学校の出来事

選択科目に関する1年生の学年集会が行われました

6月3日(金)のLHRの時間に体育館において第2回目の学年集会が行われました。

 

学年主任、生徒課、教務課の先生からお話がありました。

生徒課

「スマートフォンを使いすぎていませんか?使うなとは言いませんが自分の時間の使い方について見直してみましょう。やるべきことをしっかりと行いましょう。」

教務課

「2年生から始まる選択科目の本登録が9月にあります。進路に大きく影響するため保護者の方とよく相談して決めてください。よくわからない場合は先生に相談してください。」

体育祭が行われました

6月2日(木)天候にも恵まれ、2022年の体育祭が草薙陸上競技場において開催されました。

閉会式では各学年と学科総合順位が発表され、各1位への表彰が行われました。表彰されたクラスは下記のとおりです。

[各学年1位]

1年:建築デザイン科

2年:都市基盤工学科

3年:ロボット工学科


[学科総合1位]

都市基盤工学科

校長ブログにて詳細がご覧いただけます。

令和4年度 体育祭 ① 校長ブログ 開会式・準備体操

令和4年度 体育祭 ② 校長ブログ バンブーサーフィン・順送球

令和4年度 体育祭 ③ 校長ブログ 大玉運び・100m走(予選)

令和4年度 体育祭 ④ 校長ブログ ぐるぐるバットふらふらリレー

令和4年度 体育祭 ⑤ 校長ブログ 宅配便リレー

令和4年度 体育祭 ⑥ 校長ブログ 玉逃げ・クラス対抗リレー

令和4年度 体育祭 ⑦ 校長ブログ 芝生席

令和4年度 体育祭 ⑧ 校長ブログ 細胞分裂リレー

令和4年度 体育祭 ⑨ 校長ブログ しっぽ取り・100m走決勝

令和4年度 体育祭 ⑩ 校長ブログ 科別対抗リレー

令和4年度 体育祭 ⑪ 校長ブログ TAWARAちゃん・閉会式

★SBSラジオに出演します★

6月1日(水)15時20分から9分間、SBSラジオ「ものづくり県しずおかを応援!ガンバレ!工業高生」が本校から生中継されます。是非御視聴ください。


◆放送日時  令和4年6月1日(水) 15時20分から9分間

◆出演者   建築デザイン科 代表生徒4名

 

<番組内容>

・番組名称  ものづくり県しずおかを応援!ガンバレ!工業高生

・放送期間  2022年6月から8月 ※県内工業高校を順番に放送予定 

       毎週水曜日 15時20分からの9分間

・放送内容  静岡県内の工業系高校の生徒を取材し、学校生活や将来の夢、学校での成果などについて放送します。 

・その他   ↓番組の特設サイトを設置し、取材風景を掲出するとともに、番組音声を配信します。

       番組の特設サイトへのリンク  ※6月1日オープン

機械工学科 高度人材育成事業 若年者ものづくり競技全国大会に向けて講習会

7月下旬に行われる若年者ものづくり競技大会(全国大会)に向け、講習会を行いました。また、3級技能検定機械加工フライス盤作業受験者も加わり3名の生徒が参加しました。

高度熟練技能者の講師から安全指導を中心にフライス盤について操作、加工方法について今回は受講しました。

初めの説明の様子

フライス盤操作について

各フライス盤に分かれて作業

迷路課題を使ってハンドル操作の練習

 

 暑い日で午後から汗ばむ気温でしたが、生徒はまじめに技術を身に付けようと熱心に受講しました。

機械工学科 高度人材育成事業 溶接講習会

2,3年生の希望者対象に6月、7月に実施されるJIS溶接評価試験に向けた講習会を行いました。

全体作業の説明(半自動溶接と被覆アーク受験者合同で)

CO2溶接機の操作の確認(半自動溶接)

 

課題作品仮付け作業(半自動溶接)

仮付けのアークを出している様子(半自動溶接)

初心者の2年生は運棒、端部処理の確認(被覆アーク)

来月試験の3年生は学科の対策

完成した課題作品(被覆アーク)

半自動溶接、被覆アークのJIS溶接評価試験受験者が集まり、それぞれの課題に向けて暑い中、頑張りました。

進路に関する3年生の学年集会が行われました

 5月27日(金)7時間目、3年生は、就職希望者と進学希望者に別れ、各々進路課の先生から次のような話を聞きました。


 就職希望者:進路課長から、面接試験で注意すべきポイント。企業が求める人物像。今後の進路の流れ。応募前職場見学のついての注意事項。校内選考会議の進め方。


 進学希望者:進路課進学担当の先生から、現段階でやっておくべきこととして、①受験日程の確認。②出願要件・試験項目の確認。③自分の力を知る(模試を受ける)こと。④希望の進路をかなえるために頑張る覚悟を決めること。⑤大学入学してから困らない学力をつけること。


 進路実現に向けて志望先の情報をしっかり収集し、怠りなく準備をしていきましょう。

令和4年度 学校後援会 PTA総会を開催しました

 5月25日(水)学校後援会・PTA総会が開催されました。

 当初は、第一アリーナでの全体開催を予定していましたが、感染症拡大防止の観点から、クラスごとに部屋を分けて放送で実施しました。

 後援会総会では、会長から、「コロナ禍の中変則的な会運営となっている。引き続き後援会の皆様の御協力をお願いしたい。」との挨拶を頂きました。

 この後議事では、以下の報告及び議事が行われ、議事案件については、出席者の方々に承認いただきました。

 報告事項:令和4年度事業計画・予算に関する件、令和4年度新入会員に関する件

 

第一号議案:令和3年度事業報告・決算報告に関する件、監査報告

第二号議案:令和4年度役員選出に関する件

 

 PTA総会では、会長から「コロナ禍が収まりをみせないですが、このような状況の中でも、PTAの活動は去年以上のものを目指していけたらと思っている。」との挨拶。

 また、次に校長先生から、チーム科学技術高校として、全教員でより良い学校づくりを目指していくということ。生徒の頑張りを「校長ブログ」に掲載して保護者の方に伝えていきたい等のお話がありました。 この後議事に移り、以下の報告及び議事が行われ、議事案件については、出席者の方々に承認いただきました。

 

報告事項:令和4年度事業計画・予算に関する件

     令和4年度新入会員に関する件

 

第一号議案:令和3年度事業報告・決算報告に関する件、監査報告

第二号議案:令和4年度役員選出に関する件

 

 令和4年度の新PTA会長には 山口 哲也様が就任されました。

 最後に令和3年度小野前会長に校長先生から感謝状が贈呈され終了しました。

 

 

第1回定期テストが始まりました

本日5月24日(火)から26日(水)まで3日間、第1回定期テストが行われています。

本日24日は初日ということで、生徒も緊張した様子で取り組んでいました。

皆さん、頑張ってください。

第2回定期テストは7月4日から始まります。

★遠足旅行記 完 物質工学科3年・理工科3年★

5月11日(水)に全クラス対象にホームルーム・デー(遠足)が実施されました。帰着後各クラスからいただいた貴重な写真を遠足旅行記として数回に分けて紹介します。

 

まずは建築デザイン科3年です。

三重県のナガシマスパーランドで親睦を深めてきました。

 

 

次に都市基盤工学科3年です。

富士宮市芝川にてラフティングを行ってきました。

 

 

 

この遠足は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を十分に施して行われています。

 

本投稿で遠足旅行記は最後となります。ありがとうございました。

★遠足旅行記⑦ロボット工学科3年・情報システム科3年★

5月11日(水)に全クラス対象にホームルーム・デー(遠足)が実施されました。帰着後各クラスからいただいた貴重な写真を遠足旅行記として数回に分けて紹介します。

 

まずはロボット工学科3年です。

山梨県の富士急ハイランドを楽しんできました。

 

最後に情報システム科3年です。

静岡市駿河区の久能山東照宮を参拝し、日本平ホテルでテーブルマナーを学んできました。

 

この遠足は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を十分に施して行われています。

 

次回は物質工学科3年、理工科3年の様子をご案内する予定です。

 

★遠足旅行記⑥電子物質工学科2年・理工科2年・機械工学科3年★

5月11日(水)に全クラス対象にホームルーム・デー(遠足)が実施されました。帰着後各クラスからいただいた貴重な写真を遠足旅行記として数回に分けて紹介します。

 

まずは電子物質工学科2年です。

山梨県甲府市の昇仙狭散策と桔梗屋に行ってきました。

 

次に理工科2年です。

桔梗屋工場見学と山梨県立科学館でプラネタリウムとサイエンスショーを楽しんできました。

 

最後に機械工学科3年です。

三重県のナガシマスパーランドで親睦を深めてきました。

 

この遠足は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を十分に施して行われています。

 

次回はロボット工学科3年、情報システム科3年の様子をご案内する予定です。

★遠足旅行記⑤情報システム科2年・建築デザイン科2年・都市基盤工学科2年★

5月11日(水)に全クラス対象にホームルーム・デー(遠足)が実施されました。帰着後各クラスからいただいた貴重な写真を遠足旅行記として数回に分けて紹介します。

 

まずは情報システム科2年です。

神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮を観光してきました。

 

次に建築デザイン科2年です。

神奈川県横浜市内で班別研修を行いました。

 

最後に都市基盤工学科2年です。

山梨県甲府市の甲斐善光寺を観光してきました。

 

この遠足は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を十分に施して行われています。

 

次回は電子物質工学科2年、理工科2、機械工学科3年の様子をご案内する予定です。

★遠足旅行記④電子物質工学科1年・理工科1年・ロボット工学科2年★

5月11日(水)に全クラス対象にホームルーム・デー(遠足)が実施されました。帰着後各クラスからいただいた貴重な写真を遠足旅行記として数回に分けて紹介します。

 

まずは電子物質工学科1年です。

葛城山登山に行ってきました。

 

次に理工科1年です。

初島観光に行ってきました。

 

最後にロボット工学科2年です。

静岡県立工科短期大学校とIAIを見学しました。

 

この遠足は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を十分に施して行われています。

 

次回は情報システム科2年、建築デザイン科2年、都市基盤工学科2年の様子をご案内する予定です。

★遠足旅行記③機械工学科1年・電気工学科1年・都市基盤工学科1年★

 5月11日(水)に全クラス対象にホームルーム・デー(遠足)が実施されました。帰着後各クラスからいただいた貴重な写真を遠足旅行記として数回に分けて紹介します。

 

まずは機械工学科1年です。

羽田に行きANAの企業見学をしました。

 

次に電気工学科1年です。

浜松森林公園とうなぎパイファクトリーに行ってきました。

 

最後に都市基盤工学科1年です。

青木ヶ原樹海と洞窟に行きハイキングをしてきました。

 

この遠足は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を十分に施して行われています。

 

次回は電子物質工学科1年、理工科1年、ロボット工学科2年の様子をご案内する予定です。

★遠足旅行記②ロボット工学科1年・機械工学科2年・電気工学科2年★

5月11日(水)に全クラス対象にホームルーム・デー(遠足)が実施されました。帰着後各クラスからいただいた貴重な写真を遠足旅行記として数回に分けて紹介します。

 

まずはロボット工学科1年です。

富士山静岡空港の企業(施設)見学のあと、葵サンプルに行き食品サンプル作りを行いました。

 

次に機械工学科2年です。

ボルダリング専門クライミングジム「ClimbingJAM」に行きボルダリングを体験し、その後久能山から夢テラスを観光しました。

 

最後に電気工学科2年です。

びく石ふれあい広場に行き、そのあとおれっぷ大久保でグラススキー体験などをしました。

この遠足は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を十分に施して行われています。

 

次回は機械工学科1年、電気工学科1年、都市基盤工学科1年の様子をご案内する予定です。

生徒総会が行われました

5月13日(金)、防災訓練終了後、生徒総会が行われました。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染防止のため、各教室で校内放送を通じて行われました。議題は、昨年度の生徒会決算報告と今年度の予算案説明、および事前に録音された本年度の各専門委員会の活動予定説明が行われました。各議題の承認については、各クラスでの拍手の状況を各HR委員長が承認・否認を判断し、全クラスの結果をまとめ、後日発表することになりました。

令和4年度 第1回防災訓練を行いました

5月13日の7限のLHRの時間に、第1回防災訓練を行いました。

災害時の安全確保と避難経路の確認を目的として実施しました。

今回は、コロナ感染防止のため、全体での避難は行わず

避難時の注意点や、災害時に備えておきたいものを伝えているHRもあり防災意識が高まった様子が見れらました。

 

第二種電気工事士 筆記試験合格に向けて (電気工学科)

電気工学科2年生41名は、5月29日(日)に行われる

第二種電気工事士筆記試験 合格に向けて

授業や家庭にての学習を加速させ、頑張っています。

がくしゅうふうけい

 

筆記試験に合格すると、次の技能試験を受験することができ、

技能試験に合格後、静岡県知事に申請を行うことにより

免状を取得することができます。

 

テキストによるがくしゅう

第二種電気工事士を取得すると、一般家庭などの

電気工事を行うことができます。

電気工学科では、毎年全員の生徒が

第二種電気工事士を取得して卒業しています。

 

令和4年度 第二種電気工事士上期試験

 筆記試験 5月29日(日)

 技能試験 7月23日(土)

 

★遠足旅行記①情報システム科1年・建築デザイン科1年・電子工学科1年★

 5月11日(水)に全クラス対象にホームルーム・デー(遠足)が実施されました。帰着後各クラスからいただいた貴重な写真を遠足旅行記として数回に分けて紹介します。

 まずは、情報システム科1年。「御前崎観光」と称して、御前崎市を中心に研修、御前崎灯台やその周辺・マリンパーク御前崎を訪問、最後は茶摘み体験をして研修を終えました。

       

 建築デザイン科はバスを利用しない徒歩での研修。日本平登山や日本平ホテルでの研修を行いました。

   

 電子工学科3年は今年度末閉科となることが決まっており、最後の遠足となります。学校からアメリカンスクールバスに乗って富士市へ、富士山世界遺産センターと富士パークゴルフで研修を行いました。特に富士パークゴルフではゴルフ実習を経験、一部の生徒は授業でターゲットバードゴルフなどを行っており、参考になったはずです。

    

 次回はロボット工学科1年、機械工学科2年、電気工学科2年の様子をご案内する予定です。

★全校生徒がホームルームデー(遠足)に出発しました★

令和4年5月11日(水)全校生徒が遠足に出発しました。富士急ハイランド、エアパーク、初島、横浜、うなぎパイファクトリーなど行先はクラス・学科さまざまです。この遠足は開校以来、毎年12月に行われていましたが、年度当初の人間関係を早めに構築したいという趣旨から平成30年度より春先5月に移行しました。一昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止、3年生のみ12月に行いました。昨年はこの時期に全学年実施しました。

 

出発の様子を紹介します。

後日全クラスの様子を順次紹介していく予定です。

 この遠足は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を十分に施して行われています。

進路相談会に参加しました

理数科と工業科希望者がツインメッセ静岡で開催された

「学び博 in 静岡 国公私立大学 入試・進学相談会」に参加しました。

1年生から参加する生徒も見られました。

 

放課後補講が始まりました

3年生を対象とした放課後補講が始まりました。

原則的には、以下のように曜日で科目が決まっています。

  月曜日 数学
  火曜日 化学
  水曜日 物理/生物
  木曜日 英語

なお、例年放課後講座に入れていました小論文講座は、
6月募集の7月放課後と夏季補講での実施を予定していますので、
合わせてお知らせします。

受験は夏が勝負です。気を引き締めていきましょう。

PTA役員会が行われました

5月6日(金)に、5月25日(水)開催予定のPTA総会に先立ちPTA役員会が行われました。多くの役員の方に参加していただき、コロナウイルス感染対策を徹底した上で行われました。

★ 議事

第1号議案 令和3年度事業報告・決算報告に関する件、監査報告

第2号議案 令和4年度新入会員の承認に関する件

第3号議案 令和4年度役員選出に関する件

1年生を対象に交通安全教室が開催されました

4月22日(金)LHRの時間、生徒課の交通係の先生が講師を務め、1年生を対象に主に自転車通学に関する交通安全教室が開催されました。
 内容としては、交通事故を起こしたとき問われる3つの責任、自転車安全5則、知っておきたい道路標識等の一般的な注意事項、更に本校周辺の交通ルール、事故を起こしたとき加害者の立場、被害者の立場での対応方法について話しがありました。
 高校生の自転車交通事故が多く、中でも1年生の事故が顕著との報道がありました。本校では全校生徒の約90%が通学に自転車を使っており、1年生はまだ自転車通学に慣れていないため、通学途上事故に巻き込まれる可能性が高いと思われます。
 生徒の皆さんは、今回の交通安全教室での注意事項をしっかり守り、安全に通学して欲しいと思います、また保護者の皆さんも交通安全について、お子様に声掛けをお願いいたします。

電気工事士全国高校生合格者ランキング

電気書院から、2021年度第一種電気工事士全国高校生合格者

ランキングが発表されました。

電気工学科では、第一種電気工事士資格試験の取得に力を入れて

おりますが、昨年度は24名の生徒が合格しました。

全国の高校で、25番目の合格者数であり、

静岡県内の高校では、合格者数が第一位となりました。

本年度も、電気工学科では、一人でも多くの生徒が合格できるよう

第一種電気工事士資格試験に向けて、力を入れていきます。

第一種電気工事士は、ビルや商業施設など、大規模な建物

(高圧の電気を受電する設備)の電気工事に必要な資格です。

だいいっしゅでんきこうじしれんしゅう

 

第二種電気工事士の全国高校生合格者ランキングは、全国順位8位と

なっており、94名の生徒が合格しました。

(第二種電気工事士は、機械工学科、電子工学科、ロボット工学科、情

報システム科、電気工学科の生徒が、昨年度受験しました。)

第二種電気工事士は、一般家庭などの配線工事を行うことができる

資格です。

 

でんきこうじぎのうふうけい

 

 

 

一斉委員会が行われました

 本校の行事や日常の活動を顧問の先生の指導の下、生徒が主体的にかかわり運営していくために、各クラスの代表による13の委員会が設けられています。各委員会が4月18日(月)から4月21日(木)の期間に一斉に開催されています。


 初日は視聴覚・放送委員会、図書委員会、ボランティア委員会、文化委員会が行われました。


 各委員会では、委員長、副委員長の選出、今年度の活動計画等についての確認が行われ、生徒が前に立ち意見を取りまとめる姿や、積極的に意見を述べる姿が見られました。

  特に保健衛生委員会では、感染症対策のため消毒液の補充や各教室に設置された二酸化炭素濃度測定器についてなど話し合いが行われました。また、体育委員会では競技の提案を求めていました。本校体育祭名物「TAWARAちゃん」に続く新たな競技に乞うご期待。

★夏季英語研修(Summer English Camp in 2022)の説明会が行われました★

 令和4年4月19日18時30分より、本校視聴覚室にて8月22日(月)~24日(水)の3日間本校で行われる夏季英語研修(English Summer Camp)の説明会が開催されました。平日夜のお忙しい時間にもかかわらず、保護者の方々を含めた39組が説明会に参加、研修への参加を前向きに検討してくださりました。

 

 説明会は本校・小野校長や担当業者の(株)ISS国際交流センター様も参加、研修の意義や日程・概要等を説明してくれました。説明会参加の皆様も興味深く説明に耳を傾け、意欲的な姿が見られました。

 

 毎年シンガポール・台湾などの海外研修を行ってきましたが、コロナ禍となった令和2年度は中止、令和3年度は直前まで掛川市の「つま恋リゾート」を使って宿泊を伴う研修を計画していましたが、直前になって緊急事態宣言が発令されたため、宿泊を伴わない学校での研修に切り替え実施、本年度もつま恋での実施を計画していましたが、コロナの完全収束が見通せない現状を鑑みて断腸の思いで年度当初から校内実施を決定して参加者を募っています。

 場所は変われど、ネイティブが発するオーセンティックな英語やネイティブしかわからない文化の違いを肌で実感する異文化理解の学習する貴重な経験が出来ることには変わりません。是非興味がある方は、本校研修課長・深見先生(英語科)までお声がけください。

 来年度以降はコロナの収束状況を考慮しながら、海外研修に戻すか国内研修で実施するか検討していきます。現在本校に興味を持っている中学生の皆様も是非本校とご縁があったあかつきには英語(外国語)に興味を持って、研修に参加して欲しいと思います。

 なお、この英語研修には毎年本校同窓会から物心両面における支援をいただいています。この場を借りて深くお礼を申し上げます。

理数科(理工科)の授業風景

本校理数科(理工科)では、工業科との併置という特色を生かした『科学技術基礎』、『科学技術応用』という授業を開設しています。1年次の科学技術基礎では、工業科7学科の基礎的基本的な実習を金曜日の午後2時間連続の授業で実施しています。工学的な感性を培い、生徒自身の適性を確認することが目的です。3年次の科学技術応用では、主に工業科4学科の発展的な実習を月曜日の午前2時間連続の授業で実施しています。ものづくりや実験を通して科学技術の未来を探究することを目的としています。

以下の写真は、左が1年生、右が3年生の様子で、ともに機械工学科での授業の様子です。

 

対面式が行われました

 4月15日(金)のLHRの時間に、校内放送を使い対面式が行われました。


 まずは生徒会長から新入生に向けてメッセージが送られました。

「新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
在校生一同、新入生のみなさんを心から歓迎します。
みなさんと一緒に学校生活を送れることを、とても楽しみにしていました。
科学技術高校では、文化祭や体育祭が大規模に行われ、内容も充実しているので、中学校とは異なる多くの体験ができると思います。
また本校には、本格的な機械を用いた実習や、様々な種類の部活動など、特徴的なものがたくさんあります。
休み時間や放課後に、新しくできた友達と学校を回ってみると、新しい経験を通して、自分の新たな一面に気が付くきっかけが得られるかもしれません。
ぜひ、本校での日々を大切にし、充実した時間を過ごしてください。
そして、身に付けた知識や技術を、みなさんが描いている夢の実現に役立ててください。
私たち2・3年生とも、素敵な思い出を作っていきましょう。
わからないことがあれば、何でも聞いてください。
以上をもちまして、歓迎の挨拶とさせていただきます。」

  続いて、新入生代表から入学にあたっての抱負が述べられました。

「4月6日、期待に胸を膨らませて、私たち新1年生は本校に入学しました。
晴れて科学技術高校の生徒となり、新しい仲間たちとともに高校生活を楽しんでいます。
私の将来の夢はものづくりに関わる仕事に就くことです。
新しい技術や素材、製品などを開発して社会に貢献したいと考えています。
そのために授業や実習に前向きに取り組み、成長していきたいと思います。
これから部活動や蒼穹祭など楽しみなことがたくさんあります。
わからないことや不安なこともありますが、ここで出会えた先輩方、先生方、そして同じ学年の仲間たちと一緒なら、乗り越えられると思います。
高校3年間を充実した素晴らしいものにするために、一日一日を全力で楽しもうと思います。
本日はこのような式を開いてくださり、ありがとうございました。
これからよろしくお願いいたします。」


 最後に、各クラスにおいて、生徒会役員から1年生の各クラスの代表に、記念品の文具セットが贈呈され終了しました。

4月8日(金)1年生LHRの様子

4月8日(金)1年生はLHRの時間に自転車点検を行いました。ブレーキのかかり具合、ベル、スタンドなど確認し、合格した人からシールを貼っていきました。工業高校生として自分で点検・修理できるようになると家計に優しく嬉しいですね。

1年生第1回学年集会が行われました。

4月8日(金)に、1年生は体育館において第1回の学年集会が行われました。

 まず学年主任の先生から、2点お願いがありました。

①教室で8:20のチャイムを落ち着いて聴けるようにしてほしい。保護者の方が朝早くお弁当を作ってくれているので、不注意で間に合いませんでしたということがないようにしてほしい。

②各クラスの顔と名前を覚えて、友達を作ってください。同じ中学校から来た人がいると心強いが、新しく科学技術高校の生徒になったので、新しい友達を作って学校生活を充実させてほしい。  

 引き続き各課の先生方から、学校生活における注意事項等、下記のような話がありました。

【生徒課】

 「中学校とは生活が大きく変わる。入学のしおりと生徒手帳にルールが書いてあるので、しっかり読んで確認してほしい。頭髪については決まりがある。いろいろな企業や大学の方が話しに来てくださる。また、実習等で機械や薬品を扱うので、安全面でも髪の長さに気をつけてほしい。」

 また、スマートフォン使用上の注意、私物の管理、いじめへの対応について説明がありました。

 

【進路課】

 「進路通信を配布したが、もう読んだでしょうか。入学してからの進路選択や部活動についてかいているので、まだ読んでいない人がいたらまず読んでほしい。今後の進路についてまだ決めていない人もいると思うが、科目選択もあるので家の人と相談して進路を決めてほしい。」

 また、勉強と部活を両立し高校生活を充実させることや、土曜講座の申し込みについて、自分の進路を考慮して決めてほしいと話がありました。

 

【教育相談室】

 「高校生になって楽しいこともあり良い面もあるが、大きな変化はみなさんにストレスがかかる。つらくなった時やしんどくなった時に皆さんを助けるのが教育相談室。”しんどい” とか ”少しおしゃべりしたい” と思ったら教育相談室(愛称:オアシス)にぜひ来てください。」

 また、教育相談室の先生の紹介や、スマートフォン使用上の注意について話がありました。

 

【研修課】

 「英検の申し込み用紙をもらっていると思うが、ぜひ1年生のうちから挑戦してほしい。進学や就職にも役立つし、英語力を高めることができる。また、海外研修について、昨年度から新型コロナウイルスの感染防止のため海外に行くことができないが、今年度は国内でイングリッシュサマーキャンプを行い、アウトドア要素も取り入れ楽しく英語研修をする。興味がある人は、説明会もあるのでぜひ参加してほしい。」

 

【教務課】

 「成績について、テストだけでなく授業態度も考慮し評価するが、著しく結果が良くないと1年生から進級できない(原級留置)ことがあるので、常に勉強をし続けてほしい。」

進路に関する3年生の学年集会が行われました

 4月8日(金)のLHR、3年生に対し進路に関する学年集会が行われました。
 まず全員が体育館に集合し、新たに3年生の指導をしてくださる先生方の紹介が行われました。

 次に学年主任の先生から下記のような話がありました。

「最終学年になり卒業まで残り325日となりました。人生の岐路に立っているということを意識して生活しましょう。

 また、民法が改正され成人年齢が引き下げられました。3年生のみなさんは誕生日を迎えると成人として扱われます。成人となるとクレジットカードの契約やアパートの賃貸契約なども可能になります。加えて、もしも犯罪に手を染めると実名報道される立場となりました。みなさんにとって犯罪は身近なものではないと感じるかもしれませんが、自転車での交通事故やSNSでのトラブルなどに気を付けてください。甘い勧誘などにも注意してください。

 新学期から暗い話をしてしまいましたが、この1年間で更なる自己投資を行い、進路実現している姿を見せてください。楽しみにしています。」

この後、研修課長の先生から実用英語技能検定(英検)取得と英語研修についての説明がありました。

 最後に、進路課長のお話があり、理数科はクラスで、工業科は体育館で就職希望者と進学希望者に別れ、各々進路課の先生から進路実現に向けた準備の話をしていただきました。

 

 

2年生の学年集会が行われました

 4月7日(木)LHRの時間、2年生は学年集会が行われました。
 まず学年主任の先生から2年部の先生の紹介と学習習慣の確立、コミュニケーション能力の向上、進路の具体化、生活習慣の定着の4つの目標について話がありました。
 この後、研修課の先生から実用英語技能検定(英検)取得と英語研修についての説明がありました。
 最後に、コミュニケーション能力の向上のために生徒会副会長の生徒とロボット工学科の代表生徒がスピーチを行いました。学年全体の前でしたが、2人とも堂々としており大変上手に話をしていました。

新1年生 本校での高校生活がスタートしました

入学式から一夜明けた4月7日(木)、1年生の本校での高校生活がスタートしました。
 本日は身体測定、視力・聴力検査、頭髪検査、また各種委員会のクラス委員など、クラスとして活動するために必要な決め事が行われました。
 明日4月8日(金)は課題テストが行われ、4月11日(月)から授業が始まります。

入学式の後、後援会・PTA入会式、学校からの説明が行われました。

 入学式の後、新入生は各クラスに移動しホームルーム指導が行われ、保護者には後援会・PTAの入会式、学校からの説明が行われました。 
 後援会・PTAの入会式では各々の会長から次のような挨拶がありました。


 後援会会長

「これからの3年間、勉強をするだけでなく、大人になる前の多感な時期、利害関係にとらわれずなんでも遠慮なく話すことができ、一生付き合えるよき友を多く作ってほしい。」ということを保護者の皆様からお子様に達に伝えてください。


 PTA会長

「本校では普通の勉強に加え、社会に出て役立つより専門的な知識・技術・技能を学ぶため、子供の負担が大きくなることがある。保護者の皆様には、お子様の変化に気づいていただきたい、そして優しく声をかけて欲しい。この学校に入学できたことを誇りに思う3年間にしてほしいと思う。」

 学校からの説明は、教頭先生から成年年齢が18歳に引き下げられることによる変化点と本校の対応について。及び欠席遅刻連絡方法について説明が行われた後、分掌各課から各課の役割と関連諸連絡が行われ、最後に学年主任の先生から保護者の皆様へ次の二つのお願いの話があり終了となりました。
 ①朝のショートホームルームの時間に間に合うよう、お子さんを送り出して欲しい。
 ②お子さんの変化に気づいて欲しい。ちょっとした気になる変化があった時、家庭で抱えるだけでなく、学校と連絡を取り相談しながら、成長を見守って行けたらと思う。


 3年後に笑顔で卒業式を迎えられるよう、学校全体でサポートしていきたいと思います。

令和4年度の入学式が行われました

 4月6日(水)の午後、令和4年度の入学式が行われました。新型コロナウイルス感染予防のため、昨年に引き続き例年より時間を短縮し行われました。

 まず今年度の新入生(全日制320名、定時制9名)が起立、校長先生から入学の許可をいただきました。

 続いて校長先生の式辞があり、新入生に向け次のようなメッセージが送られました。

 

『満開の桜が咲き誇り、春爛漫のこの良き日に、全日制PTA会長・小野重光様、定時制PTA会長・平松幹枝様、学校後援会会長・杉浦雄一郎様、同窓会長・竹中正巳様、学校評議員・小池澄男様をはじめ、役員の皆様のご臨席を賜り、静岡県立科学技術高等学校、令和四年度入学式を挙行できますこと、教職員を代表して厚く御礼申し上げます。

 厳しい入学者選抜試験の中、みごとに合格を果たし、本日、大きな志を持って入学された、全日制の課程320名、定時制の課程9名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

 また、お子様の成長を温かく見守り、本日をお迎えになられた保護者の皆様に、心からお祝い申し上げます。

 

 さて、本校は平成20年に、理系のスペシャリスト育成を目指し、理数科と工業科を併置した新しいタイプの専門高校として開校しました。産業技術が高度化するなか、研究開発や設計にとどまらず、新たな価値を創造する発想も求められ、そのためには、基礎となる豊富な知識と教養を身につけなければなりません。本校では、基礎学力の充実を図り、実験や実習を通して興味関心を高め、さらに主体的な学びを深める独自のプログラムを展開しており、県内公立高校屈指の充実した施設・設備が皆さんの学びを後押ししてくれることでしょう。

 

 皆さんの高校生活の出発にあたり、「夢に向かって、人生を切り開く」ということについてお話したいと思います。

 新入生のみなさんのなかには、将来の夢を明確に持っている人がいる一方で「これから自分の夢を見つけたい。」と考えている人もいると思います。

 「夢をかなえたい」と言いつつも、自信をもって「本気で取り組んでいます」と胸を張ることができなかったり、「夢を見つけたい」と言いながら、「見つけようとして具体的に動いていない」ということはないでしょうか。

 

 そこで、イギリスの作家で医師、サミュエル・スマイルズ(Samuel Smiles)が著した『自助論』の内容を要約して、一部紹介させていただきます。

 「夢に対して、ただあこがれているだけでは、その夢はしぼんでしまう。夢を夢で終わらせないために、たとえ一回でも勇気を出してやってみる、まずは動き出してみる。夢に向かって踏み出したその一歩は、自分が思っているよりも、ずっと大きな意味がある。しかし、実際に動いてみたら、すぐ壁にぶちあたってしまうことだってあるかもしれない。でも、それは本気で挑戦したからこそ、わかること。壁があることを知ったから、それを乗り越える方法を探すことで、前よりずっと夢に近づくことができる。」

 

 科学技術高校では、「目指せ! 理系のスペシャリスト」を合言葉に、毎日ワクワクするような高校生活が送れるよう、私たち教職員は「チーム科学技術高校」として一丸となり、皆さんの夢の実現に向けて全力でサポートしていきます。

 さて、保護者の皆様にお願いがございます。高校での成長には目を見張るものがありますが、いろいろな場面においてお子様は悩み、考え、決断しなければなりません。その壁にぶち当たらない生徒はいません、誰もが通る道です。その過程を理解し、困難を乗り越えた先に成長があります。お子様が困難を乗り越えるために苦しんでいる姿を見て、手を出したくなることと思いますが、本校の教育目標や教育方針を御理解いただきまして、成長を見守っていただきたいと思います。

 なお、学校の様子はホームページなど、いろいろな方法で皆様にお伝えしてまいります。なにとぞ御理解と御協力をいただきますよう、お願いいたします。

 

 むすびに、本日の入学式に当たり、新入生の皆さんの3年間が、実り多いものとなり、将来の夢を実現させる力強い第一歩になることを願うとともに、本日、ご列席いただきましたご来賓の皆様に重ねてお礼を申し上げ、今後とも本校教育に格段のご支援を賜りますようお願い申し上げて、式辞といたします。』

 

 最後に新入生代表による次のよう宣誓が行われ、入学式は終了しました。

 「本校の生徒となった喜びと、これから始まる高校生活への期待で胸がいっぱいです。これからの3年間新たな仲間とともに、勉学に励み、本校の生徒にふさわしい知識や技術を身に付け、今日から本校で過ごすかけがえのない一日一日を、大切にしたいと思います。今までと違う新しい生活様式の中で始まる新たな学校生活を、新入生一同それぞれが見据える目標に向かって、日々精進していくことをここに誓います。」

令和4年度 着任式・始業式が行われました

4月6日(水)令和4年度 着任式・始業式が体育館にて行われました。
着任式では、着任された25名の職員について、校長先生から一人一人紹介いただきました。
引き続き始業式では、校長先生から次のような式辞をいただきました。

 

『令和4年度が始まりました。
新2・3年生のみなさん、進級おめでとうございます。
本日午後には、夢と希望を胸に、1年生320名が入学します。
2年前、1年前、どんな気持ちで入学式を迎えましたか。「初心、忘るべからず」入学時に抱いた決意を振り返り、毎日を大切にしていきましょう。
これから始まる新年度が、みなさんひとりひとりにとって、有意義なものになることを願っています。


「未だ、見たことのなかった自分を目指しなさい。
心は熱く、一生に一度くらい、本気でやってみなさい。
必ず達成します。 運命をつくりなさい。」

これは、松下村塾を主宰し、明治維新で活躍した若者たちに多大な影響を与えた吉田松陰の言葉だと伝えられています。
人は誰でも、自分の中に自分の知らないすばらしい自分が眠っている。しかし、人は皆、自分の中にある能力のほとんどを使わずに、まして気付くことさえないままに、その人生を終えてしまうのだそうです。
人生とは、未だ出会ったことのない自分、試練を経て成長した先にある新たな自分を求める旅であると言えるかもしれません。
「未見の我」に気付くためには、自分自身を深く見つめ直し、外部の刺激に触れ、何かに本気に取り組むことが大切です。本気に取り組む時だけ、内に眠っている才能が発揮されます。その結果が成功であれ、失敗であれ、未だ見ぬ自分に出会えた時に、人は感動し、成長した自分に気づくはずです。偉人と呼ばれる人々の伝記を読んでみると、その偉業のきっかけのほとんどが、「未見の我」との出会いにあることがわかります。

 「未見の我」と出会うために、『微差』は『大差』を実践することをお勧めします。
「自分の周りをいつもきれいにする」「人にはいつも笑顔で接する」「常に前向きな言葉を使う」「自分のやることに少しのこだわりを持つ」等々、ひとつひとつはどれも難しいことではないし、誰にもできることです。こうした「微差」を積み上げていくと、やがて大きな成果を生み出すことになります。
いきなり最初から大きなことを成し遂げようとしなくとも、まず、こつこつと、自分にできる「微差」を積み上げていきましょう。毎日ワクワクしながら、充実した高校生活を送り、それぞれが「未見の我」との出会いを楽しみに挑戦していってほしいと願います。
私たち教職員一同、「チーム科学技術高校」として、心から応援しています。
 

 私は、みなさんの授業や部活など、生き生きと頑張っている様子を、時間の許す限り見て回りたいとおもいます。その節は、よろしくお願いします。』

★離任式および校長退任式が行われました★

 3月30日(水)新型コロナウイルス感染防止のため、職員室において、退職および異動される教職員とのお別れの会および放送による離任式、校長退任式が行われました。
 お別れの会では、本校を離任される先生方お一人お一人から、お別れの言葉をいただき、生徒会と浅縹会からそれぞれ花束と御餞別を贈らせていただきました。
 生徒達には放送を通じ、校長先生から離任される先生方、定年退職後引き続き本校で教諭として勤務される先生方の紹介がありました。

 最後に、退任される校長先生からお言葉をいただきました。

「逆境においても高い志を持ち、全力で取り組む優秀な生徒の皆さんとそれを熱心に指導される先生方に囲まれたすばらしい2年間を過ごすことができました。科学技術高校の発展と皆さんの活躍を心から祈念しています。ありがとうございました。」

  

 

 

理数科 春期勉強会

3月22日(火)に理数科の春期勉強会をグランシップにて行いました。慣れない場所で自習を行うことにより、持続力や集中力などを養い、学習習慣を確立することを目指して、自学自習しています。また、卒業生が訪れ、自分の受験で体験したことを下級生へ伝える「進路報告会」も行われました。 

 【1年生】

夏に続いて2回めのグランシップ勉強会です。オンライン学習教材を使って自習する生徒もおり、自学自習のスタイルにも多様性が見られます。机に向かう集中力が高まり、理数科の生徒としての成長を感じました。

卒業生の進路報告会では、「進路が決まる時期が遅く(1月以降に)なって、不安になることは?」という質問があり、「確かに気になったが、理数科のクラスでは、遅くなる人が普通で、クラスの中で励ましあった。」との回答を受けていました。

 

【2年生】

理科の選択科目(物理、生物)や英語の授業も行われました。

先輩たちの受験報告を今まで以上に真剣に自分のこととして受け止めている様子を感じました。模擬試験での判定の受け止め方や推薦入試を希望するときの心構え、受験するために必要な覚悟など、具体的な助言を聞くことができていました。

 

卒業生の皆さんは、新生活に向けての準備で忙しいところ、後輩たちのために足を運んでいただき、ありがとうございました。皆さんの健康と今後の活躍を心から願います。

 

表彰者紹介

 令和3年12月24日から令和4年2月24日までに諸活動で顕著な成績を挙げた皆さんです。全校集会が行われないため、学校HPで紹介いたします。

建築デザイン科1年 第41回建設論文(県建設業協会主催) 優秀賞 A1 鶴橋 千聖さん
建築デザイン科1年 第41回建設論文(県建設業協会主催) 努力賞 A1 大村 茉布さん
建築デザイン科1年 第41回建設論文(県建設業協会主催) 努力賞 A1

嶋結 女乃さん

自然科学部 山﨑賞 山﨑賞 B2

平井 萌乃さん
松下 真歩さん

自然科学部 山﨑賞 山﨑賞 R2

青木 侑太さん
川端 春成さん
友松 柊人さん
丸山 心さん

      M2 向笠 裕哉さん
      M2 大石 隼士さん
      E2 大髙 裕暉さん
      D2 鈴木 陸功さん
機械工学研究部  令和4年度 アート作品コンクール  奨励賞 R2 原島 裕一さん
 (自動車班)     M1 松永 颯太さん
      M1 望月 稜さん
      E1 飯ケ濵 壮太さん
     

U1

 

宇都 明守架さん

 

情報処理研究部 日本情報オリンピック 第2回女性部門 本選 敢闘賞 J2 山内 泉さん
写真部 SANGIAWORD2022グラフィック&デザインアートコンテスト写真部門  大賞 F2 大江 満実さん
写真部 SANGIAWORD2022グラフィック&デザインアートコンテスト写真部門  入選 A2 植松 琉汐さん
      A2 市川 碧海さん
     

R2

大澤 暖人さん

  教養力テスト 成績上位者 1年生 1 位 J1 中村 春翔さん
2 位 J1 森 渡志樹さん
2 位 R1 古永家 章悟さん
4 位 A1 田村 桃子さん
4 位 A1 寺井 ことみさん
6 位 F1 杉山 諒佳さん
6 位 A1 古地 隼大さん
8 位 J1 木伏 壱護さん
8 位 S1 宮﨑 春暖さん
8 位 R1 西井 千逸さん
  教養力テスト 成績上位者 2年生

 

1 位

 

E2

 

北沢 昇大さん

1 位 A2 植村 杏さん
1 位 R2 萩原 和樹さん
4 位 M2 藁科 大輝さん
5 位 A2 別府 幹久さん
6 位 J2 内藤 紘哉さん
7 位 E2 伏見 竜希さん
7 位 A2 山本 羽華さん
9 位 A2 服部 和馬さん
9 位 A2 宮崎 朔弥さん

9 位

 

B2

 

松下 真歩さん

 

  第8回あいのうた
出会いから子育てまでの短歌コンテスト
(静岡県健康福祉部こども未来課主催)
優秀賞 M2 山梨 圭翔さん
入選 D2 佐藤 宏太さん
入選 A2 竹内 悠菜さん
入選 U2 原 千智さん
入選 U2 丸山 颯太さん
入選 B2 杉田 秋香さん
入選 F1 増田 遥斗さん

入選

 

A1

 

小澤 崇史さん

 

建築研究部 秋田県立大学主催
 全国高校生建築提案コンテスト2021
佳作 A2 小川 さくらさん
吉田 歌多さん
建築研究部 日本造園建設業協会主催
第48回全国造園デザインコンクール A住宅造園部門
入選 A2 小川 さくらさん
建築研究部 日本造園建設業協会主催
第49回全国造園デザインコンクール B街区公園部門
入選 A2 小澤 櫻子さん
建築研究部 日本造園建設業協会主催
第50回全国造園デザインコンクール C商業施設部門
入選 A2 杉山 緑和さん
建築研究部 トライデントデザイン専門学校主催
インテリアデザインコンテスト
審査員特別賞 A1 鶴見 和希さん
建築研究部 トライデントデザイン専門学校主催
インテリアデザインコンテスト
入選 A1 鶴橋 千聖さん
建築研究部 東北芸術工科大学主催
第27回全国高等学校デザイン選手権大会2021
入選 A2 小川 さくらさん
吉田 歌多さん
建築研究部 ものつくり大学主催
第11回 高校生建設設計競技
3位 A2 高杉 桜生さん
建築研究部 ものつくり大学主催
第12回 高校生建設設計競技
佳作 A2 吉田 歌多さん
建築研究部 ものつくり大学主催
第13回 高校生建設設計競技
佳作 A2 別府 幹久さん
建築研究部 ものつくり大学主催
第14回 高校生建設設計競技
佳作 A2 杉山 由依さん
ラグビー部 第26回東海高等学校選抜ラグビーフットボール大会Bブロック 3位    
ロボット研究部 第30回静岡県高校生ロボット競技大会
自律制御ロボット部門
準優勝 F3 上仲 令真さん
   チーム名「FFJ」   F3 河合 智樹さん
      F2 米嶋 杏花さん
      J2 飯田 未来さん
ロボット研究部 第30回静岡県高校生ロボット競技大会
自律制御ロボット部門 
第3位 F1 太田 一希さん
   チーム名「チーム運び屋」    F1 出羽 諒成さん
      F1 安竹 聖仁さん
ロボット研究部 第30回静岡県高校生ロボット競技大会
自律制御ロボット部門 
第5位 F1 杉山 駿太さん
     チーム名「楽高」   F1 杉山 諒佳さん
      J1 森 渡志樹さん

令和3年度の終業式・壮行会が行われました

 3月18日(金)令和3年度の終業式・壮行会・諸連絡が放送を通じ行われました。
 終業式では校長先生から次のような式辞をいただきました。
「令和3年度もコロナ禍、さまざまな制約や、不安な日々を送らざるを得ない毎日でしたが、友人や御家族、先生方と励ましあい、ここまで皆さん良く頑張ってきました。

 さて、先日3月1日に令和3年度の卒業式を3年ぶりに体育館で集合開催しました。式辞で私は、「自分はこう思うという自分軸での考えを持つ事の大切さ」について話しました。ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎さんに触れ、当時はだれも研究していなかった気候学を研究テーマに選び、独自の研究活動とその偉大な成果について述べました。実は私たち自身も、日々答えのない課題に向き合っています。感染症対策やワクチン接種の是非、経済活動との両立など、コロナ禍2年目を迎えてなお、新たなフェーズに入り私たちは日々戸惑い、判断を求められています。新しいことに挑戦する事においても、答えのない課題に直面した時にも私たちは、自分はどう思うかという自分軸での考えを持たねばなりません。しかし、自分軸でのものの考えとは、決してそれが変わってはいけないものではないし、ひとりよがりであって良いという事ではありません。

 東京オリンピックで使われた新国立競技場の設計や東京銀座の歌舞伎座などを手掛けたことなどで知られる隈研吾さんが、建築の仕事について、「自分の考えをストレートに形にすることのできる建築家は、自分自身のメッセージを直接社会に働きかける力がある」と述べていることを紹介しました。隈研吾さんの作品は「周囲を圧倒しない建物」とか「隈イズム」といわれますが、周囲の環境と調和する建築物を目指しているそうです。国立競技場の設計では、可能な限り建物の高さを出さないよう考え、軒ひさしと呼ばれる部分に木材を用いていますが、それは神宮の杜との調和を図り、風を取り入れるためだと言います。

 新歌舞伎座の設計では、これまで5度にわたる新築工事に、それぞれに建築家がいたのですが、歌舞伎役者が代々の名前を襲名し、先代の遺産をうまく使いながら演じているように、これまでの建築家の積み上げたものをリスペクトし設計しました。また、旧歌舞伎座から引き継ぐ周囲の街並みとの調和を図ったといいます。隈さんは周囲を圧倒するようなものでなく、周囲の環境と調和のとれた構造物をつくるという自分軸の考えについては、絶対に譲らないという信念を持っている一方で、自然や過去の建築家から施主さんに至るまで、多くの方から謙虚に学ぶ姿勢も持ち合わせています。自分軸の考えとは、それは決して不変なものでもなく、分からない事や知らない事については謙虚に学ぶことの必要性も、隈さんは教えてくれます。私たちは、自分はこう思という自分軸の考えを持ちつつ、他者から学ぶ姿勢をもたなければなりませんと述べた中で、他者とは必ずしも「人」だけではなく、隈さんのように自然や歴史や伝統であったり、また、私たちの属する社会や世界で起きている現在進行形の出来事であったりします。日常の学習活動においても、自分軸での考えと他者の考えを比較し、よりよい答えを導くように努めてほしいと思います。

 3月卒業した先輩方も、コロナ禍でも歩みを止めることなく文化・体育・科学技術、進路実績等様々な分野で輝かしい実績を残しました。4月になれば新入生も迎えます。皆さんには、令和4年度の科学技術高校のリーダーとして、良い伝統を受け継ぐとともに、また、新しい伝統を築いてくれると信じています。」

  

 また、教務課からは「1、2年生の中で約1割の生徒が10段階評価において平均8.0以上の成績だった。3年生に比べるとやや少ないが、例年と比べると充分であったと思う。学年が上がったら今年度以上に勉学に励んでほしい」、「コロナウイルスだけでなくヨーロッパ情勢をはじめとした世の中の情報にアンテナを高くして自身の考えをまとめていってほしい」と話がありました。

 生徒課からは、「明日から春休みだが、新学期に向けての準備をし、良いスタートが切れるようにしてほしい」と話があり、コロナウイルスの感染状況について、静岡ではまだまだ油断できない状況が続いており、三密を回避し、感染症対策を引き続きすることや、スマホの使い方・SNS・交通安全や身だしなみに関して注意がありました。

  

 続いて、第25回全国高等学校少林寺拳法選抜大会と第17回高等学校薙刀選抜大会に出場する生徒の壮行会が行われました。
 選手は「全国大会当日は全校のみなさんの応援を力に変えて悔いのない演舞を披露したいと思います」「14年間で身につけてきた技術をすべて発揮できるよう精一杯頑張ります」と抱負を述べられました。また。生徒会長と校長先生からそれぞれ激励の言葉をいただきました。 

 

 

インターンシップ説明会が行われました

 3月17日(木)に、新2年生を対象にインターンシップ説明会が行われました。インターンシップは7月を予定しており、就職・進学の希望を問わず参加することができます。昨年インターンシップに参加した生徒の事例の紹介や日程の説明などが行われました。5月に再度アナウンスがあるので、ぜひ参加して進路実現に役立ててほしいと思います。

新学期への準備

 3月16日(水)と17日(木)の2日間にわたり、写真撮影・身体測定(視力・体重・身長)・自転車点検・小論文模試がクラス毎重ならないよう時間調整しながら行われました。また、新2年生対象に進路室利用ガイダンスが行われました。
 3月18日(金)に終業式が行われ1年が終了します。新学期に向けて準備をしていきましょう。

 

 

令和4年度入学者選抜検査合格者が発表されました

 3月15日(火)令和4年度入学者選抜検査合格者の受検番号が発表されました。

合格者は校内での受検番号掲示及び専用ウェブページでの発表を実施しました。

 掲示前から受検生や保護者の方々が集まり、緊張感に満ちていましたが、生徒ホールでの掲示がされると、スマホで記念撮影や連絡を入れる様子が見られました。

 合格者の皆様、保護者の皆様おめでとうございます。入学式は4月6日(水)です。新1年生の登校を在校生、教職員一同心よりお待ちしております。

 なお、ウェブページでの発表は、試験時に受検生に配布したURLやQRコード、個別IDとパスワードの入力により閲覧可能です。

第8回あいのうた~出会いから子育てまでの短歌コンテスト 受賞者

静岡県健康福祉部こども未来課主催の短歌コンテスト第8回あいのうたに全校生徒が応募しました。3月12日(土)に表彰式がオンラインで行われます。本校生徒(卒業生含む)の受賞者を紹介します。みなさん心温まる家族に対する「あいのうた」を詠んでいました。

優秀賞  M3 望月 大智 M2  山梨 圭翔 

入選   F3 櫟原 啓杜 D3 米嶋 一優 D2   佐藤 宏太  A2  竹内 悠菜 U2   原 千智  

    U2  丸山 颯太 B2 杉田 秋香  F1   増田 遥斗    A1  小澤 崇史

 

表彰者紹介

令和3年12月24日から令和4年2月24日までの諸活動で顕著な成績を挙げた皆さんです。全校集会が行われないため、HPにて紹介します。

                                                                                                     

都市基盤工学科3年  第41回建設論文(県建設業協会主催)  努力賞  大橋 駿介さん

                                        努力賞  杉本 光由さん

都市基盤工学科3年 第50回卒業製図コンクール(建通新聞社主催) 

                                        優秀賞  秋野 寛人さん

                                              篭山 純一さん  

                                              佐野 星さん    

建築デザイン科3年 第50回卒業製図コンクール(建通新聞社主催) 

                                        優秀賞  大石 優羽さん

                                              沖山 暖和さん

                                              市川 心晶さん

電子工学科3年     静岡県ロボット競技大会MCR部門                                  優勝   鷲巣 碧さん

                                        第3位   加藤 伊織さん                                                 

                                              片山 宙拓さん

                                              杉本 磨生さん

                                                                                                                                                                   宿谷 柊人さん

                                                                                                                                                  第4位   井上 拓己さん 

                                                                                                                                                               萩原 一弥希さん 

                                                                                                                                                               海野 大眞さん

                                                                                                                                                                  中村 亮介さん

3年生選択家庭基礎演習     高校生による給食コンテスト                            審査委員奨励賞       渡邊 咲良さん

機械工学科3年  令和3年度アート作品コンクール平野                                  優秀賞  佐野 碧さん

                                             福井 匠さん

                                              望月 大智さん

陸上競技部       令和3年度高体連陸上競技専門部等級賞       800m1級                            池田 蓮さん

第30回静岡県高校生ロボット競技大会  自立制御ロボット部門 

                                                                                              第2位  チーム名「FFJ」  3年  上仲 令真さん

                                           3年  河合 智樹さん

                                         2年  米嶋 杏花さん

                                            2年  飯田 未来さん

                               第3位  チーム名「チーム運び屋」 1年  太田 一希さん

                                                                                                                                                    1年       出羽 諒成さん

                                                                                                                                                    1年      安竹 聖仁さん

                             第5位  チーム名「楽高」 1年  杉山 駿太さん

                                                                                                                                                   1年      杉山 諒佳さん

                                                                                                                                                   1年  森 渡志樹さん

★令和3年度第14回卒業証書授与式★

 3月1日(火)第14回卒業証書授与式が行われました。平成31年度以来、短縮した形ではありますが、3年ぶりに体育館で行うことができました。
 副校長先生による開式の辞の後、本年度の各科の卒業生356名の代表として電子工学科と理工科の生徒が壇上に上がり、校長先生から卒業証書を授与されました。続いて、校長先生から以下のような式辞が述べられました。

 

【校長式辞】

 例年になく寒い日が続いた日本列島にも、ようやく春一番が吹きはじめ、谷津山の木々も新たな芽吹きの季節となり、皆さんの新しい旅立ちを祝福しているかのようです。本日ここに、多くの御来賓の皆様と卒業生の御家族の御臨席を賜り、令和三年度卒業証書授与式を挙行できますことを、先ずもって感謝申し上げます。さて、ただいま卒業証書をお渡しした三五六名の卒業生のみなさん、御卒業おめでとうございます。

 皆さんが入学した年の春は、平成から令和に改元され、天皇即位の祝賀ムードに包まれ、秋には旭化成の吉野彰・名誉フェローがノーベル化学賞を受賞するなど学会も喜びに沸きました。翌年には2020東京オリンピックが予定されており、国民は明るい未来への期待に満ち溢れていました。しかし、初冬から令和2年にかけ、中国から端を発した新型コロナウイルスの情報が報道されると、またたく間に日本でも、そして静岡県でも感染が拡大しました。4月には緊急事態宣言が発令され結局、令和2年度は約2カ月の臨時休業を余儀なくされました。全国高校総体等が中止されるなど、高校生のこれまでの努力が理不尽に奪われていきました。令和3年度も現在に至るまで状況はあまり変わらず、不自由な学校生活を強いられています。それは学校活動にとどまらず、病気で苦しむ方などの生活弱者をも苦しめていることを、私たちは忘れてはなりません。それでも、皆さんは様々な制約や緊張感の中、学習活動や部活動などの歩みを止めることなく努力し、全国規模の大会で数々の優秀な成績を収め、これまでの本校にはない新たな伝統を築きました。

 さて、これまでの感染症に翻弄されている社会生活・高校生活の中で皆さんは何を考えたでしょうか。私は、地球規模で物事を考えることの必要性と、これまでの既成概念や社会通年という軸に対して、自分の考えという軸をもつことの大切さを感じます。前者では、感染症が拡大する何年も前から、国連は「記録的な地球温暖化と生態系の悪化という状況の中で、ウイルスによる破壊的なパンデミック」を警告しています。また、WHOが警告するワクチン普及の世界的な不平等が生じている実態は看過できません。私たちは地球人として、途上国や未だワクチンが接種できていない国々にも供給していくことが重要であり、そうでなければまた新たなウイルスが。世界の各地で繰り返し猛威を振るうことは、火を見るより明らかです。

 他方で科学技術を学ぶ私たちは、これからの社会に貢献していくという意味で自分軸でのものの考え方が必要です。昨年のノーベル物理学賞を受賞した真鍋叔郎さんは、幼い頃から天気に関心を持ち、当時誰も研究していなかった「気象・気候学」を体系化し、60年以上も研究してこられました。二酸化炭素の濃度の上昇が気候に与える影響を、世界に先駆けて明らかにするなど、数々の研究成果をあげました。誰もが着手していない分野を研究することは、暗闇を手探りで進む挑戦であり、そこには、既成概念という軸も他の研究者の軸とともに、自分軸を信じ進んできた道のりでもあるのです。

 科学技術高校での3年間の学びは、自然科学の理論だけではなく、実験や実習を通して、社会のどのような分野で貢献しているかをつかみ取るものでした。自国だけでは解決できない多くの課題について、世界が協働して持続可能な開発目標に向かい、取り組まねばならない今、皆さんには地球規模の広い視野を持ち、自分軸での思考と逆境に立ち向かう勇気をもって羽ばたいて欲しいと願っています。

 さて、保護者の皆様、お子様の御卒業おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。御入学から本日までの高校生活において、お子様には多くの試練がありました。時に道に迷ったことがあったと思います。そのような時、御家族のあたたかい励ましや御支援により本日を迎えることができました。教職員一同心よりお礼申し上げます。

 卒業生の皆さん、今日からこの科学技術高校が皆さんの母校です。本校は創立から十四年と若い学校ですが、卒業生は工業技術者として地域を支え、そしてグローバル化が進む中で、世界でその技術を遺憾なく発揮しています。また、将来の科学者を目指して勉学や研究活動に邁進している卒業生も少なくありません。若い科学者・技術者への期待は膨らむばかりで、それはすなわち本校に対する期待でもあります。どうか、胸を張って自信をもって自分の道を切り拓いて行ってほしいと思います。 

 その後、2年生の代表による送辞、卒業生代表による答辞がありました。送辞、答辞の要約を以下に記します。 

【送辞】

 3年生の皆様卒業おめでとうございます。みなさんは私たちが入学した時から先輩として様々な場面で私たちをリードしてくださいました。
 ともに過ごした2年間、先輩方からは様々なことを学び多くの教えを受けてきました。先輩方には語りつくせないほど感謝でいっぱいです。本日皆さんは夢や希望を抱き、それぞれの世界へ羽ばたいていかれます。これから自分の歩んだ道の先で、答えの見つからないことや大きな壁に直面することもあるかと思います。しかし、科学技術高校で培ってきた未来を切り開く感性と行動力があれば、どんな困難も乗り越えていけると信じています。私たち在校生も先輩方の後を継ぎ、さらに飛躍できるよう残りの高校生活を精一杯過ごしていきたいと思います。

【答辞】

 いまだ新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、対策を行い、先生方、家族に見守られ、本日の卒業式を迎えられたことに、私達卒業生一同大きな幸せを感じています。

 この三年間、長くもあっという間に過ぎてしまいましたが、そこにはいつも先生方や家族の支えがありました。

 在校生の一、二年生はコロナウイルスの影響を受けた不安な状況下、この科学技術高校に入学し、慣れない環境の中でも私たちの背を見て、共に考え、つくってきました。「ものづくり」を通して知識を深め、技術を磨くとともに、さらに後輩達へと繋いでいってくれると信じています。

 本日、私たちはこの科学技術高校を卒業し、それぞれの道へと歩んでいきます。この先何が起こるのかわからず、不安な気持ちもあります。しかし、科学技術高校で築いてきた仲間との絆、三年間、吸収し、磨いてきた技術、応援し続けてくれた先生方、家族の存在。この見えない支えがあれば、どんな困難があろうと乗り越えていけるはずです。

 最後になりましたが、本日私達のためにご臨席くださいました保護者の皆様、私達のために卒業式を挙行して下さった先生方に卒業生一同心よりお礼申し上げます。 

 閉式の辞の後、各科毎に行われ、生徒全員に卒業証書授与され、その他証明書等配布、表彰、教職員の卒業生に対するお祝いの挨拶等が行われました。

  

 

 

 

同窓会入会式が行われました

 2月28日(月)3年生は久しぶりに登校し、体育館にて同窓会入会式および同窓会賞授与式、卒業記念品授与式を行いました。

 代表の生徒が同窓会賞および卒業記念品を受け取った後、同窓会長より「三年ぶりの同窓会入会式となりました。開催できたことまことに嬉しく思います。これからの世界は情報技術の発達に加え、新型コロナウイルス感染症対策のため人との接触が極端に少なくなってきます。悩みや疑問はロボットに聞けば解決する時代が来ると思います。しかし、人間は元来ひとりで生きていくことはできません。知識はひとりで習得できますが、人の知恵は多くの人の経験から生まれてきます。3年間同じ思いを共有した同級生とは今後も引き続き交流を続けてください。そして、新しい進路先で友人知人を得て交際の輪を広げてください。今まで異なった環境で育ってきた新しい知人友人、その人たちの言葉一つ一つが人生の糧となり、人生の支えとなります。」とお話をいただきました。

 3年生は同窓会入会式後、卒業式の予行を行いました。身だしなみと気持ちを整え、卒業式本番を迎えてほしいと思います。