災か、こちらも果てしない永遠のテーマであります。免震と耐震の模型を作って研究を進めました。今は「被害を最小限に防ぐ」減災の考えが広まってきていて、静岡県にも大きな爪あとを残した昭和49年の七夕豪雨の被害についても話が及びました。

 

 4班は「ローテク技術を磨く」。ローテク(low-tec)あるいはロー・テクノロジー(low-technology)とは、ハイテク(high-technology)の対義語であり、「最先端のものではない科学技術」や「シンプルで、洗練されていないテクノロジー」を意味します。一年間を通して木材を使いち治具(じぐ)などを作ることで機械の使い方を学びました。バイクのボディやポール部分の製作をした時の苦労話は印象的でした。なお、バイクはボディやフレーム部分の製作を行い、エンジン等動力面には生徒は関わっておりませんのでご承知おきください。

 

 5班は「富士山は噴火する?」。これもどなたも子供のころから聞いたことのある話題で、現在のところ答えの出ないテーマでもあります。富士山噴火の歴史の中で最後の大噴火は、宝永四年(1707年)、旧暦の11月23日、今から約315年前のことです。最近富士山の噴火ハザードマップが改訂されたことを機会に富士山の噴火の歴史や万が一噴火した時の対策、被害想定を研究しました。

 

    6班は「まちの魅力を伝えるために~Shizu photo~」。皆さんはフォトロゲイニングという言葉を聞いたことがありますか。フォトロゲイニング(Photo rogaining)とは、地図上にあらかじめ設定されたチェックポイントを制限時間内で多く巡り獲得した合計得点を競うスポーツで、チェックポイント通過の証明に目印を撮影した写真を用います。略称はフォトロゲ、オーストラリア発祥のアウトドアスポーツであるロゲイニングをアレンジしたもので2005年に日本で始まりました。そのフォトロゲイニング競技大会を作ろうと思ったことがきっかけで、市内のフォトスポットを自分たちで見つけて撮影を行い、その写真をもとにオリジナルのフォトロゲイニングを企画しました。静岡県のおすすめフォトスポットとして森下公園やグランシップ、八幡山などを挙げて、それらの場所全部で49箇所で撮影した写真も見せてくれました。

 

 7班は「ミニチュア作戦~谷津山地層、蓬莱橋、テトラポッド」。本校北側にそびえる谷津山、実際に散策して土を採取して地層を作り、さらには本校の住所となっている「長沼」の由来も研究、さらには島田にある世界最長の木造歩道橋・蓬莱橋のミニチュア1/100スケールの木材加工をつくり、本校の文化祭でも販売したテトラポッドの消波ブロックの製作も行い、まさにミニチュア模型をたくさん作った「ミニチュア大作戦」となりました。写真の通り、ジオラマの現物は圧巻でした。

 

 以上です。
 
 26日(水)に建築デザイン科、27日(木)に情報システム科、ロボット工学科、建築デザイン科が発表会を行います。

★課題研究発表会1★機械工学科3年生★

 1月20日(木)から31日(月)まで、工業科8学科の3年生が履修している「課題研究」の発表会が行われます。当初は保護者の方にも見学していただくことになっていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、在校生のみへの公開に変更させていただきました。心からお詫び申し上げるとともに、御理解いただければと思っています。


 今回は20日に行われた、機械工学科の課題研究発表会の様子をご覧いただきます。視聴覚室で行われました。
「課題研究」とは工業科3年生が全員週3時間履修する大学の卒業論文、その発表会のようなものです。

 1班は「ソレノイドを用いたラジコン製作」。ソレノイドとは、3次元のコイルで、螺旋状、特に密巻きにした形状(層を重ねることもある)のもののこと、ラジコンを操作するためにステアリングエンジンの代わりにソレノイドを代用品として使った研究を披露してくれました。学校にあったステアリングエンジン車を分解し、その部分にソレノイドエンジンを搭載して車を作った時の苦労話も話してくれました。
 

 

 2班は「ロボットハンドの製作」。今年度開催された東京パラリンピックの開催が近づいて話題のメディア露出が増えた時にひらめいた題材だそうです。義手や義足を目にしてその仕組みに興味を抱き、医学的専門的知識が極力少なくても研究できる「ロボットハンド」の製作にシフトチェンジして研究を行いました。2DーCADやレーザー加工機、高度なプログラミング技術などを駆使し、アクリル板を使って器用に動くロボットハンドを見た時はまさに圧巻でした。実際、5本の指がすべて動くわけではない、と正直に現状を吐露してくれていたことは高校生の研究らしい一面であったとほほえましく思いました。

 

 

 3班は「2足歩行ロボットの研究」。先輩たちの課題研究を見て、さらに応用した研究を行いたいという向上心から研究を始めたそうです。モーターを制御するためのマイクロソフトコンピューターソフト「Arduino(アルディーノ)」を使って、制御・ボディ製作・プログラミングの作成という手順で2足歩行ロボットを作り上げました。実際きちんと歩行する様子を披露してくれました。

 

 

 4班は「ドローン製作」。今では私たちの生活でも身近なものとなってきたドローン、素材選び、フレーム設計、Arduinoソフト活用、レーザー加工、モーター制御、プログラミングなど要所となる工程をきちんとこなし、亀くて強靭なフレームを作成、きちんとドローンを飛ばすことが出来た。

 5班は「風力発電モデルの作成」。羽の形状と枚数によるエネルギーの変化を調べ、効率よい風力発電装置を製作しました。CADで設計し、軸を作るためのアルミ棒をフライス盤を使って切削、パソコンで設計したパーツをアクリル板で作るためにレーザー加工機を使いました。発電機製作の難しさや風力の仕組みの複雑性を実感したようです。



 6班は「難関資格・溶接アートに挑戦」。機械工学科ではおなじみの取り組み、8月の技能検定、1月の溶接アート作品提出に向けての涙ぐましい努力の過程を披露してくれました。資格取得は機械加工 普通旋盤作業2級・3Qの取得にむけた取り組みを紹介、溶接アートについては静岡県溶接工業協同組合主催のアート作品コンクールへの出品作品を製作、CAD・CAMによるレーザー設計→レーザー加工機で打ちだし→曲げ加工による成形スポット、CO2溶接→バーナーによる焼き入れ・色出し、の作業工程をたどり、スタジオジブリ「風の谷のナウシカ」より 王蟲(オウム)の製作、そしてフクロウの製作を行いました。最後の質疑応答で機械工学科3年生・山田君から「なぜフクロウの頭部部分がスケルトン状になっているのか」という鋭い質問が飛び、階上に緊張が走りましたが、製作責任者の平林君が落ち着いて、制作過程での話し合いの結果および制作費の予算・製作者のスキルの問題であると回答していたことが印象に残りました。

 

 

 

 

  


7班は「第二種電気工事士の取得挑戦とイライラ棒の製作」。1年時に学んだリレーシーケンス、2年時に学んだPLC(電力線を利用する通信ネットワーク技術、Power Line Communication)で学んだ技術を生かすため、前期は電気工事士の資格取得に挑戦、後期は誰もが一度はイライラしながらトライしたことのある、「イライラ棒の製作」に挑戦しました。土台作り、棒が辿るルート思考、プログラムの作成、コンパネの塗装、支柱の作成、プログラミング、PLC配線などさまざまな工程を経て、イライラ棒を製作しました。実際私もやらせていただきましたが、よく出来ていました。

  

 1年間かけた研究、どの班もレベルの高い論文と発表、作品が出来ました。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から保護者の方をご招待できず、申し訳ない思いでいっぱいです。

 次回は1/25(火)午前の電気工学科・都市基盤工学科の課題研究発表会を紹介します。

★第72回生徒研究発表会への参加(電気工学科)★

 1月13日(木)三島市民文化会館にて、静岡県高等学校工業教育研究会主催の第72回生徒研究発表会が開催され工業を学んでいる13校が参加しました。 

 当日は、静岡県工業高等学校長会会長で本校松村照司校長先生の挨拶から始まり午前午後、各校8分以内での発表が行われました。

発表会の風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本年は、学校代表として、電気工学科3年生4名が参加し、課題研究の授業を通して研究した「安全についての研究」をテーマに発表を行いました。 

 

★共通テスト受験者激励会が行われました★

 1月14日(金)放課後の時間に、共通テスト受験者対象に激励会が行われました。生徒は工業科と理工科に分かれ、校長先生、学年主任、担任、進路課など多くの先生方から激励の言葉をいただきました。生徒は試験当日の諸注意の確認と職員からテスト当日用に糖分(お菓子)の差し入れをいただき、共通テストに向けてさらに気持ちを引き締めることができたと思います。

 不安もあるかと思いますが、これまで勉強してきた成果を存分に発揮できるよう、試験が終わるまで気を抜かずに取り組んできてほしいと思います。

  

 

 

3学期始業式・生徒会任命式が行われました

 1月5日(金)始業式および生徒会任命式を行いました。新型コロナウイルス感染症対策のため、各クラスにて放送により行われました。

令和3年度3学期始業式式辞では、校長先生から新年の挨拶ののち、昨年のノーベル物理学賞を受賞された真鍋叔郎さん(90)について、受賞後のインタビュー等から3点、お話しされました。

 はじめに、真鍋さんがアメリカに渡った経緯と研究の過程です。真鍋さんは御両親から医師となることを期待されていました。手先の不器用さから医学には向かずこれを断念し、大好きな気候学を学びます。大学院時代に書いた論文が評価され米海洋大気局に招かれます。世界で最も優れたコンピュータでさえ、現在の電卓レベル程度の能力しかない時代、太陽と大気と地表だけのモデルを用い地表からの高さによる気温を導きました。今ではスーパーコンピュータを使い地球全体をシュミレーションするのですが、その礎は真鍋さんの研究です。気候学の歴史はコンピュータの歴史でもあるのです。

 2つめは好奇心。「研究を始めた頃には、こんなに大きな成果を生むとは創造していなかった。好奇心が原動力となった。後に大きな影響を与える大発見は、研究を始めた頃にはこの重要さには誰にも気づかないものだと思う。」と述べています。皆さんも理系のそれぞれの学科を選び専門科目を学んでいますが、「好きこそものの上手なれ」の言葉通り、面白いと思うことが大事です。それが、その後起こりうる様々な困難をも乗り越える原動力になると思います。皆さんがすでに歩んでいる専門科目も、学んでいる途上ではこれが将来、どのような場面で活かせるかなどと気付く事ばかりではありません。

 3つめは、今回のノーベル賞受賞が「非常にタイムリーな受賞」と述べている点です。真鍋さんの研究成果がもとになり、SDGsの17つの開発目標のうち「環境問題」や「エネルギーと産業技術」の分野で、その達成指標に大きな影響を与えたのです。もし、真鍋さんの研究がなければこれらの取組も、もっと遅くなったのかも知れません。

 2022年、皆さんにとっての科学技術高校での学びが始まりました。皆さんには、自身が関心を持ったこの学科での学びと普通科目との関連を意識して欲しいと思います。学科での学習や日常の現象を科学するためにも、数学や物理・化学・生物はじめ全ての基礎科目を大切にしてほしい。真鍋さんが90歳になってノーベル賞を受賞しようなどとは思っていなかったように、コツコツと努力したことはやがて、社会を支える事になります。研究する楽しさと共に継続することの大切さも、真鍋さんは教えてくれます。

  

 続いて、教務課と生徒課からそれぞれ以下のような注意がありました。

教務課:新型コロナウイルスの感染拡大が広まっている。インフルエンザが流行する時期でもあるので、予防をして新学期を過ごしてほしい。

生徒課:3密の回避、マスクの着用、手指の消毒の徹底をしてください。また、マスクのせいか、昇降口で挨拶が少ないように感じる。しっかり挨拶をして気持ちよく学校生活を送ってほしい。スマホはカバンかロッカーにしまっていますか?交通ルールを守って登校しましたか?ルールを守ってしっかり生活してください。

 

 引き続き、生徒会任命式が放送にて行われました。校長先生から生徒会長、生徒副会長の任命が行われた後、生徒会長となった伊東さんから挨拶がありました。

 新型コロナウイルスの感染が再拡大し、第6波が来たといわれている中ではありますが、新生徒会のみなさんには今後のイベント等盛り上げていってほしいと思います。

 

★2学期終業式が行われました★

 12月24日(金)1,2時間目に授業をした後、新型コロナウイルス対策のため各クラスにて放送による終業式を行いました。

 まず校長先生から以下のような話がありました。

 今年度これまでの学校全体を振り返ると、全国規模の大会・発表会で成果を上げるなど、皆さんの頑張りが目立った年でした。自然科学部や学科研究部は全国大会で優秀な成績を収めました。また、年明け早々には、ジャパンマイコンカーラリーや少林寺拳法部の全国選抜も予定されています。東海大会まで含めると陸上、弓道、バドミントン、囲碁が出場を果たしました。また、野球部は来春のセンバツ高校野球21世紀枠の静岡県代表に選出され、競技力だけでなく文武両道の姿勢が高く評価されました。しかし、部活動や各学科の研究でも、生徒諸君の中には、高い壁に阻まれ悔しい思いをした人も少なくないはずです。その中には、コロナ禍であっけなく大会が中止になってしまうなど、自分ではどうしようもない壁に阻まれた団体もありました。

 さて先週まで、東京の日本科学未来館で、宇宙探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った試料、約5.4グラムのうち、2ミリグラムを公開しました。現在も様々な観点から分析研究がなされているこの試料には、小惑星「リュウグウ」の名の通り、我々生命のもととなる有機物や水を含んでいることが期待されています。分析チームは太陽系の起源や、地球の海や生命の起源に迫る成果を目指しています。はやぶさ2は2014年に打ち上げられ、3年半かけて小惑星「リュウグウ」上空をめざし、そこで小惑星のサンプルを採取し、再び地球にサンプルを届けるという壮大なミッションでした。はやぶさの初号機イトカワがエンジン停止により、宇宙で迷子になるなどの様々なアクシデントを乗り越えながらもサンプルを持ち帰ったこともあり、はやぶさ2では、小惑星にクレーターを作り、地下からサンプルを採取するというより厳しいミッションが課されました。プロジェクトチームは、初号機でのトラブルに加え新たに起こりうるすべてのトラブルを想定し、リカバリ訓練を行いました。それでも、実際のミッションでは、リュウグウに接近する過程でカメラのトラブルが発生したそうです。しかし、これまでに想定したトラブル対応の応用問題ととらえ、チームは見事にこれをクリアしました。

 今年、大きな壁に阻まれた皆さんにはまず、壁に向かってチャレンジした自分(自分たち)を褒めてください。そのうえで、何が原因かを追究し、できることを見つけ、対処することが大切です。壁は乗り越えがたいがゆえの壁です。ですから、挑戦し続けてもなかなか超えられないかもしれません。しかし、今回、はやぶさ2が持ち帰った試料が、今の分析装置や知識では解明できなくとも5年、10年後の分析装置でわかることがあるように、皆さんのこの努力も新たな進路先で発揮されるかもしれません。今の皆さんの歩みを止めてはいけない。今日は何も得ることはなかったと感じても、頑張った自分を否定することなく、この歩みを続けることが大事です。

 年が明け1月15日からは、3年生150人が共通テストに挑戦します。来年は寅年、皆さんがこの壁をにらみ、闘志を新たに元気に登校することを期待しています。

  

 続いて、教務課と生徒課からそれぞれ年末年始に新型コロナウイルス、特にオミクロン株の流行が懸念されるため、感染予防を徹底し元気に新学期を迎えられるよう呼びかけがありました。また、冬休みは短いがSNSのトラブルや自転車の運転(無灯火、イヤホン)に十分注意し、一年を振り返り家族とゆっくり過ごしてほしいと話がありました。

 終業式の後には、各クラスで動画視聴による壮行会も行われました。電子工学科・電子工学研究部がジャパンマイコンカーラリー全国大会に出場します。練習の成果を存分に振るってきてほしいと思います。

★静岡市技術職員業務説明会が行われました★

 12月24日(金)放課後の時間、1,2年生の希望者を対象に、静岡市人事委員会事務局の方による静岡市技術職員業務説明会が行われました。先輩の体験談として本校卒業生 守田技師(U卒)、川合技師(E卒)、増田技師(F卒)がお話をしてくださいました。実際にどのような業務を行っているのか、デスクワークと現場での作業のバランス、また、今の仕事を選ぶまでに至る過程など話してくださいました。また、人事委員会事務局の方が採用制度の説明をしてくださいました。

 生徒には今回の話を参考に進路について今一度考え、進路実現のための準備を進めてほしいと思います。

 

★表彰者紹介★

 令和3年10月28日から12月23日までの諸活動で顕著な成績を挙げた皆さんです。全校集会が行われないため、HPにて紹介します。

                                                                                                     

U2  HBG 高校生SDGs健康アイデア・コンテスト   特別賞  2年 岩本 晴桜さん

将棋部   第32回静岡県高等学校将棋新人戦中部地区大会  

                           B級優勝  1年 小杉 航平さん 

柔道部    第63回静岡県柔道祭中部地区大会    男子団体3位   2年 堀内 祐輝さん

                                   2年 坂部 健人さん

                                   2年 森 衛誠さん

                                                      1年   坂野 翠音さん

                                 1年   望月 辰哉さん 

                                 1年 石脇 椿也さん

少林寺拳法部  令和3年度静岡県高校新人戦少林寺拳法競技  優勝  1年 木内 美翔さん

機械工学研究部(工作班)  第21回高校生ものづくりコンテスト全国大会  旋盤作業部門

                            準優勝    3年 佐野 碧さん

無線部  令和3年度静岡県高等学校フィールドデーコンテスト  優勝 3年 奥村 大翔さん

                                   3年 平野 孝太朗さん

                                   3年 秋山 尊胤さん

                                   2年 田渡 亮さん

                            第33回静岡県高等学校ARDF競技秋季県大会  2位  2年 田渡 亮さん  

                 第34回静岡県高等学校ARDF競技秋季県大会    団体3位 3年 奥村 大翔さん

                                                                                                                         2年 田渡 亮さん

弓道部  令和3年度静岡県高等学校中部地区新人弓道大会   

                                                                                            女子団体7位  2年 飯塚 日那さん

                                                                                            2年 向島 希流亜さん

                                                                                            2年 大窪 利緒さん

                          男子団体優勝   2年 青木 拓夢さん

                                   2年 長谷川 拓海さん

                                   2年 渡邉 大洋さん

                                                   男子個人8位 2年 渡邉 大洋さん

                 令和3年度静岡県高等学校新人弓道大会        男子団体8位 2年 青木 拓夢さん

                                                                         2年 長谷川 拓海さん

                                                                         2年 渡邉 大洋さん

                                                                            男子個人5位 2年 渡邉 大洋さん

R3        全国高校科学グランプリ2021   東海支部長賞   3年 小長谷 壮太さん

囲碁部       第41回東海地区囲碁選手権大会          男子団体3位 1年 川口 煌生さん

                                 2年 石原 大地さん

                                 2年 橋本 悠平さん

体操部  令和3年度静岡県高等学校新人大会            男子団体3位  2年 景山 楓真さん

                                 2年 勝俣 大和さん

                                 2年 太田 洸稀さん

図書課   第67回静岡県青少年読書感想文コンクール「高等学校の部」

                                                                                           入選  1年 長坂 あやめさん

                                 2年 長島 啓人さん

                                 2年 松下 真歩さん

                                 3年 遠藤 春華さん

                                 3年 中村 花美さん

電子工学科        JMCR2022東海地区大会 Cameraクラス 優勝  3年 榎本 敦斗さん

                                 3年 鈴木 波緒さん

                                 3年 松下 叶夢さん

                                 3年 藤栄 和馬さん

                       Basicクラス  準優勝 3年 鷲巣 碧さん

                             3位  3年 井柳 日向さん

                                    3年 堀口 夢姫さん  

                                 3年 北沢 穂岳さん 

                             4位  3年 及川 祐輔さん

                                 3年 秋元 康太郎さん

                                 3年 石垣 勇冴さん

                                 3年 上田 幸輝さん

                             5位     3年 井上 拓己さん

                                 3年 萩原 一弥希さん

                                 3年 海野 大眞さん

                                 3年 中村 亮介さん

                              6位    3年 多々良 拓紀さん

                                 3年 後藤 悠斗さん

                                 3年 高山 紘和さん

                                 3年 黒山 昂寛さん

                             8位     3年 和田 拓己さん

                                 3年 北川 涼介さん

                                 3年 平野 莉奈さん

建築研究部  愛知産業大学主催第20回建築コンペティション

                       B部門  最優秀賞 2年 小川 さくらさん

                              優秀賞 2年 吉田 歌多さん

                                                                                                  佳作  2年 杉山 緑和さん

                     A部門     佳作     2年 吉田 歌多さん

   星槎道都大学美術学部建築学科主催第3回高校生インテリアデザインコンクール

                          学生審査員賞 2年 小澤 櫻子さん

建築デザイン科   静岡県建築士事務所協会主催建築系高校生コンペ

                              佳作 3年 鈴木 星さん

                                 3年 鈴木 紗来さん

                                 3年 松島 匡寛さん

                                 2年 小澤 櫻子さん

                                 2年 山下 温葉さん

U2  静岡県高等学校新人大会なぎなた競技男子個人試合の部  2位   2年 中澤 真浩さん

放送映像研究部         第16回映画甲子園     秀作 2年 鷲尾 悠太さん

                                                                                                                       1年   中村 孔星さん

                                                                                                                       1年   飯田 仁さん

                                                                                                                       1年 牧野 蒼さん

                                                                                                                                                                                                                          以上

★長野県の松本工業高校の先生方が来校してくれました★

 12月24日(金)午後、長野県の松本工業高等学校の先生方が本校を訪問されました。

  

 松本工業高校は今年度創立83周年を迎える名門工業高校で、長野県でも工業高校の拠点校として活躍する伝統校です。学校は、機械科、電気科、電子工業科の3学科を有しています。本日は本校と教育課程や進路状況、現状の課題等を情報共有しました。お互いに今後の学校運営への参考となればと思っています。

 校舎内の施設見学も行い、お互いの施設設備・備品の所有状況等も確認し合いました。
 

 皆様、遠方からありがとうございました。

★防災教室が行われました★

 12月23日(木)LHRの時間に防災教室を行いました。災害時における危険を認識し、日常的な備えを行うとともに、状況に応じて的確な判断の下に、自らの安全を確保するための行動ができるようにすること、また、 自然災害の発生メカニズムをはじめとして、地域の自然環境、災害や防災についての基礎的・基本的事項を理解できるようにすることを目的とし、各クラスで動画を視聴をしました。

 動画では、過去に静岡県で発生した自然災害や給水栓、消火器の使い方について確認しました。また、「避難行動判定フロー」をもとに、災害発生時に各自がとるべき避難行動について確認しました。

 「自らの命は自ら守る」意識を持ち、自然災害に備えてほしいと思います。

 

★生徒会選挙が行われました★

 12月21日(火)次期生徒会の正副会長選挙が行われました。今回の選挙は新型コロナウイルス感染防止のため、立会演説会と投票共に各クラスで行われました。
 立会演説会では、会長立候補者1名、副会長立候補者2名に対する応援演説と立候補者により事前録画された演説動画が流されました。立会演説終了後、投票上の注意が放送され、各クラスにて投票が行われました。今回の選挙は正副会長の立候補者が定数のため信任投票となりました。
 放課後に選挙管理委員会が開票作業を行いました。投票の結果候補者は各々信任され、生徒会長は伊東さん、副会長は池谷さん、鶴橋さんのとなりました。
 選挙結果は、12月22日(水)の帰りのHRにて選挙管理委員会から報告され、生徒会任命式は1月5日(木)始業式後に行われる予定です。

 

★2年生修学旅行記 Part 8最終回 都市基盤工学科★ 

 2週間かけて掲載した修学旅行記、最終回は山陰・山陽地方を研修した都市基盤工学科です。

 初日は新幹線で岡山駅まで、そのまま岡山市内・倉敷美観地区の班別研修を行いました。岡山後楽園などを散策しました。初日の夜は倉敷アイビースクエアに泊まりました。
  

 2日目からは大型バスでの研修、宇野港から宮浦港まで船に乗って四国・香川県へ、レンタサイクルを利用して直島班別研修を行い再度宮浦港から宇野港まで船に乗り本州に戻って旅館着、2日目は鳥取県大山・ロイヤルホテル大山に宿泊しました。1日ですごい移動距離でした。

 

 

 3日目は堀川遊覧船で研修、島根県に移り出雲大社参拝・参道を散策して玉造グランドホテル着、玉造温泉の周辺も散策しました。

 

 

 

 4日目は瀬戸大橋を渡って再度四国へ。途中瀬戸大橋が出来るまでの工事モニュメントとその現場を見学するのはいかにもインフラ設備を日々学習している都市基盤工学科らしい研修でした。そして香川県丸亀市内研修、昼食は名物讃岐うどんを食べました。そのあと本州に戻りジーンズストリートを散策、岡山駅から新幹線に乗り、静岡駅に戻りました。

 

 以上で9クラスの修学旅行記を終わります。修学旅行を終えて2年生は気持ち大人びたように感じます。来月からは3学期、2年の3学期は「3年のゼロ学期」とも言われ来年に迫る進路決定において非常に重要な役割を果たす3ヶ月です。是非気持ちを引き締めて学校生活を続けていって欲しいです。

 皆様、ありがとうございました。

★2年生修学旅行記 Part 7 機械工学科★ 

 修学旅行記第7回は南九州を中心に研修を重ねた機械工学科です。

 静岡駅から東海道新幹線に乗って新大阪駅へ、山陽・九州新幹線「さくら」に乗り換え終点の鹿児島中央駅へ到着。4日間のバス研修が始まりました。まずは平和学習、知覧特攻平和会館・知覧武家屋敷を見学し、研修を行いました。特攻隊の様子を見て、胸が締め付けられる思いの生徒も多くいたはずです。その日は鹿児島市内のホテルに宿泊しました。

 

 2日目は終日鹿児島市内班別研修を行いました。午後3時すぎに鹿児島中央駅ら集合し一路熊本県へ、熊本の菊南温泉ユウベルホテルに宿泊しました。美味しそうな夕食ですね。

 3日目はまず国宝・熊本城、あの地震から5年半、少しずつ復興へのステップアップを重ねている様子を見ました。そのあと水前寺公園を見学、ニュー草千里で昼食を食べて午後は火山博物館研修と草千里を散策、旧東海大学キャンパスを見学し九州道を通って最後の夜は別府のホテル風月に宿泊しました。

 

 最終日は大分県湯布院散策。湯布院の金鱗湖で温泉の湯気が見える決定的なショットを撮っていました。そのあと小倉駅から新幹線に乗って静岡駅に帰ってきました。

 

 次回は最後のクラス、都市基盤工学科の旅行記を紹介したいと思っています。

★2年生修学旅行記 Part 6 電子工学科★ 

 修学旅行記6回目は山陰・山陽地方を研修した電子工学科です。電子工学科も物質工学科同様、電子物質工学科に統合された関係から令和5年3月に閉科が決定していて、最後の修学旅行となりました。

 静岡駅から新幹線ひかりで岡山駅へ、その後岡山市内および倉敷美観地区の班別研修を行いました。主に岡山後楽園、岡山空襲博物館、阿智神社で研修を行いました。終了後、倉敷のアイビースクエアに一泊しました。

 

 

 翌日から3日間大型バスで移動する研修、まずは宿泊ホテル内でマグカップ絵付け体験を行いました。そして昼食は讃岐うどんを食べに一路四国へ、瀬戸大橋を渡って香川県でうどんを食べました。午後は本州に戻り、ジーンズストリートでジーンズ作り体験、手先が器用な子が多く鋲止めなど難なくこなす姿が印象的でした。2日目の夜は旅館、ロイヤルホテル大山に宿泊しました。

 

 

  3日目は鳥取県へ、鳥取が生んだ二大漫画家のひとり、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる水木しげるさんを記念した水木しげるロードを散策、江島大橋を通って宍道湖でクルーズ体験を行いました。そのあと島根県に渡り出雲大社で研修、最後の夜は玉造温泉に宿泊、ホテルのまわりも散策しました。

 

 



 最終日はまがたまの里で勾玉づくり体験、非常に根気と集中力を必要とする体験でしたがよく粘り強く頑張りました。その後国宝・松江城周辺を散策、蒜原高原サービスエリアで各自昼食を取り岡山駅へ、駅周辺で最後のお土産ショッピングをして夜8時40分に静岡駅に到着しました。

 

 これだけ多くの体験学習を取り交ぜた学科はありませんでした。学科の特色が出た研修旅行となりました。

★都市基盤工学科3年生が(株)建設コンサルタントセンター様の出張講義を受けました★

 先般、(株)建設コンサルタントセンター様からドローンを3機寄贈していただいたことはこのHPでご紹介しましたが、その贈呈式に先立って行われた都市基盤工学科3年生対象の出張講義についてご紹介します。

 静岡市清水区の(株)建設コンサルタントセンター様が職員を派遣して下さって、「建設業界ICT技術の紹介」という演題で出張講義とドローンの操縦体験の指導をしてくださいました。

 

 5時間目は視聴覚室で座学を行いました。内容は建設関連業界および建設ICTの紹介、そしてトータルステーション、GNSS測量機器、リモコンボードなどの最新測量機器の体験を行いました。国が進めている「i-construction」などの事業に関する説明もあり、生徒は興味深く耳を傾けていました。

 

 6時間目はドローンの操縦体験、当日はあいにくの雨で本来なら体育館でドローンを飛ばす予定でしたが、雨のため視聴覚室でドローン操縦体験を行いました。限られたスペースでしたが、(株)建設コンサルタントセンターのスタッフの指導のもと、ドローンの操縦を体験し、生徒は達成感に満ち溢れていました。

 

 

 終了後、すでにお伝えしたとおり、本校にドローン3台を寄贈していただき、校長室で贈呈式が行われました。

 (株)建設コンサルタントセンター様、本当にありがとうございました。

電気工学科 静岡県電業協会主催による出前授業の開催

12月17日(金)に静岡県電業協会様主催による出前授業を行いました。

対象は、電気工学科1年生及び2年生全員で、

学年を分けて、50分毎2回実施しました。

当日は、静岡県電業協会 長谷川副会長様のご挨拶に始まり

電設業界の魅力や役割のお話を伺いました。

また、株式会社トーエネック様が講師となり、

入社した卒業生も迎え、パワーポイントを用いた授業が

行われました。

授業内容は、電気工事や電気施工管理について

現場の写真を見ながら、工事、施工の様子や

安全対策や資格試験についても説明を受けました。

電気 出前授業風景

 

 

 

 

 

2年生学年集会が行われました

 12月17日(金)LHRの時間、選挙講和後に2年生は学年集会を行いました。修学旅行が終わり、これからは進路実現に向け行動をシフトしていく時期と話があり、進学と就職それぞれについて話がありました。

 進学については、「この時期は3年生0学期であり、3年になる準備をする時期。3年生になったら毎日が忙しく、4月からの身の振り方を考える時間があるのは今だけ。まずは学部学科を決めること。また、大学は勉強する場所ではなく研究する場所。志望理由には研究したいことを書けるようにする。そして、親とよく相談し、自分のやりたいことだけでなく親の気持ちもしっかり聞き、会話してください。4月からの厳しい生活を笑って乗り越えられるように準備しましょう。」と話がありました。

 就職については、「いい会社はありませんかと聞いてくる生徒がいるが、いい会社ってどんな会社?あなたにとって良い会社とは自分に合った会社。損得を抜きにして自分のやりたいことと合致する会社を選びましょう。また、自分の意志で会社を選ぶことが大切だが、周りの大人の意見や経験を参考にしてください。」と話があり、進路室の利用を呼びかけました。

 進路実現のためには家族や先生、また、ともに進路実現に向けて頑張る仲間と支えあうことが大切です。特に家族とよく相談し、自分の進路についての理解を得たうえで3年生になるまでの3か月を有意義な準備期間にしてほしいと思います。

★2年生修学旅行記 Part 5 物質工学科★ 

 修学旅行記第5弾は、山陰・山陽地方を研修した物質工学科です。物質工学科は令和5年3月に閉科が予定されており、物質工学科としては最後の修学旅行となりました。

 静岡駅から新幹線で岡山へ、車内で昼食を食べて、岡山市内・倉敷美観地区を班別研修しました。岡山後楽園や倉敷阿智神社などに立ち寄り、初日は倉敷アイビースクエアに宿泊しました。
 

 2日目はジーンズストリート散策とジーンズ作り体験を行いました。昼食後、午後は岡山県の備中松山城を見学、2日目は鳥取県のロイヤルホテル大山に泊まりました。
 

 

 3日目は堀川遊覧船に乗り、その後鳥取県の国宝・松江城へ。その後島根県に渡り、出雲大社参拝、参道散策を行いました。玉造温泉を散策し、足湯に浸かって、最後の夜は島根県玉造温泉・玉造グランドホテルに泊まりました。
 

 

 最終日は一路四国へ、瀬戸大橋を渡って香川県へ、丸亀市内で班別研修を行い、各自讃岐うどんなどをたべて、本州へ戻り最後の研修地は岡山県の鷲羽山ハイランド・ブラジリアンパーク、そのあと岡山駅に行って新幹線で静岡駅に戻ってきました。充実した研修が送れた様子が写真からも伝わってきます。
 



 

選挙講話が行われました

 12月17日(金)LHRの時間、高等学校における主権者教育として、2年生を対象に選挙に関する出前授業が行われました。講師は静岡市葵区選挙管理委員会事務局の職員の方にお願いしました。世代別の投票率など選挙の現状についてや、自身が選挙活動をする際に注意することなど、パワーポイントを用いて説明していただきました。
 若い世代の投票率が低い中、自分達の世代向けの政策を実現するには投票に行き、若い世代の投票率を上げることが大切です。今回学んだことを活かし、有権者となったら臆せず投票所に足を運んでほしいと思います。

 

★2年生修学旅行記 Part 4★ロボット工学科★ 

修学旅行記、第4弾は山陰・山陽地方を研修したロボット工学科です。

 新幹線で岡山駅まで行き、4日間大型バス移動での研修を行いました。初日は昼食後島根県へ移動、出雲大社を参拝して研修、夜は玉造温泉・縁結びの宿紺屋に泊まりました。

 2日目は「まがたまの里伝承館」で研修、近くにある宍道湖で写真撮影をしました。そのあと鳥取県へ移動、砂丘センターで昼食を取り、鳥取砂丘へ。さまざまなアクティビティーを楽しみながら研修を行いました。夜は休暇村奥大山に宿泊しました。

 3日目は総社駅から吉備路サイクリング体験でたっぷり汗を流しました。サイクリング中各自昼食を取り、備前一宮駅でレンタル自転車を乗り捨てて、その後は岡山県・倉敷美観地区で研修、最後の夜は倉敷のアイビースクエアで過ごしました。

 

 最終日は午前中鷲羽山ハイランド・ブラジリアンパークで研修、各自昼食を取って岡山後楽園で最後の研修を行い、岡山駅で新幹線乗車、静岡駅に帰ってきました。

★(株)建設コンサルタントセンター様がドローン3台を寄贈してくれました★

  12月17日(金)5・6時間目に、本校都市基盤工学科3年生40名を対象に、(株)建設コンサルタントセンター(静岡市清水区長崎新田 小田秀昭代表取締役)の出張講義がありました。5時間目は建設業界に関する講義、6時間目はドローン操縦体験を行いました。その様子は後日報告させていただきます。
 

 終了後、(株)建設コンサルタントセンター様が本校にドローン3台寄贈して下さいました。当日の操縦体験で使用したものと同じトイドローン「Mavic Mini2(マビック・ミニ)」3台です。

 

 本校校長室で贈呈式がありました。目録と共に3台のドローンをいただきましたので報告させていただきます。このドローンは特別な許可・資格なしでも運転でき、実習等で活用していただきたいという建設コンサルタントセンター様のご厚意に心より感謝します。

 

 (株)建設コンサルタントセンター様には毎年求人票をいただき、今年度も1名の本校生徒が入社内定をいただいています。これからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。

 贈呈式には、小田代表取締役、青島総務部課長、本校から松村校長、坂本都市基盤工学科学科長が出席しました。
 

★2年生修学旅行記 Part 3 理工科(理数科)★ 

 修学旅行体験記第3弾は山陰・山陽方面を旅行した理工科(理数科)です。

 静岡駅から新幹線で岡山駅まで行き、大型バスに乗り換えて島根県の出雲大社に行きました。参拝や研修を行い玉造温泉・縁結びの宿紺屋に宿泊しました。
 

 


 2日目はホテル出発後、堀川遊覧船に乗りました。その後鳥取県に向かい砂丘センターで昼食、鳥取砂丘および砂の美術館で研修を行い、そこで講習を受けたのちにセグウェイやサンドボードなどのアクティビティーを楽しみました。その日は休暇村奥大山に宿泊しました。

 

 

 


 3日目は岡山県倉敷市のブラジリアンパークで研修を行いました。中にはバンジージャンプに挑戦した勇者もいたそうです。、午後は倉敷でジーンズつくり体験を行いました。夜は倉敷の美観地区を散策、夜に見る倉敷の様子はとても感動的でした。

 

 

 
 
 最終日は午前中倉敷市内班別研修を行いました。あちの郷で就職を食べて最後の研修先は岡山後楽園。そのまま岡山駅に向かい新幹線で静岡駅に戻ってきました。
 


 

★2年生修学旅行記 Part2 建築デザイン科★ 

 修学旅行記の第2弾は山陰・山陽方面を研修した建築デザイン科です。

 静岡駅から東海道・山陽新幹線で岡山駅へ、4日間のバス研修が始まりました。くにびきメッセを車窓見学し、島根県にある国宝・松江城にて研修、そのあと宍道湖畔での夕日眺望を予定していましたがあいにくの雨で、夕陽を見ることはできませんでした。初日は玉造温泉の縁結びの宿紺屋に宿泊しました。
 

 2日目は、縁結びの神・出雲大社を参拝、参道を散策しました。昼食後、鳥取県へ。鳥取が生んだ漫画家二大巨匠のひとり、「名探偵コナン」で有名な「青山剛昌ふるさと館」を訪問しました。そのあと日本三大砂丘のひとつ、鳥取砂丘を見学、砂の美術館で芸術作品を観賞しました。倉吉パークスクエアに立ち寄り、二日目は鳥取県の休暇村奥大山に宿泊しました。

 

 

 3日目は宇野港から宮浦港まで船に乗り四国へ上陸、香川県の地中美術館、直島莉―ファン美術館、そして李禹煥と安藤忠雄のコラボ作品が見られる李禹煥美術館を見学しました。午後は昼食も含めた香川県班別研修、帰りは鷲羽山・水島コンビナートを車窓見学、夕方中国地方に戻り岡山県へ、最後の夜は倉敷市のアイビースクエアに泊まりました。
 

 

 
 
 最終日は午前中倉敷市内を班別研修、昼食後岡山後楽園を見学、岡山駅から新幹線「ひかり」に乗って静岡駅に戻ってきました。
 学科独自の特色が出た素晴らしい旅程だったと思います。
 

 
 

★栃木県立宇都宮工業高等学校の先生方が本校を訪問しました★

 12月14日(火)午後、栃木県立宇都宮工業高等学校の先生方が本校を訪問されました。

 

 栃木県立宇都宮工業高等学校は再来年度の令和5年に創立100周年を迎える全国屈指の名門工業高校、栃木県でも工業高校の拠点校として活躍する伝統校です。部活動も盛んで特に男子バスケットボール部はウインターカップ出場11回を数え、今年度も栃木県代表として出場を決めています。平成23年の能代インターハイでは全国3位に輝くなど全国トップレベルの強豪校です。

 学校は本校同様定時制を併置しており、全日制は4系統7学科11コースを有するマンモス校です。本日は本校と教育課程や進路状況、現状の課題等を情報共有しました。お互いに今後の学校運営への参考となればと思っています。
 

 今月末には長野県立松本工業高等学校からの学校訪問が予定されています。
 多くの方々に本校の素晴らしさを知っていただくいい機会だと思います。

 皆様、遠いところからありがとうございました。

★2年生修学旅行記Part1 情報システム科・電気工学科★

 12月7日(火)から10日(金)まで3泊4日で2年生の修学旅行が行われました。感染状況が落ち着いてきたとはいえコロナ禍での実施となり心配される面が多々ありましたが、皆様の御理解・御協力のおかげで実施することが出来ました。そして10日金曜日の夜、無事帰着しました。本当にありがとうございました。

 今回から数回に分けて、「修学旅行記」として報告させていただきます。初回は情報システム科、電気工学科です。

 まずは情報システム科。静岡駅を出発して東海道新幹線「こだま」で新大阪へ。ここで山陽・九州新幹線「さくら」に乗り換えて一気に鹿児島中央駅へ。いったんホテルにチェックインしてその日は鹿児島市内班別研修を行って各自夕食を取り、鹿児島市内のホテルに宿泊しました。

 翌日は、最終日まで3日間大型バスでの移動。特攻隊で有名な知覧へ行き、特攻平和会館や武家屋敷で平和学習を行いました。奄美の里で昼食を取り、仙厳園で研修、九州道を通り一路熊本へ、熊本の菊南温泉のホテルに泊まりました。
 

写真左 知覧  右  仙厳園

 3日目は熊本城を見学、水前寺公園に立ち寄り、新阿蘇大橋を車窓見学、ニュー草千里で昼食を取り、草千里散策や火山博物館で研修を行い、一路大分へ、別府温泉のホテルで最後の夜を過ごしました。
 熊本城

 最終日は別府市内の地獄温泉班別研修、別府タワーに集合し福岡県に向かい、小倉駅から新幹線で静岡駅に戻ってきました。

 電気工学科も情報システム科同様南九州を中心とした研修。静岡駅を出発して東海道新幹線「こだま」で新大阪へ。ここで山陽・九州新幹線「さくら」に乗り換えて一気に鹿児島中央駅へ。大型バスに乗りまずは知覧で平和学習を行いました。初日は鹿児島市内のホテルに宿泊、翌日はホテルを出たあと西郷隆盛像を車窓見学、城山展望所に立ち寄り、仙厳園で研修、八代グランドホテルで昼食を取り、午後は熊本城を見学、復興への足跡を見ることが出来ました。水前寺公園で散策し、熊本市内のホテルに宿泊しました。
 
写真左  知覧   右 仙厳園

3日目は阿蘇山を中心とした研修、火山博物館見学、草千里散策、阿蘇神社を見学したのちに、まさに電気工学科らしい研修先、「九州電力八丁原発電所」での研修を行いました。日々電気の学習をしている生徒たちの知的好奇心を刺激する研修先でした。
 

写真左  熊本城   右  阿蘇草千里

夜は別府温泉に宿泊、最終日は地獄温泉巡り、別府タワーに集合して小倉駅から新幹線に乗り静岡に帰着しました。

写真   福岡県: 小倉駅

 残りの学科も順次ご紹介します。

★情報システム科2年生・物質工学科2年生を対象に静岡大学の出張講義が行われました★

 12月14日(火)午前中に本校で、情報システム科2年生および物質工学科2年生を対象に静岡大学の先生方による「出張講義」が行われました。

 

 

 情報システム科は、アプリケーション実習室にて、静岡大学情報学部准教授・小暮先生による、「アルゴリズムの重要性とそれを実現するプログラミング技術~静岡大学教育学部の教育・研究の現状から~」という講義を聴講しました。先生は自身の受験体験もおりまぜながら、昨今叫ばれているプログラミング教育の重要性を中心に語ってくださいました。

 

 また物質工学科はHR教室にて、静岡大学工学部准教授・新谷先生による、「微生物が地球を救う? SDGs実現に向けた研究・開発」という講義を聴講しました。身近にある洗剤や柔軟剤・洗濯石鹸などを例にとり、わかりやすく説明して下さったことが印象的でした。
 

 

 先週修学旅行を終え、現在定期テストが返却されて自分の弱点部分が具体的にわかりつつある時期です。来月からは3学期、2年の3学期は「3年の0学期」とも言われ、自分自身の進路実現に向けて向かっていく時期となります。目的意識をさらに明確にして、自分の力で自分の描く夢を引き寄せて欲しいです。

 

 なお、本日の講義の様子は静岡新聞社様が取材に来てくださいました。近日中に紙面掲載される予定です。是非ご覧ください。

★2年生が修学旅行から帰ってきました★

 12月7日(火)に出発して3泊4日で行われた修学旅行から、12月10日(金)夜、無事2年生が静岡駅に
到着しました。

 

 まずは19:37静岡駅着の新幹線「ひかり」で、岡山駅から乗車した都市基盤工学科・理工科・建築デザイン科、新神戸駅から乗車した電気工学科、情報システム科、物質工学科が帰ってきました。お土産をいっぱい抱えて、満足感と安堵感の表情で降り立ってきました。

 

 

 
 

 20:37静岡駅着の新幹線「ひかり」で、岡山駅から乗車した電子工学科とロボット工学科、新神戸から乗車した機械工学科が帰ってきました。先に到着した学科よりも1時間程度遅い日程での帰着だった影響か、若干の疲れも見えましたが、それでも楽しさと充実感に満ち溢れていました。どのクラスも表情から旅行や研修の達成感が十分伝わってきました。

 
 

 保護者の方々も多数お迎えに来ていただき感謝しております。
 また帰宅ラッシュの時間と重なり、静岡駅利用の方々にご迷惑・ご不便をお掛けしたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。

 コロナ禍で開催そのものが危ぶまれた修学旅行も、保護者の皆様の御協力で無事終えることが出来ました。学校全体としてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 月曜日からは通常授業が始まります。研修旅行前に取り組んだ定期テストも返ってくると思います。土日は部活動もあるかとは思いますが、まずはゆっくり体を休めて、研修旅行で培ったものをこれからの学校生活に生かして欲しいと思います。

  

 皆様、お疲れさまでした。

★野球部・春のセンバツ大会21世紀枠ブロック代表選考結果のお知らせ★

 先般、本校野球部が来年3月18日に阪神甲子園球場で開幕する、第94回選抜高校野球大会(春のセンバツ)の21世紀枠静岡県推薦校に選出されたことは報告させていただきましたが、12月10日に各都道府県が推薦した候補校のなかから全国9ブロック(関東・東海・近畿など)代表校の発表がありました。

 静岡県が属する東海ブロックからは三重県立相可高校が選出され、本校野球部は残念ながら東海ブロック代表推薦校にはなれませんでした。しかしながら、この悔しさをバネに早めに気持ちを切り替えて今後一層練習に精進し、来年春の春季大会やその先の夏季選手権大会に向けてたゆまない努力を継続していって欲しいです。21世紀枠の静岡県推薦校に選出されたことを誇りに、この冬に心身ともに鍛えていって欲しいです。

  

 これからも応援よろしくお願いいたします。

 

★3年学年集会が行われました★

 12月10日(金)3年生は第4回定期試験終了後、第1アリーナにて学年集会を行いました。
 まず学年主任の先生から、「蒼穹祭は模擬店の内容だけでなく、お客さんへの対応などもしっかりしていて、いい蒼穹祭になったと思う。この時期には進学就職が決まった生徒も多くいるが、志望理由書に書いたように胸を張って頑張ったといえる生活ができているか振り返ってほしい。」とお話がありました。

 続いて生徒課と進路課からそれぞれ学校生活への注意点が述べられ、思い出に残る高校生活になるよう残りの時間をしっかり過ごしてほしいとお話がありました。

 高校生活も終わりに近づいていますが、気を緩めず生活してほしいと思います。

  

 

 また、大学入学共通テスト受験者は体育館に残り、日程や注意事項を確認しました。テストまでの時間が少ないからこそ、計画的に勉強を進めてほしいと思います。

★2年生が九州・山陰方面への修学旅行に出発しました★

 12月7日(火)朝、本校2年生9学科約360名が主に九州・山陰方面への修学旅行に出発しました。全クラス静岡駅前に集合して静岡駅から新幹線で各研修先に向かいました。12月10日(金)夜に静岡駅に帰着します。

 


 最初に集合したのは、機械工学科・電気工学科・情報システム科の3クラス。3クラスとも新幹線で新大阪駅での乗り換えを挟みながら鹿児島中央駅まで向かいました。3学科とも鹿児島、熊本、大分に宿泊し、最終日は小倉駅から午後7時40分頃静岡駅に帰着予定です。

 

 


 次に集合したのがロボット工学科・都市基盤工学科・理工科です。この3クラスは主に山陰・山陽を中心に研修を行います。とも名古屋駅でのぞみに乗り換えて岡山駅で下車、岡山・鳥取・島根に宿泊し、同じく午後7時40分頃静岡駅到着予定、ロボット工学科のみ、午後8時40分到着予定です。

 



 最後に集合したのが電子工学科・物質工学科・建築デザイン科です。この3クラスも主に山陰・山陽を中心に研修を行います。静岡駅から岡山駅まで乗り換えなしでひかりで向かい、岡山・鳥取・島根に宿泊し、同じく午後7時40分頃静岡駅到着予定、電子工学科のみ、午後8時40分到着予定です。
 当日は朝8時頃から雨が降り始め、急遽静岡駅北口地下に集合することになりました。ここ数年、出発日は天気が安定していただけに、雨への対応が遅れてしまったことを申し訳なく思います。

 

 体調管理には十分気を付けて、実りある研修を行って欲しいです。お出迎えの記事と研修旅行記も後日掲載します。なお、1・3年生は7日から同じ日程で第4回定期テストを行っています。

 

 なお、当日は他校も静岡駅から修学旅行に出発していて北口と新幹線改札付近が混雑して、通勤・通学の皆様に御迷惑をお掛けしたことを心よりお詫び申し上げます。

 

★1・3年生の第4回定期テストが始まりました★

 12月7日に本校2年生が山陽・山陰・九州方面に向かって修学旅行に出発しましたが、学校では1,3年生の第4回定期テストが始まりました。日頃の学習の成果を発揮すべく、どの生徒も最後まで真剣に取り組んでいました。

  

 定期テストは4日間で行われます。生徒諸君の健闘を期待しています。

 
 
  なお、修学旅行に出発した2年生は12/1-12/6に第4回定期テストを終えています。
(本ホームページに出発の様子を掲載させていただきました。)

★修学旅行結団式が行われました★

 12月6日(月)第4回定期試験終了後、2年生が第1アリーナにて修学旅行の結団式を行いました。
 まず副校長先生から、①修学旅行の準備をしてくれた先生方、保護者の方への感謝の気持ちを忘れないこと ②しおりに書かれている3つの目的と3つの心構えを常に意識すること。特に、心構えの3つ目「ルールを守り、事故防止に努める」よう注意すること ③クラスの団結力を高めること の3点についてお話がありました。
 次に学年主任の先生から学年全体の目標だけでなく個人の目標をもって修学旅行に臨んでほしいとお話があり、代表として3人の生徒に修学旅行の目標について話してもらいました。

 感染防止に十分注意しながらも、目標をしっかり持って過ごし、思い出に残るような修学旅行にしてほしいと思います。

 

 

★2年生の第4回定期テストが始まりました★

 1・3年生に先駆けて、2年生の第4回定期テストが12月1日(水)から始まりました。2年生は7日(火)から10日(金)まで3泊4日で山陰・九州地方を中心に修学旅行に出かけます。そのため2年生のみ1週間早く定期テストを実施しています。各クラス、真剣な眼差しでテストを受験していました。

 

 テスト最終日の6日(月)3時間目に体育館にて「修学旅行結団式」を行い、7日(火)朝7時過ぎ頃から各学科ごと静岡駅から研修先に出発します。また出発・帰着及び研修中の研修旅行記は随時このホームページにて情報発信させていただきます。残り2日間、全力でテストに向かって欲しいです。

 

 なお、1・3年生は7日(火)から10日(金)までの4日間、第4回定期テストを行います。

 

★電気工学科 第一種電気工事士技能試験 熱気あふれる放課後練習!★

 夏に実施された第二種電気工事士試験では、2年生全員、3年生希望者が受験し、たいへん良い結果が出ました。 現在は、12月12日実施予定の第一種電気工事士技能試験に向けて2、3年生が頑張っています。 本年は、25名の生徒(2年生10名、3年生15名)が第一種電気工事士筆記試験を突破し、二次試験である技能試験の合格に向けて放課後に、熱気あふれる練習に励んでいます。

 

でんきこうじしれんしゅうふうけい

 

でんきこうじのぎのうスキルアップ

 

昨年度以上の良い結果が、出そうです。

 

★ロボット工学科の卒業生が実践授業を行いました★

 11月27日(土)ロボット工学科の卒業生の脇谷君(静岡大学教育学部 技術教育専修4年生)がロボット研究部の1年生7名、2年生1名に授業実践を行いました。

 腕に取り付けた電極で筋肉で発する微弱な電気信号をとらえて信号変換を行い、6関節のロボットアームを動かすというものでした。原理の説明から体験まで2時間の授業で楽しく学ぶことができました。

 

 

★都市基盤工学科2年生が現場見学会を行いました★

 先日都市基盤工学科1年生の現場見学会の様子をお伝えしたばかりですが、今回は11月26日(金)の4時間を使って都市基盤工学科2年生が静岡市清水区渋川地内の巴川右岸第2排水渋川雨水1号幹線築造工事の現場見学会を行いました。この事業は事業の発注者である静岡市上下水道局と施工業者の三井住友・鈴与・イハラ特定建設業共同体と連携を取って実施しました。

 

 この現場見学会は静岡市清水区渋川・北脇地区の浸水被害の軽減を目的にしたものです。この工事は、地下約10mの深さに内径1800mmの雨水管を約1km築造する工事で、これによって、周辺域が雨に強く浸水被害のない、安心安全で快適な生活を送ることができることになります。

 

 現地では2グループに分かれ、静岡市上下水道局の担当者および三井住友建設の皆様方の講話や現場説明を通して建設工事の内容を深く理解することができました。三井住友建設様の講話では入社三年目の女性社員の方が話をして下さり、生徒にとっては良き先輩からのメッセージとなったはずです。

 

  この現場では、泥土圧式シールド工法で施工しています。(地中を掘削しながらセグメント(壁面)を組み立て地下トンネルをつくる工法)生徒たちは、すでに掘削が完了した地下トンネルを1km(往復2km)歩き、地下トンネル内の構造について学びました。完成後は決して内部に入ることができないトンネル内を見学ができ貴重な体験をすることができました。皆さんはトンネルがどうやってできているのか、どうやってその形を維持しているのか、その構造も含めて不思議に思ったこともあると思います。

 

  現場事務所内では、静岡市上下水道局の森田様(旧静岡工業高校土木科の卒業生)による静岡市技術職員の仕事について説明を受け、現場事務所敷地内では、電子レベルを活用した測量体験、ICTを活用した鉄筋出来形自動検出システムの計測・解析体験を行いました。

 このICT技術を活用することで、従来の作業工程と比較し、約1/3の省力化を実現できることを知り、生徒たちは驚きの様子を見せていました。

 

  昼食は三井住友建設様のご厚意でご用意していただいたものをいただきました。普段、建設現場で技術者の皆様方が食べているお弁当を美味しくいただきました。ありがとうございました。

  今回の現場見学会では、学校内での授業では学ぶことのできない土木施工技術やICTの先端技術を学ぶ機会となりました。都市基盤工学科で学ぶ生徒たちにとって、今後の学習に生かせる貴重な学びとなったことを指導者側も充分に実感しました。

 来週12月7日(火)から2年生は修学旅行に出発します。明日12月1日(水)から定期テストが始まりますが、まずはテストに全力を尽くして、そのあと修学旅行を満喫して欲しいです。
 

★建築デザイン科2年生対象に土地家屋調査に関する出張講座が行われました★

 11月29日(月)3,4,5時間目に本校視聴覚教室にて、建築デザイン科2年生生徒41名を対象に、静岡県土地家屋調査士会様、(公社)静岡県公共嘱託登記土地家屋調査士協会様の御協力をいただいて、測量等に関する「出張授業」が行われました。

 

 土地家屋調査士とは、土地・建物を測量して登記する業務です。現在静岡県の土地家屋調査士は約580名いますが、本校出身者も数多くいます。工業高校の多くの卒業生が、測量会社及び建設会社に就職しますが、卒業後の職業選択の一つとして、土地家屋調査士を目指して欲しいという調査士会、協会様の意向を受けて実施の運びとなりました。
 また、当会の社会貢献の一環として、生徒に土地家屋調査士の仕事を知ってもらい、卒業後に測量会社や建設会社に就職しても役に立つ知識と技術を身につけてもらえるような授業を行いたいという思いも込められています。

 

 

 講義は1班につき10~11人に分け、4班編制で行われました。午前中は概要説明のあと班別研修となり、主にGNSS(GPS)ネットワーク型RTK法を活用しての埋設物の検索や、

 


3Dレーザースキャナーを使用した測量体験、

 

トータルステーションとテープによる測量方法を用いた面積誤差の確認を行いました。

 

 午後は主に座学中心となり、「土地家屋調査士の1日」紹介の動画視聴、講演として土地家屋調査士の仕事説明およびこの資格がいかに必要な資格であるかの説明、地図や土地登記事項証明書・地積測量図の見方などの説明を受けました。生徒はメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。

 

 先日このHPで都市基盤工学科の現場見学会も紹介しましたが、製図や測量・鉄筋組立などの学習については都市基盤工学科と建築デザイン科はリンクするところもあります。もちろん、検索デザイン科は「デザイン」や「内装インテリア」部門の学習も含まれています。さまざまな分野の学習を重ねて広い視野の知識を習得して、次の進路へ向かって欲しいです。

 皆様、御協力ありがとうございました。

 なお、当日はテレビ静岡様が取材に来てくださいました。11月29日(月)夕方のニュースで放送予定です。

★高瀬慧さんが来校しました(陸上部)★

   11月26日(金)放課後の時間、陸上部は高瀬慧さんに講師としてお越しいただき、約2時間指導していただきました。高瀬さんは短距離の選手としてご活躍され、ロンドンオリンピックやリオオリンピック、世界選手権などに出場なさいました。現在は指導者としてご活躍されています。

 メディシングボールやハードルを使ったトレーニングやスタビライゼーションを行った後、実際に走って走る姿勢について主に指導していただきました。また、生徒が悩んでいることに対してアドバイスをいただきました。

 

 

 練習の最後には、「小さな目標をたくさん立ててクリアしていくことが大切。まだまだみなさん強くなれるので頑張ってください。」とエールをいただきました。

 

 生徒は、普段の練習と共通していることだけでなく多くの異なる気づきを得られたと思います。今回学んだことを練習に活かし、さらなる活躍をしてほしいと思います。

★静岡市立藁科中学校・愛知総合工科高校の学校訪問を受けました★

 11月25日(木)に本校は2校の学校訪問を受けさせていただきました。

 1校目は静岡市立藁科中学校の先生および2年生生徒5名が本校を訪問してくださりました。総合学習の一環で来年度の進路決定の参考にするそうです。同時刻に他校にも2年生が訪問しているそうです。藁科中学校の卒業生は本校にも5名の在校生がいます。簡単な学校説明と校舎・施設の見学をしていただきました。

 

 2校目は愛知県立愛知総合工科高校の先生方が訪問してくださりました。愛知総合工科高校は平成28年に愛知県の県立高校2校が統合して設立、平成30年度に3学年が揃い、その年の年度末に初の卒業生を輩出した愛知県内屈指の大規模校です。本校同様理工科を今年度創設し、就職だけでなく進学にも力を入れている「本校のライバル校」でもあります。当日は授業・施設見学だけでなく、本校の先生方からも情報収集等行っていただき、今後の学校運営の参考にする予定と聞きました。

 

 多くの方々に本校の素晴らしさを知っていただくいい機会だと思っています。

 皆様、ありがとうございました。

★都市基盤工学科1年生が現場見学会を行いました★

 11月24日(水)午前中、都市基盤工学科1年生40名が実習の時間を活用して、静岡市駿河区・高松・大谷地区の静岡海岸津波対策嵩上げ工事現場にて現場見学の研修会を行いました。

 


 この研修会は静岡県交通基盤部静岡土木事務所と連携を取りながら実施している事業で、生徒は朝学校から貸切大型バスで研修先に向かいました。移動中バス内で県職員についての仕事の概要説明を受けて現場に到着、静岡海岸堤防嵩上工完成箇所で説明を受けました。現場見学会の静岡県交通基盤部静岡土木事務所の案内担当者は、本校都市基盤工学科卒業生の土屋君(令和2年度卒)が行ってくれました。

 

 同じく静岡海岸堤防嵩上工施工箇所で石福建設様、平井組様から説明を受けました。平井組様の説明係も本校卒業生の鮫島君(平成25年度卒)、工事の概要と現場でのコンクリート試験方法について丁寧に説明してくれました。卒業生が現場で活躍している様子を1年生も感じ取ることができました。最後に大谷川水門の説明を受けて現場を離れました。帰りのバスの中でも再度県職員の仕事内容についての説明を受けました。

 

 現在、現場見学先は静岡海岸津波嵩上げ工事現場では、「静岡県地震・津波対策アクションプログラム2013」による津波対策を進めています。今回の現場見学会で、既に津波嵩上げ工事が完成した現場と現在工事が行われている現場を同時に見学することができました。この工事の目的、津波対策、施工法、環境・景観への配慮、津波対策の効果などについて学ぶことができたと思います。
 また、津波発生時の対策として大谷川水門の果たす役割について学ぶことができました。更に、バスの移動中にも、津波避難タワー、津波避難ビル等の様々な防災対策施設についても学ぶことができたことも収穫で、今回の現場見学会を通して、都市基盤工学科で学ぶ生徒たちにとって、今後の学習に生かせる貴重な学びとなりました。

 

 この現場見学会の研修を今後の専門学習に生かして欲しいです。

 11月26日(金)には都市基盤工学科2年生が三井住友建設様の御協力のもと、現場見学会を行う予定です。

★オープンスクールが開催されました★

   11月20日(土)オープンスクールが開催されました。新型コロナウイルス対策のため、参加者を中学生とその保護者1名に限定させていただいた中、658名の方々に来校していただきました。
 今年の開催内容は、午前中に授業参観、午後は部活動公開、午前から午後にかけて、視聴覚室で学校・学科紹介DVD上映と会議室で個別相談会が行われました。また、1階ホールにてPTAによる学校グッズ販売も行われました。
 一日体験入学や蒼穹祭とは異なり、オープンスクールでは本校の日常を見ていただき、科学技術高校での生活のイメージをつかんでいただけたのではないかと思います。

  

  

★都市基盤工学科公務員受験結果★

 本校の都市基盤工学科は、例年、公務員の道に進む生徒が多く、今年度は以下に示す自治体から生徒10名(希望者全員)が合格内定をいただいています。
 本校では公務員試験対策の講座は行ってなく、それぞれの生徒が授業を大切に受け、自立し頑張ることで採用試験に合格しています。入学時には誰かの助けを必要としていた生徒が大きな進歩をします。もちろん、公務員試験の合否は筆記試験だけの判断ではないため、生徒が学校生活の中で良好な人間性を身につけて育ったことも大きいといえます。


【合格内定した自治体(人数)】
  国土交通省 [中部地方整備局]・・・・・(2名)
  静岡県[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
  静岡市[事務]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
  静岡市[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(2名)
  静岡市[水道技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
  島田市[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
  掛川市[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)
  京都市[土木技術]・・・・・・・・・・・・・・・・・(1名)

 なお、昨年度は8名でした。

★都市基盤工学科3年生対象に「鉄筋加工技術講習会」が行われました★

 令和3年11月18日(木)の午前中4時間を使って、本校都市基盤工学科3年生対象に、講師を招聘しての「鉄筋加工技術講習会」が行われました。

 この講習会は、実習の一環として都市構造物(基礎・柱・基礎梁など)の主要な材料である鉄筋コンクリートの特性およびコンクリートと鉄筋の構成が強度に与える力学的特性について学びます。さらに、鉄筋加工の講義・実技を通じて、鉄筋の種類・構成・配筋・結束など鉄筋加工に関する基本的な知識や技能を習得する目的もあります。

 

 講師に静岡県鉄筋業協同組合の方10名をお招きし、1時間は安全教育を含んだ座学講義をしていただき、後半3時間を実技技能講習に割き、ベース筋と壁の組み立ておよび柱と梁の組み立ての実習を行いました。

 

 鉄筋コンクリートの建造物を作る際、耐震性を高めるために、中に柱と梁(はり)を入れて強度を高めます。生徒たちは完成されたものを見ながら、講師の方々の助言に従い、柱と梁を地面に並べて、ハッカーを使って針金で固定するなどの作業を行っていました。

 

 前身・静岡工業高校時代の「土木科」と違い、流れを受け継いだ「都市基盤工学科」は建築・建設だけでなく、災害時の初動としてのインフラ整備、そして災害を未然に防ぐ「防災」の勉強もすることになっています。

 

 災害はいつ起こるか全くわかりません。災害に耐えうる強度の建築物を作ること、そしてその構造を深く理解することはとても大切だと思います。

 

 午後は視聴覚室で関連DVDを観賞して振り返り学習も行いました。


 3年生は高校生活も残りわずか、さらなる勉学を積むことも忘れずに残りの高校生活に励んで欲しいです。